13 / 38
第二章 攻略対象とそうでない人々
1.かわいい後輩
しおりを挟む
あの後私は、アレクとイリーナを会わせる機会を作ることをしぶしぶながら了承し、イリーナは帰っていった。
それからも私はずっとどうしたらアレクとのルートが開けるのかをずっと考えていた。
面白いって何。
盛り上がりって何よ。
考えてもわからなかった。
「ユニカ、どうしたの? 今日はずっとため息をついてばかりだね」
昼休みの図書室。同じく当番になったルーイの綺麗な碧眼に心配そうに覗き込まれ、私ははっと物思いからさめた。
ルーイが首を傾げると、さらさらの銀髪がさらりと流れる。
昨日はドン引きされてしまったようだが、私にとっては変わらずかわいい後輩だ。
「ああ、うん。ちょっと考え事。けど気にしないで、物凄く個人的なことだから」
それでもルーイは、困ったように眉を下げる。かわいらしい顔がよりかわいい。
「僕もユニカの力になりたいんだ。昨日は助けられちゃったから」
まだ慕ってくれているようでほっとした。
でもそんなの気にしなくていいのに。勝手に私が暴走しただけなんだから。
昨日はダーンへの苛立ちに紛れて聞いていなかったことを思い出す。
「何故試験を受けたがらなかったの?」
ルーイは苦笑した。
「昨日も言った通り、どうせ受けても受けなくても、評価は変わらないからだよ」
そう言いながら、ルーイは薬指に嵌めた指輪を手で弄んだ。
そういえばいつも違うものをつけている気がする。こだわりがあるんだろうか。
「いつも思ってたけど、ルーイがしてる指輪、細工がとても繊細で綺麗よね」
「僕が作ったんだ。趣味でね」
「ルーイが? こんな見事な細工、職人みたい」
私が驚いて目を瞠ると、ルーイは照れたように笑った。
「ありがとう。誰にも言ったことなかったから、客観的な評価を聞いたことがなくて。すごく嬉しい」
「誰かに師事してるの?」
「ううん。独学だよ。本と、時々工房にお邪魔させてもらって、あとは見様見真似」
その言葉に、自分自身と重ねてしまった。
ルーイが師事せずに独学でこれほどまでに細やかな細工ができるまでになったその原動力は私と同じ、「やりたかったから」だろう。
だけど私たちは貴族だ。
職人にはなれない。
私が呑み込んだ言葉がわかったのだろう。ルーイは苦笑しながら、指輪を外して透かし見た。
「貴族なんかより、職人としてこうして細工物を彫っていたかった。けど仕方がないことだよね」
私はルーイとは違って、剣はただの趣味のままでよくて、将来的に兵士を目指しているわけじゃない。
それでも、少しはルーイが望む道に進めなかったやるせなさはくみ取れる。
私はルーイの華奢ながらも皮の固くなった指を見つめた。
「試験を受けたくなかったのは、その手を傷つけたくなかったからなのね?」
そう訊くと、ルーイは情けなさそうに苦笑した。
「そんなのは言い訳だよ。傷つかないほどに強くなればいいんだから。それに、定められた試験を受けないのはやっぱり不公平だと思う。単に臆病なだけなんだよ」
「女でも、指が大事な人でも、体力が必要で傷つく可能性がある試験を受けることが公平なのか、私にはわからない。そんな曖昧なものの上に立つ公平なんて、そんなに大事かしら」
私の言葉に、指輪を掲げ片目を細めるように見ていたルーイが「え?」と振り向いた。
「私はダーンが『不公平』という言葉を振りかざしたことに対して腹を立てて乗っただけで、公平を期そうと思って試験を受けたわけじゃない。そもそもダーンが決めた不公平に裁かれる必要なんてある? 本当の公平なんて誰が語れるの? 仮にその公平を破っても咎を受けるのは自分自身よ。だったら私はそれも併せ呑んで、私は私の思うように生きたい」
そう言ってルーイを見ると、ぽかんとしたように私の顔を見ていた。
「そっか……。昨日の言葉は、そういう意味だったんだね」
ルーイが私の言葉に落ち込んでいたようだったのを思い出す。やはり誤解させてしまっていたようだ。
