【完結】元ヤンナース異世界生活

川原源明

文字の大きさ
135 / 143
第5章 VSオダマキ帝国戦争

第129話 VSオダマキ帝国戦44 久々の王都オーガスタ

しおりを挟む
ヴァンパイアロードとの決着がついた、
これで、帝国戦から、面倒なヴァンパイア戦がなくなるはず、
後は人との戦だ、これでナンシーの勝率が大分近づいたはず!
当初の目的通り、王都へ
日も暮れたし、今夜は王都で一泊かな

「メグ、改めて王都行こう!」
「はいよ~飛んで?」
「うん」

メグに乗っていくのも良いけど、空飛んでいくほうが早いし
メグに抱き着いて上空へ飛翔する
日も完全に落ちて目印が……
サポートシステム!

(っは!何か御用でしょうか?)

王都オーガスタまで行きたいんだけど、ナビお願い!

(了解しました。現在の向きから、右へ90度修正してください)

90度……言われた通りに向き修正して飛行開始!

飛行していると、時々眼下に街の明かりが見えるが、すぐ後方に流れていく
しばらく飛行してると

(まもなく左前方に、王都オーガスタが見えてきます。)

ナビ後、左前方に、広範囲の街の明かりが見えてきた。
あれか、白狼学園辺りで降りればいいかな、
王都が近づいてくると、高度をさげ、学園長のいる建物入り口付近に降りた

なんか、凄く久々に来た白狼学園
さすがに、日も落ちているからか、
人の気配が全くと言っていいくらいない
メグは前回同様に、ついてこないで外で待ってるみたいだ
校舎内にある、学園長室へ向かう、
扉の前で、ノックをすると返事があった

「失礼します~」

と言って、入ると
書類仕事をしていた手を止めて、こちらを見た

「ん?久しぶりだね~元気してたかい?」
「してましたよ、学園長も変わりないようで」
「そうだね、今日はどうしたんだい?」
「戦に参加するから、身長を伸ばしたくて、生前の身長くらいになりたいなと…… 」

思えば
ヴァンパイアロードとは、既に蹴りが付いてるし
今回の帝国戦じゃもう戦いはなさそうな気もしているけど……
まぁ、戻っておくことに越したことはないよね……

「なるほどね、身体の時間を流してほしいのか、構わないよ」

すこしは、考え直せ~とか戦に参加とは~?
みたいに何か言われるかなぁと思ったんだけど、

「いいんですか?」
「構わないよ、ネア様からも言われてるからね」

ん?ネアが?

「ネアがなんで?」
「元々の身体に戻りたいって、いずれ思うだろうから、その時はお願いとね」
「ふ~ん……」

読んでたって事かな?
まぁ、問題ないならそれでいいんだけども

「こっちへおいで」

そう言って、机の横に立つ学園長
うちも学園長の元へ移動する

「おでこに触れるよ」
「ほい」

学園長の手が、うちのおでこに触れる
すると、学園長の身体が、ぼんやりと光を纏いはじめると
おでこに触れてる手が、暖かくなってきた。

「おぉ」

なんというか、身長が伸びているのか、視点が徐々に高くなってきた。
身体には痛みとかはないし、このまま160㎝位まで伸ばせるなら伸ばしてくれても……
と思ったら、視点上昇が止まった……

「これでどうかな?一応26歳の時ではなく、18歳の時にしたよ」
「あ~ありがとうございます」

18歳の時か~身長が、145~6㎝の時だな……

「ん~茜君は、結構小柄な体質なんだね」
「ソウデスネ」
「まぁ可愛いからいいじゃないか」

一応コンプレックスなんだけどな……

「そうですか?」

あまり、可愛いと言われても
なぜかうれしくない!
彼に言われたときは別格だけども!

「さて、茜君、対価というわけじゃないけども、これを持っていきなさい」

そう言って、学園長が手を差し出してきた
その上に乗ってるのは、黒い数珠が2つ

「数珠ですか?」
「そうだよ数珠だよ」

魔除けかなんかなのかな?

「数珠をどうするんですか?」
「そうだね、数年以内に、秋津の国と深いつながりのある子が君の元に訪れると思うよ。その子と一緒に、秋津の国に行きなさい、そして秋津寺に行くといいよ」

秋津の国とつながりのある人か、
まさか彼だったりしないよね
彼の苗字が秋津なだけだと思うから繋がりはなさそうだけど

「ん~わかりました。いつになるかわかりませんが、行きます。元々行ってみたいと思ってたし」
「うん、よろしくね」
「ほい」
「他に何か用はあるかい?」
「いや、特に?」
「そう、メグにたまには顔を見せなさいと伝えてくれる?」
「了解です。今度は、学園長に紹介したい、お友達連れてきますね」
「楽しみにしているよ」

