彼女は、人間を想う。

ツキミヤ

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Foueth memory~真実~

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「では、三日後には共にここを立つ準備をしておかねばなりませんね。」
「え?もう出発するのか?」
「はい、いつまでもここにいるわけにはいきませんので。」
確かに、レイスの言う通りだ。
「わかった。出発の準備は任せたぞ。」
「はい、おまかせください。」
そうして俺は、レイスとの今後の予定についての話し合いを終えた。
それから三日後、ついに出発の日が来た。
「静夜様、こちらへ来てください。」
「ああ、わかった。」
そうして俺は大きな施設のロビーに通された。
「こちらは、AI研究機関の本部です。そして、私は静夜様と行動を共にします。」
その時、名前を呼ばれたのでそちらに振り返ってみる。そこには長髪を後ろで縛り、白衣を着たきれいな女性が立っていた。二十代半ばだろうか。本当にきれいな人だ。
「やあ、久しぶりだね。静夜君。って覚えてないか。最後に会ったの君が小学生の時だし。」
女性は微笑みながら言ってくる。
「えっと・・・どこかであったことがありましたか?」
俺は困惑しながら答える。すると、
「あーやっぱり記憶がないのか。まあ、仕方ないよね。あの時はいろいろあったんだもん。」
「あの時・・・?」
俺はさらに訳が分からなくなった。
「まあまあ、そんなことより自己紹介をしましょうか。私は、レイスの製作者の一人であり、君のご両親の知り合いでもある、佐藤 彩夏です。」
「え?あなたのことは、よく父さんから聞かされてました。なんでもすごい研究者だとか・・・」
「そんなことないわよ。私はただの研究員。それに今はAI研究機関の所長だけどね。」
「え?そんな人がなぜ俺のことを・・・?」
「それは、私が静夜君のお母様とお父様とは旧知の仲だったからよ。さてと、まあ前置きはこのぐらいにして、詳細は奥で話しましょう。」
そうして俺達は研究所の奥へと進んだ。
(まさか、こんなところで両親と繋がりのある人に会えるなんて・・・)
俺はまだ混乱していた。
「さあ、着いたよ。」
そうして俺は一つの部屋に案内される。そこにはソファーがあり、向かい合うようにして座った。
「それで話というのはなんでしょうか?」
まずは状況を把握したいと思い、俺は切り出した。
「う~んそうだね。じゃあ単刀直入に聞くけど、静夜君はこれからどうしたい?復讐でもするかい?」
その言葉を聞いて、俺は驚く。しかし、それと同時に少し嬉しかった。俺が両親の死について何かしら思うところがあるということがわかってもらえたような気がしたからだ。
「いえ、俺は殺した奴らを許すことはできません。ですが、それを両親が望むかどうかです。」
すると彩夏さんはフッと笑って一言。
「さすがあの人たちの息子さんだ。そういうところがそっくりだね。でもね・・・」
俺は彩夏さんの言葉がつっかえたのが少し気になった。
「でも?」
「どちらにせよ、帝国は潰さなければならなくなる。今はまだ、落ち着いているけど、帝国が軍事力を蓄えているのは知ってるよね?」
「はい。」
「もうすぐ、帝国がこの国に攻めてくる。」
「そんな!」
「もちろん、こちら側も防衛の為に動くよ。だから、君も協力してほしい。」
「わかりました。」
「ありがとう。」
そうして、俺は帝国と戦うことを決めた。
「それでは、早速明日にでも出発しましょうか。」
レイスが急に言い出す。
「え?明日!?いくら何でも早すぎじゃないか?」
「そうですか?」
レイスは不思議そうな顔をしている。おそらく、早く出発しておいた方が帝国との交戦を避けられるとか考えているのだろう。
「いや、まあいいか。とりあえず、今日はもう休んでもいいか?」
「ええ、構いません。」
こうして、俺は一先ず休むことにした。
翌日、俺は早朝から起床し、身支度を整えていた。そこへ、部屋の扉をノックする音が聞こえてきた。
コンコン
「はい。」
ガチャ ドアを開けると、そこには彩夏さんがいた。
「やあ、おはよう。よく眠れたかな。」
「ええ、とても。」
突然の来訪に戸惑っていると、彩夏さんが言ってきた。
「朝食の準備ができたから呼びに来たんだけど、準備できたかな?」
「あーもう少しだけ待ってくれませんか?」
俺は急いで着替えなどを済ませる。
「よし!終わった。」
そう言って、部屋を出る。
「お待たせしました。行きましょうか。」
「うん。」
そして俺達は食堂へと向かった。
「ここが食堂だよ。」
そう言われて中に入ると、そこには長いテーブルがあった。端の方にはメイドらしき人が立っている。すると、奥のほうから誰かがやってきた。
「あーやっと来たか。」
