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花嫁修行21日目 衣装合わせ(ミノリ)
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【21日目】(発情度95%)
暗い部屋の中に、今はもう、自分でもわかるくらいの、甘い薔薇の香りが漂っています。
ヴァンさんとわたしの交わりの淫らな匂いと混ざって、くらくらします。
ヴァンさんの硬い胸板の下で、おっぱいが潰されて、揺らされるたびに波みたいに気持ちよさが身体中に広がっていきます。
すっかりえっちなことを覚えてしまったところが……ヴァンさんの太くて硬いおちんぽで、ずぶずぶされてて……。
いくらしてもらっても、イっても……すごく気持ちいいのに、満たされないの。
そこに、もらえないから。薔薇が根付いているお腹の奥が、ジクジク、疼いて止まらなくて。
ヴァンさんを見つめたら、頭を撫でて、キスしてくれました。嬉しくなって……腕をヴァンさんの首に回して、脚を腰に絡めます。
筋肉質な身体、硬い毛皮の感触。
異世界の、男の人。
「ミノリちゃん」
熱い息と一緒に耳に吹き込まれる低い声が、わたしの頭の中を甘く溶かしていきます。
「ヴァン、さん……すき……」
噛みつくみたいなキスが落ちてきて、ひときわ深く身体が穿たれて。わたしの悲鳴は、ヴァンさんの口の中に消えていきました。
ヴァンさんが離れると、押さえつけられていた身体が楽になったのに、すうっと涼しいのが寂しい気がしました。
「……大丈夫か?」
ぼんやりしたまま、頷きます。ヴァンさんが顔を寄せてきて、口移しでお水をくれます。少し、唇の端から零れてしまったけど。冷たくて、おいしい。
「もっと……」
細い声で頼むと、ヴァンさんはふっと目元を和らげて、もう一度お水を飲ませてくれました。
口元を腕で拭う仕草が、いかにも男のひとらしくて、見惚れてしまいます。
枕元から桃をとって、皮を剥いて、ひとくち、口に入れてくれました。じんわり、甘さが喉に沁みていきます。
「もう寝な」
ヴァンさんの大きな身体に、包むように抱きしめてもらって、わたしは眠りました。
やっぱり、好きなんです。
このひとの腕の中が一番、安心するの……。
お仕事をお休みしてから、わたしはどんどんおかしくなっていきました。
薄い皮膚の一枚下が、ぐずぐずに熟れた桃になってしまったみたい。
ヴァンさんに少し触れられただけで、簡単にいやらしい気持ちになって……身体が反応してしまうんです。
お昼間から、なんでもない触れ合いでそうなってしまうのが恥ずかしかったけれど、ヴァンさんはそういうものだって宥めて……慰めてくれます。
お仕事も減らして、わたしの側についていてくれます。
その優しさが嬉しくて、でも少しだけ怖いです。
大好きなひとに甘やかされて、頼り切って……なしくずしに消えていきそうな迷いを、捨てきれないんです。
わたし、このまま、ヴァンさんのお嫁さんになっていいの……?
そんな曇り空みたいな気持ちで過ごしているうちに、結婚式まであと7日になりました。
プロポーズしてもらったときに仕立て屋さんにお願いしたドレスが出来上がったので、衣装合わせをしてもらいに来ています。
「……っ……!」
白いシルクのドレス。ちゃんと採寸してもらって、身体にぴったりに仕上げてもらえました。
ちいさいころから憧れてた、花嫁さんのドレス、すっごく嬉しいのに……。
「あ、やっ……」
いやらしい声が漏れる口を、慌てて押さえます。
着付けをしてくれるのは、白山羊の女の人です。品のいい、綺麗なひとで、ただお仕事をしてくれているだけなんです。
「失礼しますね。立ったままで結構です。少し、脚を開いていただけますか」
それをつけられたとき、わたし、もう我慢ができませんでした。脚が、かたかた震えて。熱いものが内側からとろりと伝い落ちます。
「ごめん……なさい……」
恥ずかしくて、泣きそうです。
でも、白山羊さんは、なんでもないふうに微笑みました。
「いえいえ、この時期は皆様そうなられますよ。お嬢様の薔薇は、大変順調ですね。ご婚約者様も喜んでいらっしゃるでしょう?」
ドレスの背中を編み上げた次に、白山羊さんはわたしの髪をまとめてくれて、山羊の耳のアクセサリーを、わたしの本当の耳の上の方につけました。
これは、異種族で結婚するときの習慣のひとつだそうです。
「いかがでしょう? 動かせますか?」
鏡の前で、少し力を入れてみると……ヴァンさんと同じ、茶色の長い耳が、プルプルっと動きました。魔力のこめられたアクセサリー、すごいです。
本当の耳は髪に隠れるようにしてもらったのもあって、わたし、まるでヴァンさんと同じ山羊族みたい。
ヴァンさん、喜んでくれるかな……。
「とってもお綺麗ですよ。ご婚約者さまにご覧いただきましょうね」
白山羊さんはわたしの不安を読み取ったようにそう言って、ヴァンさんの待っているお部屋に連れて行ってくれました。
ヴァンさん、わたしを見て、しばらくなにも言いませんでした。
「あっ、あのっ……あの……」
どきどきすると、上手く喋れなくなっちゃうの、本当に嫌です。つけてもらった山羊の耳が、しゅうんっと降りました。
ヴァンさんが、手を伸ばしてきて、それに触ります。
あ、だめ……! これ、ちゃんと触覚もある……!
「あ……う……」
身体が甘く痺れて、力が抜けていきます。せっかく綺麗なドレスを仕立ててもらったのに。
ヴァンさんは、わたしを支えてお姫さま抱っこしてくれました。
「ミノリちゃん、似合ってる。綺麗だ」
ヴァンさん、嬉しそうに笑って、そう言ってくれました。
「綺麗すぎてびっくりした」
「ありがと、ございます……」
嬉しすぎて、ぞくぞくします。ドレスのお尻のあたりが、ぷるぷる、勝手に震えちゃう。
ヴァンさん、かっこいい。前からかっこいいと思ってたけど、今はそれ以上にもっともっと素敵に見えるんです。
少し怖かった角まで、山羊のオスならこうでなくちゃって思えて……鋭い目つきも、たくましい身体も……それに、匂い! 日向の草むらに、獣っぽさの混ざる匂いが、慕わしくてたまらなくて、わたし、ヴァンさんの首筋に鼻を押し付けました。
「……メェ♡」
今の、わたしの声……?
「メェ、メェ♡」
甘えきった……発情しきった、山羊のメスの鳴き声でした。
「耳も上手くついたな。かわいー声出しちゃって」
「メェェ♡」
「ええ、ご婚約者様にお褒めいただいて感極まっていらっしゃいますね。少し慰んでいただければ、落ち着かれると思いますので……よろしければ、奥でご休憩を」
白山羊さんはあくまでにこやかに、ベッドのあるお部屋に案内してくれました。
「ミノリちゃん」
やさしく呼んで、頭を……耳を撫でてくれるのに、答えたいのに。わたしの喉から出てくるのは、山羊の鳴き声ばかりです。
ヴァンさんがキスしてくれました。柔らかいあったかい舌、すっごく気持ちいいキス……大好き♡
自然と四つん這いになって、お尻が、揺れちゃいます。キスだけで、とろっって、また奥から熱いものが溢れてきちゃう。
せっかくの、真っ白なドレス……式の前に汚しちゃうのが嫌で……だから、スカートをたくしあげました。