それからルーイは、何かが溶け出したように徐々に笑い出した。
「ははは……! そうだね。そんな言葉に振り回されなきゃいいんだよね。ユニカは格好いいよ。試験で披露した『鷹』も恰好よかった。その後、非力な人たちの代弁者を演じきったのも、格好よかった。誰かの評価に振り回されずに凛として立つユニカが、本当にまぶしかったよ」
そう言ってルーイは、目を細めた。
けれど私は首を横に振って見せた。
「それは違うわ。あの試験結果は、ものすごく悔しかった。あの後一人で何度も『鷹』と『華』を繰り返し練習したのよ。精一杯やっても『二』っていう評価に、悔しくて悔しくて、それはもう物凄く泣いたのよ」
「ええ? そうだったの? 試験結果が張り出された時は、とてもそうは見えなかった。僕は何もできず、ユニカ一人を矢面に立たせて、ただただ情けないって思うばかりで」
「それは違うわ。私が我慢しきれなくて勝手に喧嘩を買っただけ。ダーンも戸惑ってたじゃない。完全に『そんなつもりじゃなかった』って顔してたわよ」
そう言うと、ルーイは腹の底から大笑いした。
「あっはっは! 本当にそうだったね! ユニカが試験を受けるって言ったら、すごく困ってたよね! あっはっはっはっは! あー、おかしい。まさか誰も令嬢が代わりに試験を受けるって言い出すとは思わないよ。しかもすごい腕前だし」
「ありがとう、誉め言葉として受け取っておくわ」
「もちろん褒めてるんだよ! いいなあ。僕もそんな格好いいユニカの隣に胸を張っていられるようになりたい。頑張るよ」
ルーイはそう言って、わずかに頬を染めた。
失った後輩からの信頼は取り戻せたようだ。ほっとしてほほ笑むと、ルーイはさらに顔を赤く染めた。
ん?
ルーイは私と目が合うと、ぱっと顔を逸らし「そう言えば!」と声を上げた。
「ええと、ダーンのことだけど。彼にもいろいろと理由があったと思うんだ。僕から勝手に話すことはできないから、できたらダーンとも一度ちゃんと話してほしいな。たぶんダーンは、僕のためを思ってしてくれたことなんだ。とても不器用だけど、悪い人じゃないから」
慌てて話をすり替えるように出てきたダーンの名前に、私はうーんと唸ってから、頷いて請け負った。
「そうね。試験の後はまだ話していないし。私が試験を受けることになって、ダーンがちょっと困ってたのは私もわかってるから、ちゃんと話してみる」
そう言うと、ルーイはほっとしたように肩を下ろした。
それからも私はずっとどうしたらアレクとのルートが開けるのかをずっと考えていた。
面白いって何。
盛り上がりって何よ。
考えてもわからなかった。
「ユニカ、どうしたの? 今日はずっとため息をついてばかりだね」
昼休みの図書室。同じく当番になったルーイの綺麗な碧眼に心配そうに覗き込まれ、私ははっと物思いからさめた。
ルーイが首を傾げると、さらさらの銀髪がさらりと流れる。
昨日はドン引きされてしまったようだが、私にとっては変わらずかわいい後輩だ。
「ああ、うん。ちょっと考え事。けど気にしないで、物凄く個人的なことだから」
それでもルーイは、困ったように眉を下げる。かわいらしい顔がよりかわいい。
「僕もユニカの力になりたいんだ。昨日は助けられちゃったから」
まだ慕ってくれているようでほっとした。
でもそんなの気にしなくていいのに。勝手に私が暴走しただけなんだから。
昨日はダーンへの苛立ちに紛れて聞いていなかったことを思い出す。
「何故試験を受けたがらなかったの?」
ルーイは苦笑した。
「昨日も言った通り、どうせ受けても受けなくても、評価は変わらないからだよ」
そう言いながら、ルーイは薬指に嵌めた指輪を手で弄んだ。
そういえばいつも違うものをつけている気がする。こだわりがあるんだろうか。
「いつも思ってたけど、ルーイがしてる指輪、細工がとても繊細で綺麗よね」
「僕が作ったんだ。趣味でね」
「ルーイが? こんな見事な細工、職人みたい」
