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 レオナルドが、ゆっくりとそれを紅葉の足の付け根に押しつけてくる。亀頭に割れ目をなぞられたかと思うと、今度は竿全体を陰部に擦りつけてきて、紅葉の愛液を男根全体にまとわせた。

 熱い塊に秘部を擦られて、紅葉は背筋を震わせる。これまでに、異性の性器を受け入れた経験などない。故に、不安と恐怖はあるはずなのに、どうしてか、その剛直に貫かれたいという感情が芽生えていた。

 どうなってしまうのかわからずに恐れる気持ちと、めちゃくちゃにしてほしい気持ちが入り混じっている。奥まで入れて、揺さぶって、突き上げてほしい。なにもわからなくなるくらい、激しく抱いてほしい。

 どうしてそんな獣じみた欲求がわいてくるのかわからず、紅葉は戸惑ったが、それでも肉体がレオナルドを求めているのは疑いようがなかった。

 彼が紅葉の両膝の裏に手をかけて、持ち上げる。
 そして、脈打つ男根が、割れ目にあてがわれた。

 熱い息を吐いたレオナルドが慎重に腰を進めて、割れ目を押し広げていく。
 違和感に、紅葉は眉を寄せた。彼のそれは、あまりに大きすぎた。

 紅葉の両足を肩にかけ、レオナルドはあくまで時間を掛けながらゆっくりと挿入する。

 熱くて大きなものが、どんどん奥に入ってくるのがわかった。どくんどくんと脈打つ響きが、直接つたわってくる。

 やがて、レオナルドの動きが止まった。どうやら、すべて入ったらしい。

 圧迫感に顔を顰めながら、紅葉はレオナルドを見上げた。彼のひたいに汗が滲んでいるのがわかった。

 紅葉を見下ろしながら、レオナルドが紅葉の頬を撫でる。その温かい大きな手に安堵感を覚えて、紅葉は彼の手に自分から頬をすり寄せた。

 小さく笑ったレオナルドが、紅葉の唇を優しく塞いでくる。侵入してきた舌に自分の舌が絡め取られ、それがどうしようもなく気持ちよかった。

 唇を離した彼が、ゆっくりと動き始める。慎重な律動は徐々に速度を上げて、着実に紅葉の奥へと入ってきた。

 違和感を覚えたのは最初だけで、次第に体は男性に揺さぶられる快楽を覚え始める。

 レオナルドは紅葉の弱い箇所を見つけると、重点的にそこばかりを狙ってきた。そのたびに、紅葉は甘い声をあげる。

 そんな紅葉の様子をどこか楽しげに見ていた彼が、律動しながら紅葉の胸に手を這わし、揉みしだいて、突起を弄る。そうされてしまうと、もうなにも考えられなくなった。頭が、快楽しか理解してくれない。それ以外のことがなにもわからなくなっていく。

 レオナルドが紅葉の足を深く折って、さらに腰を激しく打ちつけてきた。肌がぶつかり合う乾いた音が、室内に響く。弱い部分を激しい律動で執拗に責め立てられて、もう紅葉は限界だった。逃げたくても、大きな体にのしかかられていては、どうしようもない。


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