【完結】元ヤンナース異世界生活

川原源明

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第5章 VSオダマキ帝国戦争

第108話 VSオダマキ帝国戦23 ドラゴンゾンビ ティアマト君にによる観光都市カトシス攻め

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外が騒がしく、目が覚めた……
何かあったのかな?
ん~もうちょっとゆっくり寝たいけど、日も結構上がってるし、今日も活動しますか
今は、8時位だろうか?
とりあえず身支度をして、下に下りる。
1階まで降りてくるとそれなりに人がいて、ほぼ全員が深刻そうな表情をしている

「すいません、チェックアウトしたいんですけど」
「あぁ、構わん」
「何かあったんですか?」
「あぁ、西にあるカトンが、昨夜アンデットスタンピードにあったらしくてな、今朝がた領主より、カトシスも警戒するようにと通達があったんだよ」

情報の伝達が早くない…?
その情報が伝わるのが、もうちょっと後だと思ってたんだけど…

「被害状況とかは、どんな感じなんですか?」
「さぁな、昨夜カトンが、アンデットスタンピードに遭ったので警戒しろって事位しか聞いてないな」

把握してる情報の内容が、限定的なのかな?
それとも、意図して必要以上の情報をながしてないだけか?
まぁ、ヴァンパイア兵だけが被害に遭いましたとかおかしいしね… 
そもそもスタンピードに遭いやすいエリアとかあるのかな……

「へぇ…ここら辺ってスタンピードって起きやすいんですか?」
「いや、初めてだな、この大陸だと、リスベン、ジャイアントツリー、オーシス、ワッコロ位だな、嬢ちゃんも街の外に行くなら気をつけな」

ジャイアントツリーもなのか
宿屋のおじさんから、忠告を受けたけども
そもそもの元凶は、うちだからな……

「ありがとうございます」

さて、黒マントフート付きの身の丈程のチュニックとかマントが欲しいな…
空飛んだら目立つし…それとも街中に居ながらティアマト君の戦力を見るかな

宿を出て街の中を見てまわると、綺麗に区画整理された街並みだ、道路が格子状に敷かれている上に、宿屋・飲食店エリアとかまとまってる感じがする…
そして、城壁の上が一般人が登っても問題ないようで、
うちも、街の南側から城壁の上を1周歩いてみた。
歩いてみてわかったのが、南側が、湿地帯で、西側ユリ山と麓の樹海が広がっている。
東・北側は所々木々がある普通の平原みたいな状態だ、
北側の平原エリアで軍が野営してる。

ティアマト君出すとしたら北側の野営地の奥あたりに出すべきだろうか
城壁の上で、見張りをしてる兵士達はそんなに多くない
とりあえず、北側の城壁へ移動しよう。

野営地では、昨夜のカトンの一件もあるからか
所々で、木箱を馬車や荷車に乗せる作業をしている
状況見てると、武具をアンデット達に盗られたって情報は入ってそうだけどな…
だれが、どこまで情報を仕入れてるんだろう…
考えても解らないし、さっそくティアマト君の実力を見てみるか

野営地のはるか前方にティアマト君出現させる。
出現させた瞬間、

「敵襲―! ドラゴンが現れたぞ!」

城壁にいる兵士じゃなく、野営地で見張りをしていたと思われる兵士が叫んだ
物資積をしていた兵士達が手を止めて、慌ただしく動き始める。
城壁の上にも、兵士が集まってくる。
すると一人の兵士から

「子どもは、危ないから下がってなさい!」

と言われた…
下がったら、ティアマト君の様子が見れないじゃん…
駄々こねたところで、おそらく力づくで下に連れてかれそう…

「えぇ~兵士さん達のカッコいい姿見てみたいです!」

とりあえず、おだててみるけど…

「そんなことは良いから下がりなさい!」

ダメか……仕方ない、
ティアマト君に、その場で適当に兵士たちの相手をしてあげて…

急いで城壁を降り、南門から街の外へ出て、西側の城壁沿いを走り北側へ
森の中に身を潜めて、ティアマト君の様子を確認!
既に多くの兵が、ティアマト君を取り囲んでいるが、
尻尾を振り回したり頭を振ったりして、兵士たちを薙いでいる
時々前足のみジャンプして地響きを起こしたり結構多彩な攻撃手段があるじゃん!
竜族魔法とやらを見せてほしいなぁって思ったら。
ティアマト君の頭の上に黒く光る玉が出現する。
黒く光る玉が少し大きくなったと思ったら上空へ上っていき破裂!
小さな黒い光が雨のように降り注ぎ
黒い光にあたった人たちは、黒い炎の様なものに包まれ、消滅する……
地面に落ちたものは、何事もなかったように消えた

自分の周囲殲滅魔法?
触れたら消える黒い雨……怖

周囲に邪魔な兵士が居なくなったティアマト君は、歩みを進める

先ほどの、黒い雨を見た兵士の中には、すっかり戦意喪失してる者もいるようで、
陣中の方から、檄を飛ばす声も聞こえる

その後は、ティアマト君にとりつく兵士もいるし、取り囲んでいた先ほどとは違い、
多種多様の魔法や矢がティアマト君に向けて放たれてる
まぁ、被弾しても無傷なんだけども……

大体の実力はわかった、最後にブレスをば……
正直これを思ったのがいけなかった、城壁がブレス防ぐと思っていたんだ……


結果は……
ティアマト君の口の中に黒い光が現れ次第に大きくなる
ティアマト君が前足のみジャンプし、上半身を反らし
着地と同時にブレスを吐き出す。
ブレスを吐き出しながら、頭を左右に振ると…

ちょ!こっちにもブレスが!急いで上空に退避!
その瞬間、うちの身を潜めていたころにもブレスが飛んできた。
危ない危ない、危うくブレスの餌食になるところだった……
と思いながら街中を見たら…北側の城壁が消し飛び、ブレスの射程内と思われる街中の半分程が消し飛んでいた……

(茜殿……これはちょっとやりすぎじゃなかろうか……)

ホロウ君…うちもそう思う…どうしよう…
とりあえず、ティアマト君収納!
急いで地面に下り消えた北側エリアへ…
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