私が驚いて目を瞠ると、ルーイは照れたように笑った。
「ありがとう。誰にも言ったことなかったから、客観的な評価を聞いたことがなくて。すごく嬉しい」
「誰かに師事してるの?」
「ううん。独学だよ。本と、時々工房にお邪魔させてもらって、あとは見様見真似」
その言葉に、自分自身と重ねてしまった。
ルーイが師事せずに独学でこれほどまでに細やかな細工ができるまでになったその原動力は私と同じ、「やりたかったから」だろう。
だけど私たちは貴族だ。
職人にはなれない。
私が呑み込んだ言葉がわかったのだろう。ルーイは苦笑しながら、指輪を外して透かし見た。
「貴族なんかより、職人としてこうして細工物を彫っていたかった。けど仕方がないことだよね」
私はルーイとは違って、剣はただの趣味のままでよくて、将来的に兵士を目指しているわけじゃない。
それでも、少しはルーイが望む道に進めなかったやるせなさはくみ取れる。
私はルーイの華奢ながらも皮の固くなった指を見つめた。
「試験を受けたくなかったのは、その手を傷つけたくなかったからなのね?」
そう訊くと、ルーイは情けなさそうに苦笑した。
「そんなのは言い訳だよ。傷つかないほどに強くなればいいんだから。それに、定められた試験を受けないのはやっぱり不公平だと思う。単に臆病なだけなんだよ」
「女でも、指が大事な人でも、体力が必要で傷つく可能性がある試験を受けることが公平なのか、私にはわからない。そんな曖昧なものの上に立つ公平なんて、そんなに大事かしら」
私の言葉に、指輪を掲げ片目を細めるように見ていたルーイが「え?」と振り向いた。
「私はダーンが『不公平』という言葉を振りかざしたことに対して腹を立てて乗っただけで、公平を期そうと思って試験を受けたわけじゃない。そもそもダーンが決めた不公平に裁かれる必要なんてある? 本当の公平なんて誰が語れるの? 仮にその公平を破っても咎を受けるのは自分自身よ。だったら私はそれも併せ呑んで、私は私の思うように生きたい」
そう言ってルーイを見ると、ぽかんとしたように私の顔を見ていた。
「そっか……。昨日の言葉は、そういう意味だったんだね」
ルーイが私の言葉に落ち込んでいたようだったのを思い出す。やはり誤解させてしまっていたようだ。
それからルーイは、何かが溶け出したように徐々に笑い出した。
「ははは……! そうだね。そんな言葉に振り回されなきゃいいんだよね。ユニカは格好いいよ。試験で披露した『鷹』も恰好よかった。その後、非力な人たちの代弁者を演じきったのも、格好よかった。誰かの評価に振り回されずに凛として立つユニカが、本当にまぶしかったよ」
そう言ってルーイは、目を細めた。
けれど私は首を横に振って見せた。
「それは違うわ。あの試験結果は、ものすごく悔しかった。あの後一人で何度も『鷹』と『華』を繰り返し練習したのよ。精一杯やっても『二』っていう評価に、悔しくて悔しくて、それはもう物凄く泣いたのよ」
「ええ? そうだったの? 試験結果が張り出された時は、とてもそうは見えなかった。僕は何もできず、ユニカ一人を矢面に立たせて、ただただ情けないって思うばかりで」
「それは違うわ。私が我慢しきれなくて勝手に喧嘩を買っただけ。ダーンも戸惑ってたじゃない。完全に『そんなつもりじゃなかった』って顔してたわよ」
そう言うと、ルーイは腹の底から大笑いした。
「あっはっは! 本当にそうだったね! ユニカが試験を受けるって言ったら、すごく困ってたよね! あっはっはっはっは! あー、おかしい。まさか誰も令嬢が代わりに試験を受けるって言い出すとは思わないよ。しかもすごい腕前だし」
「ありがとう、誉め言葉として受け取っておくわ」
「もちろん褒めてるんだよ! いいなあ。僕もそんな格好いいユニカの隣に胸を張っていられるようになりたい。頑張るよ」
ルーイはそう言って、わずかに頬を染めた。
失った後輩からの信頼は取り戻せたようだ。ほっとしてほほ笑むと、ルーイはさらに顔を赤く染めた。
ん?
