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第18話 何もかもが異常だった
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[side:JMEO本部]
「な……なんだこの驚異的な移動速度は!?」
北野悠人がモスプルヘイムを討伐する、少し前のこと。
JMEO出撃状況観察課の職員・梨川 秀次は、一般会員の位置情報を示すマップモニターの前で呆気に取られていた。
梨川が注目したのは、旅客機を余裕で凌駕する速度で移動を続ける一人の会員の位置情報。
その人間離れした速さを見て、彼は言葉も出なくなってしまっていたのだ。
「どうしたんだね、梨川君」
そんな梨川の様子を見て……出動要請管理課の課長が、梨川の近くに来て声をかけた。
だが……課長も同じく、モニターを見るや否や絶句してしまった。
「こ、これは……」
「調べてみます」
2人が詳細を調べた結果、その会員は専属戦闘隊員の勧誘を断り一般会員となった北野悠人という人だと分かった。
だがそれが分かっても尚、彼らの驚きは露ほども薄れなかった。
「専属戦闘隊員にも、あんな速度で移動できる方いませんでしたよね」
「ああ。仮にそんなスキルがあったとしても、こんな無茶をしていてはものの数分でMP切れになるはずじゃないかね」
「で、ですよね……」
そんな会話の後、2人の間にはしばし沈黙が走った。
その沈黙を破ったのは……課長の方だった。
「して……その会員は、今どこに向かっている?」
「おそらくですが、進行方向から察するに……太平洋沖から上陸中の蛾型のモンスターの方かと」
課長の問いに、梨川がそう答える。
すると課長は、再び素っ頓狂な声をあげた。
「な……彼は『激警報級』のモンスターを、単独で討伐しようとしているというのか!」
「激警報級」とは、国が定めるモンスターの危険度を示す用語の一つ。
「安全級」から「極警報級」まで8段階あるうちの、7段階目の危険度である。
そんなモンスター相手に、単独で立ち向かうものなどまずいない。
専属戦闘隊員ですらも、数十人で袋叩きにしてようやく勝てるかといったレベルであるからだ。
だからこそ、彼の行動は2人の目により一層異常なものとして映った。
「しかしまあ……この蛾のモンスター、移動速度だけは大したことないですし。北野会員も無謀だと判断したら、逃げるくらいはできるんじゃないでしょうか?」
「そ、そう……だな……。なんだか我々の感覚が麻痺しかけている気もするが……」
ともあれ、2人は北野の行動の一部始終を、モニター上で見届けることにした。
梨川はモニターの表示を、位置情報とリアルタイム衛星画像の2画面表示に切り替える。
しかし……どれだけ拡大表示してみても、リアルタイム衛星画像に北野らしき姿が映ることは無かった。
「おかしいですね……」
「彼の移動が速すぎて、等身大の人間が見えるほど拡大するとカメラで追えないんじゃないのか?」
「多分、それですね」
北野が「透明化」を使っているなどとは露知らず、そんな結論に至る二人。
彼らはとりあえず、北野が蛾のモンスターに近づいて速度を落とすまで待つことにした。
そして……十数分後。
ついに、その時がやってきた。
「北野会員、なんか迂回しようとしてません?」
「そうだな。となると……もしや彼は、別の目的でこの方向に進んでいて、運悪く蛾のモンスターに出会ってしまったのか?」
「それも考えられますね。『激警報級』のモンスターを相手に一人で戦おうなんて、普通考えるはずもありませんし」
北野は蛾のモンスターの近くで一旦停止したかと思うと……すぐさま、回り込むように進路を変えた。
その様子を見て、彼らはそんな仮設を立てたのだった。
だがそれは、全くの見当はずれであったことがすぐに判明した。
「……な! 見てください、あれ!」
