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第7章 帝国内戦
第89話 地上支援?
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湖上空まで戻ると、かなりの数を減らしたグリフォン騎兵と、元気に活動している竜騎兵がいた。
「竜騎兵の方々は大丈夫そうですね、地上の方に行きましょう」
『ほい』
低空飛行しながら地上の状況を把握しようと思ったが、木々の密度が高く地上の状況を確認することが出来ない、
『地上に降ります?』
「ん~そうですね、どうせなら攻め手の陣を強襲したいんですけど、どこでしょうか?」
『森の中に陣を敷いてるんですかね?』
「この辺りは街道から外れてかなり深い森ですから、その可能性は高そうですけど」
この森の中の陣を探すの?
諦めない?
『直感スキルで場所特定できません?』
「あ~そうですね、ん~あっちの方向みたいです」
あっちと言っても後頭部に乗ってるアリサの姿なんて見れないので指さしてても分からない。
『あっちって、どっちです?アリサの方を見れないので魔法か何かを放ってくれると』
「そうですね、ファイヤーアロー!」
すると1時の方向にファイヤーアローが飛んでいった。
『ゆっくり飛ぶので、見つけたら教えてください』
「はい、多分もうすぐ見えてくるはずです」
ゆっくり飛んでいると、
「この下にあります!」
木々が密集していて、陣があるのかが分からない、
『どうします?先ほどの爆発魔法撃ちこみましょうか?』
「ん~そうですね、一番弱いレベルでお願いします」
そしたメガフレアかな?
自分らに衝撃波がこないように高度を上げる。
「あの、和人さん?一番弱いのでいいんですよ?なんでこんなに高いところまであがってるんです?」
遠くにあるはずのメンダーの塔が見えるから、かなり高い所に居ると思う。
『一番弱い爆発系でこれくらい離れていたほうが良いかなぁと』
「さっきのより強いものじゃないですよね?」
『一番弱い奴です。行きます!』
メガフレア発動!
喉にこみあげる何かを感じ口を開けた。
すると、地上へ1直線に光線が伸び着弾し爆発。
「これで一番弱い奴ですか……?」
『そうですね、さっきグリフォン達に撃ちこんだのは一番強い奴です』
「私からみたら大して威力変わらないような気が……」
それはない、ゲーム内の話にはなるが、最上級の装備を揃えたうえで、テラフレアはタイムオーバーの証でHP100%もってかれる攻撃だったが、ギガフレアはHP80%持っていかれる攻撃だったし、メガフレアは40~50%位の攻撃と全然違うレベルだったし!
『かなり手加減してますよ、で降りますね』
「はい」
下降していくうちにメガフレアの着弾地点がかなり深いクレーターになっている事が判明した。
近くを流れていた小川からクレーターに水が流れ込んでいた。
『これって領主の人に怒られないですよね……?』
「どうなんでしょうね、ジャンヌさんは、あまり細かいことを考えるような人じゃないのは知ってますけど」
まぁ怒られないことを信じて着地した。
ここからは地上戦になる。この姿だと森の中を飛び回るのはつらいので本来の姿になろう。
『元の姿になるので、降りてもらっても良いです?』
「はい」
クレーター内ではなく、クレーターの縁にアリサを下ろした。
自分も人の姿に戻り、アリサの元に移動した。
「なんというか、陣があったのかが分からないですね……」
「直感はなんて言ってるんです?」
「陣はすべて吹き飛んだみたいですよ」
相手方の大将って陣に居なかったのかな?
「相手の総大将とか倒してないですかね?」
「どうなんですかね?ん~残念ながら倒してはいないみたいですね」
「そっか」
爆風もしくは衝撃波でなぎ倒された木々をアイテムボックスに回収しながら、森の中を進んで行く、30分程歩くとなぎ倒された木々が無くなり、辺りは普通の森に変わった。
藪とかはなく、足元は落ち葉や枯れ枝等が広がっていた。
「人の気配どころか、生き物の気配がしないですね」
「あれだけの爆発でしたからね」
そりゃあれだけの爆発があれば、どんな生き物でも逃げ出すか。
「戦況は大丈夫なんですかね?」
「ヒーリングレインの影響もあって味方がかなり有利な状況だと思いますよ」
間違いなく戦地に居るのだが、ハイキングのような状態で道なき道を歩いていた。
森の中を歩いていると、右腕のモフモフが動き始めた。
そして次の瞬間、モフモフ感触が自分の目を覆った。
なんで!?
「竜騎兵の方々は大丈夫そうですね、地上の方に行きましょう」
『ほい』
低空飛行しながら地上の状況を把握しようと思ったが、木々の密度が高く地上の状況を確認することが出来ない、
『地上に降ります?』
「ん~そうですね、どうせなら攻め手の陣を強襲したいんですけど、どこでしょうか?」
『森の中に陣を敷いてるんですかね?』
「この辺りは街道から外れてかなり深い森ですから、その可能性は高そうですけど」
この森の中の陣を探すの?
諦めない?
『直感スキルで場所特定できません?』
「あ~そうですね、ん~あっちの方向みたいです」
あっちと言っても後頭部に乗ってるアリサの姿なんて見れないので指さしてても分からない。
『あっちって、どっちです?アリサの方を見れないので魔法か何かを放ってくれると』
「そうですね、ファイヤーアロー!」
すると1時の方向にファイヤーアローが飛んでいった。
『ゆっくり飛ぶので、見つけたら教えてください』
「はい、多分もうすぐ見えてくるはずです」
ゆっくり飛んでいると、
「この下にあります!」
木々が密集していて、陣があるのかが分からない、
『どうします?先ほどの爆発魔法撃ちこみましょうか?』
「ん~そうですね、一番弱いレベルでお願いします」
そしたメガフレアかな?
自分らに衝撃波がこないように高度を上げる。
「あの、和人さん?一番弱いのでいいんですよ?なんでこんなに高いところまであがってるんです?」
遠くにあるはずのメンダーの塔が見えるから、かなり高い所に居ると思う。
『一番弱い爆発系でこれくらい離れていたほうが良いかなぁと』
「さっきのより強いものじゃないですよね?」
『一番弱い奴です。行きます!』
メガフレア発動!
喉にこみあげる何かを感じ口を開けた。
すると、地上へ1直線に光線が伸び着弾し爆発。
「これで一番弱い奴ですか……?」
『そうですね、さっきグリフォン達に撃ちこんだのは一番強い奴です』
「私からみたら大して威力変わらないような気が……」
それはない、ゲーム内の話にはなるが、最上級の装備を揃えたうえで、テラフレアはタイムオーバーの証でHP100%もってかれる攻撃だったが、ギガフレアはHP80%持っていかれる攻撃だったし、メガフレアは40~50%位の攻撃と全然違うレベルだったし!
『かなり手加減してますよ、で降りますね』
「はい」
下降していくうちにメガフレアの着弾地点がかなり深いクレーターになっている事が判明した。
近くを流れていた小川からクレーターに水が流れ込んでいた。
『これって領主の人に怒られないですよね……?』
「どうなんでしょうね、ジャンヌさんは、あまり細かいことを考えるような人じゃないのは知ってますけど」
まぁ怒られないことを信じて着地した。
ここからは地上戦になる。この姿だと森の中を飛び回るのはつらいので本来の姿になろう。
『元の姿になるので、降りてもらっても良いです?』
「はい」
クレーター内ではなく、クレーターの縁にアリサを下ろした。
自分も人の姿に戻り、アリサの元に移動した。
「なんというか、陣があったのかが分からないですね……」
「直感はなんて言ってるんです?」
「陣はすべて吹き飛んだみたいですよ」
相手方の大将って陣に居なかったのかな?
「相手の総大将とか倒してないですかね?」
「どうなんですかね?ん~残念ながら倒してはいないみたいですね」
「そっか」
爆風もしくは衝撃波でなぎ倒された木々をアイテムボックスに回収しながら、森の中を進んで行く、30分程歩くとなぎ倒された木々が無くなり、辺りは普通の森に変わった。
藪とかはなく、足元は落ち葉や枯れ枝等が広がっていた。
「人の気配どころか、生き物の気配がしないですね」
「あれだけの爆発でしたからね」
そりゃあれだけの爆発があれば、どんな生き物でも逃げ出すか。
「戦況は大丈夫なんですかね?」
「ヒーリングレインの影響もあって味方がかなり有利な状況だと思いますよ」
間違いなく戦地に居るのだが、ハイキングのような状態で道なき道を歩いていた。
森の中を歩いていると、右腕のモフモフが動き始めた。
そして次の瞬間、モフモフ感触が自分の目を覆った。
なんで!?
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