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第6章 ヴァルメリア
第43話 峠の影、廃坑の口
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港町を出発した俺たちは、北へ向かって進んでいた。
朝の空気は清澄で、街の喧騒が徐々に遠ざかっていく。港町の煙突から立ち上る煙が小さく見え、平和な日常がそこにあることを実感させる。しかし、俺たちが向かう先には、その平和を脅かす危険が潜んでいる。
ミルダ峠までは馬で半日、徒歩なら一日以上かかる距離だが、今回は時間を惜しむため、俺が先行偵察を兼ねて飛び、リィナとバルグは陸路で向かう。
この作戦配置は効率的だ。俺が上空から敵の動向を監視し、危険があれば即座に地上の二人に知らせることができる。また、廃坑の全体構造を事前に把握できれば、作戦立案にも有利だろう。
東の空には雲が流れ、山間部特有の冷たい風が頬を撫でる。
高度が上がるにつれて気温も下がり、翼に当たる風も冷たくなってくる。峠道は険しく、谷底へ落ちる切り立った崖が続いていた。雪解け水のせいで道の一部はぬかるみ、馬の蹄が泥を跳ね上げている。春の訪れとともに雪解けが進み、道路状況も悪化している。
俺は上空から、街道脇の茂みや岩陰を注意深く観察していた。黒羽同盟の見張りが潜んでいる可能性があるからだ。
山道には隠れる場所が多く、伏兵には最適な地形だ。大きな岩の陰や、木々が密生した場所、そして道路から少し外れた高台など、警戒すべきポイントは無数にある。しかし、今のところ不審な動きは見当たらない。
◆
昼過ぎ、峠の向こうに目標の廃坑が見えてきた。
遠くからでも、その規模の大きさが分かる。かつては相当な鉱山だったようで、坑道も複数見える。山肌に口を開けた坑道は、まるで巨大な獣の顎のように暗く、周囲の空気は妙に澱んでいる。
表面上は完全に放棄されているように見えた。坑道前の広場には雑草が伸び放題で、壊れかけた荷車や錆びた鉱山器具が放置されている。木製の設備は腐朽し、金属部分は赤錆に覆われている。一見すると、誰も近づかない廃墟そのものだ。
しかし、俺はすぐに違和感に気づいた。
鷲の目は細かな変化も見逃さない。全体的に廃墟の様相を呈しているが、よく観察すると不自然な点がいくつも見つかる。
広場の一角に、雪が不自然に溶けた部分がある。
周囲はまだ霜が残っているのに、そこだけ地面が湿って黒く染まっていた。まるで地下から熱が漏れているようだ。鉱山の廃坑なら、通常は地下も冷え切っているはずなのに、この熱源は明らかに人工的なものだ。
さらに、坑道の奥からは規則的な金属音がかすかに響いてきた。
風向きが変わった瞬間、微かな音が聞こえてくる。遠くからでは判別しづらいが、鉱石を砕く音にも似ている。しかし、廃坑で鉱石を砕く理由はない。別の作業が行われているに違いない。
廃坑のはずが、内部では何かが動いている証拠だ。
俺は高度を下げ、より詳細な観察を続けた。坑道の入り口付近には、新しい足跡も確認できる。複数人が頻繁に出入りしている形跡があった。
◆
しばらく観察していると、坑道から黒装束の男が二人現れた。
彼らは周囲を警戒しながら会話し、坑道脇の小屋に入っていった。小屋は半壊しているように見えるが、扉と窓は新しく交換されている。古い木材の中に、明らかに新しい板材が混じっている。
おそらく見張り所か物資置き場だろう。
男たちの動きは慣れたもので、この場所での活動が日常的に行われていることが分かる。警戒の仕方も組織的で、訓練された者たちの動きだった。
俺は小屋の裏手に回り込み、換気口から中を覗いた。
小屋の内部は思っていたより整理されており、明らかに現役で使用されている。中には木箱が積まれ、その一部には赤い鳥の印が刻まれている。北門で手に入れた地図と同じ印だ。
