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怪盗のはじまり
一つの到達点
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丁度、街の中央に伸びる長い道をかける。町は夜の月明かりや、街に並ぶ家々のかすかな明かりによって薄暗く照らされていた。
人通りは少なく、ポツリポツリと道を歩く人々も、背後に警戒しながら急ぎ足でそれぞれの家に入っていく。
街は街の外よりかは遥かに安全と言えるのだろうが、それでも怪盗や強盗が街を荒らしているのには違いがない。そん街のほの暗い時間帯に出歩くのなど、あまり良いこととは言えないだろう。――突然、背後からブスリ……なんてこともたびたびあるようだ。
昼間街にあふれていた下民たちもどこかに消え、いっそう危なげな雰囲気が漂っている。
そんな中で、もっとも不気味なのはおそらく僕だろう。こんな時間に、靴が固い地面に当たる音をまき散らしながら、誰に追いかけられるでもなく息を切らしながら走り回っているのだから。
「ハア、ハア…………か、彼女の家は……確かここいらだったはず」
僕は膝に手をついて、あたりを見渡した。
中央の通りを抜け、さらに暗い路地に入った僕の目に映ったのは、いくつもの古家だ。一度か二度来たことがあるだけの家がどこにあるのかを明確に覚えていろという方が無理な話である。しかし、僕も全く分からずに探しているというわけでもない。
確か彼女の家はこんな裏町には似つかわしくない新しくも強固な家だったはずだ。土地代を省いても家の造りは存外まともなものを作ろうとするのは、いかにも元貴族といったところだろう。だが、それだけに彼女の家は周りからはぞんざいな扱いを受けていた。
彼女にとっては貴族だけでなく、平民ですら守るべき対象ではないのかもしれない。それはよくよく考えればわかることだった。
誰しも自分を疎ましく思うものを守りたいなんて思わないだろうし、守る価値もない。これ自体は僕の考えであるが、あまりいい思想ではないのだろう。
だんだん余裕が出てきたのか、いつの間にか彼女の家のこととは別のことを考えている僕がいた。それもそのはずで、僕の目に映る景色は依然見かけた覚えのある景色へと変貌していたからだ。
「あとは記憶を頼りに……」
あった。彼女の家だ。依然訪れた時と驚くほどに変化がない。
生活感がないからではないだろう。彼女の家はきちんと手入れが行き届いている。おそらく、彼女は怪盗の拠点として、何度もこの家を訪れていたのだろう。
僕はゆっくりと、彼女の家の入口に近づいた。ドアは豪華ではないが、決して平民が使うような簡素なものではない。僕の家よりもはるかにセキュリティーが高いかもしれないほどに新しい埋め込みのカギに金属のドアだ。これほどにまでなると貴族でも使用しているものは少ないだろう。――少なくとも僕の家にはなかった。
いつまでもドアに見とれているわけにもいかず、僕はドアノブを回す。まあ、開くわけがないということはわかっていた。
僕はポケットの奥をまさぐり、今日家の奥から引っ張り出してきたアルからの預かりものを取り出す。その銀色の物体は、家からこぼれだしたわずかな光に反射して茶色く鈍い光を放つ。それを僕は握りしめて、再びドアと対面する。ドアの隅に少しだけ開いた隙間……鍵穴に握りしめたものを差し込んだ。
鍵穴からは小さな音が聞こえた。
アルは僕に預けた合鍵のことなどとうに忘れているのか、それとも僕を信頼していてくれたのか、今でも変えてはいないようだ。
「明かりはついていない」
ドアの向こう側は真っ暗で、人の気配すらしない。
僕は内心、彼女が本当にこの場所に来ているのか不安になるが、ここでないとするならあてもない。最後の望みをかけて、部屋の奥へと足を進める。
どうやら彼女は部屋にいるようで、足を進めるにつれて彼女が何かをつぶやく声が聞こえてくる。その声に僕は少しだけ足を止めるが、すぐに歩き始めた。
「最後の仕事になるかもしれないわね……」
今度ははっきりと彼女の声が聞こえた。彼女はジャンヌの言うとおり、図書館にあるといわれている十大拷問魔法をを狙うのだろう。
アルの口からこぼれた言葉からは覚悟が感じられた。自分の命と引き換えに、悪霊と貴族に今世紀最大のいやがらせをするということだろう。――だったら、僕も覚悟を決めなければならない。
「最初の仕事だよ」
彼女は僕が入ってきたことにようやく気がついたようで、素早くこちらに顔を向けた。誰も部屋に入ってくるはずがないと思い込んでいたのだろう。カギを持つ僕でさえ同じことなのだろう。
