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前編
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とある井戸にカエルのけろさんは住んでいました。
今年の春先にカッパのたろうさんを探して旅をはじめました。
冬が目の前に迫った秋。
眠る場所を探していたけろさんはヒツジのめぇこさんと出会いました。
めぇこさんはけろさんの話を聞いて、おうちの一部屋を貸すことにしました。
けろさんは悩みましたが、めぇこさんの言葉に甘えることにしました。
冬になり、眠たくなってきたけろさんでした。
けれど、めぇこさんのもてなしがとても素敵で、眠ってしまうことがもったいないほどです。
けろさんは初めての眠らずの冬にとてもわくわくしています。
*****
けろさんは先日カタツムリくんに届けてもらった手紙や新聞を整理しています。
少し眠いけろさんは、大きなあくびをひとつしました。
そこへめぇこさんが新聞を持って現れました。
「けろりん!
今夜は流星群が観えるみたいなの。
一緒に観ましょう?」
けろさんは「流星群……?」とピンときていないようです。
「もう!
流れ星がいっぱいなのよ~。
願い事も考えておかないとね」
ウキウキしているめぇこさんにけろさんは分からなかったことを尋ねました。
「願い事をどうして考えるの?」
その言葉にめぇこさんはこう答えました。
「あらあら。
流れ星に三回願い事を伝えられたなら、その願い事が叶うのよ~」
めぇこさんの言葉にけろさんはふむり。
願い事を考えてみるのでした。
今年の春先にカッパのたろうさんを探して旅をはじめました。
冬が目の前に迫った秋。
眠る場所を探していたけろさんはヒツジのめぇこさんと出会いました。
めぇこさんはけろさんの話を聞いて、おうちの一部屋を貸すことにしました。
けろさんは悩みましたが、めぇこさんの言葉に甘えることにしました。
冬になり、眠たくなってきたけろさんでした。
けれど、めぇこさんのもてなしがとても素敵で、眠ってしまうことがもったいないほどです。
けろさんは初めての眠らずの冬にとてもわくわくしています。
*****
けろさんは先日カタツムリくんに届けてもらった手紙や新聞を整理しています。
少し眠いけろさんは、大きなあくびをひとつしました。
そこへめぇこさんが新聞を持って現れました。
「けろりん!
今夜は流星群が観えるみたいなの。
一緒に観ましょう?」
けろさんは「流星群……?」とピンときていないようです。
「もう!
流れ星がいっぱいなのよ~。
願い事も考えておかないとね」
ウキウキしているめぇこさんにけろさんは分からなかったことを尋ねました。
「願い事をどうして考えるの?」
その言葉にめぇこさんはこう答えました。
「あらあら。
流れ星に三回願い事を伝えられたなら、その願い事が叶うのよ~」
めぇこさんの言葉にけろさんはふむり。
願い事を考えてみるのでした。
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