中身は見えないが、形状からして粉末や液体を入れた容器だと推測できる。
木箱のサイズや形状から判断すると、化学薬品を運搬するためのものだろう。慎重に梱包されており、危険物を扱っていることは間違いない。
◆
やがて、陸路を進んでいたリィナとバルグが到着した。
俺は上空から合図を送り、二人を安全な岩陰へ案内する。選んだ場所は大きな岩に囲まれた窪地で、廃坑からは死角になっている。そこから廃坑全体が一望できた。
二人とも長時間の山道で疲労している様子だったが、目標を前にして気持ちを引き締めている。特にリィナは、毒物に関する専門知識から、この廃坑での活動の危険性を誰よりも理解しているようだった。
「完全に稼働してるな……」
バルグが低く唸る。
彼の戦闘経験が、敵の配置や警戒態勢を見抜いている。単なる隠れ家ではなく、本格的な作業場として機能していることが分かる。
リィナも双眼鏡代わりの観察鏡で坑道を覗き込み、頷いた。
「入り口は一つ。でも、内部は広いはず。坑道の中で戦えば、空を飛べるあなたは不利になるわね」
彼女の言う通りだ。閉所では翼を広げられず、俺の最大の利点が消える。狭い坑道内では機動力も制限され、これまでの戦術が使えなくなる。
逆に、狭い通路は敵にとっても逃げ場を奪うことになるが、罠を仕掛けられていたら厄介だ。
坑道という地形は、攻める側にとって非常に不利な条件が揃っている。敵は地形を熟知しており、罠や仕掛けも容易に設置できる。慎重な作戦が必要だった。
◆
「どうする?」
バルグが問う。
俺たちは岩陰で短い作戦会議を始めた。声を潜め、敵に聞かれないよう注意しながら方針を話し合う。
――まず、坑道内の構造を把握する必要がある。
――次に、敵の人数と武装を確認。
――そして、毒物製造設備を破壊するタイミングを見極める。
どれも重要な要素で、一つでも欠ければ作戦は失敗する可能性が高い。特に毒物製造設備については、破壊方法を間違えれば周囲に毒が拡散する危険もある。
リィナは毒物の取り扱いについて注意を促し、解毒薬の小瓶を全員に配った。
「これは緊急用よ。でも、効果は限定的だから、なるべく毒に触れないよう注意して」
小瓶の中身は透明な液体で、苦い薬草の匂いがする。彼女が調合した特製の解毒剤で、複数の毒に対応できるよう配合されているという。
俺は坑道上部の換気孔や煙突の位置を記録し、いざという時の突入ルートとして頭に入れる。
廃坑には複数の通気口があり、そこから内部に侵入できる可能性もある。ただし、換気口は狭く、罠が仕掛けられている危険もある。
風向きが山の向こうからこちらに流れてきている。もし内部で毒霧が発生すれば、この峠全体に広がる危険があった。
地形と風向きを考慮すると、毒霧は谷筋に沿って流れ、下流の村々にも被害が及ぶ可能性がある。絶対に阻止しなければならない。
「……一気に突っ込めば、確かに止められるかもしれない。でも、敵もそれを想定してるはずよ」
リィナの声には迷いがあった。
俺も同じ懸念を抱えている。黒羽同盟は港も街道も封鎖されても動じなかった連中だ。廃坑に籠るということは、内部での籠城戦に自信がある証拠だ。
単純な正面攻撃では、敵の思う壺になる可能性が高い。別の手段を考える必要があった。
夜になれば外の警戒は薄れるだろう。
俺たちは一度退き、日没後に潜入する方針で意見が一致した。
夜間であれば、俺の飛行能力を活かした奇襲攻撃も可能だ。また、暗闇は敵の視界を制限し、俺たちに有利に働くはずだ。
夕暮れまでの間、峠の陰で息を潜めながら、俺たちは暗闇の中での戦いに備えた。
装備の最終点検、作戦の再確認、そして精神的な準備。これまでの戦いとは違い、今回は敵の本拠地への潜入だ。失敗は許されない。
その時、坑道の奥から再び金属音が響き、わずかに焦げたような匂いが山風に乗って漂ってきた。
――中で、何かが動いている。
その匂いは化学反応特有のもので、間違いなく何らかの製造作業が行われている証拠だった。時間が経てば経つほど、毒物の完成に近づいてしまう。