もしかすると、彼女にとって僕はその程度なのかもしれないが、僕には関係ない。僕にとっては彼女はその程度の関係ではないのだから。
「どうやってここを知った……?」
「君は必ずここにいると思った」
彼女の言葉を聞くに、まだ僕だということに気がついていないのかもしれない。でも、僕には関係ない。
僕は驚く彼女に駆け寄り、頭を軽くたたく。そんな僕の行動の意図がつかめないのか、彼女はきょとんとした表情で僕を見つめている。
「僕が悪かった……君がどんな気持ちで怪盗をしているか気がついていたのに、怪盗になるなんて軽口をたたいちゃダメだった」
そんな情けない懺悔を聞いてか、彼女は正気に戻り僕の手をゆっくりと払いのける。
「いいえ、私が覚悟しているように、あなただって覚悟していたんでしょう? だったら悪いのは私……」
「僕は怪盗がどう思われているかを知っている。でも、どんなことをしているのかは妄想の中でしか知らないんだ」
だから、僕は本当の意味では覚悟なんてできていないのかもしれない。でも、だからこそ、本当の意味での怪盗を知っている彼女が自暴自棄敵に計画を実行するというのも許せない。
彼女は目の前にしゃがみこんだ僕をよそに、いそいそと立ち上がった。
「私が許せないんでしょう?」
「うん、でもわかっているなら何も言うつもりはないよ」
「ごめん、わかってるけど、ここまま引き下がったらいつもと同じでしょ?」
「僕には本当のことはわからない。けど、きっと違う。これからは僕がついている」
アルにとっては不本意なことだろうし、認めたくないからこそ今回のような強行策に出たのだろう。ならばこそ、それと全く同じ理由で中断してほしい。それは僕の甘えなのかもしれないし、道理に反しているのかもしれない。――だって、それは僕が怪盗になることを彼女に認めさせることに他ならないからだ。
僕の意図を酌んでか、彼女は静かにうなずく。
「うん、私のエゴは、これからは二人のエゴになるかもね」
「いいえ、三人です」
また、いつの間にかジャンヌが部屋の隅にいた。彼女がどうやって部屋に入ったのか、きっとそれは今はわからないのだろうが、僕とアルは彼女を見て大きくうなずく。
これも一つの到達点というべきなのだろう。立場の違う三人がこのように近しい目的のもと、国の法に反した初めての個人ではない怪盗団がここに生まれた。
人通りは少なく、ポツリポツリと道を歩く人々も、背後に警戒しながら急ぎ足でそれぞれの家に入っていく。
街は街の外よりかは遥かに安全と言えるのだろうが、それでも怪盗や強盗が街を荒らしているのには違いがない。そん街のほの暗い時間帯に出歩くのなど、あまり良いこととは言えないだろう。――突然、背後からブスリ……なんてこともたびたびあるようだ。
昼間街にあふれていた下民たちもどこかに消え、いっそう危なげな雰囲気が漂っている。
そんな中で、もっとも不気味なのはおそらく僕だろう。こんな時間に、靴が固い地面に当たる音をまき散らしながら、誰に追いかけられるでもなく息を切らしながら走り回っているのだから。
「ハア、ハア…………か、彼女の家は……確かここいらだったはず」
僕は膝に手をついて、あたりを見渡した。
中央の通りを抜け、さらに暗い路地に入った僕の目に映ったのは、いくつもの古家だ。一度か二度来たことがあるだけの家がどこにあるのかを明確に覚えていろという方が無理な話である。しかし、僕も全く分からずに探しているというわけでもない。
確か彼女の家はこんな裏町には似つかわしくない新しくも強固な家だったはずだ。土地代を省いても家の造りは存外まともなものを作ろうとするのは、いかにも元貴族といったところだろう。だが、それだけに彼女の家は周りからはぞんざいな扱いを受けていた。
彼女にとっては貴族だけでなく、平民ですら守るべき対象ではないのかもしれない。それはよくよく考えればわかることだった。
誰しも自分を疎ましく思うものを守りたいなんて思わないだろうし、守る価値もない。これ自体は僕の考えであるが、あまりいい思想ではないのだろう。
だんだん余裕が出てきたのか、いつの間にか彼女の家のこととは別のことを考えている僕がいた。それもそのはずで、僕の目に映る景色は依然見かけた覚えのある景色へと変貌していたからだ。
「あとは記憶を頼りに……」
あった。彼女の家だ。依然訪れた時と驚くほどに変化がない。
