66 / 109
第二章
第66話 ロリBBA
しおりを挟む
三学期が終わり長期休暇に入る。
シルビアさんを連れて、俺の故郷である魔法都市・ミスリルへ帰ることにした。
馬車を使うと長期休暇のほとんどを移動で終えてしまうため、チートを使う。
「ああー、少年よ、ゲートを頼めるかい?」
『あ、異世界さん、分かりました。場所はこの前と同じでいいですか?』
俺を異世界さんと呼ぶのはやめろと言ったが……。まあそれはいいか。
「うむ、頼むよ、それに今回はお土産がたくさんあるから期待してくれたまえ」
そうだ、俺は上機嫌である、お土産たくさんだ。
ドラゴンの街タートルロックで購入したドラゴングッズに加えて、旧人類の魔石がある。
まあ、この魔石は俺のラボに運んでから解析して魔力の回収方法を模索しないといけないが。
それにシルビアさんも卒業後は一緒に過ごすのだ。
少年にも紹介しないとな。新しい家族になるのだし。
うん? そういえば少年は俺の旦那さんということになる。ややこしい関係になったものだ。まあ、彼は底抜けにいい奴だから上手くいく、心配してないさ。
「ところでシルビアさんよ、その荷物はなんだい? 着替えならこちらでも準備できるからそんなに必要ないって言わなかったっけ?」
「え? これは、お兄様から頼まれたのよ、とりあえずご挨拶にって、正式な書状と地元のワインが数本よ、手ぶらだと失礼だといってたから」
なるほど、たしかに挨拶っていうのはそういう物か、俺も見習ってシルビアさんの実家に行くときは何か持っていった方がいいか。
俺たちは森の奥深くにあるゲートの発生場所に近づくと、魔王である少年に連絡する。
「少年、指定場所に着いたからゲートを頼むよ」
『了解です。……では、ワンドさん、お願いします――』
少年がそういうと、目の前にゲートを魔法が発動する。
この魔法はかなりのチートレベルである。テレポートの魔法なら魔法学院の教授クラスなら使用できるがゲートの魔法は別格である。
テレポートは唱えた本人か魔法を掛けた対象にしか発動しないし、長距離の移動は不可能である。
しかし、ゲートの魔法は二つの場所が繋がり双方向に移動できるため。術者が側にいなくても場所の指定ができれば移動が可能となる。
それにゲート自体がある程度の大きさがあるため、馬車くらいの大きさの乗り物なら転送できるのである。
「聞いてはいたけど、こんな魔法があるなんて。さすがは勇者様ね」
「ああ、シルビアさんや、これは俺の魔法じゃないんだ。勇者の魔法でもこういうのはできない。いや正確には思いつかなかったよ。勇者はずっとソロだったし……」
「え? あっ……、そうなのね、じゃあ、この魔法を開発したお方に早くお会いして、教えを請わないと」
シルビアさんには俺の全てを話してある。隠す必要がないし。喋っておかないと嘘つてる感じがして嫌だからな。
でも、それからだろうか。たまに可哀そうな顔をして俺を見ることがある。例えば俺がボッチだったこととか……。
まあ、それはいいさ。むしろ俺もありのままの自分で彼女と向き合うことが出来るのだ。
さて、俺たちは目の前のゲートに向かって歩みを進める。
シルビアさんは初めてゲートをくぐるためか、緊張している様子だ。首をすくめながら、俺のやや後をついてくる。
普段は自信に満ちた彼女のかわいい一面を見れて俺は少し嬉しくなる。
一瞬で森だった景色が、ダンジョンの一室に変わった。
「お久しぶりですわね。勇者様、それにその方がフィアンセでありますわね。お見知りおきを、わたくし、このダンジョンでゲートの管理をしているワンドというものですかしら」
おっと、いきなり目の前にド派手なゴシックロリータっぽいアレンジのメイド服を着た幼女がいた。彼女はこのゲートを監視している人間、いや人間からアンデッドになった存在である。
年齢は4000歳くらいあるそうで、いわゆるロリババアというやつだ。
「こんな小さな女の子がこの魔法を? あ、外見で人を判断するなんて……失礼しました。私はシルビア・ベルナドットと申します、こちらこそよろしくお願いします」
