【完結】元ヤンナース異世界生活

川原源明

文字の大きさ
43 / 143
第3章 学園 召喚の儀編

第39話 風紀委員茜爆誕!と暗殺者

しおりを挟む
いじめを目撃した後、その足で学園長室へ
ノックをして、入る

「どうした茜君、今から稽古は無理だよ?」
「違いますよ、いじめ目撃したんですよ、なんで何とかして?」
「茜君が何とかすればいいじゃないか…」

どうしろと!いやもう何とかした後か?

「なんでよ…めんどくさい!」
「で、だれがだれに?」
「ウル子爵の子がナンシーって子に」
「あぁなるほどね…彼らの事情はしってる?」
「いや?全く興味がないです」

知ったらなんか面倒ごとになりそうだし!

「まぁまぁ、そんなこと言わないで、どっちもオダマキ帝国の子でね、ウル子爵は第1皇子派なんだよ、んでナンシーは第1皇女だね」

面倒ごとの匂いがプンプンするんだけど…
そうか、ナンシー・オダマキって言いかけたのか
しかもオダマキってジャイアントツリーの男爵の内通先じゃん…

「で…?」
「それでね、第1皇子はナンシーを消したがってるんだよ、その現状を危険視した皇后から相談を受けて、私が引き受けたのさ」

どう聞いても、後継者争いにしか聞こえないんだけど…気のせい…?

「で?」
「うん、弟子入り志願されなかったかい?」
「それもわかるんですか…?」
「いや、すでに君がいじめを目撃したなら、何らかの対処をしたんだろうと思ってね、彼女は力をつけないと殺されてしまう立場だからね、彼女自身も自覚してるよ、君との接点をもったら弟子入り志願するかなとね」
「なるほど…で、そこまでわかってるなら、うちに何かしろと?」
「うん、入学前日にいっただろう?教師にならないかってことと、別の仕事を依頼するかもって話を」
「してましたね…もしかして別の仕事って…」
「そう、彼女を鍛えてあげてくれない?」

………そう来たか………

「ん~面倒なんですが…関わったら最後って感じもするんですが」
「そうだねぇ、その可能性も高いけども、月大金貨5枚で引き受けてくれない?」

絶対に面倒ごとになるのが……
多少ならともかく…国規模で問題ごとじゃん…

「これって、下手すると戦争事になりますよね…」
「そうだね、第1皇子が、どうしても殺すってことで、王国に攻めてくるかもしれないね」
「ダメな奴じゃん!」
「まぁそうなったら私が何とかするからいいよ、私の力はどちらかって言うと防衛向きだからね」

対1の場合だけじゃないのかな?対1なら納得するんだけども…

「ん~~~~~~国がなければ引き受けたんだけどなぁ…」
「まぁ何かあったら私も付き合うから、鍛えてあげてよ」
「ん~わかりましたよ、ちゃんと責任取ってくださいよ、ほんと知りませんからね…ってかナンシーもウルのボンボンもメイドいなかったけどなんでです?」
「そうだね、ナンシーの護衛は先日殺されたよ、ウルのメイドが刺客だったらしくてね、その刺客は重傷だったところを捕らえられてる。今回のいじめはそこから来てると思うよ」
「もう…うちも命狙われる奴じゃん!」
「そうだね、君の場合は加護で、どうともなるでしょ」

暗殺者自動迎撃可能?

(可能、茜さんの周囲1km以内に侵入した暗殺する意志のあるもの、命を受けたもの場合自動迎撃しますが、設定しますか?)

あぁ…可能なんだ1kmって広いな…今はいいや、その範囲内にきたら教えて

(了解しました)

「そうらしいですね…」
「んじゃ頼むよ、何かあればすぐに言ってくれ」
「わかりました…あぁそれで、いじめ対策してくれません?」
「貴族の子達による平民へとかは一定数あるからなぁ…君が居た世界ではどうだったんだい?」
「ん~いじめに関わらず校則を守っていない生徒を取り締まる役割がある生徒が居ましたね」
「ほぉ、君もその役割についてたのかい?」
「まさか!うちは取り締まられる側ですよ!」
「そうなのか、どういった組織なのか教えてもらっていいかい?」
「ん~役割は先話した通りトラブル対応係ですが、生徒会と別枠で風紀委員会ってのがありました。学校の規模によって多分必要人数が変わりますが…」
「そうか、んじゃ私の直属の組織ってことで風紀委員会を立ち上げよう、それで君が会長ね必然とミクも所属だね」
「っは!?こっちの拒否権は!?」

何言いだしてるの…

「ないよ?詳しい人がいないと困るじゃないか」

そりゃごもっともですが…

「ナンシーの件と言いこっちも面倒なんですが」
「そうだね、君は授業参加しなくていいだけ時間があるじゃないか」
「そういう問題じゃないと思うんです…第一2人じゃ人手不足です!」
「そうだねぇここは広いからねぇ4年生以降で数名有志を募るとしようか」
「お願いします…」
「他に何かある?」
「ん~大丈夫です…」

はぁ…充実した学園ライフが…崩れていく…

「それじゃ、諸々よろしくね」
「はぁ…」

学園長室に来なければよかった…
来なければこんなことにならなかったのに…もう!