そう言ったのは白衣を着た男だ。年齢は三十代前半だろうか。眼鏡をかけていて、髪はボサボサである。
「すいません。遅くなりました。」
「いいよ。こっちこそ無理矢理呼んじゃってごめんね。」
彩夏さんが謝ると男は笑顔で許してくれた。それから全員席に着いたところで、男が口を開いた。
「初めまして、僕は柏木 拓真といいます。一応ここで研究者をしていて、佐藤君と同じレイスちゃんを作った一人だ。よろしくね。」
「はい、こちらこそよろしくお願いします。」
「さてと、自己紹介もすんだことだし食べようか。」
そうして食事が始まった。
「ところで静夜君はレイスちゃんとどんな関係なのかな?まさか恋人だったりして。」
拓真さんがそういうや否や今まで黙っていたレイスがすかさず・・・
「婚約者です。」と言った。しかもドヤ顔で。
「ふふ、そうか、そうか、静夜君はレイスちゃんに本当に好かれているようだ。さて、そろそろ本題に入ろうか。」
そう言うと、真剣な雰囲気になった。
「静夜君、昨日も話した通り帝国との戦争が始まる。そこで、僕達と一緒に戦ってほしい。」
俺は即答した。
「はい。こちらからも頼みたいことがありましたし、むしろありがたいぐらいですよ。」
「それは良かった。それじゃあ、詳しい話はまた後ほどしようか。」
「はい。」
そうして、朝食を終えた俺達はそれぞれの部屋に案内された。
「さて、どうするか。」
俺はこれからのことについて考えていた。
「まずは情報収集だな。帝国の戦力について知っておかないと。」
俺はスマホを取り出し、ネットにアクセスした。
「えっと、検索ワードは帝国・・・と」
調べてみてわかったことがある。帝国の軍事情報が一切出ない。
帝国が何かしらの手段を使って情報操作をしているのか、それとも帝国が意図的に情報を隠蔽しているのか。
「とりあえず、帝国については一旦置いておこう。後で、彩夏さんか拓真さんにでも聞いておこう。」
俺はそう結論づけた。
俺は昼食まで時間があるので、街へ出ることにした。この国の現状を見ておきたかったからだ。それとついでに帝国についての情報収集もしておこうと思う。
「しかし、広いなこの街は。」
俺は街の中央にある広場に来ていた。ここは噴水があり、憩いの場となっているらしい。
「ん?あれは?」
見ると、子供が遊んでいた。子供たちの年齢を見ると五歳~十歳くらいの子が多い。
「子供か。平和だな。」
今はまだこの国は平和だが、帝国からいつ危険が及んでもおかしくはない。
「そのためにも、俺たちが頑張らないとな・・・」
そんなことを考えている時だった。
ドンッ! 急に後ろから衝撃を受けた。振り向くとそこにはフードを被った人がいた。
「おい、お前ら金を出しやがれ!」
その男はナイフを持っていた。
「え?」
いきなりの出来事に戸惑っていると、
「早くしろ!死にたくなければ金を出せと言っているんだ!」
周りにいた人たちは悲鳴をあげながら逃げていった。だが、子供が一人人質に取られてしまった。
「くっ!やるしかないか・・・」
俺は仕方なく戦うことにした。
「おい!そこの女、お前もこっちに来てもらおうか。このガキが死にたくなければな。」
すると隣にいたレイスが男に呼ばれた。
「え?私ですか?」
「そうだ!さぁ、来い。」
レイスがこちらに視線を向けたので俺は一言。
「レイス、一発かましてやれ。」
レイスは笑顔で「了解です。」といって男のもとに歩いて行った。
「よし、それでいい。」
俺はレイスに合図を送った。
「さて、これで終わりですね。」
レイスの言葉と同時に男の目下にはレイスの蹴り上げた足があった。
「グハッ!!」
男は口から血を吐いた。おそらく顎は折れているだろう。
レイスはそのまま男を拘束した。
「レイスちゃん大丈夫かい!?」
するとレイスの隣に彩夏さんが走って来た。
「はい、問題ありません。」
二人が会話をしていると拓真さんも来た。
「いやーすごいね君たち。まさかあの一瞬で終わらせるなんて。」
そう言って褒めてくれた。
「関心より、まず心配でしょうよ・・・」彩夏さんがあきれたように拓真さんに言った。
その後すぐに兵士らしき人たちが来て犯人を連行していった。
「それにしても凄かったね。二人とも。」
「いやいや、レイスがやってくれたおかげですよ。」
「いえいえ。私はマスターの指示に従っただけですし。」
「そうなんだ。ところで二人はこの後どうするのかな?」
「特に予定はありませんが。」
「なら良かった。少し話したいことがあったんだけど、良いかな?」
「はい。大丈夫ですよ。」
「うん。ありがとう。それじゃあ、一度研究所に戻ろうか。」
そうして俺達は研究所に戻ることになった。
そして研究所の食堂にて、
俺達は話をしていた。
「さて、先ほどの犯人の身元について調べてみたんだが、思わぬ収穫があったよ。」
拓真さんは真剣な表情で話す。
「どうやら、彼は帝国の元軍人らしい。」
「帝国・・・ですか。」