最初に異変に気づいたのは、梨川の方だった。
リアルタイム衛星画像の方に……蛾のモンスターが、謎の爆発を受けてダメージを負っている姿が映し出されたのだ。
「な、何だねあの現象は?」
梨川に続いて、リアルタイム衛星画像に面食らう課長。
その時梨川は、数日前に耳にしたとある噂を思い出していた。
「課長、あれおそらくディスラプターです。……北野会員が仕掛けた」
梨川が耳にしていたのは、「換金所にあり得ないほど強力な地雷型アイテムを売りに来た人がいた」という噂。
彼はここで、それが北野のことだったのだと確信したのだ。
梨川が部長にそのことを開設すると、課長は口をあんぐりと開けた。
「そんな……では彼は、あんな末恐ろしい威力のアイテムを、ああも湯水のように使えるというのか?」
「そうとしか考えられません。もう完全に常軌を逸してますね……」
そうこうしているうちにも、蛾のモンスターはどんどんディスラプターを食らって羽に穴をあけていく。
その様子に、2人は喜びつつも冷や汗を流していた。
そして、怒涛の地雷攻撃が終わったかと思うと。
リアルタイム衛星画像に、今度はこの世のものとは思えない破壊力の雷撃が蛾のモンスターに直撃する姿が映しだされた。
「「……」」
一体今のは何のスキルだったんだ?
というか、どんだけMPをつぎ込んだらあんな威力になる?
そもそも北野会員は、なぜ当然のようにこれほどまでの魔力を消費し続けられる!?
いろんな疑問が渦巻いた結果、モニター前の2人は口をアウアウさせるしかできなかった。
そしてその直後……隣の討伐状況管理課のデスクから、こんな報告が上がった。
「北野会員より……えー、あの、蛾のモンスターの討伐が報告されました」
報告者もたった今自分が読み上げた内容が信じられないといった様子で、「……え、これ本当に? たった一人で?」などとブツブツと呟きだした。
「あー、その報告に虚偽が無いことは……私が保証しよう。私も今しがた、自分が目にしたものを飲み込めないでいるのだがね……」
課長は辛うじて、そこまで言い切ったのだった。
「な……なんだこの驚異的な移動速度は!?」
北野悠人がモスプルヘイムを討伐する、少し前のこと。
JMEO出撃状況観察課の職員・梨川 秀次は、一般会員の位置情報を示すマップモニターの前で呆気に取られていた。
梨川が注目したのは、旅客機を余裕で凌駕する速度で移動を続ける一人の会員の位置情報。
その人間離れした速さを見て、彼は言葉も出なくなってしまっていたのだ。
「どうしたんだね、梨川君」
そんな梨川の様子を見て……出動要請管理課の課長が、梨川の近くに来て声をかけた。
だが……課長も同じく、モニターを見るや否や絶句してしまった。
「こ、これは……」
「調べてみます」
2人が詳細を調べた結果、その会員は専属戦闘隊員の勧誘を断り一般会員となった北野悠人という人だと分かった。
だがそれが分かっても尚、彼らの驚きは露ほども薄れなかった。
「専属戦闘隊員にも、あんな速度で移動できる方いませんでしたよね」
「ああ。仮にそんなスキルがあったとしても、こんな無茶をしていてはものの数分でMP切れになるはずじゃないかね」
「で、ですよね……」
そんな会話の後、2人の間にはしばし沈黙が走った。
その沈黙を破ったのは……課長の方だった。
「して……その会員は、今どこに向かっている?」
「おそらくですが、進行方向から察するに……太平洋沖から上陸中の蛾型のモンスターの方かと」
課長の問いに、梨川がそう答える。
すると課長は、再び素っ頓狂な声をあげた。
「な……彼は『激警報級』のモンスターを、単独で討伐しようとしているというのか!」
「激警報級」とは、国が定めるモンスターの危険度を示す用語の一つ。
「安全級」から「極警報級」まで8段階あるうちの、7段階目の危険度である。
そんなモンスター相手に、単独で立ち向かうものなどまずいない。
専属戦闘隊員ですらも、数十人で袋叩きにしてようやく勝てるかといったレベルであるからだ。
だからこそ、彼の行動は2人の目により一層異常なものとして映った。
「しかしまあ……この蛾のモンスター、移動速度だけは大したことないですし。北野会員も無謀だと判断したら、逃げるくらいはできるんじゃないでしょうか?」
「そ、そう……だな……。なんだか我々の感覚が麻痺しかけている気もするが……」
ともあれ、2人は北野の行動の一部始終を、モニター上で見届けることにした。
梨川はモニターの表示を、位置情報とリアルタイム衛星画像の2画面表示に切り替える。
しかし……どれだけ拡大表示してみても、リアルタイム衛星画像に北野らしき姿が映ることは無かった。
「おかしいですね……」
「彼の移動が速すぎて、等身大の人間が見えるほど拡大するとカメラで追えないんじゃないのか?」
「多分、それですね」
北野が「透明化」を使っているなどとは露知らず、そんな結論に至る二人。
彼らはとりあえず、北野が蛾のモンスターに近づいて速度を落とすまで待つことにした。
そして……十数分後。
ついに、その時がやってきた。
「北野会員、なんか迂回しようとしてません?」
「そうだな。となると……もしや彼は、別の目的でこの方向に進んでいて、運悪く蛾のモンスターに出会ってしまったのか?」
「それも考えられますね。『激警報級』のモンスターを相手に一人で戦おうなんて、普通考えるはずもありませんし」
北野は蛾のモンスターの近くで一旦停止したかと思うと……すぐさま、回り込むように進路を変えた。
その様子を見て、彼らはそんな仮設を立てたのだった。
だがそれは、全くの見当はずれであったことがすぐに判明した。
「……な! 見てください、あれ!」
最初に異変に気づいたのは、梨川の方だった。
リアルタイム衛星画像の方に……蛾のモンスターが、謎の爆発を受けてダメージを負っている姿が映し出されたのだ。
「な、何だねあの現象は?」
梨川に続いて、リアルタイム衛星画像に面食らう課長。
その時梨川は、数日前に耳にしたとある噂を思い出していた。
「課長、あれおそらくディスラプターです。……北野会員が仕掛けた」
梨川が耳にしていたのは、「換金所にあり得ないほど強力な地雷型アイテムを売りに来た人がいた」という噂。
彼はここで、それが北野のことだったのだと確信したのだ。
梨川が部長にそのことを開設すると、課長は口をあんぐりと開けた。
「そんな……では彼は、あんな末恐ろしい威力のアイテムを、ああも湯水のように使えるというのか?」
「そうとしか考えられません。もう完全に常軌を逸してますね……」
そうこうしているうちにも、蛾のモンスターはどんどんディスラプターを食らって羽に穴をあけていく。
その様子に、2人は喜びつつも冷や汗を流していた。
そして、怒涛の地雷攻撃が終わったかと思うと。
リアルタイム衛星画像に、今度はこの世のものとは思えない破壊力の雷撃が蛾のモンスターに直撃する姿が映しだされた。
「「……」」
一体今のは何のスキルだったんだ?
というか、どんだけMPをつぎ込んだらあんな威力になる?
そもそも北野会員は、なぜ当然のようにこれほどまでの魔力を消費し続けられる!?
いろんな疑問が渦巻いた結果、モニター前の2人は口をアウアウさせるしかできなかった。
そしてその直後……隣の討伐状況管理課のデスクから、こんな報告が上がった。
「北野会員より……えー、あの、蛾のモンスターの討伐が報告されました」
報告者もたった今自分が読み上げた内容が信じられないといった様子で、「……え、これ本当に? たった一人で?」などとブツブツと呟きだした。
「あー、その報告に虚偽が無いことは……私が保証しよう。私も今しがた、自分が目にしたものを飲み込めないでいるのだがね……」
課長は辛うじて、そこまで言い切ったのだった。
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