「ふーん、ふむふむ、失礼しちゃうかしらって言おうと思ったんだけど。即座に訂正して謝罪するなんて、見どころがあるかしら」
うん? 俺もよく知らないが、こいつの喋り方に違和感が……。
(それは、この小娘が普段敬語で喋ったことがないからではないでしょうか。それにずっと引きこもっていますのでキャラが安定しないのかと)
なるほどね、確かに初対面相手だとしょうがないか、それに俺も人のことは言えない。初対面の相手に対しては色々とキャラを作っていたっけ。
「私、このゲートの魔法に感動しました。できれば詳しくお話を伺いたく思います。あ、お近づきのしるしに、地元のワインです。あの、お酒は大丈夫でしたか?」
「問題ないのだわ。ワインは好きよ。それにあなたの魔法に対する姿勢も悪くないわね。さすがは可愛い後輩といったところなのかしら」
そういえば、彼女も魔法学院の出身だっけか。今の学院ではないがその前身である学院の卒業生だったらしい。しかも成績は3位で俺と一緒だ。卒業後は王国付きの研究室で研究員として活躍したそうだ。
しかしそこで禁忌の魔法に手を出したらしく、なんやかんやで今に至るそうだ。
時間がなかったのでよく知らないが、今回は時間があるし詳しく聞いてみるのも悪くない。
それにしても、俺の通ってる学院は共和国成立前からある歴史の長い由緒正しい学院ということか。
誰も本を読まないのに蔵書の数だけはやたら多かったのはそういうことだったのか。もったいない話だ。
「さてと、ワンドさんや、少年、いや魔王様に謁見に行こうと思うんだが君も同行してくれるかい? なんと旧人類の遺産が手に入ってね、魔法の装置らしいから調べようと思ってね」
「え? なにそれ、素敵! あ、こほん、よろしいかしら。まあ、ゲートの管理も少しの間なら問題ないでしょうし、もしものことがあったら先生にお願いすればいいかしら」
先生というのは、このダンジョンの主であるリッチというアンデッドだ。そういえば俺は一度もあったことがないが。あれか、骸骨の見た目のやつか、怖いからできれば会いたくないな。
スケルトンくらいなら可愛いところもあるので問題ないがリッチはあれだろ? 創作物で見ると結構なこわもてだと記憶している、小さいころにタロットカードとかの死神をみてトラウマになったものだ。
(いいえ、マスター、リッチさんは結構まぬけで可愛いところがありますよ? それにワンドさんの尻にひかれてる可哀そうな方でもあります)
ふむ、あの痛々しい格好の幼女とセットならある意味可愛いバカップルになるのかもしれないな。まあ、それはおいおい検討しておこう。今は少年にシルビアさんを紹介するのが先だ。
シルビアさんを連れて、俺の故郷である魔法都市・ミスリルへ帰ることにした。
馬車を使うと長期休暇のほとんどを移動で終えてしまうため、チートを使う。
「ああー、少年よ、ゲートを頼めるかい?」
『あ、異世界さん、分かりました。場所はこの前と同じでいいですか?』
俺を異世界さんと呼ぶのはやめろと言ったが……。まあそれはいいか。
「うむ、頼むよ、それに今回はお土産がたくさんあるから期待してくれたまえ」
そうだ、俺は上機嫌である、お土産たくさんだ。
ドラゴンの街タートルロックで購入したドラゴングッズに加えて、旧人類の魔石がある。
まあ、この魔石は俺のラボに運んでから解析して魔力の回収方法を模索しないといけないが。
それにシルビアさんも卒業後は一緒に過ごすのだ。
少年にも紹介しないとな。新しい家族になるのだし。
うん? そういえば少年は俺の旦那さんということになる。ややこしい関係になったものだ。まあ、彼は底抜けにいい奴だから上手くいく、心配してないさ。
「ところでシルビアさんよ、その荷物はなんだい? 着替えならこちらでも準備できるからそんなに必要ないって言わなかったっけ?」
「え? これは、お兄様から頼まれたのよ、とりあえずご挨拶にって、正式な書状と地元のワインが数本よ、手ぶらだと失礼だといってたから」