生活感がないからではないだろう。彼女の家はきちんと手入れが行き届いている。おそらく、彼女は怪盗の拠点として、何度もこの家を訪れていたのだろう。
僕はゆっくりと、彼女の家の入口に近づいた。ドアは豪華ではないが、決して平民が使うような簡素なものではない。僕の家よりもはるかにセキュリティーが高いかもしれないほどに新しい埋め込みのカギに金属のドアだ。これほどにまでなると貴族でも使用しているものは少ないだろう。――少なくとも僕の家にはなかった。
いつまでもドアに見とれているわけにもいかず、僕はドアノブを回す。まあ、開くわけがないということはわかっていた。
僕はポケットの奥をまさぐり、今日家の奥から引っ張り出してきたアルからの預かりものを取り出す。その銀色の物体は、家からこぼれだしたわずかな光に反射して茶色く鈍い光を放つ。それを僕は握りしめて、再びドアと対面する。ドアの隅に少しだけ開いた隙間……鍵穴に握りしめたものを差し込んだ。
鍵穴からは小さな音が聞こえた。
アルは僕に預けた合鍵のことなどとうに忘れているのか、それとも僕を信頼していてくれたのか、今でも変えてはいないようだ。
「明かりはついていない」
ドアの向こう側は真っ暗で、人の気配すらしない。
僕は内心、彼女が本当にこの場所に来ているのか不安になるが、ここでないとするならあてもない。最後の望みをかけて、部屋の奥へと足を進める。
どうやら彼女は部屋にいるようで、足を進めるにつれて彼女が何かをつぶやく声が聞こえてくる。その声に僕は少しだけ足を止めるが、すぐに歩き始めた。
「最後の仕事になるかもしれないわね……」
今度ははっきりと彼女の声が聞こえた。彼女はジャンヌの言うとおり、図書館にあるといわれている十大拷問魔法をを狙うのだろう。
アルの口からこぼれた言葉からは覚悟が感じられた。自分の命と引き換えに、悪霊と貴族に今世紀最大のいやがらせをするということだろう。――だったら、僕も覚悟を決めなければならない。
「最初の仕事だよ」
彼女は僕が入ってきたことにようやく気がついたようで、素早くこちらに顔を向けた。誰も部屋に入ってくるはずがないと思い込んでいたのだろう。カギを持つ僕でさえ同じことなのだろう。
もしかすると、彼女にとって僕はその程度なのかもしれないが、僕には関係ない。僕にとっては彼女はその程度の関係ではないのだから。
「どうやってここを知った……?」
「君は必ずここにいると思った」
彼女の言葉を聞くに、まだ僕だということに気がついていないのかもしれない。でも、僕には関係ない。
僕は驚く彼女に駆け寄り、頭を軽くたたく。そんな僕の行動の意図がつかめないのか、彼女はきょとんとした表情で僕を見つめている。
「僕が悪かった……君がどんな気持ちで怪盗をしているか気がついていたのに、怪盗になるなんて軽口をたたいちゃダメだった」
そんな情けない懺悔を聞いてか、彼女は正気に戻り僕の手をゆっくりと払いのける。
「いいえ、私が覚悟しているように、あなただって覚悟していたんでしょう? だったら悪いのは私……」
「僕は怪盗がどう思われているかを知っている。でも、どんなことをしているのかは妄想の中でしか知らないんだ」
だから、僕は本当の意味では覚悟なんてできていないのかもしれない。でも、だからこそ、本当の意味での怪盗を知っている彼女が自暴自棄敵に計画を実行するというのも許せない。
彼女は目の前にしゃがみこんだ僕をよそに、いそいそと立ち上がった。
「私が許せないんでしょう?」
「うん、でもわかっているなら何も言うつもりはないよ」
「ごめん、わかってるけど、ここまま引き下がったらいつもと同じでしょ?」
「僕には本当のことはわからない。けど、きっと違う。これからは僕がついている」
アルにとっては不本意なことだろうし、認めたくないからこそ今回のような強行策に出たのだろう。ならばこそ、それと全く同じ理由で中断してほしい。それは僕の甘えなのかもしれないし、道理に反しているのかもしれない。――だって、それは僕が怪盗になることを彼女に認めさせることに他ならないからだ。
僕の意図を酌んでか、彼女は静かにうなずく。
「うん、私のエゴは、これからは二人のエゴになるかもね」
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また、いつの間にかジャンヌが部屋の隅にいた。彼女がどうやって部屋に入ったのか、きっとそれは今はわからないのだろうが、僕とアルは彼女を見て大きくうなずく。
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