学園長が、少しにっこりした。

「んじゃ失礼します」

学園長が軽く手を振ってくれた
うちは、軽く頭を下げて退室した。

メグの元に戻ると、

「おぉ?ちょっと大きくなったね~お母さん元気そうだった?」

ちょっとってのが、凄く気になるけど……
その質問をするなら、ついて来ればよかったのに。
そんなことを思った

「元気してたよ、たまには顔を見せなさいってさ」

少し考えるような仕草をしつつ

「ん~そのうちね……」
「んじゃどこかの宿に泊まろう」
「ん~?宿なの?寮があるんじゃ?」
「だめだよ、身長伸びたし!とりあえず、街の宿屋!」
「はいよ~」

2人で夜のオーガスタの街へ向かった。
しおりを挟む
感想 215

あなたにおすすめの小説

死に物狂いで支えた公爵家から捨てられたので、回帰後は全財産を盗んで消えてあげます 〜今さら「戻れ」と言われても、私は隣国の皇太子妃ですので〜

しょくぱん
恋愛
「お前のような無能、我が公爵家の恥だ!」 公爵家の長女エルゼは、放蕩者の父や無能な弟に代わり、寝る間も惜しんで領地経営と外交を支えてきた。しかし家族は彼女の功績を奪った挙句、政治犯の濡れ衣を着せて彼女を処刑した。 死の間際、エルゼは誓う。 「もし次があるのなら――二度と、あいつらのために働かない」 目覚めると、そこは処刑の二年前。 再び「仕事」を押し付けようとする厚顔無恥な家族に対し、エルゼは優雅に微笑んだ。 「ええ、承知いたしました。ただし、これからは**『代金』**をいただきますわ」 隠し金庫の鍵、領地の権利書、優秀な人材、そして莫大な隠し資産――。 エルゼは公爵家のすべてを自分名義に書き換え、着々と「もぬけの殻」にしていく。 そんな彼女の前に、隣国の冷徹な皇太子シオンが現れ、驚くべき提案を持ちかけてきて……? 「君のような恐ろしい女性を、独り占めしたくなった」 資産を奪い尽くして亡命した令嬢と、彼女を溺愛する皇太子。 一方、すべてを失った公爵家が泣きついてくるが、もう遅い。 あなたの家の金庫も、土地も、働く人間も――すべて私のものですから。

【完結】異世界に召喚されたので、好き勝手に無双しようと思います。〜人や精霊を救う?いいえ、ついでに女神様も助けちゃおうと思います!〜

月城 蓮桜音
ファンタジー
仕事に日々全力を注ぎ、モフモフのぬいぐるみ達に癒されつつ、趣味の読書を生き甲斐にしていたハードワーカーの神木莉央は、過労死寸前に女神に頼まれて異世界へ。魔法のある世界に召喚された莉央は、魔力量の少なさから無能扱いされるが、持ち前のマイペースさと素直さで、王子と王子の幼馴染達に愛され無双して行く物語です。 ※この作品は、カクヨムでも掲載しています。

異世界の片隅で、穏やかに笑って暮らしたい

木の葉
ファンタジー
『異世界で幸せに』を新たに加筆、修正をしました。 下界に魔力を充満させるために500年ごとに送られる転生者たち。 キャロルはマッド、リオに守られながらも一生懸命に生きていきます。 家族の温かさ、仲間の素晴らしさ、転生者としての苦悩を描いた物語。 隠された謎、迫りくる試練、そして出会う人々との交流が、異世界生活を鮮やかに彩っていきます。 一部、残酷な表現もありますのでR15にしてあります。 ハッピーエンドです。 最終話まで書きあげましたので、順次更新していきます。

いきなり異世界って理不尽だ!

みーか
ファンタジー
 三田 陽菜25歳。会社に行こうと家を出たら、足元が消えて、気付けば異世界へ。   自称神様の作った機械のシステムエラーで地球には帰れない。地球の物は何でも魔力と交換できるようにしてもらい、異世界で居心地良く暮らしていきます!

リリゼットの学園生活 〜 聖魔法?我が家では誰でも使えますよ?

あくの
ファンタジー
 15になって領地の修道院から王立ディアーヌ学園、通称『学園』に通うことになったリリゼット。 加護細工の家系のドルバック伯爵家の娘として他家の令嬢達と交流開始するも世間知らずのリリゼットは令嬢との会話についていけない。 また姉と婚約者の破天荒な行動からリリゼットも同じなのかと学園の男子生徒が近寄ってくる。 長女気質のダンテス公爵家の長女リーゼはそんなリリゼットの危うさを危惧しており…。 リリゼットは楽しい学園生活を全うできるのか?!

異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します

桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる

完結【真】ご都合主義で生きてます。-創生魔法で思った物を創り、現代知識を使い世界を変える-

ジェルミ
ファンタジー
魔法は5属性、無限収納のストレージ。 自分の望んだものを創れる『創生魔法』が使える者が現れたら。 28歳でこの世を去った佐藤は、異世界の女神により転移を誘われる。 そして女神が授けたのは、想像した事を実現できる創生魔法だった。 安定した収入を得るために創生魔法を使い生産チートを目指す。 いずれは働かず、寝て暮らせる生活を目指して! この世界は無い物ばかり。 現代知識を使い生産チートを目指します。 ※カクヨム様にて1日PV数10,000超え、同時掲載しております。

異世界転生~チート魔法でスローライフ

玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。 43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。 その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」 大型連休を利用して、 穴場スポットへやってきた! テントを建て、BBQコンロに テーブル等用意して……。 近くの川まで散歩しに来たら、 何やら動物か?の気配が…… 木の影からこっそり覗くとそこには…… キラキラと光注ぐように発光した 「え!オオカミ!」 3メートルはありそうな巨大なオオカミが!! 急いでテントまで戻ってくると 「え!ここどこだ??」 都会の生活に疲れた主人公が、 異世界へ転生して 冒険者になって 魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。 恋愛は多分ありません。 基本スローライフを目指してます(笑) ※挿絵有りますが、自作です。 無断転載はしてません。 イラストは、あくまで私のイメージです ※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが 少し趣向を変えて、 若干ですが恋愛有りになります。 ※カクヨム、なろうでも公開しています

処理中です...