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第三章
第108話 戦いからの逃避
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タートルロックの市街にて。
「ユーギの姉さん、避難勧告から三日は経ちましたぜ、俺らも街中駆け回って残ってる連中がいないか調べたがもう大丈夫だ」
「うむ、それはご苦労、君達もやれば出来る子じゃないか」
へへ、と鼻をこすりながらスキンヘッドの団長は嬉しそうだ。
彼らは以前ユーギに茶化されて暴徒とかした集団だったが、今では立派に街の警備兵として活躍している。
そして、なぜかユーギの舎弟になっているのはご愛嬌だ。
「じゃあ、頃合いだね。君たちは街の皆を引き連れてしばらくは難民になってもらうよ。
安心したまえ。食料に移動式住居、それなりの娯楽施設など物資は潤沢だ。
楽しいキャンプだと思えば問題ないだろう。
今回は魔法都市ミスリルが全面支援してくれるって話だからね。
復興も早いと思うよ」
スキンヘッドの団長は、誰もいなくなった街を眺めながらため息をつく。
普段は賑わっているタートルロックの中心街に自分たち以外の人間がいないのだ。
「ユーギの姉さん、聞きにくい事なんですが、本当にここまでする必要があるんですかい? その竜王教会ってのが悪の組織ってのは分かりやしたが、ここまでする必要があるのか、俺には理解できませんぜ」
ユーギも人のいない街をぐるっと眺めながら。視線を空にむける。
空の彼方を見つめながら懐かしそうにいった。
「さあね、僕にだって分からないよ。でも勇者君は激おこだからねー。彼がやると言ったら、とんでもないことになるのは間違いない。
だから僕らは彼の言った通りに避難するしかないのさ。怒った勇者は怖いぞー、僕も久しぶりに殺されちゃうかと思ったよ。あっはっは」
団長は首を傾げた。でもユーギの話に出てきた勇者というのが本物でないとしても。とんでもないことが起こるというのは理解できた。
「じゃあ、タコ君、我々も速やかに撤収しようじゃないか!」
◆
遥か空のうえ、一本の飛行機雲が青空に白い線を描く。
「そらーにー、うっふっふっふんですー♪
そらをー、ふっふん、ふんですー。オタクをー怒らせるとー怖いのですー♪」
『デュラハンさん、通信回線で歌うのはやめてください。情報が混乱してしまいます』
「ぶーぶー、欧米系AIはうっとうしいですー」
タートルロックの上空に飛行機は到着した。
飛行機の操縦席にはデュラハンが、後部座席にはディーのボディーに入ったシルビーが座っている。
「それでもー、あんたのー♪ 身体はードラム缶ですぅ↑ーー♪」
『歌だからと言って、私への誹謗中傷は許しません。それに元々この身体はマスターが作った一号機ですよね。
そんなこと言っていいんですか?』
「いいんですー。身内へのディスりは愛ゆえになのですー」
『意味の分からないことを。まぁそれはいいでしょう。で、歌詞の内容で質問なのですが、オタクを怒らせると怖いってなんですか?』
「うん、それはね、直に分かるよ。シルビー、君は自分が生まれた時代の技術について思うことは?」
『はい、兵器ばかりが真っ先に発達して、民の大半は貧しかったですね。愚かな生き物達だと思いました。軍事用コンピューターである私が言うのもあれですが』
「そう、まさにその通りなのだー。オタクは殺す覚悟もないのに、なぜか武器に憧れて、そればかり作る生き物の代表ですー。もちろん異論は認めるですー」
『なるほど、だから怒らせると怖いと、確かに普段は極力殺傷を忌避していたマスターの明確な殺意は感じ取れましたね』
「そうなのですー。お、噂をすればマスターから通信ですー。作戦開始の許可が下りたですー。シルビー、地中貫通爆弾投下ですー」
『了解、爆弾投下……着弾まで3、2、1 ……着弾確認』
「観測データよろですー」
『確認しました。施設の装甲は貫通したようです』
「おっけーですー。続いてー、穴のド真ん中に燃料気化爆弾投下ですー」
『了解、……着弾まで3、2、1 ……着弾確認』
「任務完了ですー。マスターへ報告ですー」
◆
タートルロックの街が爆発する。
大聖堂を中心とした商業区画の一部が崩壊し、それよりも外側の周囲の建物は窓ガラスが割れている。
熱風を全身に感じる。これがリアルな戦争なんだろうな。
ゲームでは感じられないこの絶望感。さっきデュラハン達が言ってたのは本当だ。
所詮、俺はオタクであって本物の戦争は嫌いだ。
大体、平凡な日本人にとっては戦争はテレビの中の話で、非現実的な世界の話だ。
でも実際は起こってしまうのだ。
俺は思った。なんで人類は、いや俺はこんな爆弾を作ったのだろう。
そして最も効率の良い方法だからといって。なぜ使ってしまったのだろうか。
いや、答えは出ている。あの地下には最悪な敵がたくさんいる。
しかも時間がなかった。
それに奴らの行っているおぞましい研究を見たくもないし、誰にも見せずにそのまま全て燃やすのがベストだと思った。
……でも、最大の理由は百人はいると思われる人間を虐殺するという行為から逃げたかったのだ。
(マスターそれは散々議論しました、マスターが傷つく理由はありません)
そう、議論した。最善の手だ。奴らは許せない。だから全滅させた。
けど命令一つで、自分の手を汚すことなく殺してしまった。
この胸をつかえる感じはしばらく続くのだろうか。
爆心地を見ていた俺の隣にいつの間にかユーギが立っていた。
「ああー、すごーいねー。第三次世界大戦の光景を思い浮かべたよ。さて、勇者君、まさかへこたれてない?
まあそうだよねー、君はへこたれても不思議じゃないか。
でも君の行動はこの世界でも元の世界でも正義だと思うよ? 英雄的行為で、褒められやしても君を非難する者はいないだろう」
まさかユーギに慰められるとは。
まあやったことに後悔はない。
ただ後味が悪いだけなのだ。
でも、そうだな、できるだけ前を向こう。
反省があるとすれば破壊力が大きすぎて都市部の被害が大きいことだが。
まあ、それでも勇者の魔法を使った場合は世界を壊す可能性もあったからな。
しょうがない。被害額は大変だが、でもそれは弁済できるだろう。
「じゃあ、勇者君、僕は昔馴染みの竜王君の顔でも拝みに行くとするよ。
魂のない竜王、彼はとっくに成仏しているのだよ。それを別の魂をかき集めて蘇らそうなんて、まったくグロい事を考える人間もいるものだ」
俺も同意見だ。
同じ人間としてとか、話せばわかるとか、偽善者が語る綺麗ごとがどれだけ虚しいのか。
俺は今回の事件で痛感したのだった。
竜王の遺体は魔法都市ミスリルに運ぶことにした。
どうやって運搬するかは魔王や皆と相談するとして。
こんなものを放っておくのは良くない。
それにメカドラゴンの素体と竜王は親子だったそうだし。せめて同じ場所で眠らせるのは悪くないと思ったのだ。
「ユーギの姉さん、避難勧告から三日は経ちましたぜ、俺らも街中駆け回って残ってる連中がいないか調べたがもう大丈夫だ」
「うむ、それはご苦労、君達もやれば出来る子じゃないか」
へへ、と鼻をこすりながらスキンヘッドの団長は嬉しそうだ。
彼らは以前ユーギに茶化されて暴徒とかした集団だったが、今では立派に街の警備兵として活躍している。
そして、なぜかユーギの舎弟になっているのはご愛嬌だ。
「じゃあ、頃合いだね。君たちは街の皆を引き連れてしばらくは難民になってもらうよ。
安心したまえ。食料に移動式住居、それなりの娯楽施設など物資は潤沢だ。
楽しいキャンプだと思えば問題ないだろう。
今回は魔法都市ミスリルが全面支援してくれるって話だからね。
復興も早いと思うよ」
スキンヘッドの団長は、誰もいなくなった街を眺めながらため息をつく。
普段は賑わっているタートルロックの中心街に自分たち以外の人間がいないのだ。
「ユーギの姉さん、聞きにくい事なんですが、本当にここまでする必要があるんですかい? その竜王教会ってのが悪の組織ってのは分かりやしたが、ここまでする必要があるのか、俺には理解できませんぜ」
ユーギも人のいない街をぐるっと眺めながら。視線を空にむける。
空の彼方を見つめながら懐かしそうにいった。
「さあね、僕にだって分からないよ。でも勇者君は激おこだからねー。彼がやると言ったら、とんでもないことになるのは間違いない。
だから僕らは彼の言った通りに避難するしかないのさ。怒った勇者は怖いぞー、僕も久しぶりに殺されちゃうかと思ったよ。あっはっは」
団長は首を傾げた。でもユーギの話に出てきた勇者というのが本物でないとしても。とんでもないことが起こるというのは理解できた。
「じゃあ、タコ君、我々も速やかに撤収しようじゃないか!」
◆
遥か空のうえ、一本の飛行機雲が青空に白い線を描く。
「そらーにー、うっふっふっふんですー♪
そらをー、ふっふん、ふんですー。オタクをー怒らせるとー怖いのですー♪」
『デュラハンさん、通信回線で歌うのはやめてください。情報が混乱してしまいます』
「ぶーぶー、欧米系AIはうっとうしいですー」
タートルロックの上空に飛行機は到着した。
飛行機の操縦席にはデュラハンが、後部座席にはディーのボディーに入ったシルビーが座っている。
「それでもー、あんたのー♪ 身体はードラム缶ですぅ↑ーー♪」
『歌だからと言って、私への誹謗中傷は許しません。それに元々この身体はマスターが作った一号機ですよね。
そんなこと言っていいんですか?』
「いいんですー。身内へのディスりは愛ゆえになのですー」
『意味の分からないことを。まぁそれはいいでしょう。で、歌詞の内容で質問なのですが、オタクを怒らせると怖いってなんですか?』
「うん、それはね、直に分かるよ。シルビー、君は自分が生まれた時代の技術について思うことは?」
『はい、兵器ばかりが真っ先に発達して、民の大半は貧しかったですね。愚かな生き物達だと思いました。軍事用コンピューターである私が言うのもあれですが』
「そう、まさにその通りなのだー。オタクは殺す覚悟もないのに、なぜか武器に憧れて、そればかり作る生き物の代表ですー。もちろん異論は認めるですー」
『なるほど、だから怒らせると怖いと、確かに普段は極力殺傷を忌避していたマスターの明確な殺意は感じ取れましたね』
「そうなのですー。お、噂をすればマスターから通信ですー。作戦開始の許可が下りたですー。シルビー、地中貫通爆弾投下ですー」
『了解、爆弾投下……着弾まで3、2、1 ……着弾確認』
「観測データよろですー」
『確認しました。施設の装甲は貫通したようです』
「おっけーですー。続いてー、穴のド真ん中に燃料気化爆弾投下ですー」
『了解、……着弾まで3、2、1 ……着弾確認』
「任務完了ですー。マスターへ報告ですー」
◆
タートルロックの街が爆発する。
大聖堂を中心とした商業区画の一部が崩壊し、それよりも外側の周囲の建物は窓ガラスが割れている。
熱風を全身に感じる。これがリアルな戦争なんだろうな。
ゲームでは感じられないこの絶望感。さっきデュラハン達が言ってたのは本当だ。
所詮、俺はオタクであって本物の戦争は嫌いだ。
大体、平凡な日本人にとっては戦争はテレビの中の話で、非現実的な世界の話だ。
でも実際は起こってしまうのだ。
俺は思った。なんで人類は、いや俺はこんな爆弾を作ったのだろう。
そして最も効率の良い方法だからといって。なぜ使ってしまったのだろうか。
いや、答えは出ている。あの地下には最悪な敵がたくさんいる。
しかも時間がなかった。
それに奴らの行っているおぞましい研究を見たくもないし、誰にも見せずにそのまま全て燃やすのがベストだと思った。
……でも、最大の理由は百人はいると思われる人間を虐殺するという行為から逃げたかったのだ。
(マスターそれは散々議論しました、マスターが傷つく理由はありません)
そう、議論した。最善の手だ。奴らは許せない。だから全滅させた。
けど命令一つで、自分の手を汚すことなく殺してしまった。
この胸をつかえる感じはしばらく続くのだろうか。
爆心地を見ていた俺の隣にいつの間にかユーギが立っていた。
「ああー、すごーいねー。第三次世界大戦の光景を思い浮かべたよ。さて、勇者君、まさかへこたれてない?
まあそうだよねー、君はへこたれても不思議じゃないか。
でも君の行動はこの世界でも元の世界でも正義だと思うよ? 英雄的行為で、褒められやしても君を非難する者はいないだろう」
まさかユーギに慰められるとは。
まあやったことに後悔はない。
ただ後味が悪いだけなのだ。
でも、そうだな、できるだけ前を向こう。
反省があるとすれば破壊力が大きすぎて都市部の被害が大きいことだが。
まあ、それでも勇者の魔法を使った場合は世界を壊す可能性もあったからな。
しょうがない。被害額は大変だが、でもそれは弁済できるだろう。
「じゃあ、勇者君、僕は昔馴染みの竜王君の顔でも拝みに行くとするよ。
魂のない竜王、彼はとっくに成仏しているのだよ。それを別の魂をかき集めて蘇らそうなんて、まったくグロい事を考える人間もいるものだ」
俺も同意見だ。
同じ人間としてとか、話せばわかるとか、偽善者が語る綺麗ごとがどれだけ虚しいのか。
俺は今回の事件で痛感したのだった。
竜王の遺体は魔法都市ミスリルに運ぶことにした。
どうやって運搬するかは魔王や皆と相談するとして。
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