【R18】転移先で獣人アラフィフ男性と色々ありまして

１２

　指の動きは徐々に激しくなり、内壁を激しく擦って、奥を突いた。レオナルドの骨ばった長い指が出し入れされるたびに、紅葉は新たに溢れていく愛液を自覚する。

　すると、彼は紅葉の体液を指先ですくい取り、それを紅葉の陰核に塗りつけた。次いで粘液を潤滑油にし、そこを指の腹で優しく撫でる。

　それだけでも身をよじるほどの快感だというのに、レオナルドはさらに指で陰唇を左右にひらき、陰核を露出させた。そこへ、指の腹を押しつける。

「ひぁアァッ♡♡♡♡」

　過敏なところに直接触れられて、紅葉の体が大きく跳ねた。レオナルドはそのまま指で陰核をこねくりまわす。

「アッ、あっ！♡♡♡♡　だめっ、だめですッ！　こんなっ、だめぇッ‼♡♡♡♡♡」

　紅葉は、自分の下腹部がきゅんきゅんと疼くのを嫌でも感じた。あまりの刺激に抵抗をしようとするのだが、レオナルドのもう一方の手がそれを簡単に防いでしまう。

　もはや、紅葉は彼から与えられる快楽に悶えるしかなかった。喉から、悲鳴じみた嬌声が次から次へと勝手に溢れてくる。

　すると、不意にレオナルドが紅葉の秘部から手を離した。

　やっと解放されたのかと思った直後、濡れそぼった性器に顔を寄せてくる彼を視認して、まさか……と目を見張る。

「待っ――」

　言いきる前に、レオナルドの舌先が割れ目に触れた。彼は陰唇を舌で割りひらき、陰核をくちに含む。

　そうして、唇と舌を使って、紅葉の陰核を吸い上げた。
　その瞬間、紅葉の頭の中でなにかが弾け飛ぶ。

「あアアあアあああッ‼♡♡♡♡♡♡」

　電気でも流されたように、全身がガクガクと反応した。彼のくちの中で、陰核までもが痙攣しているのがわかる。

　レオナルドは陰核をしゃぶり上げながら、また膣内に指を挿入してくる。

　あまりの刺激に目がくらみ、どうにかなってしまいそうだったのに、それでも彼は紅葉を追いつめることをやめなかった。レオナルドは指で紅葉の弱い部分をさぐると、そこを集中的に責め立てる。

　同時に陰核を吸われ、舐められ、甘噛みされて、もう紅葉は限界だった。視界はぼやけて、うまく呼吸も出来ない。

　紅葉は強烈な感覚から逃れたい一心で、腰を引いた。が、レオナルドはそれを許してくれない。

　彼は紅葉の腿を掴んで自分のほうへと引き寄せ、先程以上に激しく陰核にしゃぶりつく。

　本当に、どうにかなってしまうと思った。紅葉のくちからは、飲み込みきれない唾液が溢れている。

　もう許してほしいという意思を込めて首を左右に振ったものの、それを違い意味に受け取ったのか、レオナルドは紅葉からくちを離して指を抜くと、今度は自身の着衣をくつろげた。

　そこには、熱く脈を打つ陰茎がある。すでに透明な体液が垂れており、ただでさえ質量のあるそれをさらに狂暴に見せていた。