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第Ⅰ章 英雄の孫
ダンジョンへ
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早いもので入学からすでに一ヶ月が経過。
「では、今日の議題ね。説明はライアン魔力担当官から。」
「はい。まず、一年のいくつかのクラスからポーションの購入要請が来ています。主にC~E組ですね。」
「はぁ、毎年恒例になったわね。」
「それはどう言うことですか?会長。」
今発言したのは俺と同じクラスのシルク・アニーニ。役職は副会長。種族はエルフ。魔力A武力D所属パーティはルークス。
「えぇ、毎年必ず魔力切れを起こすからその対策でよこせっていうんだけどね。」
「どうしますか?」
「買うのもありだとおもいますが、」
「甘いわね、ミッチェル庶務。」
会長に甘いと言われたのが一年D組ミッチェル・アルフレッド。まぁ、真面目としか言えない。
「僕は買うべきでないと思います。」
「何故かなライアン。」
「簡単です。魔力切れを避けるためにポーションに頼ると」
「自分の魔力の量が正確に分からなくなって、どの魔法がどれほど撃てるか正確に把握出来ず、試合はもちろん。ダンジョン等で危機に陥るからよ。」
うわー!会長にいいとこ持ってかれた。
「ですが、授業で魔力切れを起こしても意味ないかと。」
「だから魔力切れから学ぶってことだよ。」
はぁ、真面目だから論破しづらいな。
「ミッチェル、見苦しいよ。クラスからなんとか通せって言われたんでしょ?無駄だよ。」
ナイスアシストだよ、シルク。
「はぁ?いいよな、A組は魔力切れには無縁で。」
その一言に俺、マドル、シルクのA組三人は
「あほちゃうの?俺らだって魔力切れぐらいするって。」
「まぁ、ライアンはしないけど。」
「あら、私もしたことないわよ。でも、皆一日三回は魔力切れしてるわよ?」
「なっ!そんなことしたら授業は?」
「「「録音。」」」
学園から生徒に配られるタブレットには録音機能がついている。
「四人とも、うるさいよ。」
今起きたのは1年B組のシノノメ・ユメカ。役員は皆ユメとよんでいる。東方のジッポー共和国からの留学生。役職は書記
「悪いな、ユメ。」
「ううん。」
「じゃあ買わない方向で。」
「「「「はい。」」」」
一人納得してないけど知らん。
「次に私から。1年A組のルミエールからダンジョン行きの要請がありました。戦闘教師のハリル先生と相談が要りますがここで却下もできますがどうしますか?」
「1年でダンジョンへ?ダメだろ。勉強すべきだと思う。」
あれ?こいつ俺らがルミエールってことを知らないのかな?まぁ生徒会では名前と所属クラスしか言ってないから俺の能力知らないのか。
「成る程。まぁ、これ見て。」
アリサ会長はデータを皆のパソコンへ転送する。
「まぁ、ルミエールなら問題ないね。」
「前もぼこぼこにされたんで。」
いいながらシルクはこちらを見る。
(見ないで、冷たい目線がいたい。)
「ふーん。SSSなのか、やはりダンジョンへ行かせるのは反対だ。勉強に打ち込むべきだ!」
こいつ勉強しすぎだろ?
