【完結】元ヤンナース異世界生活

川原源明

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第4章 王国激震!ペスト!

第58話 ジャイアントツリーへの道中!

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領都リリィーを後にして

「ねぇメグ、街道沿いを言ってくれない?すれ違う人達を見てみたい」
「わかったわ」

メグにお願いして、街道沿いを走ってもらってる
すると前方に行商の一行らしき馬車と3名の男女が見えてきた…
ミクをみて警戒して武器に手をかけている様子が見られる…
まぁ3~4m級の白狼が街道を歩いてたらそうなるよね…
とりあえず人の方の感染はなさそうだ…
ただなぁ…馬の方にペストって表示されてるんだよね…
ノミに咬まれたかな…?
このまま放置すると感染源になるから治さないと…


「すいません!ちょっとまってもらっていいですか!」

御者をやってるおじさんから

「!?その狼はお嬢ちゃんのペットかい?」
「ちがいます!友達です!メグ下ろして」

何も言わずに伏せ状態になってくれる
メグ怒ってる…?
冒険者風の男が

「フェンリルなのか?」
「そうよ…」

怒ってる!声のトーンがいつもより低い…
ペット扱いされたから?
いつもそれくらいじゃ怒らない気がするけど…

「それで、私らに何かようが?」
「馬を見せてもらえません?」
「それは構わないが…」

馬車を引いてる馬の元に…

「ねぇ君体調は問題ない?」
「ん?自分の事か?」
「そうだよ、君だよ、最近痛いとか痒いとか思った事はない?」
「自分の言葉がわかるんだな…、そうだな、昨日の朝街を出る前あたりから後ろ足根近くが少し痒い」

後ろ脚の右腿辺りを触りながら

「こっち?」
「いや反対側だ」

馬と会話してると業者のおじさんが

「お嬢ちゃんは、一人で何言ってるんだい?馬と会話してるように見えるが」
「あんたは黙ってなさい」
「はい…」

メグの叱責が飛んだ…
気を取り直して…
反対側に周ると…
あぁここか、腫れてるのがわかる…

「ここだね」
「あぁ」

手を当てながら…腫れが引くのをイメージ…
ついでに体内にあるペスト菌を消去をイメージしていく…

「どうかな?かゆみは引いた?」
「あぁ大丈夫だ感謝する」
「他に痛みとかあれば言ってくれれば治すよ?」
「大丈夫だ」

たぶんこれで、この一行が感染源になることはないだろうな…

「すいません、用は済みました」
「お嬢ちゃんは獣医かなにかなのかい?」
「違いますよ、馬の歩き方にちょっと違和感があったので気になっただけです」

まぁペスト・黒死病が~とかいっても原因不明な状態で信じてもらえないだろうし…

「そうか、お嬢ちゃんはこれからどこに行くんだい?」
「ジャイアントツリーですかね~」
「それは止めた方がいい、あそこはいま黒死病が流行ってる」

これはどう答えるべきだろうか…
だから行くってのが本音だけども…
せっかくだし情報引き出せないかな?

「そうなんですか?」
「あぁ、帝国から来た船の連中が腕やら腹やらあっちこっちが黒くなって死んだらしい…港方面は、肌が黒ずんだ連中が何人かいてな…港近くの倉庫で治療を受けているから近寄るなよ」

また帝国か…
皮下出血してるんだろうな…

「あぁ、ぞうだ、今まリリィーも王都も黒死病対策で封鎖してますよ?」
「む、そうなのか…お嬢ちゃんは王都から?その制服は白狼学園か」
「そうですよ、その伝令でメグと一緒にジャイアントツリーに行くんですよ。」

これは完全に嘘じゃない!エリックとクレアに会わなきゃだし!

「そうか道中気をつけろよ」
「ありがとうございますそちらこそ気を付けてください」

って、ちょっとまった

「おじさんたちはどこ行くの?」
「リリィーだ、ここからだとリリィー城外で封鎖が解けるのを待つか、鉱山都市ガズッサに行くしかないからな…」

戻ってくれれば良かったけど
さすがにそうはいかないか…

「そうですか気を付けて…」

行商一行と別れ、
その後ジャイアントツリーに行くまでに
野営地や、街道で
9組の行商一行や、黒死病から避難する一行と遭遇し
1人1人治療対応しながら行った。
結構感染してる人が多かったが…
対応中メグが子供たちと遊んでたけども…
まぁいいけどさ…
対応しながら移動したためか
ジャイアントツリーに到着するまでに3日もかかってしまった…
長かった…3日間は長かった…
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