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4章
情報戦
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クリスティーナの部屋には行かず、自室でエイミーと作戦会議をすることにした。
皇子殿下の事情に耳を傾けていたエイミーは、そっと私の前に一通の手紙を差し出してくる。
「公爵様からです」
「えっ?!」
そういえば、エイミーから公爵様にこちらにいることを報告していたんだったわ。
『アイリーンがクリスティーナの侍女になったのであれば、現在のヒューとクリスティーナの関係に問題が見つかり次第報告するように。ヒューはクリスティーナの夫である皇子のことだ』
へええ……。使えるものはなんでも使おうとしてくださること。
公爵様の思い通りに動いてしまっているところが悔しいけれど、人の親として心配をしているのか公爵家として把握したいのかで印象が大きく変わってくるところね。
「問題ですって。エイミーはどう思う?」
「ヒュー皇子はクリスティーナ様のことをあまりよく思っていないようです、とでも返信します?」
「もう少しクリスティーナの立場を考えてあげて」
あの公爵様が実の娘に優しいとは思えない。
エイミーの言う通りに連絡してしまったら、クリスティーナが責められるだけだ。
公爵様がそうやって目を光らせているせいで皇子殿下が嫌がっているのに。
「私が皇子殿下と謁見して気に入られたとでも伝えておいてもらうのはどう?」
「そんなことを伝えてしまったら、奥様がまずいことになりますよ」
「公爵様にとって正式な娘は私だからいいじゃない」
「旦那様と離縁させられて、皇子殿下の側室になれと言われたらどうするのですか?!」
あ。それは困る。
クリスティーナを追いつめてしまうし、ユリシーズの公爵様に対する恨みが恐ろしいことになってしまう。それに、あの皇子殿下とは友人関係で充分というか……。
「だめだわ」
考えてみたら今は私が公爵様の娘ということになっているのだから、私が皇子殿下に嫁ぐと公爵家との繋がりが皇室に新たにできるわけね。
ユリシーズが離縁を受け入れるはずがないと分かっていても、どんな汚い手を使われるか分からないのだから、用心した方がいい。
「そうです。公爵様の狙いは皇族との関係を強固にして自分の地位を確立する点が優先されるのですから、あまり目立つことはしない方が無難です」
「じゃあ、もう手遅れじゃない?」
「……」
私たちは頭を抱えた。ウィルは近くで尻尾を振りながら「奥様は何をしても目立ってしまいますね?」と無邪気に言う。もう日が暮れているのでウィルは耳も頭の上から生えている。
「ええ。奥様はどうしたって目立ってしまうのです。ウィルの言う通り……」
「目立とうと思ったことはないのですけれど?」
「その見た目に加えて言動までもが人目を惹くのですから仕方がありませんね」
エイミーはやれやれといった様子で首を振った。
「今日のことは別ルートで公爵様に伝わるのではないかしら? 皇子殿下と私が二人きりで話したのだと知ったら何かしら行動を起こすはず」
私が皇子殿下と二人きりで話した内容を知りたがるに違いない。
皇子殿下が誰かに内容を口外するとは思えないから、公爵様はエイミーか私にコンタクトを取ろうと思うはずで……。
「公爵様からの信頼を得ておいた方がよさそうだから、エイミーは私から聞いた話として皇子殿下との話を断片的に入れるしかないでしょうね」
「一体なんと書けばよろしいでしょうか? 奥様が皇子殿下を訪ねた時には護衛の方などが周りにいたのでしたね?」
「うーん……確かにそうね」
謁見の間であったことはそのまま伝えて、皇子殿下と二人きりで話した内容をどうするか考えるしかないってことね。
公爵様に余計なことを考えられない範囲の内容で、私が皇子殿下に話すと公爵様にとっても都合が良いことって何だろう。
考えるだけで頭が痛い。
クリスティーナが悩んでいるからと皇子殿下を訪ねたわけだから、二人きりで話す内容もクリスティーナが出てこないとおかしい。
「皇子殿下の相談相手になったということにしたら、どう?」
「奥様に相談したくなる内容ってなんですか?」
「夫婦円満、とか」
「なるほど……皇子殿下が奥様に夫婦円満の秘訣を聞くとは考えにくいですが、面白いですね」