俺たちは日没を待つ間も、緊張を保ち続けた。今夜の作戦が、これまでで最も重要な戦いになることは間違いなかった。
朝の空気は清澄で、街の喧騒が徐々に遠ざかっていく。港町の煙突から立ち上る煙が小さく見え、平和な日常がそこにあることを実感させる。しかし、俺たちが向かう先には、その平和を脅かす危険が潜んでいる。
ミルダ峠までは馬で半日、徒歩なら一日以上かかる距離だが、今回は時間を惜しむため、俺が先行偵察を兼ねて飛び、リィナとバルグは陸路で向かう。
この作戦配置は効率的だ。俺が上空から敵の動向を監視し、危険があれば即座に地上の二人に知らせることができる。また、廃坑の全体構造を事前に把握できれば、作戦立案にも有利だろう。
東の空には雲が流れ、山間部特有の冷たい風が頬を撫でる。
高度が上がるにつれて気温も下がり、翼に当たる風も冷たくなってくる。峠道は険しく、谷底へ落ちる切り立った崖が続いていた。雪解け水のせいで道の一部はぬかるみ、馬の蹄が泥を跳ね上げている。春の訪れとともに雪解けが進み、道路状況も悪化している。
俺は上空から、街道脇の茂みや岩陰を注意深く観察していた。黒羽同盟の見張りが潜んでいる可能性があるからだ。
山道には隠れる場所が多く、伏兵には最適な地形だ。大きな岩の陰や、木々が密生した場所、そして道路から少し外れた高台など、警戒すべきポイントは無数にある。しかし、今のところ不審な動きは見当たらない。
◆
昼過ぎ、峠の向こうに目標の廃坑が見えてきた。
遠くからでも、その規模の大きさが分かる。かつては相当な鉱山だったようで、坑道も複数見える。山肌に口を開けた坑道は、まるで巨大な獣の顎のように暗く、周囲の空気は妙に澱んでいる。
表面上は完全に放棄されているように見えた。坑道前の広場には雑草が伸び放題で、壊れかけた荷車や錆びた鉱山器具が放置されている。木製の設備は腐朽し、金属部分は赤錆に覆われている。一見すると、誰も近づかない廃墟そのものだ。
しかし、俺はすぐに違和感に気づいた。
鷲の目は細かな変化も見逃さない。全体的に廃墟の様相を呈しているが、よく観察すると不自然な点がいくつも見つかる。
広場の一角に、雪が不自然に溶けた部分がある。
周囲はまだ霜が残っているのに、そこだけ地面が湿って黒く染まっていた。まるで地下から熱が漏れているようだ。鉱山の廃坑なら、通常は地下も冷え切っているはずなのに、この熱源は明らかに人工的なものだ。
さらに、坑道の奥からは規則的な金属音がかすかに響いてきた。
風向きが変わった瞬間、微かな音が聞こえてくる。遠くからでは判別しづらいが、鉱石を砕く音にも似ている。しかし、廃坑で鉱石を砕く理由はない。別の作業が行われているに違いない。
廃坑のはずが、内部では何かが動いている証拠だ。
俺は高度を下げ、より詳細な観察を続けた。坑道の入り口付近には、新しい足跡も確認できる。複数人が頻繁に出入りしている形跡があった。
◆
しばらく観察していると、坑道から黒装束の男が二人現れた。
彼らは周囲を警戒しながら会話し、坑道脇の小屋に入っていった。小屋は半壊しているように見えるが、扉と窓は新しく交換されている。古い木材の中に、明らかに新しい板材が混じっている。
おそらく見張り所か物資置き場だろう。
男たちの動きは慣れたもので、この場所での活動が日常的に行われていることが分かる。警戒の仕方も組織的で、訓練された者たちの動きだった。
俺は小屋の裏手に回り込み、換気口から中を覗いた。
小屋の内部は思っていたより整理されており、明らかに現役で使用されている。中には木箱が積まれ、その一部には赤い鳥の印が刻まれている。北門で手に入れた地図と同じ印だ。
中身は見えないが、形状からして粉末や液体を入れた容器だと推測できる。
木箱のサイズや形状から判断すると、化学薬品を運搬するためのものだろう。慎重に梱包されており、危険物を扱っていることは間違いない。