「分かったわ。許可しましょう。」
「ありがとうございます。会長。」
「よし。やるぞ!あざっす、会長。」
俺とマドルが礼を言う。
見ろよ、マドル。ミッチェルの野郎口パクパクさせてるよ。
「ねぇ、どこ行くの?」
「中級ダンジョンの《野獣の洞窟》へ。」
「じょ、中級?アホなのか?SSSなら将来は安泰なのにか?」
うるさいよ、この庶務。まぁ、中級はC級討魔使四人のパーティで向かうのが常識。俺らがおかしいのは理解してますけど。
「別に、俺は将来とかわかんないからさ。討魔使志望だし。」
「いい練習だよ。」
「頑張ってね。まぁ二人なら大丈夫でしょ。」
こうして俺達のダンジョンへの挑戦が許可された。
「では、今日の議題ね。説明はライアン魔力担当官から。」
「はい。まず、一年のいくつかのクラスからポーションの購入要請が来ています。主にC~E組ですね。」
「はぁ、毎年恒例になったわね。」
「それはどう言うことですか?会長。」
今発言したのは俺と同じクラスのシルク・アニーニ。役職は副会長。種族はエルフ。魔力A武力D所属パーティはルークス。
「えぇ、毎年必ず魔力切れを起こすからその対策でよこせっていうんだけどね。」
「どうしますか?」
「買うのもありだとおもいますが、」
「甘いわね、ミッチェル庶務。」
会長に甘いと言われたのが一年D組ミッチェル・アルフレッド。まぁ、真面目としか言えない。
「僕は買うべきでないと思います。」
「何故かなライアン。」
「簡単です。魔力切れを避けるためにポーションに頼ると」
「自分の魔力の量が正確に分からなくなって、どの魔法がどれほど撃てるか正確に把握出来ず、試合はもちろん。ダンジョン等で危機に陥るからよ。」
うわー!会長にいいとこ持ってかれた。
「ですが、授業で魔力切れを起こしても意味ないかと。」
「だから魔力切れから学ぶってことだよ。」
はぁ、真面目だから論破しづらいな。
「ミッチェル、見苦しいよ。クラスからなんとか通せって言われたんでしょ?無駄だよ。」
ナイスアシストだよ、シルク。
「はぁ?いいよな、A組は魔力切れには無縁で。」
その一言に俺、マドル、シルクのA組三人は
「あほちゃうの?俺らだって魔力切れぐらいするって。」
「まぁ、ライアンはしないけど。」
「あら、私もしたことないわよ。でも、皆一日三回は魔力切れしてるわよ?」
「なっ!そんなことしたら授業は?」
「「「録音。」」」
学園から生徒に配られるタブレットには録音機能がついている。
「四人とも、うるさいよ。」
今起きたのは1年B組のシノノメ・ユメカ。役員は皆ユメとよんでいる。東方のジッポー共和国からの留学生。役職は書記
「悪いな、ユメ。」
「ううん。」
「じゃあ買わない方向で。」
「「「「はい。」」」」
一人納得してないけど知らん。
「次に私から。1年A組のルミエールからダンジョン行きの要請がありました。戦闘教師のハリル先生と相談が要りますがここで却下もできますがどうしますか?」
「1年でダンジョンへ?ダメだろ。勉強すべきだと思う。」
あれ?こいつ俺らがルミエールってことを知らないのかな?まぁ生徒会では名前と所属クラスしか言ってないから俺の能力知らないのか。
「成る程。まぁ、これ見て。」
アリサ会長はデータを皆のパソコンへ転送する。
「まぁ、ルミエールなら問題ないね。」
「前もぼこぼこにされたんで。」
いいながらシルクはこちらを見る。
(見ないで、冷たい目線がいたい。)
「ふーん。SSSなのか、やはりダンジョンへ行かせるのは反対だ。勉強に打ち込むべきだ!」
こいつ勉強しすぎだろ?
「分かったわ。許可しましょう。」
「ありがとうございます。会長。」
「よし。やるぞ!あざっす、会長。」
俺とマドルが礼を言う。
見ろよ、マドル。ミッチェルの野郎口パクパクさせてるよ。
「ねぇ、どこ行くの?」
「中級ダンジョンの《野獣の洞窟》へ。」
「じょ、中級?アホなのか?SSSなら将来は安泰なのにか?」
うるさいよ、この庶務。まぁ、中級はC級討魔使四人のパーティで向かうのが常識。俺らがおかしいのは理解してますけど。
「別に、俺は将来とかわかんないからさ。討魔使志望だし。」
「いい練習だよ。」
「頑張ってね。まぁ二人なら大丈夫でしょ。」
こうして俺達のダンジョンへの挑戦が許可された。
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