感心されているのか否定されているのかよく分からない反応ね。
「二人でクリスティーナのことを話したというのはどう? 私は友人の立場で、皇子殿下は夫の立場で」
「ちょっと苦しい気もしますが、なくはないと思います」
「なくはない感じなら、エイミーの言葉で上手く説明してくれたらいいわよ」
「……そこはわたくしが頑張るのですね」
エイミーは半笑いで白紙の便箋を見つめながらテーブル席に座っている。
テーブルには燭台が置かれていて、便箋がオレンジ色の光にぼんやりと包まれていた。
「かしこまりました。それっぽく仕立て上げましょう」
「さすがね、エイミー!」
「自棄です」
ウィルがエイミーのすぐ隣に立ってその様子をじっと見つめている。
尻尾がゆっくりと揺れているから、頭を撫でてあげればいいのにってモヤモヤしちゃうのだけれど。
ああ、あとはクリスティーナ対策をしなくちゃ。
「明日、クリスティーナには何て言えばいいと思う? 皇子殿下が思っていることをそのまま伝えたら、余計にショックを与えてしまうと思うの」
「そうですね。恐らく、奥様に嫉妬をして『わたくしがあなただったら良かったのに、アイリーン』とかおっしゃられるのではないでしょうか」
「クリスティーナの真似が上手いわね」
エイミーはどうやら物真似が得意らしい。
声がクリスティーナにそっくりで口調まで完全に真似ていた。
「無難なのは、皇子殿下に夫婦円満の秘訣を聞かれたと伝えることではないでしょうか? 公爵様にもそれをお伝えするわけですし」
「ああ、確かにそうね。皇子殿下は夫婦というものが分からないから、私にユリシーズとのことを聞きたがっていましたってことでどうかしら?」
「それ、いいんじゃないでしょうか?」
エイミーが「いけますよ奥様」と確信を持って言うと、ウィルの尻尾が激し目に振れ始めた。
エイミーが嬉しそうだから喜んでいるのかしら……かわいい。
「あの、奥様、どこを見ていらっしゃるんですか?」
エイミーが自分の方を見ずに話す私に不信感を持った目を向けている。
「ああ、ごめんなさい。ウィルの尻尾がかわいいなと思って」
「奥様……」
エイミーは呆れた顔をしたけれど、次の瞬間、隣に立っていたウィルに視線を移して「ああっ!」と声を上げた。
あなただってかわいさに悶えちゃうじゃないの。
皇子殿下の事情に耳を傾けていたエイミーは、そっと私の前に一通の手紙を差し出してくる。
「公爵様からです」
「えっ?!」
そういえば、エイミーから公爵様にこちらにいることを報告していたんだったわ。
『アイリーンがクリスティーナの侍女になったのであれば、現在のヒューとクリスティーナの関係に問題が見つかり次第報告するように。ヒューはクリスティーナの夫である皇子のことだ』
へええ……。使えるものはなんでも使おうとしてくださること。
公爵様の思い通りに動いてしまっているところが悔しいけれど、人の親として心配をしているのか公爵家として把握したいのかで印象が大きく変わってくるところね。
「問題ですって。エイミーはどう思う?」
「ヒュー皇子はクリスティーナ様のことをあまりよく思っていないようです、とでも返信します?」
「もう少しクリスティーナの立場を考えてあげて」
あの公爵様が実の娘に優しいとは思えない。
エイミーの言う通りに連絡してしまったら、クリスティーナが責められるだけだ。
公爵様がそうやって目を光らせているせいで皇子殿下が嫌がっているのに。
「私が皇子殿下と謁見して気に入られたとでも伝えておいてもらうのはどう?」
「そんなことを伝えてしまったら、奥様がまずいことになりますよ」
「公爵様にとって正式な娘は私だからいいじゃない」
「旦那様と離縁させられて、皇子殿下の側室になれと言われたらどうするのですか?!」
あ。それは困る。
クリスティーナを追いつめてしまうし、ユリシーズの公爵様に対する恨みが恐ろしいことになってしまう。それに、あの皇子殿下とは友人関係で充分というか……。
「だめだわ」
考えてみたら今は私が公爵様の娘ということになっているのだから、私が皇子殿下に嫁ぐと公爵家との繋がりが皇室に新たにできるわけね。
ユリシーズが離縁を受け入れるはずがないと分かっていても、どんな汚い手を使われるか分からないのだから、用心した方がいい。
「そうです。公爵様の狙いは皇族との関係を強固にして自分の地位を確立する点が優先されるのですから、あまり目立つことはしない方が無難です」
「じゃあ、もう手遅れじゃない?」
「……」
私たちは頭を抱えた。ウィルは近くで尻尾を振りながら「奥様は何をしても目立ってしまいますね?」と無邪気に言う。もう日が暮れているのでウィルは耳も頭の上から生えている。
「ええ。奥様はどうしたって目立ってしまうのです。ウィルの言う通り……」
「目立とうと思ったことはないのですけれど?」
「その見た目に加えて言動までもが人目を惹くのですから仕方がありませんね」
エイミーはやれやれといった様子で首を振った。
「今日のことは別ルートで公爵様に伝わるのではないかしら? 皇子殿下と私が二人きりで話したのだと知ったら何かしら行動を起こすはず」
私が皇子殿下と二人きりで話した内容を知りたがるに違いない。
皇子殿下が誰かに内容を口外するとは思えないから、公爵様はエイミーか私にコンタクトを取ろうと思うはずで……。
「公爵様からの信頼を得ておいた方がよさそうだから、エイミーは私から聞いた話として皇子殿下との話を断片的に入れるしかないでしょうね」
「一体なんと書けばよろしいでしょうか? 奥様が皇子殿下を訪ねた時には護衛の方などが周りにいたのでしたね?」
「うーん……確かにそうね」
謁見の間であったことはそのまま伝えて、皇子殿下と二人きりで話した内容をどうするか考えるしかないってことね。
公爵様に余計なことを考えられない範囲の内容で、私が皇子殿下に話すと公爵様にとっても都合が良いことって何だろう。
考えるだけで頭が痛い。
クリスティーナが悩んでいるからと皇子殿下を訪ねたわけだから、二人きりで話す内容もクリスティーナが出てこないとおかしい。
「皇子殿下の相談相手になったということにしたら、どう?」
「奥様に相談したくなる内容ってなんですか?」
「夫婦円満、とか」
「なるほど……皇子殿下が奥様に夫婦円満の秘訣を聞くとは考えにくいですが、面白いですね」
感心されているのか否定されているのかよく分からない反応ね。
「二人でクリスティーナのことを話したというのはどう? 私は友人の立場で、皇子殿下は夫の立場で」
「ちょっと苦しい気もしますが、なくはないと思います」
「なくはない感じなら、エイミーの言葉で上手く説明してくれたらいいわよ」
「……そこはわたくしが頑張るのですね」
エイミーは半笑いで白紙の便箋を見つめながらテーブル席に座っている。
テーブルには燭台が置かれていて、便箋がオレンジ色の光にぼんやりと包まれていた。
「かしこまりました。それっぽく仕立て上げましょう」
「さすがね、エイミー!」
「自棄です」
ウィルがエイミーのすぐ隣に立ってその様子をじっと見つめている。
尻尾がゆっくりと揺れているから、頭を撫でてあげればいいのにってモヤモヤしちゃうのだけれど。
ああ、あとはクリスティーナ対策をしなくちゃ。
「明日、クリスティーナには何て言えばいいと思う? 皇子殿下が思っていることをそのまま伝えたら、余計にショックを与えてしまうと思うの」
「そうですね。恐らく、奥様に嫉妬をして『わたくしがあなただったら良かったのに、アイリーン』とかおっしゃられるのではないでしょうか」
「クリスティーナの真似が上手いわね」
エイミーはどうやら物真似が得意らしい。
声がクリスティーナにそっくりで口調まで完全に真似ていた。
「無難なのは、皇子殿下に夫婦円満の秘訣を聞かれたと伝えることではないでしょうか? 公爵様にもそれをお伝えするわけですし」
「ああ、確かにそうね。皇子殿下は夫婦というものが分からないから、私にユリシーズとのことを聞きたがっていましたってことでどうかしら?」
「それ、いいんじゃないでしょうか?」
エイミーが「いけますよ奥様」と確信を持って言うと、ウィルの尻尾が激し目に振れ始めた。
エイミーが嬉しそうだから喜んでいるのかしら……かわいい。
「あの、奥様、どこを見ていらっしゃるんですか?」
エイミーが自分の方を見ずに話す私に不信感を持った目を向けている。
「ああ、ごめんなさい。ウィルの尻尾がかわいいなと思って」
「奥様……」
エイミーは呆れた顔をしたけれど、次の瞬間、隣に立っていたウィルに視線を移して「ああっ!」と声を上げた。
あなただってかわいさに悶えちゃうじゃないの。
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