◆
やがて、陸路を進んでいたリィナとバルグが到着した。
俺は上空から合図を送り、二人を安全な岩陰へ案内する。選んだ場所は大きな岩に囲まれた窪地で、廃坑からは死角になっている。そこから廃坑全体が一望できた。
二人とも長時間の山道で疲労している様子だったが、目標を前にして気持ちを引き締めている。特にリィナは、毒物に関する専門知識から、この廃坑での活動の危険性を誰よりも理解しているようだった。
「完全に稼働してるな……」
バルグが低く唸る。
彼の戦闘経験が、敵の配置や警戒態勢を見抜いている。単なる隠れ家ではなく、本格的な作業場として機能していることが分かる。
リィナも双眼鏡代わりの観察鏡で坑道を覗き込み、頷いた。
「入り口は一つ。でも、内部は広いはず。坑道の中で戦えば、空を飛べるあなたは不利になるわね」
彼女の言う通りだ。閉所では翼を広げられず、俺の最大の利点が消える。狭い坑道内では機動力も制限され、これまでの戦術が使えなくなる。
逆に、狭い通路は敵にとっても逃げ場を奪うことになるが、罠を仕掛けられていたら厄介だ。
坑道という地形は、攻める側にとって非常に不利な条件が揃っている。敵は地形を熟知しており、罠や仕掛けも容易に設置できる。慎重な作戦が必要だった。
◆
「どうする?」
バルグが問う。
俺たちは岩陰で短い作戦会議を始めた。声を潜め、敵に聞かれないよう注意しながら方針を話し合う。
――まず、坑道内の構造を把握する必要がある。
――次に、敵の人数と武装を確認。
――そして、毒物製造設備を破壊するタイミングを見極める。
どれも重要な要素で、一つでも欠ければ作戦は失敗する可能性が高い。特に毒物製造設備については、破壊方法を間違えれば周囲に毒が拡散する危険もある。
リィナは毒物の取り扱いについて注意を促し、解毒薬の小瓶を全員に配った。
「これは緊急用よ。でも、効果は限定的だから、なるべく毒に触れないよう注意して」
小瓶の中身は透明な液体で、苦い薬草の匂いがする。彼女が調合した特製の解毒剤で、複数の毒に対応できるよう配合されているという。
俺は坑道上部の換気孔や煙突の位置を記録し、いざという時の突入ルートとして頭に入れる。
廃坑には複数の通気口があり、そこから内部に侵入できる可能性もある。ただし、換気口は狭く、罠が仕掛けられている危険もある。
風向きが山の向こうからこちらに流れてきている。もし内部で毒霧が発生すれば、この峠全体に広がる危険があった。
地形と風向きを考慮すると、毒霧は谷筋に沿って流れ、下流の村々にも被害が及ぶ可能性がある。絶対に阻止しなければならない。
「……一気に突っ込めば、確かに止められるかもしれない。でも、敵もそれを想定してるはずよ」
リィナの声には迷いがあった。
俺も同じ懸念を抱えている。黒羽同盟は港も街道も封鎖されても動じなかった連中だ。廃坑に籠るということは、内部での籠城戦に自信がある証拠だ。
単純な正面攻撃では、敵の思う壺になる可能性が高い。別の手段を考える必要があった。
夜になれば外の警戒は薄れるだろう。
俺たちは一度退き、日没後に潜入する方針で意見が一致した。
夜間であれば、俺の飛行能力を活かした奇襲攻撃も可能だ。また、暗闇は敵の視界を制限し、俺たちに有利に働くはずだ。
夕暮れまでの間、峠の陰で息を潜めながら、俺たちは暗闇の中での戦いに備えた。
装備の最終点検、作戦の再確認、そして精神的な準備。これまでの戦いとは違い、今回は敵の本拠地への潜入だ。失敗は許されない。
その時、坑道の奥から再び金属音が響き、わずかに焦げたような匂いが山風に乗って漂ってきた。
――中で、何かが動いている。
その匂いは化学反応特有のもので、間違いなく何らかの製造作業が行われている証拠だった。時間が経てば経つほど、毒物の完成に近づいてしまう。
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