ルーイは私と目が合うと、ぱっと顔を逸らし「そう言えば!」と声を上げた。
「ええと、ダーンのことだけど。彼にもいろいろと理由があったと思うんだ。僕から勝手に話すことはできないから、できたらダーンとも一度ちゃんと話してほしいな。たぶんダーンは、僕のためを思ってしてくれたことなんだ。とても不器用だけど、悪い人じゃないから」
慌てて話をすり替えるように出てきたダーンの名前に、私はうーんと唸ってから、頷いて請け負った。
「そうね。試験の後はまだ話していないし。私が試験を受けることになって、ダーンがちょっと困ってたのは私もわかってるから、ちゃんと話してみる」
そう言うと、ルーイはほっとしたように肩を下ろした。
26
あなたにおすすめの小説
【完結】婚約破棄の罰として、冷酷公爵様に引き取られたのですが…溺愛が過ぎます!
22時完結
恋愛
「公爵家に身柄を預ける。それが、きみへの罰だ」
社交界で“悪役令嬢”と噂されていた侯爵令嬢・リディアは、ある日突然、婚約者である王太子から婚約を破棄された。
その場で断罪され、王家の名誉を傷つけた罰として命じられたのは――冷酷で知られる隣国の大公爵、アレクセイ・レオンハルトへの“引き渡し”だった。
周囲は誰もが「破滅だ」と囁いた。
なぜなら、アレクセイ公爵は血も涙もない男として恐れられており、社交界では『氷の獣』とさえ呼ばれていたからだ。
だが、リディアを待ち受けていたのは――
「今夜は、私の隣で眠るといい。罰とは、そういう意味だよ」
「…え?」
戸惑う彼女に注がれるのは、冷たい瞳とは裏腹の、甘すぎる眼差しと過保護なほどの愛情。
強引で不器用なアレクセイの溺愛は日に日に増していき、ついには「君を誰にも渡したくない」と独占欲全開に!?
婚約破棄されたはずの令嬢が、冷酷公爵に甘やかされて溺愛される――
これは、人生のどん底から始まる、予想外すぎる恋の物語。
『悪役令嬢は、二度目の人生で無言を貫く。~処刑回避のために黙っていただけなのに、なぜか冷徹宰相様から「君こそ運命の人だ」と溺愛さています~』
放浪人
恋愛
「もう、余計なことは喋りません(処刑されたくないので!)」
王太子の婚約者エリスは、無実の罪を着せられた際、必死に弁解しようと叫び散らした結果「見苦しい」と断罪され、処刑されてしまった。 死に戻った彼女は悟る。「口は災いの元。二度目の人生は、何があっても口を閉ざして生き延びよう」と。
しかし、断罪の場で恐怖のあまり沈黙を貫いた結果、その姿は「弁解せず耐え忍ぶ高潔な令嬢」として称賛されてしまう。 さらに、人間嫌いの冷徹宰相クラウスに「私の静寂を理解する唯一の女性」と盛大な勘違いをされ、求婚されてしまい……!?