下着は、つけてないです。祭壇で抱いてもらうための衣装だもの。
わたしのお尻には、さっき白山羊さんにつけてもらった、もう一つのアクセサリー……山羊のしっぽがついています。こっちも茶色で、ヴァンさんとお揃いなの。嬉しくて気持ちいいのに合わせて、ぷるぷる揺れる、短いしっぽ。
ヴァンさんが腕を伸ばして、しっぽごとお尻を撫ぜてくれました。
「メェェ♡♡♡」
「こっちもいーな。たまんねえ、今すぐやりてえよ」
「メェ♡」
くちゅっ、って、ヴァンさんの指がぐずぐずにとろけた部分に触ります。
あああ、だめ、だめなの……♡ 気持ち良すぎて、おかしくなる……♡ そこだめ、まだだめ……結婚式まで、だめ……♡
ヴァンさんは、花嫁衣装姿で、えっちな発情山羊さんになっちゃったわたしを……ギラギラした目で、見下ろしてます。
「わかってんよ。今日はまだ衣装合わせだからな」
「メェ……♡」
「もの欲しそうな顔しやがって……ほら」
目の前に突き出されたものに、わたしは息を呑みました。
おちんぽ♡ いい匂いする♡ いつもわたしを可愛がって気持ちよくしてくれる、大好きなヴァンさんのおちんぽ♡
お手手をそえて、キスします。
ちゅっ、ちゅっ♡ ぺちゃ、ちゅぷっ♡
熱々で、ガチガチ♡ 美味しい♡ おちんぽしゃぶり好き……♡ ご奉仕好き……♡ あっ、また頭を撫でてもらってる……♡ 嬉しい♡ 嬉しい♡♡♡ おまんこきゅんってなっちゃう♡ おつゆ溢れちゃう……♡♡♡
背中の編み上げの紐が、しゅっと音をたてて解かれます。緩んだ胸元に、ヴァンさんの手のひらが潜ってきて、布地を下ろします。
「パイズリしろ」
「メェ♡」
命令口調好きです……♡ おっぱいでおちんぽ、ぎゅうってして、先っぽを咥えます。
レロレロ……♡ むちゅっ、くちゅっ……♡
ローションがわりに、いっぱい舐めて、垂らして……ヴァンさんに教えてもらった、好みのやり方で、おちんぽのご機嫌をとります。
「ミノリちゃん、ミノリ……! くそ、いい、全部俺のもんにしてやる……!」
ヴァンさんが、わたしの後ろ頭を押さえます。わたしは抵抗せずに、深くおちんぽを咥えます。苦し……♡ あ、こんなに……♡ こんなに……求めてもらってるの……嬉しい♡ 苦しくっても、嬉しい……♡♡♡
おくちの中にお射精してもらいながら……わたしも、しっぽをピーンってさせて、イきました。
おうちに帰ってからも、そのままベッドに連れて行かれて……ごはんも食べずに、えっちしました。辛うじて汚さなかったドレスは、式までしまっておいて、でも、耳としっぽはかわいいからつけといてって頼まれたので、そのままにしてます。
その夜、ふと目が覚めると……ヴァンさんが身体を起こして、カーテンを開けた窓越しに、空を眺めていました。
この世界の空には、月がふたつあります。大きな赤い月と、小さな青い月。月下の薔薇の印は、赤い月の満ち欠けの28日で成就するんです。
「どうしたの……?」
ようやく普通に声、出ました。
「悪ぃ、起こしたな」
「ううん」
いつも強気でリードしてくれるヴァンさんが、なんだか、ぼうっとして、寂しそうに見えて。
あんなに求めあったのに。
最近、すぐえっちなことに夢中になってしまう頭が、そのときは、冷たい月の光に洗われて、落ち着いていました。
「もうすぐ、ですね」
「ん」
ヴァンさんの背中に、そっと身体を寄せます。後ろから手を回して、抱きしめます。
……ヴァンさんと結婚したら、わたしは本当にこの世界の存在になって、元の世界を、忘れちゃう。
ヴァンさんが、それを教えてくれないのは、なんでなんだろうって、考えていて。
ヴァンさんに怒ることも、黒猫さんに頼んで、黙って帰ってしまうことも……できるんですけど。
わかった、気がします。ヴァンさんは、とっても強いひとだけど……わたしがいなくなるのが、怖いんです。わたしに帰れるよって教えて、今までありがとうございましたって、帰っちゃうのが、嫌なんです。
ヴァンさんは、性格に似合わないズルをしてまで、わたしを引き止めようとしてる。
プロポーズしてもらったあと、ヴァンさんの家族の方々にご挨拶させてくださいってお願いして、知りました。
ヴァンさんには、家族がいません。魔物のいるこの世界は、元の世界よりずっと治安が悪くて、悲しい出来事が多いんです。
「ヴァンさん、わたしね。お嫁さんになるの、ちいさいころからの、夢でした。お父さんとお母さんの結婚式のアルバム見るの、大好きだったんです。いつか大切なひとと出会って、結婚するんだって」
お父さんとお母さんって言った時、ヴァンさんの耳がぴくっと動きました。おんなじ耳をつけてもらってわかったの。山羊の耳は、嘘をつけないんです。
ヴァンさんは……気にしてないわけじゃ、ないんです。
「アルバムって、えっと、お写真がたくさん貼ってある……えーっとね、写真って、すごくよくできた絵みたいなものです」
「うん」
「結婚式のドレス、白がいいってお願いしたのは……わたしのいた世界では、白が習慣なんです。式のあとのお祝いでは、好きな色のドレスに着替えたりするんですけど。式のときは、白なの」
わたしは、少しだけ黙って、息を整えました。
「お嫁さんが白を着るのは、あなたの色に染まりますって、意味なんです」
ヴァンさん、わたしの全部がほしいって、望んでくれました。
とっても強いひと、でも、少しだけ、寂しいを抱えているひと。
わたしは弱いけど、ヴァンさんのお嫁さんになって……支えてあげたいです。
だから、わたし……改めて、決めました。
「わたし、ヴァンさんと、生きていきたいです」
暗い部屋の中に、今はもう、自分でもわかるくらいの、甘い薔薇の香りが漂っています。
ヴァンさんとわたしの交わりの淫らな匂いと混ざって、くらくらします。
ヴァンさんの硬い胸板の下で、おっぱいが潰されて、揺らされるたびに波みたいに気持ちよさが身体中に広がっていきます。
すっかりえっちなことを覚えてしまったところが……ヴァンさんの太くて硬いおちんぽで、ずぶずぶされてて……。
いくらしてもらっても、イっても……すごく気持ちいいのに、満たされないの。
そこに、もらえないから。薔薇が根付いているお腹の奥が、ジクジク、疼いて止まらなくて。
ヴァンさんを見つめたら、頭を撫でて、キスしてくれました。嬉しくなって……腕をヴァンさんの首に回して、脚を腰に絡めます。
筋肉質な身体、硬い毛皮の感触。
異世界の、男の人。
「ミノリちゃん」
熱い息と一緒に耳に吹き込まれる低い声が、わたしの頭の中を甘く溶かしていきます。
「ヴァン、さん……すき……」
噛みつくみたいなキスが落ちてきて、ひときわ深く身体が穿たれて。わたしの悲鳴は、ヴァンさんの口の中に消えていきました。
ヴァンさんが離れると、押さえつけられていた身体が楽になったのに、すうっと涼しいのが寂しい気がしました。
「……大丈夫か?」
ぼんやりしたまま、頷きます。ヴァンさんが顔を寄せてきて、口移しでお水をくれます。少し、唇の端から零れてしまったけど。冷たくて、おいしい。
「もっと……」
細い声で頼むと、ヴァンさんはふっと目元を和らげて、もう一度お水を飲ませてくれました。
口元を腕で拭う仕草が、いかにも男のひとらしくて、見惚れてしまいます。
枕元から桃をとって、皮を剥いて、ひとくち、口に入れてくれました。じんわり、甘さが喉に沁みていきます。
「もう寝な」
ヴァンさんの大きな身体に、包むように抱きしめてもらって、わたしは眠りました。
やっぱり、好きなんです。
このひとの腕の中が一番、安心するの……。
お仕事をお休みしてから、わたしはどんどんおかしくなっていきました。
薄い皮膚の一枚下が、ぐずぐずに熟れた桃になってしまったみたい。
ヴァンさんに少し触れられただけで、簡単にいやらしい気持ちになって……身体が反応してしまうんです。
お昼間から、なんでもない触れ合いでそうなってしまうのが恥ずかしかったけれど、ヴァンさんはそういうものだって宥めて……慰めてくれます。
お仕事も減らして、わたしの側についていてくれます。
その優しさが嬉しくて、でも少しだけ怖いです。
大好きなひとに甘やかされて、頼り切って……なしくずしに消えていきそうな迷いを、捨てきれないんです。
わたし、このまま、ヴァンさんのお嫁さんになっていいの……?
そんな曇り空みたいな気持ちで過ごしているうちに、結婚式まであと7日になりました。
プロポーズしてもらったときに仕立て屋さんにお願いしたドレスが出来上がったので、衣装合わせをしてもらいに来ています。
「……っ……!」
白いシルクのドレス。ちゃんと採寸してもらって、身体にぴったりに仕上げてもらえました。
ちいさいころから憧れてた、花嫁さんのドレス、すっごく嬉しいのに……。
「あ、やっ……」
いやらしい声が漏れる口を、慌てて押さえます。
着付けをしてくれるのは、白山羊の女の人です。品のいい、綺麗なひとで、ただお仕事をしてくれているだけなんです。
「失礼しますね。立ったままで結構です。少し、脚を開いていただけますか」
それをつけられたとき、わたし、もう我慢ができませんでした。脚が、かたかた震えて。熱いものが内側からとろりと伝い落ちます。
「ごめん……なさい……」
恥ずかしくて、泣きそうです。
でも、白山羊さんは、なんでもないふうに微笑みました。
「いえいえ、この時期は皆様そうなられますよ。お嬢様の薔薇は、大変順調ですね。ご婚約者様も喜んでいらっしゃるでしょう?」
ドレスの背中を編み上げた次に、白山羊さんはわたしの髪をまとめてくれて、山羊の耳のアクセサリーを、わたしの本当の耳の上の方につけました。
これは、異種族で結婚するときの習慣のひとつだそうです。
「いかがでしょう? 動かせますか?」
鏡の前で、少し力を入れてみると……ヴァンさんと同じ、茶色の長い耳が、プルプルっと動きました。魔力のこめられたアクセサリー、すごいです。
本当の耳は髪に隠れるようにしてもらったのもあって、わたし、まるでヴァンさんと同じ山羊族みたい。
ヴァンさん、喜んでくれるかな……。
「とってもお綺麗ですよ。ご婚約者さまにご覧いただきましょうね」
白山羊さんはわたしの不安を読み取ったようにそう言って、ヴァンさんの待っているお部屋に連れて行ってくれました。
ヴァンさん、わたしを見て、しばらくなにも言いませんでした。
「あっ、あのっ……あの……」
どきどきすると、上手く喋れなくなっちゃうの、本当に嫌です。つけてもらった山羊の耳が、しゅうんっと降りました。
ヴァンさんが、手を伸ばしてきて、それに触ります。
あ、だめ……! これ、ちゃんと触覚もある……!
「あ……う……」
身体が甘く痺れて、力が抜けていきます。せっかく綺麗なドレスを仕立ててもらったのに。
ヴァンさんは、わたしを支えてお姫さま抱っこしてくれました。
「ミノリちゃん、似合ってる。綺麗だ」
ヴァンさん、嬉しそうに笑って、そう言ってくれました。
「綺麗すぎてびっくりした」
「ありがと、ございます……」
嬉しすぎて、ぞくぞくします。ドレスのお尻のあたりが、ぷるぷる、勝手に震えちゃう。
ヴァンさん、かっこいい。前からかっこいいと思ってたけど、今はそれ以上にもっともっと素敵に見えるんです。
少し怖かった角まで、山羊のオスならこうでなくちゃって思えて……鋭い目つきも、たくましい身体も……それに、匂い! 日向の草むらに、獣っぽさの混ざる匂いが、慕わしくてたまらなくて、わたし、ヴァンさんの首筋に鼻を押し付けました。
「……メェ♡」
今の、わたしの声……?
「メェ、メェ♡」
甘えきった……発情しきった、山羊のメスの鳴き声でした。
「耳も上手くついたな。かわいー声出しちゃって」
「メェェ♡」
「ええ、ご婚約者様にお褒めいただいて感極まっていらっしゃいますね。少し慰んでいただければ、落ち着かれると思いますので……よろしければ、奥でご休憩を」
白山羊さんはあくまでにこやかに、ベッドのあるお部屋に案内してくれました。
「ミノリちゃん」
やさしく呼んで、頭を……耳を撫でてくれるのに、答えたいのに。わたしの喉から出てくるのは、山羊の鳴き声ばかりです。
ヴァンさんがキスしてくれました。柔らかいあったかい舌、すっごく気持ちいいキス……大好き♡
自然と四つん這いになって、お尻が、揺れちゃいます。キスだけで、とろっって、また奥から熱いものが溢れてきちゃう。
せっかくの、真っ白なドレス……式の前に汚しちゃうのが嫌で……だから、スカートをたくしあげました。
下着は、つけてないです。祭壇で抱いてもらうための衣装だもの。
わたしのお尻には、さっき白山羊さんにつけてもらった、もう一つのアクセサリー……山羊のしっぽがついています。こっちも茶色で、ヴァンさんとお揃いなの。嬉しくて気持ちいいのに合わせて、ぷるぷる揺れる、短いしっぽ。
ヴァンさんが腕を伸ばして、しっぽごとお尻を撫ぜてくれました。
「メェェ♡♡♡」
「こっちもいーな。たまんねえ、今すぐやりてえよ」
「メェ♡」
くちゅっ、って、ヴァンさんの指がぐずぐずにとろけた部分に触ります。
あああ、だめ、だめなの……♡ 気持ち良すぎて、おかしくなる……♡ そこだめ、まだだめ……結婚式まで、だめ……♡
ヴァンさんは、花嫁衣装姿で、えっちな発情山羊さんになっちゃったわたしを……ギラギラした目で、見下ろしてます。
「わかってんよ。今日はまだ衣装合わせだからな」
「メェ……♡」
「もの欲しそうな顔しやがって……ほら」
目の前に突き出されたものに、わたしは息を呑みました。
おちんぽ♡ いい匂いする♡ いつもわたしを可愛がって気持ちよくしてくれる、大好きなヴァンさんのおちんぽ♡
お手手をそえて、キスします。
ちゅっ、ちゅっ♡ ぺちゃ、ちゅぷっ♡
熱々で、ガチガチ♡ 美味しい♡ おちんぽしゃぶり好き……♡ ご奉仕好き……♡ あっ、また頭を撫でてもらってる……♡ 嬉しい♡ 嬉しい♡♡♡ おまんこきゅんってなっちゃう♡ おつゆ溢れちゃう……♡♡♡
背中の編み上げの紐が、しゅっと音をたてて解かれます。緩んだ胸元に、ヴァンさんの手のひらが潜ってきて、布地を下ろします。
「パイズリしろ」
「メェ♡」
命令口調好きです……♡ おっぱいでおちんぽ、ぎゅうってして、先っぽを咥えます。
レロレロ……♡ むちゅっ、くちゅっ……♡
ローションがわりに、いっぱい舐めて、垂らして……ヴァンさんに教えてもらった、好みのやり方で、おちんぽのご機嫌をとります。
「ミノリちゃん、ミノリ……! くそ、いい、全部俺のもんにしてやる……!」
ヴァンさんが、わたしの後ろ頭を押さえます。わたしは抵抗せずに、深くおちんぽを咥えます。苦し……♡ あ、こんなに……♡ こんなに……求めてもらってるの……嬉しい♡ 苦しくっても、嬉しい……♡♡♡
おくちの中にお射精してもらいながら……わたしも、しっぽをピーンってさせて、イきました。
おうちに帰ってからも、そのままベッドに連れて行かれて……ごはんも食べずに、えっちしました。辛うじて汚さなかったドレスは、式までしまっておいて、でも、耳としっぽはかわいいからつけといてって頼まれたので、そのままにしてます。
その夜、ふと目が覚めると……ヴァンさんが身体を起こして、カーテンを開けた窓越しに、空を眺めていました。
この世界の空には、月がふたつあります。大きな赤い月と、小さな青い月。月下の薔薇の印は、赤い月の満ち欠けの28日で成就するんです。
「どうしたの……?」
ようやく普通に声、出ました。
「悪ぃ、起こしたな」
「ううん」
いつも強気でリードしてくれるヴァンさんが、なんだか、ぼうっとして、寂しそうに見えて。
あんなに求めあったのに。
最近、すぐえっちなことに夢中になってしまう頭が、そのときは、冷たい月の光に洗われて、落ち着いていました。
「もうすぐ、ですね」
「ん」
ヴァンさんの背中に、そっと身体を寄せます。後ろから手を回して、抱きしめます。
……ヴァンさんと結婚したら、わたしは本当にこの世界の存在になって、元の世界を、忘れちゃう。
ヴァンさんが、それを教えてくれないのは、なんでなんだろうって、考えていて。
ヴァンさんに怒ることも、黒猫さんに頼んで、黙って帰ってしまうことも……できるんですけど。
わかった、気がします。ヴァンさんは、とっても強いひとだけど……わたしがいなくなるのが、怖いんです。わたしに帰れるよって教えて、今までありがとうございましたって、帰っちゃうのが、嫌なんです。
ヴァンさんは、性格に似合わないズルをしてまで、わたしを引き止めようとしてる。
プロポーズしてもらったあと、ヴァンさんの家族の方々にご挨拶させてくださいってお願いして、知りました。
ヴァンさんには、家族がいません。魔物のいるこの世界は、元の世界よりずっと治安が悪くて、悲しい出来事が多いんです。
「ヴァンさん、わたしね。お嫁さんになるの、ちいさいころからの、夢でした。お父さんとお母さんの結婚式のアルバム見るの、大好きだったんです。いつか大切なひとと出会って、結婚するんだって」
お父さんとお母さんって言った時、ヴァンさんの耳がぴくっと動きました。おんなじ耳をつけてもらってわかったの。山羊の耳は、嘘をつけないんです。
ヴァンさんは……気にしてないわけじゃ、ないんです。
「アルバムって、えっと、お写真がたくさん貼ってある……えーっとね、写真って、すごくよくできた絵みたいなものです」
「うん」
「結婚式のドレス、白がいいってお願いしたのは……わたしのいた世界では、白が習慣なんです。式のあとのお祝いでは、好きな色のドレスに着替えたりするんですけど。式のときは、白なの」
わたしは、少しだけ黙って、息を整えました。
「お嫁さんが白を着るのは、あなたの色に染まりますって、意味なんです」
ヴァンさん、わたしの全部がほしいって、望んでくれました。
とっても強いひと、でも、少しだけ、寂しいを抱えているひと。
わたしは弱いけど、ヴァンさんのお嫁さんになって……支えてあげたいです。
だから、わたし……改めて、決めました。
「わたし、ヴァンさんと、生きていきたいです」
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