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第Ⅰ章 英雄の孫
武闘会 決勝
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『さてさて、今年の決勝戦ももう間もなく開始です。対戦カードは不死の結界を破壊し自分で修復したライアン・アンガートと普段は籠手を使い妖艶に舞う女武闘家は今大会は刀を使う女剣士、リーシャ・アンガートのアンガート兄妹!それに対するのは三年生期待の星討魔使ランクDマックス・イリリアントとセール・デルナント!』
うわぁ、相手の説明雑。
「両者、位置について…」
リーシャは軽く腰を落として刀を構え。
俺は軽く短刀を構える。
相手二人は杖を構える。
(ん?まさか魔術師二人?)
「始めっっ!」
審判の声をきっかけにリーシャが駆け出す。
「《風の加護》。」「《風の壁》。」
《風の加護》は風属性を強化する。そして《風の壁》によって一気に相手が見えなくなる
「ふふ、甘いよ。《心眼》。」
「《心眼》。」
俺らは祖父譲りのスキルを発動し相手を見る。
「見つけた。兄さん右の任せる。」
「了解。《光の剣》。」
五つの光の剣が相手めがけて飛ぶ。
空魔法は使い勝手がいいな。
「そこぉ!」
リーシャは風の壁に突っ込んで切り込む。
「おい、どうする?何で行く?火か?風か?」
「そうだな。妹の方は《影縫い》で封じて、兄の方は…………っと。」
言いながら俺は飛び退いた。
そこへ光の剣が突き刺さる。
(なっ?まさかこっちが見えてんのか?…………っ?!)
「マックス!すぐにそこどけ!」
「は?ギャアアアアアッ!」
「ふふ、まず一人。」
そこには眼を光らせる少女が一人。
(く、まずい。接近されるとなす術がないぞ。)
「認識そが「はぁぁぁぁぁっ!」…」
煙を突き破って兄の方が突っ込んで来た。しかも異常な速度で。
「む?避けられた。ならっ!」
俺は自分に風魔法初級の《速度強化》をかけて一気に突っ込む。
「はぁぁぁぁぁっ!」
そのまま短刀を振るう。
「ぐっ!」
「さすがですね。これを避けるとは……でも俺の勝ちですよ。《炎の舞》!」
相手めがけて火の踊り子が向かっていく。
「くそっ!」
相手はむやみにやたらに突っ込んで来た。
「往生際が悪い!」
短刀を喉元めがけて突きだした。
「甘い!せやぁ!」
相手の杖が俺の短刀を弾く。
「どうだ!」
ジュ
「だから俺の勝ちでしょ?」
相手の制服に火が着いた。
『勝負ありぃぃぃぃぃぃっ!優勝はアンガート兄妹ぃぃぃぃぃぃっ!』
ドガァァァァァァァンッッ!
その優勝コールと共に外から物凄い騒音が聞こえた。そして
「全員シェルターへ!魔物の襲撃だ!」
その声に俺とリーシャは頷きあってマドルとナツキを探す。
とそこへ
「ライ、リーシャ!」
「どうする?」
二人が走り寄ってくる。
「決まってる。外へ出るぞ。場所は正門より北に十三キロ。数はざっと二千かそれ以上。リーシャ、マドルはとりあえず前線で暴れろ。俺とナツキは水属性の補助をかける。そのあとは二人がいないところを狙って中級もしくは上級の魔法。父さんとじいちゃんの到着が遅れそうって言ってたからとりあえずは俺らとこの町の討魔使で持ちこたえる。行くぞぉ!」
うわぁ、相手の説明雑。
「両者、位置について…」
リーシャは軽く腰を落として刀を構え。
俺は軽く短刀を構える。
相手二人は杖を構える。
(ん?まさか魔術師二人?)
「始めっっ!」
審判の声をきっかけにリーシャが駆け出す。
「《風の加護》。」「《風の壁》。」
《風の加護》は風属性を強化する。そして《風の壁》によって一気に相手が見えなくなる
「ふふ、甘いよ。《心眼》。」
「《心眼》。」
俺らは祖父譲りのスキルを発動し相手を見る。
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「了解。《光の剣》。」
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空魔法は使い勝手がいいな。
「そこぉ!」
リーシャは風の壁に突っ込んで切り込む。
「おい、どうする?何で行く?火か?風か?」
「そうだな。妹の方は《影縫い》で封じて、兄の方は…………っと。」
言いながら俺は飛び退いた。
そこへ光の剣が突き刺さる。
(なっ?まさかこっちが見えてんのか?…………っ?!)
「マックス!すぐにそこどけ!」
「は?ギャアアアアアッ!」
「ふふ、まず一人。」
そこには眼を光らせる少女が一人。
(く、まずい。接近されるとなす術がないぞ。)
「認識そが「はぁぁぁぁぁっ!」…」
煙を突き破って兄の方が突っ込んで来た。しかも異常な速度で。
「む?避けられた。ならっ!」
俺は自分に風魔法初級の《速度強化》をかけて一気に突っ込む。
「はぁぁぁぁぁっ!」
そのまま短刀を振るう。
「ぐっ!」
「さすがですね。これを避けるとは……でも俺の勝ちですよ。《炎の舞》!」
相手めがけて火の踊り子が向かっていく。
「くそっ!」
相手はむやみにやたらに突っ込んで来た。
「往生際が悪い!」
短刀を喉元めがけて突きだした。
「甘い!せやぁ!」
相手の杖が俺の短刀を弾く。
「どうだ!」
ジュ
「だから俺の勝ちでしょ?」
相手の制服に火が着いた。
『勝負ありぃぃぃぃぃぃっ!優勝はアンガート兄妹ぃぃぃぃぃぃっ!』
ドガァァァァァァァンッッ!
その優勝コールと共に外から物凄い騒音が聞こえた。そして
「全員シェルターへ!魔物の襲撃だ!」
その声に俺とリーシャは頷きあってマドルとナツキを探す。
とそこへ
「ライ、リーシャ!」
「どうする?」
二人が走り寄ってくる。
「決まってる。外へ出るぞ。場所は正門より北に十三キロ。数はざっと二千かそれ以上。リーシャ、マドルはとりあえず前線で暴れろ。俺とナツキは水属性の補助をかける。そのあとは二人がいないところを狙って中級もしくは上級の魔法。父さんとじいちゃんの到着が遅れそうって言ってたからとりあえずは俺らとこの町の討魔使で持ちこたえる。行くぞぉ!」
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