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しおりを挟むゆっくり休んで体力も回復して家事を終わらせてからコーヒーを飲みながら思い出す。
妊娠したらコーヒーもしばらく飲めないし、大好きな刺身も食べられなくなる。
そして悪阻が終わるまでは地獄のような日々に耐えて、何をするにも大変な時期が数ヶ月。
輝くんの過保護すぎるサポートがあった1人目の妊娠中でも大変だったが、今回は樹のお世話もある。
まだまだ甘えん坊の樹は抱っこも大好きだ。
少しの心配はあるけれど、2人目の子供はどんな子なのか。まだ妊娠すらしていないのに、樹と仲良く遊んでいる姿を想像してしまい、頬が緩む。
輝くんが言った通り、2日後にゼリーが届いた。
今日から始まる子作りを想像しただけで濡れてしまう。
輝くんに負けないくらい性欲が強い私は毎日する!という宣言に歓喜した。
樹を21時には寝かしつけられるように、幼稚園から帰ったら全力で遊ばせて疲れてもらわないといけないので自分の体力も心配だ。
夜一緒に疲れて寝てしまわないように頑張らないと!
幼稚園から帰った樹を着替えさせ、公園に誘うと喜んでくれた。近くの公園にいたお友達と楽しそうに走り回っているので今日はお友達に感謝する。
ベンチで見守っているとお友達のママから話しかけられて雑談しているとあっという間に夕方だ。
「今日はありがとうございました。」
「こちらこそ楽しかったです。じゃまたー!」
「樹ー!帰るよー!」
家に帰ってからお風呂に入ってご飯の用意をしていると輝くんが帰ってきた。
お風呂に入っている間に配膳まで終わらせるとちょうど上がってきた輝くんも一緒に夕食を楽しむと、樹に歯磨きをさせてから少し遊んでくれている。
20時半には眠そうにしている樹を部屋に連れて行くと10分で寝付いたみたいで輝くんがスキップで近寄ってきた。
「樹、絵本読み切る前に寝ちゃったよ?」
「今日は公園でずっと走り回ってたからね。」
「公園連れていってくれてたの?ありがとう。もう…我慢できないんですけど。」
何故かもう硬くなっているモノをボロンと出して見れてくる。
「今日は遠慮なくイっていいからね?せっかくの生中出しセックスで結衣ちゃんだけ我慢なんてフェアじゃないもんね。ゼリー様々だね?」
「んっ、ね…私ももう我慢できないから…このままちょうだい?」
「うわ、ヌルヌル…いつからこんなに濡らしてたの?そんなにしたかった?」
「…したいのは輝くんだけじゃないんだよ?」
「あぁ。最高。エロい妻と結婚できた俺は幸せです。もう、ここで挿れさせて。」
キッチンでショーツをズラしてそのまま前戯なしで始まったセックスはお互いの興奮を煽った。
まだ服も着たままで、さっきまで団欒の時間を過ごしていた場所で…
「声は我慢してね?樹が起きてきたら…困るでしょ?」
「んっ…ん、ァッ…おっきぃ…全部はいってるっ」
「根元までずっぽり。濡れすぎて俺のタマまで結衣ちゃんのでヌルヌル。ゴムなし気持ちいい?」
「んっ、、いぃ。生のオチンチン…気持ちいいっ!声っ…我慢するから…もっと、動かしてっ」
「結衣ちゃん…最初からエロすぎるよ。もう」
必死に声をころしていると、パンパンと肌が当たる音と接合部のクチュクチュといやらしい音がキッチンに響く。
段々と大きくなる音を聞きながら体をのけ反らせると輝くんは逃がさないように腰を掴んだ。
「イく?声出しちゃダメだよ?…我慢できたら寝室でご褒美あげる。喘ぎ叫ぶくらい…。串刺しピストンがいい?それとも潮が出なくなるまで手マンがいい?両方してハメ潮吹いてからゼリー入れて中出しにする?」
「ンッンーん!ぁっ…ん!ィッ…ク!イクっ」
「静かにイけたご褒美だよー?好きなだけ喘ぎな?」
「んぁ!あっあっああああ!」
「寝室に防音室いれてよかったねー?喘ぎ声が大きい結衣ちゃんはこれがなかったら隣の人にセックスしてるのバレバレだもんね?…しかも何時間もするから苦情きちゃうかな。それともオナニーのオカズにされちゃうかな?」
「やっぁぁっ!あん!気持ちいいっ!指でほじられるの気持ちいいっあっああん!」
「完全に入ってるね…そんな言葉並べて…はしたない。」
「あっ、ごめんなさい、でも好き。輝くんにされるとすぐに気持ち良くなっちゃうの…っ!あーっ、あっあっあっああ!出ちゃうっ」
「雑魚マンコだからすーぐ潮吹きしちゃうね。ほら、もう吹いてるよ、あーあーあー。すごい量。」
「んぁ!アッあああっ!」
「もうこれ、お漏らしと同じだね。」
「あ…あぁあっ、んんん!」
「シーツびちょびちょ。ほら、そろそろゼリー入れるから足持って広げて」
シリンジに入れたゼリーを中に入れた。
「これがお注射しますよー?のやつだね。流れてこないように1番奥に出すよ。ちょっと冷たいかも」
「んん、ぁ…ゼリー奥に当たってるっ」
「なに?ゼリーで擬似中出し感じてるの?」
「ちがっ…」
「それはちょっと…予想外。」
「ああん!一気に出さないでっ…んん!」
「これで酸性になったし、ゼリーに負けないくらい奥に出させる気持ち良さを体験してもらうから。」
シリンジを抜いた変わりに奥まで突き入れると中のゼリーがまとまりついた。
そしてグチュグチュと音を立てて掻き回す。
「あっあああ!」
「ゼリーがでてこないように…上からピストンしないとね。」
私に覆い被さると穴が真上を向くくらい脚を押さえつける。
そのまま突き下ろして種付けピストンは激しくなった。
「あっアッ!ぎもぢいぃ!あん!ああああっ、おぐ!奥に当たってるっ…あっぁぁぁあああ。」
「っ!締めすぎっ…このまま出すよ」
「あっあ!出してっ…全部奥に出してっ!っんぁぁああ」
余韻に浸る時間は一瞬で、抜かずに2回目を注がれる。
そして本当に毎日、2回。
多いときは4回ほど中に出された。
途中でゼリーを追加注文して1ヶ月。
今月の生理が遅れている。
気持ちの問題で少し遅れているだけかもしれないが、気の早い輝くんは仕事帰りに検査薬を買って帰ってきた。
「さすがにまだ分からないよ?」
「いつ?来週なら分かる?それとも病院行っちゃう?」
「まぁ、あと1週間来なかったらかな。」
「どうしよう。今日からは念のためやめた方がいい?」
「できてたら暫く出来なくなるから…優しくしてほしいなー。」
「まかせて!本当に結衣ちゃんはエッチなんだから♡」
そして12月24日。
樹のクリスマスプレゼントの箱の中に手紙とくまのぬいぐるみを入れた。
「いつきくんへ
ことしも、おてがみをかいてくれてありがとう。
いつきくんにきょうだいができるようにパパとママにサンタさんからもおねがいしたよ。
ママのおなかのなかにはあかちゃんがいます。
いつきくんはおにいちゃんになるよ。
パパとママといつきくんとあかちゃんの4にんで幸せになりますように。
サンタさんより」
朝起きて走ってツリーの下に置いてあるプレゼントを開けて輝くんに手紙を読んでもらうと嬉しそうに私のお腹に耳を当てた。
「ママ!お腹に赤ちゃんいるの?」
「そうだよ、まだ小さいけどお腹の中にいるよ。」
「おにいちゃんだよー!あかちゃーん!」
毎日お腹の中の赤ちゃんに話しかけてくれ、お手伝いもたくさん頑張ってくれる樹はすっかりお兄ちゃんの顔。
輝くんの影響で樹まで過保護になりつつあるのが少し困るけど。
「ママ。僕がするから座ってて!」
「ママー!僕が持ってあげる!かばんかして!」
手を繋がずに入り出すことが多かったのに樹から手を繋いでくれるようになったのは嬉しいが、パパのマネで階段も一段先に降りてエスコートしたり、ドアを開けてくれるようになった。
「僕、お兄ちゃんになるから。」
甘えん坊の樹が恋しいけれど、最高のプレゼントになったみたいなので家族全員、幸せです!
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