なるほど、たしかに挨拶っていうのはそういう物か、俺も見習ってシルビアさんの実家に行くときは何か持っていった方がいいか。
俺たちは森の奥深くにあるゲートの発生場所に近づくと、魔王である少年に連絡する。
「少年、指定場所に着いたからゲートを頼むよ」
『了解です。……では、ワンドさん、お願いします――』
少年がそういうと、目の前にゲートを魔法が発動する。
この魔法はかなりのチートレベルである。テレポートの魔法なら魔法学院の教授クラスなら使用できるがゲートの魔法は別格である。
テレポートは唱えた本人か魔法を掛けた対象にしか発動しないし、長距離の移動は不可能である。
しかし、ゲートの魔法は二つの場所が繋がり双方向に移動できるため。術者が側にいなくても場所の指定ができれば移動が可能となる。
それにゲート自体がある程度の大きさがあるため、馬車くらいの大きさの乗り物なら転送できるのである。
「聞いてはいたけど、こんな魔法があるなんて。さすがは勇者様ね」
「ああ、シルビアさんや、これは俺の魔法じゃないんだ。勇者の魔法でもこういうのはできない。いや正確には思いつかなかったよ。勇者はずっとソロだったし……」
「え? あっ……、そうなのね、じゃあ、この魔法を開発したお方に早くお会いして、教えを請わないと」
シルビアさんには俺の全てを話してある。隠す必要がないし。喋っておかないと嘘つてる感じがして嫌だからな。
でも、それからだろうか。たまに可哀そうな顔をして俺を見ることがある。例えば俺がボッチだったこととか……。
まあ、それはいいさ。むしろ俺もありのままの自分で彼女と向き合うことが出来るのだ。
さて、俺たちは目の前のゲートに向かって歩みを進める。
シルビアさんは初めてゲートをくぐるためか、緊張している様子だ。首をすくめながら、俺のやや後をついてくる。
普段は自信に満ちた彼女のかわいい一面を見れて俺は少し嬉しくなる。
一瞬で森だった景色が、ダンジョンの一室に変わった。
「お久しぶりですわね。勇者様、それにその方がフィアンセでありますわね。お見知りおきを、わたくし、このダンジョンでゲートの管理をしているワンドというものですかしら」
おっと、いきなり目の前にド派手なゴシックロリータっぽいアレンジのメイド服を着た幼女がいた。彼女はこのゲートを監視している人間、いや人間からアンデッドになった存在である。
年齢は4000歳くらいあるそうで、いわゆるロリババアというやつだ。
「こんな小さな女の子がこの魔法を? あ、外見で人を判断するなんて……失礼しました。私はシルビア・ベルナドットと申します、こちらこそよろしくお願いします」
「ふーん、ふむふむ、失礼しちゃうかしらって言おうと思ったんだけど。即座に訂正して謝罪するなんて、見どころがあるかしら」
うん? 俺もよく知らないが、こいつの喋り方に違和感が……。
(それは、この小娘が普段敬語で喋ったことがないからではないでしょうか。それにずっと引きこもっていますのでキャラが安定しないのかと)
なるほどね、確かに初対面相手だとしょうがないか、それに俺も人のことは言えない。初対面の相手に対しては色々とキャラを作っていたっけ。
「私、このゲートの魔法に感動しました。できれば詳しくお話を伺いたく思います。あ、お近づきのしるしに、地元のワインです。あの、お酒は大丈夫でしたか?」
「問題ないのだわ。ワインは好きよ。それにあなたの魔法に対する姿勢も悪くないわね。さすがは可愛い後輩といったところなのかしら」
そういえば、彼女も魔法学院の出身だっけか。今の学院ではないがその前身である学院の卒業生だったらしい。しかも成績は3位で俺と一緒だ。卒業後は王国付きの研究室で研究員として活躍したそうだ。
しかしそこで禁忌の魔法に手を出したらしく、なんやかんやで今に至るそうだ。
時間がなかったのでよく知らないが、今回は時間があるし詳しく聞いてみるのも悪くない。
それにしても、俺の通ってる学院は共和国成立前からある歴史の長い由緒正しい学院ということか。
誰も本を読まないのに蔵書の数だけはやたら多かったのはそういうことだったのか。もったいない話だ。
「さてと、ワンドさんや、少年、いや魔王様に謁見に行こうと思うんだが君も同行してくれるかい? なんと旧人類の遺産が手に入ってね、魔法の装置らしいから調べようと思ってね」
「え? なにそれ、素敵! あ、こほん、よろしいかしら。まあ、ゲートの管理も少しの間なら問題ないでしょうし、もしものことがあったら先生にお願いすればいいかしら」
先生というのは、このダンジョンの主であるリッチというアンデッドだ。そういえば俺は一度もあったことがないが。あれか、骸骨の見た目のやつか、怖いからできれば会いたくないな。
スケルトンくらいなら可愛いところもあるので問題ないがリッチはあれだろ? 創作物で見ると結構なこわもてだと記憶している、小さいころにタロットカードとかの死神をみてトラウマになったものだ。
(いいえ、マスター、リッチさんは結構まぬけで可愛いところがありますよ? それにワンドさんの尻にひかれてる可哀そうな方でもあります)
ふむ、あの痛々しい格好の幼女とセットならある意味可愛いバカップルになるのかもしれないな。まあ、それはおいおい検討しておこう。今は少年にシルビアさんを紹介するのが先だ。
1
あなたにおすすめの小説
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
五年後、元夫の後悔が遅すぎる。~娘が「パパ」と呼びそうで困ってます~
放浪人
恋愛
「君との婚姻は無効だ。実家へ帰るがいい」
大聖堂の冷たい石畳の上で、辺境伯ロルフから突然「婚姻は最初から無かった」と宣告された子爵家次女のエリシア。実家にも見放され、身重の体で王都の旧市街へ追放された彼女は、絶望のどん底で愛娘クララを出産する。
生き抜くために針と糸を握ったエリシアは、持ち前の技術で不思議な力を持つ「祝布(しゅくふ)」を織り上げる職人として立ち上がる。施しではなく「仕事」として正当な対価を払い、決して土足で踏み込んでこない救恤院の監督官リュシアンの温かい優しさに触れエリシアは少しずつ人間らしい心と笑顔を取り戻していった。
しかし五年後。辺境を襲った疫病を救うための緊急要請を通じ、エリシアは冷酷だった元夫ロルフと再会してしまう。しかも隣にいる娘の青い瞳は彼と瓜二つだった。
「すまない。私は父としての責任を果たす」
かつての合理主義の塊だった元夫は、自らの過ちを深く悔い、家の権益を捨ててでも母子を守る「強固な盾」になろうとする。娘のクララもまた、危機から救ってくれた彼を「パパ」と呼び始めてしまい……。
だが、どんなに後悔されても、どんなに身を挺して守られても、一度完全に壊された関係が元に戻ることは絶対にない。エリシアが真の伴侶として選ぶのは、凍えた心を溶かし、温かい日常を共に歩んでくれたリュシアンただ一人だった。
これは、全てを奪われた一人の女性が母として力強く成長し誰にも脅かされることのない「本物の家族」と「静かで確かな幸福」を自分の手で選び取るまでの物語。
悪役顔のモブに転生しました。特に影響が無いようなので好きに生きます
竹桜
ファンタジー
ある部屋の中で男が画面に向かいながら、ゲームをしていた。
そのゲームは主人公の勇者が魔王を倒し、ヒロインと結ばれるというものだ。
そして、ヒロインは4人いる。
ヒロイン達は聖女、剣士、武闘家、魔法使いだ。
エンドのルートしては六種類ある。
バットエンドを抜かすと、ハッピーエンドが五種類あり、ハッピーエンドの四種類、ヒロインの中の誰か1人と結ばれる。
残りのハッピーエンドはハーレムエンドである。
大好きなゲームの十回目のエンディングを迎えた主人公はお腹が空いたので、ご飯を食べようと思い、台所に行こうとして、足を滑らせ、頭を強く打ってしまった。
そして、主人公は不幸にも死んでしまった。
次に、主人公が目覚めると大好きなゲームの中に転生していた。
だが、主人公はゲームの中で名前しか出てこない悪役顔のモブに転生してしまった。
主人公は大好きなゲームの中に転生したことを心の底から喜んだ。
そして、折角転生したから、この世界を好きに生きようと考えた。
少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。
勇者パーティーにダンジョンで生贄にされました。これで上位神から押し付けられた、勇者の育成支援から解放される。
克全
ファンタジー
エドゥアルには大嫌いな役目、神与スキル『勇者の育成者』があった。力だけあって知能が低い下級神が、勇者にふさわしくない者に『勇者』スキルを与えてしまったせいで、上級神から与えられてしまったのだ。前世の知識と、それを利用して鍛えた絶大な魔力のあるエドゥアルだったが、神与スキル『勇者の育成者』には逆らえず、嫌々勇者を教育していた。だが、勇者ガブリエルは上級神の想像を絶する愚者だった。事もあろうに、エドゥアルを含む300人もの人間を生贄にして、ダンジョンの階層主を斃そうとした。流石にこのような下劣な行いをしては『勇者』スキルは消滅してしまう。対象となった勇者がいなくなれば『勇者の育成者』スキルも消滅する。自由を手に入れたエドゥアルは好き勝手に生きることにしたのだった。
【完結】うさぎ転生 〜女子高生の私、交通事故で死んだと思ったら、気づけば現代ダンジョンの最弱モンスターに!?最強目指して生き延びる〜
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
女子高生の篠崎カレンは、交通事故に遭って命を落とした……はずが、目覚めるとそこはモンスターあふれる現代ダンジョン。しかも身体はウサギになっていた!
HPはわずか5、攻撃力もゼロに等しい「最弱モンスター」扱いの白うさぎ。それでもスライムやコボルトにおびえながら、なんとか生き延びる日々。唯一の救いは、ダンジョン特有の“スキル”を磨けば強くなれるということ。
跳躍蹴りでスライムを倒し、小動物の悲鳴でコボルトを怯ませ、少しずつ経験値を積んでいくうちに、カレンは手応えを感じ始める。
「このままじゃ終わらない。私、もっと強くなっていつか……」
最弱からの“首刈りウサギ”進化を目指して、ウサギの身体で奮闘するカレン。彼女はこの危険だらけのダンジョンで、生き延びるだけでなく“人間へ戻る術(すべ)”を探し当てられるのか? それとも新たなモンスターとしての道を歩むのか?最弱うさぎの成り上がりサバイバルが、いま幕を開ける!
剣ぺろ伝説〜悪役貴族に転生してしまったが別にどうでもいい〜
みっちゃん
ファンタジー
俺こと「天城剣介」は22歳の日に交通事故で死んでしまった。
…しかし目を覚ますと、俺は知らない女性に抱っこされていた!
「元気に育ってねぇクロウ」
(…クロウ…ってまさか!?)
そうここは自分がやっていた恋愛RPGゲーム
「ラグナロク•オリジン」と言う学園と世界を舞台にした超大型シナリオゲームだ
そんな世界に転生して真っ先に気がついたのは"クロウ"と言う名前、そう彼こそ主人公の攻略対象の女性を付け狙う、ゲーム史上最も嫌われている悪役貴族、それが
「クロウ•チューリア」だ
ありとあらゆる人々のヘイトを貯める行動をして最後には全てに裏切られてザマァをされ、辺境に捨てられて惨めな日々を送る羽目になる、そう言う運命なのだが、彼は思う
運命を変えて仕舞えば物語は大きく変わる
"バタフライ効果"と言う事を思い出し彼は誓う
「ザマァされた後にのんびりスローライフを送ろう!」と!
その為に彼がまず行うのはこのゲーム唯一の「バグ技」…"剣ぺろ"だ
剣ぺろと言う「バグ技」は
"剣を舐めるとステータスのどれかが1上がるバグ"だ
この物語は
剣ぺろバグを使い優雅なスローライフを目指そうと奮闘する悪役貴族の物語
(自分は学園編のみ登場してそこからは全く登場しない、ならそれ以降はのんびりと暮らせば良いんだ!)
しかしこれがフラグになる事を彼はまだ知らない
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる