【完結】元ヤンナース異世界生活

川原源明

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第3章 学園 召喚の儀編

第33話 指輪と医療ミス!とミク

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帰り道は特に何もなかった。

遅い時間になっているけどもユリアが出迎えてくれた。
そのままロビーでパーティー解散その後…

「ユリアちょっといいかな?」
「どうしたの?」
「これを受け取ってくれないかな?」

そう言ってユーリディスの指輪を渡した。

「これは?」
「良く分かんないけど、ユーリディスって人からユリアに渡してほしいと…」

なんていえばいいのか分かんないし…
普通に言って信じてもらえるとは思えないし

「茜ちゃんこれ…」
「うん?」
「女神の祝福が付いてるの」
「そうみたいだね」
「茜ちゃんじゃないわよね…」
「なんで!うちそんな大層な存在になってないでしょ!」

自分を鑑定してないけども…なってないと思っている…

「そうね、茜ちゃんは2神の加護を持ってるだけね…」

やっぱり!でも思い当たるのは、うちなんだよね…なんでだろう…

「まぁ、とりあえず受け取ってよ、ユーリディスって人も、ユリアかカンナが持つことを望んでると思うから」
「そうね、ならカンナに渡すわ、私には茜ちゃんの加護があるしね」
「それでいいと思うよ」
「なら明日学園で会うからその時に渡しましょう」

ん?学園?入学式とかちょっと先じゃなかった?

「ん?明日から学園なの?」
「明日の午後は、入学前のミーティングね、茜ちゃんはテストをやってないから、午前中からよ」

ぇ?勉強なんてしてないんだけど…そもそも何が出題されるかも知らない…

「えっと…何するのか知らないし…この世界の常識知らない…」
「大丈夫、実技と筆記でどれくらいのレベルがあるかチェックされるだけだから」
「そうなの?」
「そう、すでにCランクなら十分でしょ」

筆記がちょー自信ない…テストもイメージで回答出来ることを希望…

「まぁ頑張る、あぁそうだ、メンタルケアポーション!テストってうちだけじゃないよね、連れてくメイドさんもだよね」
「そうね、もし間に合わなさそうならミーニャを連れてってもいいと思うよ」
「そうだね、まぁでも最初に決めたことだから…ユリア部屋はいっていい?」
「えぇどうぞ」

ユリアと別れて、ユリアの部屋へ
ベッド寝ているミクのそばに行き
口元に数滴の、メンタルケアポーションを流し込む…
多分これで目が覚めるはず…

「ん…」
「目覚めたかな…?大丈夫?体に異変はない?」
「ここは?あなたは…?」
「うちは、茜よろしくね」
「あれ?目が見える…痛い所がない…」

本人からちゃんと視えてると聞けて良かった…
視えてなかったらって心配してた…

「そりゃ全部治したからね」
「あなたが?」
「うん~もしかしたら目の色とかが変わっちゃってるかもだけど…」
「どうして…?」
「うちの目をあげたから?いや違うな…あげてないけど…なんていえばいいかわからないけども…とりあえずうちと同じ目になってる、もっと言うと…身体の方も…」

なんていうのが正解なんだろうか…

「そうなんだ…ありがとう」
「いえいえ、んで早速で悪いんだけど明日から、うちのメイドさんってことで一緒に学校行かない?」
「学校?」
「うん、ここオーガスタ王国王都にある学園!」
「王都の学園………いく」

なんかあるのかな?考える素振りを見せたけど

「んじゃ明日、うちと一緒にテストうけるからね!」
「えぇ?明日?」
「うん、急で悪いんだけどよろしくね!あぁあと、体の感触が大分変ってるかもだから、ちょっと動いてみてよ」
「う、うん…」

恐る恐るベッドから出て色々体を動かしている
どうなんだろう…
獣人の体から普通の人の体になってるからすごい心配なんだけど…

「大丈夫そう?」
「ん~少し重い気がするけど大丈夫…爪が…爪がなくなってる…」

ショック!わかっていたけどショック!
あぁ…そういえば…泣きそうになってるんだけど…
医療ミスが発覚…横着したらいけないね…

「えっとごめん?そこ配慮してなかった…まぁその代わり!その体になった事で特典がついてま~す!鑑定とアイテムボックスが使えま~す!」
「え……ほんとだ…鑑定使える…」

自分自身を見て確かめてるね…こっちを見たらどうなるんだか…
鑑定と、アイテムボックス特典で許してくれないかなぁ…

「えっと…爪の件は許してくれると嬉しいなぁ…」
「いい、切られた尻尾直してくれたんでしょ?」
「あぁうんそれはね…ってか、爪は良いの…?」
「うん、ごはん食べるときとか時々邪魔だった…」

爪も種族の誇り!なんていわれなくてよかった…

「んじゃまぁ…ミクだよね、ミクの部屋案内するからついてきてよ」
「ここじゃないの?」
「ここは、ユリアの部屋、後で紹介するから」
「わかった」

ユリアの部屋を出てお隣の部屋に…
ミーニャとミクの共同部屋だ
あれかな、あまり感情を表に出さないタイプかな?
けっこうたんたんとしてるんだけども…

「茜ちゃんは異界からきたの?」
「うん?なんで?」
「ネア様の加護以外に、異界の女神の加護もってるから…」
「まぁ異界になるのかな?こことは異なるところから来たよ」

あれ?ネアの加護もってっても使徒だのって反応ないな…

「そうなんだ…」

隣の部屋を一応ノックしてはいる
ミーニャもう寝てるのか…
ってか、ベッドから落ちてる…起きないのか?

「ここが一応、ミクの部屋かな、ミーニャと一緒だけどいい?」
「ミーニャも居るの?」
「ほら、そこのベッドの横に…」
「ほんとだ…寝相が悪いのは変わらない…ミーニャの腕と足も…?」

あぁ昔からなのか…

「あぁうん、ってか、あそこにつかまってた子達はみんな治したよ」
「そうなんだ」
「んじゃ~ミクの分の布団一式とベッドだすね、あとは洋服も適当にだすけど、パンツは尻尾通す穴がないからユリアにでもやってもらって」
「わかった」

色々必要そうなのを出していく…洋服は自分が持ってるやつをコピーしてだ

「スカート無いんだね…」

あんなの誰が着るか!

「あれはない…」
「学園の制服ってスカートじゃないの…?」

制服なの…?
………その線は考えてなかったな…
どうしよ…レギンスでいいか…

「まぁそうなったらそうなったでいいよ…こんな感じかな?ミーニャも同じサイズだから着る事できるよ」
「そう…ありがとう…」
「んじゃ、ユリアに会いに行こうか」
「うん」

そうおもって部屋を出ようと扉に向かおうとしたら
ノックが聞こえ、ユリアが来たようだ、そのまま入ってもらうことに

「ユリア、ミク目が覚めた!」
「そうね、部屋に居なかったのでこっちにいるかな?とね」
「ミク、こっちがユリア、色々面倒見てもらって、メイドの作法とか教わってね」
「わかった」
「ユリアです。ミクちゃんよろしくね」
「ミクです。よろしく」

ミクの目線に合わせてしゃがみ挨拶してる。

「んじゃ、また明日でいいかな?ミクもゆっくり休んでね」
「わかった」

その日はここで解散し各部屋に戻った。
ミクは、あまりしゃべらないな…会話に困りそう…
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