(警告:範囲内に暗殺の意思を持ったものが侵入しました)

………対象は?

(茜さんとナンシーです)

犯人はあのボンボンか?

(肯定)

「学園長、あのボンボン殺して良い?うちに対して暗殺者を仕向けたらしいんだけど…」
「行動が早いね~第1皇子の密命を帯びたもの達が一緒って所か、構わないけどウルの子は、死体は回収か消してね、情報操作くらいはやってあげるから、暗殺者は適当で構わないけど」

まさかすんなり許可を貰えると思わなかったんだけど…

「えっと、そんなに、すんなり許可出して良いんですか?」
「そうだね、正直何も起こらないなら、それが一番なんだけどね君の場合、事情が事情だからね…」

事情が事情ってなんだろか?

「事情が事情って何ですか…?」
「今は気にしなくていいよ、そのうち話すことにはなるから」
「ん…?」
「まぁ暗殺者片付けてきなよ、狙われてるのは君だけじゃないだろ?」
「そうでした。んじゃ失礼しました」
「いってらっしゃい」

さて、暗殺者消しに行くかな…さてどこにいるのかな…
しおりを挟む
感想 215

あなたにおすすめの小説

異世界の片隅で、穏やかに笑って暮らしたい

木の葉
ファンタジー
『異世界で幸せに』を新たに加筆、修正をしました。 下界に魔力を充満させるために500年ごとに送られる転生者たち。 キャロルはマッド、リオに守られながらも一生懸命に生きていきます。 家族の温かさ、仲間の素晴らしさ、転生者としての苦悩を描いた物語。 隠された謎、迫りくる試練、そして出会う人々との交流が、異世界生活を鮮やかに彩っていきます。 一部、残酷な表現もありますのでR15にしてあります。 ハッピーエンドです。 最終話まで書きあげましたので、順次更新していきます。

いきなり異世界って理不尽だ!

みーか
ファンタジー
 三田 陽菜25歳。会社に行こうと家を出たら、足元が消えて、気付けば異世界へ。   自称神様の作った機械のシステムエラーで地球には帰れない。地球の物は何でも魔力と交換できるようにしてもらい、異世界で居心地良く暮らしていきます!

【完結】異世界に召喚されたので、好き勝手に無双しようと思います。〜人や精霊を救う?いいえ、ついでに女神様も助けちゃおうと思います!〜

月城 蓮桜音
ファンタジー
仕事に日々全力を注ぎ、モフモフのぬいぐるみ達に癒されつつ、趣味の読書を生き甲斐にしていたハードワーカーの神木莉央は、過労死寸前に女神に頼まれて異世界へ。魔法のある世界に召喚された莉央は、魔力量の少なさから無能扱いされるが、持ち前のマイペースさと素直さで、王子と王子の幼馴染達に愛され無双して行く物語です。 ※この作品は、カクヨムでも掲載しています。

リリゼットの学園生活 〜 聖魔法?我が家では誰でも使えますよ?

あくの
ファンタジー
 15になって領地の修道院から王立ディアーヌ学園、通称『学園』に通うことになったリリゼット。 加護細工の家系のドルバック伯爵家の娘として他家の令嬢達と交流開始するも世間知らずのリリゼットは令嬢との会話についていけない。 また姉と婚約者の破天荒な行動からリリゼットも同じなのかと学園の男子生徒が近寄ってくる。 長女気質のダンテス公爵家の長女リーゼはそんなリリゼットの危うさを危惧しており…。 リリゼットは楽しい学園生活を全うできるのか?!

異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します

桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる

転生先ではゆっくりと生きたい

ひつじ
ファンタジー
勉強を頑張っても、仕事を頑張っても誰からも愛されなかったし必要とされなかった藤田明彦。 事故で死んだ明彦が出会ったのは…… 転生先では愛されたいし必要とされたい。明彦改めソラはこの広い空を見ながらゆっくりと生きることを決めた 小説家になろうでも連載中です。 なろうの方が話数が多いです。 https://ncode.syosetu.com/n8964gh/

転生貴族のスローライフ

マツユキ
ファンタジー
現代の日本で、病気により若くして死んでしまった主人公。気づいたら異世界で貴族の三男として転生していた しかし、生まれた家は力主義を掲げる辺境伯家。自分の力を上手く使えない主人公は、追放されてしまう事に。しかも、追放先は誰も足を踏み入れようとはしない場所だった これは、転生者である主人公が最凶の地で、国よりも最強の街を起こす物語である *基本は1日空けて更新したいと思っています。連日更新をする場合もありますので、よろしくお願いします

【完結】憧れのスローライフを異世界で?

さくらもち
ファンタジー
アラフォー独身女子 雪菜は最近ではネット小説しか楽しみが無い寂しく会社と自宅を往復するだけの生活をしていたが、仕事中に突然目眩がして気がつくと転生したようで幼女だった。 日々成長しつつネット小説テンプレキターと転生先でのんびりスローライフをするための地盤堅めに邁進する。

処理中です...