「あぁ、奴は帝国の人間だったようだ。だが、帝国にはもう住むことができないらしく、逃げてきたらしい。」
俺は帝国のことについて聞いた。
「住むことができない?どういうことですか?」
「じゃあ、これを見てくれ。」
すると彩夏さんがタブレットを俺に渡してきた。
そこには遺跡のような建造物からなにやらロボットのようなものが見える。人型アンドロイドだろうか。にしてもこちら側のアンドロイドとは見た目も少し違う。
「これは?」
「7年ほど前に帝国で発掘された、古代遺跡と古代兵器だ。」
「古代遺跡?」
「ああ、帝国は過去に栄えた文明の遺産を研究しているらしい。」
「へぇ~、そんなものが・・・」
「そしてその兵器というのが、これだ。」
すると拓真さんはタブレットを操作し、動画を見せてきた。
「こいつは・・・」
その動画には先ほどのロボットが戦闘員らしき人物たちと交戦している動画だった。
「なんなんですか。これは。古代兵器といっても昔にここまで高度な技術があったとは思えませんが・・・」
「実は、これには続きがあるんだ。見てみよう。」
拓真さんはまた操作をして次の動画を出した。
今度はそのロボットが光線のようなものを腕から照射しようとしている映像だ。
「なんだ?何をしようとしている?」
俺は不思議に思い、動画を見続けた。すると、 ドォンッ!という音が響き渡り、周りの建物が崩れ始めた。
「おいおい!何だよあれ!」
「わからない・・・だが、この攻撃によってこの街の半分以上が崩壊したと言われている。」
このロボットは現在は崩壊した街を以前よりも大きく発展させ、ノギア帝国の統率者として動いているらしい。軍事力の底上げも彼の指示だと聞いている。「このロボットが今も稼働していて、それが王国に攻め込んでくるかもしれないってことですよね?」
「ああ、そうだ。だから君はそのロボットを見つけ出し、破壊して欲しい。」
「わかりました。」
俺はこの時、なぜか自分がやらないといけないと思った。理由はよく分からないが、何か運命的なものを感じたのだ。
「ところで、レイスも連れて行くんですか?」
俺はレイスの方を見て言った。
「そうだな。レイスちゃんにも一緒に行ってもらいたいと思っている。」
「私もですか?分かりました。」
「ありがとう。それではよろしく頼むよ。これからはここが君たちの家だと思ってくれていい。ゆっくりしていきたまえ。」
こうして俺はレイスと二人でロボットを破壊するため、人類を救うために帝国に行くことを決意した。
「今日はもう遅いから寝たほうがいい。」ベットは用意してあるから。
そう言われて、俺とレイスはそれぞれの部屋に戻った。
俺はベットに入りながら、帝国のことを考えていた。
(帝国か・・・どんなところだろうな。)
俺はそう考えながら眠りにつこうとした時だった。
「マスター、起きていますか?」
部屋の外からレイスの声が聞こえてきた。
「あぁ、起きているぞ。」
俺が答えるとレイスは部屋の中に入ってきた。
「どうしたんだレイス?」
「いえ、少しお話がしたくて。」
「そうか。まあ座れよ。」
俺がそう言うと、レイスは俺の隣に座ってきた。
「どうしたんだ?話って。」
「マスターに一つ質問してもいいですか?」
「ん?別に良いけど。」
「ありがとうございます。それでは失礼します。」
そう言ってレイスは俺に抱きついてきた。
「ちょっ!?どうしたんだよ急に!」
「すみません、少しこうしたかったもので。」
「いやでも、今から話をするんじゃなかったのか?」
「はい、ですのでもう少しだけこのままでいさせて下さい。」
「いや、流石にそれはちょっと・・・」
「お願いします。」
「いや、あの・・・はい、わかりました・・・」
俺は諦めてそのままの状態で話すことにした。
「それで、話したいことっていうのは何なんだ?」
「はい。私がなぜこのような行動をしているのか気になっていましたので。」
「あぁ、そういう事ね。」
俺はレイスがなぜこんなことをしてきたのか理由を話した。
「私は、あなたを愛しています。」
「・・・は?」
「私は、あなたのことが大好きです。愛しています。」
「そ、そうなんだ・・・」
「はい、なのでずっと私のそばにいて下さいね。」
「あ、あぁわかったよ・・・」
「ふふっ♪ありがとうございます。」
「うぅ・・・」
俺は恥ずかしくなり、顔を隠すように横を向いた。
するとレイスはさらに強く抱きしめてきて、耳元で囁くようにして言ってきた。
「好きですよ。」
「わかったから、もう十分だから!」
俺は驚いてしまい、思わず声を上げてしまった。
「あら、顔を真っ赤にして可愛いですね♡」
「うるさい!早く出てけ!」
「嫌です。」
「おい、ふざけるなよ?」
「冗談ですよ。それではまた明日会いましょう。お休みなさい。」
そうして俺は上がった息を整えて眠りについた。
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