生まれた時から、運命の君へ

ミルクルミ

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エピローグ④

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「は、ぁ」

 家の中に入ると早々に、柊が悠衣の頭に手を回しながら、悠衣を玄関の戸に押し付けた。
 荒々しいキスの中で「舌、入れてもいいですか?」と問えば、恥ずかしそうに顔を赤らめながらも悠衣は頷く。

「……っん……あっ、はっ」

 急くように唇の中に割り込んできた柊の舌は、悠衣の舌と絡まって快感を引きずり出そうとする。
 薄く瞼を上げると柊も悠衣の事をじっと見ていて、その瞳は熱く、その奥底に炎が伺えた。

「部屋、行きましょうか」

 そっと瞳を伏せられたことによりそれが隠され、柊は悠衣の手を引く。
 楽は実川の家に戻り、父は仕事先に戻り、母も昨日から父の仕事先に付いて行っていた。
 柊が戻るのなら大丈夫よね、との事だったが、今考えると悠衣と柊への配慮だったのかもしれない。 
 二人以外いなくなった家の中で、初めての時よりも強くなった発情期が、二人を襲い狂わせる。

「すみません、今、余裕がないので……痛い時は、言ってください」
「……っ」

 悠衣の服を脱がせ、自身の服も脇に置いた柊は、悠衣の肌をなぞりながらその白く柔らかな肌を吸い、その体が自身のものであるという証のように体中に朱を咲かせた。
 強く吸い上げられるたびに悠衣の背はビクリと跳ね、柊の背中に回した手に力が入る。
 体の下辺りから始まったその愛撫は、やがて上へ向かい、飾りの辺りにキスを落とされる。
 一層強く背中を跳ねさせ震える悠衣をじっと下から反応を伺いながらも、それでも飾りには触れず、周りに唇を落としたり、吸ったり、舌でペロリと舐めたり。

「柊、兄……ちゃんと、さわって……」
「どこをです?」
「……いじわる」
「冗談ですよ」

 いつも悠衣を気遣い優しい言動をするのに、意地悪く目を細める柊を見て悠衣の心臓がドキリと鳴った。
 熱い色を携えた柊は、悠衣の突起をいじりながらも、悠衣のものに手を伸ばす。

「んっ! ……はっ……ま、待って! そこ、は……あっ!」

 そして散々赤く膨れるまで弄ぶと、今度はさわさわと緩い刺激を与えていた悠衣のものに顔を近づけたかと思うと、躊躇いもせずにそれを口に入れた。
 戸惑いやめさせようとする悠衣を無視し、そこに手と口で刺激を与える。
 そうすると体から力が抜けて、されるがまま、口からは嬌声が漏れるまま。

「柊兄、口、離して……もう……っ」
「良いですよ、出してください」

 一旦口を離されるが、また温かい粘膜の中に包まれる。
 離して欲しいのに一層刺激を強くされて、抑え込もうと力を入れるが、快感に支配された体には、まともに力なんて入るはずもなく。
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