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Second Memory~新しい家族?~
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「えっと・・・何を言ってるんですかね・・・」
目の前の少女の唐突な発言に頭の中が混乱する。
「静夜様のお父様とお母様からお二人自身が亡くなられたときには恋人として静夜様のそばにいてほしいとのことでしたので。」
なにも聞いていないのですか?と首をかしげているレイス。
ここで俺は疑問に思ったことが二つある。気になったのでレイスに聞いてみるとしよう。玄関で立ち話というのもなんなので、レイスをとりあえず家に上げよう。
「まあ、聞きたいことが山ほどあるので、ひとまず中へ・・・」
「はい、お邪魔いたします。」
なんかさっきよりも表情が柔らかくなった気がするがまあいいだろう。とりあえず彼女とリビングに入り、ソファに腰掛ける。
あらためて考えてみると、ありえないほどかわいい美少女が自分の目の前にいることがまず信じられない。髪は銀色で、目は・・・アースアイとでもいうのだろうか・・・見たこともないような特殊な色をしている。
まあ、そんなことを気にしている場合ではないのでひとまず置いておこう。
「それで、いくつか質問したいんですけど、いいですか?」
「では、そのまえに二つほど私からお願いがございます。」
「まず、これから敬語はやめて静夜様の普段通りに接してください。そして私のことはレイスとお呼びください。」
今のままでは恋仲として不自然でしょう?と彼女はなぜかふふん。と胸を張りながら自慢げに最後に付け加えたが、いやいや待て待て、俺はこの美少女には今日初めて会ったばかりだし、この子と俺が恋仲?ありえない・・・ますます怪しくなってきたな・・・
「じゃあレイスにいくつか質問をするから答えてほしいんだけど、いいかな。」
「はい、了解しました。質問をどうぞ。」
「じゃあ、一つ目に俺の父さんと母さんに言われてここに来たと言っていたけど、二人との関係を示す証拠でもあるのかな。」
これが俺が最初に感じた疑問。まず俺は両親から何一つ聞かされてないし、親の指示で女の子を家に迎え入れるということにまず納得がいってない。それに、俺の両親に関係しているという証拠がなければ、レイスは嘘をついている可能性が高い。
「その質問に関しましては、こちらをご確認ください。」
そういうとレイスはどこから取り出したのか、目の前に分厚いファイルを三冊ほど置いた。
「ナニコレ?」
「先ほど静夜様がおっしゃっていた静夜様のご両親と私の関係を示す資料ですが?あっ!すみません!これだけでは足りませんでしたか?」
「ちょっ!ちょっと待って!もういいから!もう大丈夫だから!」
そういってまたどこからともなく大量の資料を出そうとするレイスを制して俺はその資料を何枚か目を通してみる。驚いたことにその資料には確かに両親の字で書かれた実験記録のようなものと、レイスと両親が並んで写っている写真が何枚かある。
「あとはこれが静夜様が一番納得していただけるものかと。」
すると彼女またどこから取り出したのか今度はパソコンをテーブルの上に置くと画面をクリックして動画を再生させる。それは今はもういない俺の両親とレイスが一緒に映っている動画だった。
「あれ?これもう映ってる?」
「映ってますよ。」
母さんがカメラ越しこちらに手を振り、レイスと会話をしている。
「おっと、もう映ってたのか。」
元気そうな父さんも母さんの後ろに映っている。
二人はカメラの前に座りなおすと・・・
「今から静夜にはレイスを恋人として受け入れられるようにいくつかのアドバイスをしたいと思いまーす。」
「は?」
なんだ俺の両親はおかしくなったのか?
そんなことを考えながら俺は目の前に突き出された面倒な出来事に頭を悩ませることとなった。
目の前の少女の唐突な発言に頭の中が混乱する。
「静夜様のお父様とお母様からお二人自身が亡くなられたときには恋人として静夜様のそばにいてほしいとのことでしたので。」
なにも聞いていないのですか?と首をかしげているレイス。
ここで俺は疑問に思ったことが二つある。気になったのでレイスに聞いてみるとしよう。玄関で立ち話というのもなんなので、レイスをとりあえず家に上げよう。
「まあ、聞きたいことが山ほどあるので、ひとまず中へ・・・」
「はい、お邪魔いたします。」
なんかさっきよりも表情が柔らかくなった気がするがまあいいだろう。とりあえず彼女とリビングに入り、ソファに腰掛ける。
あらためて考えてみると、ありえないほどかわいい美少女が自分の目の前にいることがまず信じられない。髪は銀色で、目は・・・アースアイとでもいうのだろうか・・・見たこともないような特殊な色をしている。
まあ、そんなことを気にしている場合ではないのでひとまず置いておこう。
「それで、いくつか質問したいんですけど、いいですか?」
「では、そのまえに二つほど私からお願いがございます。」
「まず、これから敬語はやめて静夜様の普段通りに接してください。そして私のことはレイスとお呼びください。」
今のままでは恋仲として不自然でしょう?と彼女はなぜかふふん。と胸を張りながら自慢げに最後に付け加えたが、いやいや待て待て、俺はこの美少女には今日初めて会ったばかりだし、この子と俺が恋仲?ありえない・・・ますます怪しくなってきたな・・・
「じゃあレイスにいくつか質問をするから答えてほしいんだけど、いいかな。」
「はい、了解しました。質問をどうぞ。」
「じゃあ、一つ目に俺の父さんと母さんに言われてここに来たと言っていたけど、二人との関係を示す証拠でもあるのかな。」
これが俺が最初に感じた疑問。まず俺は両親から何一つ聞かされてないし、親の指示で女の子を家に迎え入れるということにまず納得がいってない。それに、俺の両親に関係しているという証拠がなければ、レイスは嘘をついている可能性が高い。
「その質問に関しましては、こちらをご確認ください。」
そういうとレイスはどこから取り出したのか、目の前に分厚いファイルを三冊ほど置いた。
「ナニコレ?」
「先ほど静夜様がおっしゃっていた静夜様のご両親と私の関係を示す資料ですが?あっ!すみません!これだけでは足りませんでしたか?」
「ちょっ!ちょっと待って!もういいから!もう大丈夫だから!」
そういってまたどこからともなく大量の資料を出そうとするレイスを制して俺はその資料を何枚か目を通してみる。驚いたことにその資料には確かに両親の字で書かれた実験記録のようなものと、レイスと両親が並んで写っている写真が何枚かある。
「あとはこれが静夜様が一番納得していただけるものかと。」
すると彼女またどこから取り出したのか今度はパソコンをテーブルの上に置くと画面をクリックして動画を再生させる。それは今はもういない俺の両親とレイスが一緒に映っている動画だった。
「あれ?これもう映ってる?」
「映ってますよ。」
母さんがカメラ越しこちらに手を振り、レイスと会話をしている。
「おっと、もう映ってたのか。」
元気そうな父さんも母さんの後ろに映っている。
二人はカメラの前に座りなおすと・・・
「今から静夜にはレイスを恋人として受け入れられるようにいくつかのアドバイスをしたいと思いまーす。」
「は?」
なんだ俺の両親はおかしくなったのか?
そんなことを考えながら俺は目の前に突き出された面倒な出来事に頭を悩ませることとなった。
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