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< 本編 >
53.生まれ育ったお家でキミと(3)⁂
しおりを挟む※士郎と圭介のRシーン有です。
────────────────
俺の部屋は、離れにある。
慧明を受験すると父さんに報告した時に、勉強に集中できるようにと昔、母さんが受験勉強をするために使っていたこの離れを使う様に言われ、ここで勉強していたのだ。
母屋から少し離れたところに離れはあるから、優斗が泣き叫んでも全く聞こえないし、集中して勉強できた。
ここには、お風呂もトイレもあって、ご飯だけは母屋に食べに行っていた。
今、圭介さんはその離れに付いているお風呂に入っていて、俺は部屋で婚約届と睨めっこをしている。
「……俺と、圭介さんが……婚約……」
父さんと母さんが書いてくれた、婚約届の両親承認欄をそっ、と指でなぞった。
何だか、不思議な感じだ。
正直。あまり、実感が湧いていない。
それでも……彼と一緒にいれる事を許されている様で、浮き足立つ。けど……
「……嬉しい……けど。……いい、のかな、俺で……」
「 ───── いいもなにも。士郎しか、いらない。」
後ろから、身体を絡め取られる。
ぎゅ、と普段より少し体温の高い彼が、俺を包んだ。
「……!圭介さん……!」
「今になって、やっぱりやめた、は無しだぞ……士郎」
ちゅ、と耳元に口唇を落とされる。
普段より暖かくて、ゾク、とした。
「……っふ、ぁ……っ!」
「……やっと、士郎にいっぱい触れられる、と思って……急いで来たというのに……、……っ。……絶対に、逃さない……!」
「……ん、……ぁ」
車の中で触れてから、触れてなかった口唇が降りてくる。
ずっと……欲しかったソレは、お風呂上がりだからか、いつもより温度が高くて。
俺の脳が溶けるのは……すぐの事だった。
「……ん、……ふ、ぁ」
「っ、……は、」
ねっとりと、何度も、何度も。
触れ合わせては離れてを繰り返して。
久し振りの密着を楽しむかの様に、彼は俺の口唇を啄んだ。
気持ち良すぎて、頭がクラクラする。
もう、彼の事しか、考えられない。
「……っ、けいすけ、さん……ぁ、す、き……っ」
「……、は、……ん、……しろ、う……ん、……俺も……君が、好きだ……、っ。俺は、……君じゃなきゃ、ダメなんだ……!……君しか、ほしくない……、っ。」
心臓が、いたい。
彼の事が……こんなにも、大切で大事な人になるなんて。
もっと、ずっと、いっぱい、くっつきたい。
「……圭介さん……、ね、俺のベッド……いこ?……昨日のキス、すごい……気持ちよかった、から。……昨日みたいに……キス、いっぱい、したい。……だめ?」
「……っ、明日も早いから、無理はさせたくないが……」
そう言いながら、俺を横抱きにして移動する余裕がない彼の表情に、ゾクゾクする。
早く。その顔を、とろとろにしたい。
彼の向かう先は、俺のお願いした場所だった。
ゆっくりと。俺の身体が、求めていた場所に降ろされる。
その上に、彼が覆い被さった。
ぎゅ、と強く抱きしめられて……安心する。
両手で彼の頬を包んで、俺の口唇に引き寄せると、彼は口を開けて?と俺の顎を下に引いた。
言われるがままに口を開くと、彼の熱い舌が、俺の舌にねっとりと絡みつく。
「……っ、……圭介さ、……ぁ……」
「……士郎……、ん」
いやらしい水音が、いつの間にか指で塞がれた耳に響いて酷く興奮した。
「……っは、……きもち、いぃ。……ん」
「……士郎……ココ、触って……?」
彼がそう言って、少しパジャマのズボンを下ろすと彼が飛び出した。俺は、恐る恐る手を当てる。ソコは、硬くて、熱くて、大きくなっていた。
ドクドク、脈打っていて……ぞくぞくする。
「…………!……すご、……」
「……っ!、は。……、早く、君の中に、入りたい……!……いつか、ここに、入らせてくれ……」
俺のパジャマのズボン越しに、指で俺のお尻の穴をくりくり、と触る。
こんな大きいのが、こんなところに入るのだろうか……?
彼の指に少しゾクゾクして身動ぎした。
そして、その手が自身のソコに移動する。
「君と、キスしながら……イきたい……俺がイくの、見てて……?」
「……っ!……えっち、すぎる……、……ん、」
「……っ、ぁ、……ん、しろ、……ぅ……っ!ん、」
彼の手が上下に移動する度に、先から透明な液が飛び出した。
彼の表情は蕩けていて。
これが、俺の中だったら……どんなにいいか。
俺、も、イき、たい。
「……圭介さん、舌、ほしぃ」
「……ん、ぁ、……いいよ……、っ」
舌先をお互いに絡め合って。刺激されてぞくぞくした。
彼の手の動きも早くなる。
堪らなくなって俺もズボンを、下ろした。
「……っ!しろ、う……!?……ココ、触りたい……いい?」
「……ぁ、……いい、よ?……ね、圭介さん……俺も、一緒に、イきたい……イかせて……?」
ごくり。と彼の喉が大きく鳴った。
興奮してるのが、よく、分かって嬉しくなった。
彼の大きな手が、俺と彼を包む。
彼と俺のソコが一緒に彼の手の中で擦れて、ゾクゾクした。
「……ッ、!……ぅあ、……堪らない!」
「あっ、……ぅあ……ッ!……すご、……アッ!……け、いすけ、さん……!きもち、ぃ……っ!」
舌を絡めながら彼の手を感じて。
ぐちゅぐちゅと、えっちな音が響いてどうにかなりそうだ。
「ん、……あ、!……圭介さん、すき……!ん、……あ……!あ、きちゃぅ、……!イく、イく……ッ、」
「ん、ッ!……俺も、士郎が、好きだ……!……ぁ、……イって……?気持ちよくなって?、俺も、……あー、イく、出る、出る……ッ」
「……ッ!……う、ぁっ!」
彼は達した液が飛び散らない様に、両手で先を包んでいた。
こんなに満たされるんだと、息を切らしながら、蕩けた彼を見て……嬉しくなった。
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