「君の沈黙は、愛の肯定だね?」(違います、怖くて固まっているだけです!) 「この国の危機を、一目で見抜くとは」(ただ臭かったから鼻を押さえただけです!)
怯えて黙っているだけの元悪役令嬢と、彼女の沈黙を「深遠な知性」と解釈して溺愛する最強宰相。 転生ヒロインの妨害も、隣国の陰謀も、全て「無言」で解決(?)していく、すれ違いロマンティック・コメディ! 最後はちゃんと言葉で愛を伝えて、最高のハッピーエンドを迎えます。
処刑前夜に逃亡した悪役令嬢、五年後に氷の公爵様に捕まる〜冷徹旦那様が溺愛パパに豹変しましたが私の抱いている赤ちゃん実は人生2周目です〜
放浪人
恋愛
「処刑されるなんて真っ平ごめんです!」 無実の罪で投獄された悪役令嬢レティシア(中身は元社畜のアラサー日本人)は、処刑前夜、お腹の子供と共に脱獄し、辺境の田舎村へ逃亡した。 それから五年。薬師として穏やかに暮らしていた彼女のもとに、かつて自分を冷遇し、処刑を命じた夫――「氷の公爵」アレクセイが現れる。 殺される!と震えるレティシアだったが、再会した彼は地面に頭を擦り付け、まさかの溺愛キャラに豹変していて!?
「愛しているレティシア! 二度と離さない!」 「(顔が怖いです公爵様……!)」
不器用すぎて顔が怖い旦那様の暴走する溺愛。 そして、二人の息子であるシオン(1歳)は、実は前世で魔王を倒した「英雄」の生まれ変わりだった! 「パパとママは僕が守る(物理)」 最強の赤ちゃんが裏で暗躍し、聖女(自称)の陰謀も、帝国の侵略も、古代兵器も、ガラガラ一振りで粉砕していく。
婚約破棄されたのでファンシーショップ始めました。 ― 元婚約者が、お人形さんを側室にしようとして大恥をかきました ―
鷹 綾
恋愛
隣国の王子から「政略的にも個人的にも魅力を感じない」と婚約破棄された、ファンタジア王国第三女王タナー。
泣きも怒りもせず、彼女が考えたのは――「いつか王宮の庇護がなくなっても困らない生き方」だった。
まだ八歳。
それでも先を見据え、タナーは王都の片隅で小さなファンシーショップを開くことを決意する。
並ぶのは、かわいい雑貨。
そして、かわいい魔法の雑貨。
お茶を淹れてくれるクマのぬいぐるみ店員《テイデイ・バトラー》、
冷めないティーカップ、
時間になると小鳥が飛び出すアンティーク時計――。
静かに広がる評判の裏で、
かつての元婚約者は「お人形さんを側室にしようとして」赤っ恥をかくことに。
ざまぁは控えめ、日常はやさしく。
かわいいものに囲まれながら、女王は今日も穏やかにお店を開けています。
---
この文面は
✔ アルファポリス向け文字数
✔ 女子読者に刺さるワード配置
✔ ネタバレしすぎない
✔ ほのぼの感キープ
を全部満たしています。
次は
👉 タグ案
👉 ランキング用超短縮あらすじ(100字)
どちらにしますか?
【完結】婚約者はお譲りします!転生悪役令嬢は世界を救いたい!
白雨 音
恋愛
公爵令嬢アラベラは、階段から転落した際、前世を思い出し、
この世界が、前世で好きだった乙女ゲームの世界に似ている事に気付いた。
自分に与えられた役は《悪役令嬢》、このままでは破滅だが、避ける事は出来ない。
ゲームのヒロインは、聖女となり世界を救う《予言》をするのだが、
それは、白竜への生贄として《アラベラ》を捧げる事だった___
「この世界を救う為、悪役令嬢に徹するわ!」と決めたアラベラは、
トゥルーエンドを目指し、ゲーム通りに進めようと、日々奮闘!
そんな彼女を見つめるのは…?
異世界転生:恋愛 (※婚約者の王子とは結ばれません) 《完結しました》
お読み下さり、お気に入り、エール、ありがとうございます☆
魔法師団長の家政婦辞めたら溺愛されました
iru
恋愛
小説家になろうですでに完結済みの作品です。よければお気に入りブックマークなどお願いします。
両親と旅をしている途中、魔物に襲われているところを、魔法師団に助けられたティナ。
両親は亡くなってしまったが、両親が命をかけて守ってくれた自分の命を無駄にせず強く生きていこうと決めた。
しかし、肉親も家もないティナが途方に暮れていると、魔物から助けてくれ、怪我の入院まで面倒を見てくれた魔法師団の団長レオニスから彼の家政婦として住み込みで働かないと誘われた。
魔物から助けられた時から、ひどく憧れていたレオニスの誘いを、ティナはありがたく受ける事にした。
自分はただの家政婦だと強く言い聞かせて、日に日に膨らむ恋心を抑え込むティナだった。
一方、レオニスもティナにどんどん惹かれていっていた。
初めはなくなった妹のようで放っては置けないと家政婦として雇ったが、その健気な様子に強く惹かれていった。
恋人になりたいが、年上で雇い主。
もしティナも同じ気持ちでないなら仕事まで奪ってしまうのではないか。
そんな思いで一歩踏み出せないレオニスだった。
そんな中ある噂から、ティナはレオニスの家政婦を辞めて家を出る決意をする。
レオニスは思いを伝えてティナを引き止めることができるのか?
両片思いのすれ違いのお話です。
公爵令嬢は、どう考えても悪役の器じゃないようです。
三歩ミチ
恋愛
*本編は完結しました*
公爵令嬢のキャサリンは、婚約者であるベイル王子から、婚約破棄を言い渡された。その瞬間、「この世界はゲームだ」という認識が流れ込んでくる。そして私は「悪役」らしい。ところがどう考えても悪役らしいことはしていないし、そんなことができる器じゃない。
どうやら破滅は回避したし、ゲームのストーリーも終わっちゃったようだから、あとはまわりのみんなを幸せにしたい!……そこへ攻略対象達や、不遇なヒロインも絡んでくる始末。博愛主義の「悪役令嬢」が奮闘します。
※小説家になろう様で連載しています。バックアップを兼ねて、こちらでも投稿しています。
※以前打ち切ったものを、初めから改稿し、完結させました。73以降、展開が大きく変わっています。
無事にバッドエンドは回避できたので、これからは自由に楽しく生きていきます。
木山楽斗
恋愛
悪役令嬢ラナトゥーリ・ウェルリグルに転生した私は、無事にゲームのエンディングである魔法学校の卒業式の日を迎えていた。
本来であれば、ラナトゥーリはこの時点で断罪されており、良くて国外追放になっているのだが、私は大人しく生活を送ったおかげでそれを回避することができていた。
しかしながら、思い返してみると私の今までの人生というものは、それ程面白いものではなかったように感じられる。
特に友達も作らず勉強ばかりしてきたこの人生は、悪いとは言えないが少々彩りに欠けているような気がしたのだ。
せっかく掴んだ二度目の人生を、このまま終わらせていいはずはない。
そう思った私は、これからの人生を楽しいものにすることを決意した。
幸いにも、私はそれ程貴族としてのしがらみに縛られている訳でもない。多少のわがままも許してもらえるはずだ。
こうして私は、改めてゲームの世界で新たな人生を送る決意をするのだった。
※一部キャラクターの名前を変更しました。(リウェルド→リベルト)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる