91 / 134
3章
エイミー合流 2
しおりを挟む
「奥様、公爵様に対抗する手段を考えられていらっしゃるのですか?」
「そうだとしたら、エイミーは公爵様に告げ口でもするの?」
意地悪だったかしらと思ったけれど、今の彼女がどういう気持ちでここにいるのかを知らずに動くのは危険なのでこの際はっきりしておきたい。
「そんなこと、しません」
「気持ちが変わったの? そこにいるウィルのお陰?」
「信じていただけないかもしれませんが、わたくしは……わたくしの方から公爵様に告げ口をしたことはございません。聞かれたことにだけ答えていただけです」
「じゃあ、公爵様に聞かれたら私の計画も全て暴露してしまうわけね?」
最初から公爵様に雇われているエイミーだから、そこを咎めても仕方がないのだけれど。
「そんなこと、いたしません!」
「心変わりでもしたのかしら?」
「わ、わたくしにも、公爵様と奥様のどちらがまともなことをしているかくらい、分かります。それに、わたくしは奥様の侍女なのですから」
悔しそうに話すエイミーの話を聞いていて、彼女は彼女なりに葛藤なんかもあったのかもしれないと思う。
これまでエイミーの気持ちを考えたことが無かったけれど、私が拉致されるきっかけを作ってしまったのは想定外だったのだろうし。
そんなことに加担したと後で知って、それでも開き直れるようなタイプではないはずだから……。
「公爵様がユリシーズを狙う限り、私はどうしたらいいかを考え続けなくちゃいけないの。エイミーは私の状況を聞かれたら、公爵様になんて報告をするつもり?」
「これからは、奥様に相談してから報告します」
「そう。ぜひそうして」
「あと、奥様と旦那様がこれからも仲睦まじく過ごされるために、務めていきたいと思っております」
「私、人狼の家が好きよ」
「はいっ。存じ上げております」
エイミーの言っていることは本心なのだと思う。
それに、隣に立つウィルも彼女を変える要因になっている。
「じゃあ、私はクリスティーナに会うために手紙を出しに行くわ。直接持って行った方が良さそうだから、これから行こうと思っているけれど、ついてくるなら好きにして」
「はいっ!」
エイミーの明るい顔を見て、こんな表情をする人だったかしらと驚く。
きっと私たち、ユリシーズの家に来てから変わったのね。
「ウィルは、どうやって公爵家関係者なのかを把握するつもり?」
「会話の雰囲気を盗み聞くのが一番だと思います。公爵家関係者であれば相当偉い人のはずですし」
「そう、じゃあ地獄耳の調査はよろしく」
「はい!」
エイミーの引き寄せた縁がどうか幸せに繋がってくれたらと願う。
まだ私たちには障害がたくさんあるけれど、以前よりずっとよくなっていると思うから。
***
「さて、これですんなりとクリスティーナのところに行けるかしら? ウィルは、なにか聞こえた?」
「いえ、聞こえている会話では、特にクリスティーナ様やアイリーン様といった話をされてはおりませんでした」
「門番や護衛は事情を知らないでしょうからね」
先ほど、手紙をお城の門番に預けて帰ってきた。
私はクリスティーナを名乗り、オルブライト伯爵家の印が入った封筒を差し出したから、丁寧に対応いただけたのだけれど。
改めて、公爵家出身の伯爵夫人というのは高貴な方なのだわと思ってしまう。私は偽物だけれど、今の立場を利用しない手はない。
「これでクリスティーナ本人の周りにいる公爵家関係者が、相手は私だと気付くはずだから、無事に本人に手紙が届くのかが心配ね。私が滞在している場所をはっきりと書いてしまったし、狙われる可能性も高いわよ」
今は宿の部屋にいる。クリスティーナの挙式セレモニーを見た時に泊まった高級宿で、続きの部屋にエイミーが泊まれる部屋がある。今は私の部屋でエイミーとウィリアムと話をしていて、ウィリアムの頭には茶色の耳が、そして尻尾が生えていた。
ユリシーズはノクスになると目つきが悪くなるのだけれど、ウィルは目の丸みが増して犬っぽさが際立っていて、むしろ昼間より可愛らしく見える。人狼にも個性があるのは分かっていたけれど、全然違うのね。
「奥様とエイミーさんに危険が及ばないように、僕も力を尽くします」
夜に光るキラキラした目を向けられて断言された。可愛いのに光が強くて圧を感じる。
「ありがとう。あなたも夜行性なのかしら? 無茶はしないでね」
「自分を夜行性だと意識したことはないのですが、夜であっても普通に活動しています」
「確かに、人間と一緒に暮らしていなかったら、夜行性を意識することはないかもしれないわね」
ユリシーズは戦場で人と一緒に生活していたのでしょうから、昼行性と夜行性の違いを認識していたのだろうけれど、人狼たちと一緒に生活していたらあまりその辺を意識することは無かったのかもしれない。
「ユリシーズに聞いたのだけれど、人狼は夜に長い睡眠をとったりはしないのでしょう?」
「はい。そうですね」
「実は、あなたたちのそういうところが頼もしいと思っているの」
部屋の外ではオシアンとフレデリックが交代で不審者が来ないか見張ってくれている。
でも、彼らには夜の休息が必要だ。
「護衛のフォローをお願いしてもいい? 現状人間が二人だけしかいないから」
「かしこまりました」
ウィリアムは料理人だし、どれだけ腕がたつのかはわからない。
耳と尻尾を隠すのだから、室内でも帽子を被っていなければならないし、それを怪しまれたらと心配だけれど。
「人狼であることはちゃんと隠して活動するのよ」
「はい」
少人数で動いている以上、頼れる人は頼らないと。
倒れているユリシーズのためにも、私が捕まってはいけない。
「そうだとしたら、エイミーは公爵様に告げ口でもするの?」
意地悪だったかしらと思ったけれど、今の彼女がどういう気持ちでここにいるのかを知らずに動くのは危険なのでこの際はっきりしておきたい。
「そんなこと、しません」
「気持ちが変わったの? そこにいるウィルのお陰?」
「信じていただけないかもしれませんが、わたくしは……わたくしの方から公爵様に告げ口をしたことはございません。聞かれたことにだけ答えていただけです」
「じゃあ、公爵様に聞かれたら私の計画も全て暴露してしまうわけね?」
最初から公爵様に雇われているエイミーだから、そこを咎めても仕方がないのだけれど。
「そんなこと、いたしません!」
「心変わりでもしたのかしら?」
「わ、わたくしにも、公爵様と奥様のどちらがまともなことをしているかくらい、分かります。それに、わたくしは奥様の侍女なのですから」
悔しそうに話すエイミーの話を聞いていて、彼女は彼女なりに葛藤なんかもあったのかもしれないと思う。
これまでエイミーの気持ちを考えたことが無かったけれど、私が拉致されるきっかけを作ってしまったのは想定外だったのだろうし。
そんなことに加担したと後で知って、それでも開き直れるようなタイプではないはずだから……。
「公爵様がユリシーズを狙う限り、私はどうしたらいいかを考え続けなくちゃいけないの。エイミーは私の状況を聞かれたら、公爵様になんて報告をするつもり?」
「これからは、奥様に相談してから報告します」
「そう。ぜひそうして」
「あと、奥様と旦那様がこれからも仲睦まじく過ごされるために、務めていきたいと思っております」
「私、人狼の家が好きよ」
「はいっ。存じ上げております」
エイミーの言っていることは本心なのだと思う。
それに、隣に立つウィルも彼女を変える要因になっている。
「じゃあ、私はクリスティーナに会うために手紙を出しに行くわ。直接持って行った方が良さそうだから、これから行こうと思っているけれど、ついてくるなら好きにして」
「はいっ!」
エイミーの明るい顔を見て、こんな表情をする人だったかしらと驚く。
きっと私たち、ユリシーズの家に来てから変わったのね。
「ウィルは、どうやって公爵家関係者なのかを把握するつもり?」
「会話の雰囲気を盗み聞くのが一番だと思います。公爵家関係者であれば相当偉い人のはずですし」
「そう、じゃあ地獄耳の調査はよろしく」
「はい!」
エイミーの引き寄せた縁がどうか幸せに繋がってくれたらと願う。
まだ私たちには障害がたくさんあるけれど、以前よりずっとよくなっていると思うから。
***
「さて、これですんなりとクリスティーナのところに行けるかしら? ウィルは、なにか聞こえた?」
「いえ、聞こえている会話では、特にクリスティーナ様やアイリーン様といった話をされてはおりませんでした」
「門番や護衛は事情を知らないでしょうからね」
先ほど、手紙をお城の門番に預けて帰ってきた。
私はクリスティーナを名乗り、オルブライト伯爵家の印が入った封筒を差し出したから、丁寧に対応いただけたのだけれど。
改めて、公爵家出身の伯爵夫人というのは高貴な方なのだわと思ってしまう。私は偽物だけれど、今の立場を利用しない手はない。
「これでクリスティーナ本人の周りにいる公爵家関係者が、相手は私だと気付くはずだから、無事に本人に手紙が届くのかが心配ね。私が滞在している場所をはっきりと書いてしまったし、狙われる可能性も高いわよ」
今は宿の部屋にいる。クリスティーナの挙式セレモニーを見た時に泊まった高級宿で、続きの部屋にエイミーが泊まれる部屋がある。今は私の部屋でエイミーとウィリアムと話をしていて、ウィリアムの頭には茶色の耳が、そして尻尾が生えていた。
ユリシーズはノクスになると目つきが悪くなるのだけれど、ウィルは目の丸みが増して犬っぽさが際立っていて、むしろ昼間より可愛らしく見える。人狼にも個性があるのは分かっていたけれど、全然違うのね。
「奥様とエイミーさんに危険が及ばないように、僕も力を尽くします」
夜に光るキラキラした目を向けられて断言された。可愛いのに光が強くて圧を感じる。
「ありがとう。あなたも夜行性なのかしら? 無茶はしないでね」
「自分を夜行性だと意識したことはないのですが、夜であっても普通に活動しています」
「確かに、人間と一緒に暮らしていなかったら、夜行性を意識することはないかもしれないわね」
ユリシーズは戦場で人と一緒に生活していたのでしょうから、昼行性と夜行性の違いを認識していたのだろうけれど、人狼たちと一緒に生活していたらあまりその辺を意識することは無かったのかもしれない。
「ユリシーズに聞いたのだけれど、人狼は夜に長い睡眠をとったりはしないのでしょう?」
「はい。そうですね」
「実は、あなたたちのそういうところが頼もしいと思っているの」
部屋の外ではオシアンとフレデリックが交代で不審者が来ないか見張ってくれている。
でも、彼らには夜の休息が必要だ。
「護衛のフォローをお願いしてもいい? 現状人間が二人だけしかいないから」
「かしこまりました」
ウィリアムは料理人だし、どれだけ腕がたつのかはわからない。
耳と尻尾を隠すのだから、室内でも帽子を被っていなければならないし、それを怪しまれたらと心配だけれど。
「人狼であることはちゃんと隠して活動するのよ」
「はい」
少人数で動いている以上、頼れる人は頼らないと。
倒れているユリシーズのためにも、私が捕まってはいけない。
0
あなたにおすすめの小説
ヤンデレ王子を闇落ちから救ったら愛執まみれの独占欲に囚われました
大江戸ウメコ
恋愛
幼い頃に精霊の祝福である未来視の力が開花し、「夫である第二王子ナハルドに殺される」という己の運命を知った伯爵令嬢ツィーラ。この悲惨な未来を変えるべく、ツィーラは彼を避けようとしたが、ひょんなことから婚約者に選ばれてしまった! ならば、ナハルドが将来闇落ちしないよう、側で彼を支えることを決意する。そんな努力の甲斐あって、ツィーラへの好意を隠さず伝えてくるほど、ナハルドとの関係は良好になった。だけど、彼の並々ならぬ執着心のすべてを、ツィーラはまだ知らなくて――
天然だと思ったギルド仲間が、実は策士で独占欲強めでした
星乃和花
恋愛
⭐︎完結済ー本編8話+後日談7話⭐︎
ギルドで働くおっとり回復役リィナは、
自分と似た雰囲気の“天然仲間”カイと出会い、ほっとする。
……が、彼は実は 天然を演じる策士だった!?
「転ばないで」
「可愛いって言うのは僕の役目」
「固定回復役だから。僕の」
優しいのに過保護。
仲間のはずなのに距離が近い。
しかも噂はいつの間にか——「軍師(彼)が恋してる説」に。
鈍感で頑張り屋なリィナと、
策を捨てるほど恋に負けていくカイの、
コメディ強めの甘々ギルド恋愛、開幕!
「遅いままでいい――置いていかないから。」
皇帝陛下の寵愛は、身に余りすぎて重すぎる
若松だんご
恋愛
――喜べ、エナ! お前にも縁談が来たぞ!
数年前の戦で父を、病で母を亡くしたエナ。
跡継ぎである幼い弟と二人、後見人(と言う名の乗っ取り)の叔父によりずっと塔に幽閉されていたエナ。
両親の不在、後見人の暴虐。弟を守らねばと、一生懸命だったあまりに、婚期を逃していたエナに、叔父が(お金目当ての)縁談を持ちかけてくるけれど。
――すまないが、その縁談は無効にさせてもらう!
エナを救ってくれたのは、幼馴染のリアハルト皇子……ではなく、今は皇帝となったリアハルト陛下。
彼は先帝の第一皇子だったけれど、父帝とその愛妾により、都から放逐され、エナの父のもとに身を寄せ、エナとともに育った人物。
――結婚の約束、しただろう?
昔と違って、堂々と王者らしい風格を備えたリアハルト。驚くエナに妻になってくれと結婚を申し込むけれど。
(わたし、いつの間に、結婚の約束なんてしてたのっ!?)
記憶がない。記憶にない。
姉弟のように育ったけど。彼との別れに彼の無事を願ってハンカチを渡したけれど! それだけしかしてない!
都会の洗練された娘でもない。ずっと幽閉されてきた身。
若くもない、リアハルトより三つも年上。婚期を逃した身。
後ろ盾となる両親もいない。幼い弟を守らなきゃいけない身。
(そんなわたしが? リアハルト陛下の妻? 皇后?)
ずっとエナを慕っていたというリアハルト。弟の後見人にもなってくれるというリアハルト。
エナの父は、彼が即位するため起こした戦争で亡くなっている。
だから。
この求婚は、その罪滅ぼし? 昔世話になった者への恩返し?
弟の後見になってくれるのはうれしいけれど。なんの取り柄もないわたしに求婚する理由はなに?
ずっと好きだった彼女を手に入れたかったリアハルトと、彼の熱愛に、ありがたいけれど戸惑いしかないエナの物語。
お飾りの妃をやめたら、文官様の溺愛が始まりました 【完結】
日下奈緒
恋愛
後宮に入り、妃となって二年。
それなのに一度も皇帝に抱かれぬまま、沈翠蘭は“お飾りの妃”としてひっそりと日々を過ごしていた。
ある日、文部大臣の周景文が現れ、こう告げる。
「このままでは、あなたは後宮から追い出される」
実家に帰れば、出世を望む幼い弟たちに顔向けできない――。
迷いの中で手を差し伸べた彼にすがるように身を預けた翠蘭。
けれど、彼には誰も知らない秘密があった。
冷たい後宮から始まる、甘くて熱い溺愛の物語。
ギルド回収人は勇者をも背負う ~ボロ雑巾のようになった冒険者をおんぶしたら惚れられた~
水無月礼人
恋愛
私は冒険者ギルド職員ロックウィーナ。25歳の女で担当は回収役。冒険者の落し物、遺品、時には冒険者自体をも背負います!
素敵な恋愛に憧れているのに培われるのは筋肉だけ。
しかし無駄に顔が良い先輩と出動した先で、行き倒れた美形剣士を背負ってから私の人生は一変。初のモテ期が到来です!!
……とか思ってウハウハしていたら何やら不穏な空気。ええ!?
私の選択次第で世界がループして崩壊の危機!? そんな結末は認めない!!!!
※【エブリスタ】でも公開しています。
【エブリスタ小説大賞2023 講談社 女性コミック9誌合同マンガ原作賞】で優秀作品に選ばれました。
中身は80歳のおばあちゃんですが、異世界でイケオジ伯爵に溺愛されています
浅水シマ
ファンタジー
【完結しました】
ーー人生まさかの二週目。しかもお相手は年下イケオジ伯爵!?
激動の時代を生き、八十歳でその生涯を終えた早川百合子。
目を覚ますと、そこは異世界。しかも、彼女は公爵家令嬢“エマ”として新たな人生を歩むことに。
もう恋愛なんて……と思っていた矢先、彼女の前に現れたのは、渋くて穏やかなイケオジ伯爵・セイルだった。
セイルはエマに心から優しく、どこまでも真摯。
戸惑いながらも、エマは少しずつ彼に惹かれていく。
けれど、中身は人生80年分の知識と経験を持つ元おばあちゃん。
「乙女のときめき」にはとっくに卒業したはずなのに――どうしてこの人といると、胸がこんなに苦しいの?
これは、中身おばあちゃん×イケオジ伯爵の、
ちょっと不思議で切ない、恋と家族の物語。
※小説家になろうにも掲載中です。
魔法師団長の家政婦辞めたら溺愛されました【完結】
iru
恋愛
第19回 恋愛小説大賞エントリーしています。ぜひ1票お願いします。
小説家になろうですでに完結済みの作品です。よければお気に入りブックマークなどお願いします。
両親と旅をしている途中、魔物に襲われているところを、魔法師団に助けられたティナ。
両親は亡くなってしまったが、両親が命をかけて守ってくれた自分の命を無駄にせず強く生きていこうと決めた。
しかし、肉親も家もないティナが途方に暮れていると、魔物から助けてくれ、怪我の入院まで面倒を見てくれた魔法師団の団長レオニスから彼の家政婦として住み込みで働かないと誘われた。
魔物から助けられた時から、ひどく憧れていたレオニスの誘いを、ティナはありがたく受ける事にした。
自分はただの家政婦だと強く言い聞かせて、日に日に膨らむ恋心を抑え込むティナだった。
一方、レオニスもティナにどんどん惹かれていっていた。
初めはなくなった妹のようで放っては置けないと家政婦として雇ったが、その健気な様子に強く惹かれていった。
恋人になりたいが、年上で雇い主。
もしティナも同じ気持ちでないなら仕事まで奪ってしまうのではないか。
そんな思いで一歩踏み出せないレオニスだった。
そんな中ある噂から、ティナはレオニスの家政婦を辞めて家を出る決意をする。
レオニスは思いを伝えてティナを引き止めることができるのか?
両片思いのすれ違いのお話です。
記憶喪失の私はギルマス(強面)に拾われました【バレンタインSS投下】
かのこkanoko
恋愛
記憶喪失の私が強面のギルドマスターに拾われました。
名前も年齢も住んでた町も覚えてません。
ただ、ギルマスは何だか私のストライクゾーンな気がするんですが。
プロット無しで始める異世界ゆるゆるラブコメになる予定の話です。
小説家になろう様にも公開してます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる