黒山羊と花の乙女

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37.メビウスの悪夢② ※

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 澱んだ闇の中、魔灯のスポットライトによって、リングがしらじらと浮かび上がる。
 二度と戻らないと思っていた場所に、ユールは立っていた。

 摘発と調査ののち、封鎖されたはずの地下空間。地上に通じる出入り口は複数あり、構造も蟻の巣のように入り組んでいて、ここに住み着いていたときすら、全てを把握はできていなかった。
 だから、潰しきれなかったのか。これでは、治ったと思った病が、再びひどくなってようやくその根深さに気がつくようなものだ。

 今晩は、観客はいない。コールもない。
 ひどく静かだ。どこかで、水が滴るような音がするばかりだった。

「待ってたぜ」

 闇から現れるのは、虎族のタレスだ。そして、ひとり、またひとり。ユールは目と耳で確認する。この空間にいる相手は、全部で八人。

「感心感心、ひとりで来たな」

 天井から下がるのは蝙蝠族だった。

「まあ、誰か連れてくるようなら開けてやらなかったけど」

 ユールは鼻で笑った。

「てめえら、ガキの頃の俺にすら負けただろうがよ。ひとりで充分すぎらあ」

 肉食獣たちが唸る。獣として生態系の上位にある彼らに威嚇されても、恐怖は感じなかった。
 腹の中は煮えたっている。一方で、頭はひどく冷えていて、嘲りの言葉がするすると口から出てきた。
 久しぶりの感覚だった。最近は、魔物に対してすら、ここまでの怒りは感じなくなっていた。
 だが、城壁の中にも、魔物に等しく醜悪な敵がいる。

 今にも牙を剥きそうな獣たちを、ユールの記憶にはない、新参らしい蝙蝠が片翼を広げて制した。

「黒山羊ユール。ボスからの伝言だ。『樹花族の女、手土産ってことでいいなら歓迎するよ』だとさ」
「ざけんじゃねえ! あの子、どこにやった!」

 ユールが吠えると、ハイエナのシェイドが片目をすがめた。

「ほらな、ミュート。そんな交渉、聞くやつじゃねえわけよ。俺らだって草食野郎なんざ勘弁だ」
「すっかり正義の味方ぶってよ。ああ、違えか、もっと簡単だな。女取り上げられてキレてるだけだ」
「頭にお花の咲いた女の子、草食からすりゃ、食ってもヤっても美味えってわけだ。お似合いじゃねえか」

 お互い様の挑発だ、わかっている。だが。

「あの女なら、今頃、ボスが味見してるところだ。気色悪い色してたが、ボスは希少種抱くのが趣味だからな」

 抑えきれず、ユールの蹄がリングを踏み鳴らした。砕けそうなほど奥歯を噛み締める。角に魔力の稲妻が巻く。しかし、次の瞬間、バツッと破裂音がした。
 片耳の付け根が深く裂けて、血が滴った。

「ああ、そうだ! せっかくの技だが、ここは魔力禁止でなあ! 大体拳闘ってなあ、てめえの拳で戦うもんだ!」

 真っ先にリングに上がってきたシェイドがせせら笑った。

「兄貴、約束どおり、俺にやらせてもらうぜ。こいつにゃ二度、デビュー戦の邪魔されて……」

 だが、彼が言い終わることはない。
 その目には、片耳のちぎれかけた黒山羊が、消えたように見えた。

 一呼吸のうちに距離を詰めた山羊の蹄が、下顎を蹴り上げる。がちんと強制的に閉じられた口に、舌が挟まった。
 浮いた身体を、二撃目が襲う。

 リングから蹴り落とされたシェイドの目は、黒目が上に回っていた。

「……三度目。お前、向いてねえんだよ」

 ユールは吐き捨てて、準備運動は済んだとばかりに、首を鳴らす。
 魔力を乗せる土台は、肉体そのものと、攻撃の動作だ。魔力を使えなくても、傭兵としての訓練と、魔物相手の実戦で鍛えたものが、そうそう遅れをとるものか。

 リングには赤黒い色の陣が浮き出している。抑え込まれて内に向かった魔力が切り裂いたユールの腿を伝い落ちる血を吸って、禍々しく明滅する。
 趣味の悪い舞台だった。

 だが、丁度いいハンデだ。今の感情のままの魔力が叩き込まれていれば、シェイドの顔面はなかっただろう。
 気持ちとしては殺してやりたいが、それでも、ひと殺しになるのは勘弁だ。リファリールは乱暴が嫌いなのだ。

「山羊に負けるなんざ肉食の恥、だっけ? これじゃあさあ、てめえら、魔力のせいにすらできねえわけだ」

 ユールは挑発をやめない。もっと怒って、なんなら、全員まとめて上がって来ればいい。力の限り暴れ回って、このどん底に潜む悪意を全て、この場に引き摺り出してやる。
 ぎらぎらと敵意に満ちた目を睨み返して、啖呵を切った。

「一生笑われる覚悟で来いよ、クズどもが!」





 頭が、痛い。
 内側から金属の櫛でひっかかれる、不快な軋みが思考を乱す。
 息苦しい。なにかが、喉に巻きついている。手をやれば、硬い帯状のものと金具が触れた。

 リファリールは焦っていた。悪いことが起きている。こんなところで寝ていては、いけない。

『リファちゃん』

 記憶の奥底から呼び出される声。一筋垂らされた糸を手繰り、暗闇を振り切って浮上する。

 目を開ければ、彼の姿があった。

「ユールさん……!」

 ここは、今朝、ユールを探して虚しくシーツを探った、いつものベッドだ。

『リファちゃん、ただいま。遅くなってごめん』

 混乱から抜け出せないまま、助けを求めた。

「ユールさん、大変なの……! オフィーリアさんが」
『ん……なんか、怖い夢でも見た?』

 リファリールの訴えを、彼はなんでもないようにかわす。ベッドに上がってきて、リファリールの顔の両側に手をつく。

『俺、帰ってきたからさ。もう大丈夫』

 彼はリファリールの首に触れる。そこにあるのは、黒革の首輪だ。

「なに、これ……」
『プレゼント。リファちゃんの花とおんなじだよ。俺のこと、もっと好きになるまじないだ』

 彼は、蜂蜜色の目を、欠けた月のように弧にして笑った。
 リファリールの背を、悪寒が這い上る。

――ユールさんじゃ、ない。

 そう確信すれば、幻惑は綻びはじめた。
 ユールの皮をかぶったナニカの、釣り上がった口の端から、彼にはあるはずのない牙が覗いた。

「嫌っ!」

 身を捩り、ベッドから転げ落ちて逃げる。
 その首を背後から捉えたのは、鉤型の黒いステッキの持ち手だった。

「くっくっく! ばれちまったか。他愛ねえ、惚れた男と見りゃメスの顔して媚びやがって、かわいいもんだったのになあ?」

 シャツの襟を緩めたメビウスは、ずっと目をつけていた獲物を手の内にして上機嫌だった。

「せっかくのベッドより床がいいたあ、結構な趣味だ」

 リファリールの首からステッキを外すと、命じた。

『這え。舐めろ』
「……っ!?」

 リファリールは、見えない手に張り倒されたように、床に這った。突き出された革靴の先に、口が開いて舌が出そうになるのに、なんとか抗って唇を結んだ。

「ちょいと効きが悪いね」

 背を押さえる力はそのままだったが、口だけは自由にされた。

「あなた、お祭りの、ときの」
「そう、黒貂のメビウスだ。覚えてくれていたとは光栄だね」
「オフィーリアさんは、どこ!」
「この状況でひとの心配たあ、ちょうちょのマダムも泣いて喜ぶだろうよ」
「答えて」
「まだそういう口のききかたするわけだ。だいぶこねくりまわしたんだが、割に精神強度が高い」

 靴先に顎を上げさせられる。
 屈辱だった。衣服こそ乱れていなかったが、身体を内から触られたような不快な感触が残っている。意識を失っていた間に、精神と記憶を探られていた。

「なあ、樹花族のお嬢さん。あんた中々、上手くやってる。俺も道具頼りだが似たような技使うんでね。感心するよ」

 メビウスは葉巻をくわえると、マッチを擦った。リファリールの顔に怯えを見て、くつくつと喉をならす。樹花族がなにより火を怖がるのをわかっていての行動だった。

「虫人どもにぺこぺこさせて、祭りじゃ王族と並んでお姫様扱い。お気に入りの黒山羊の兄ちゃん、甘ったるい蜜でたらしこんで、身の回り守らせて、精気吸って……魅了で他種族操って食い荒らす、あんたのやってることは、まるっきり淫魔だぜ?」
「違う……!」
「うん?」
「花だけの、せいじゃない……!」

 リファリールは折れそうな心を必死で支える。ここで引いたら、支配される。

「……花だけじゃないって、わたしのことちゃんと見て、好きになったんだって……ユールさんは、言ってくれたもの……!」

 そして、ユールだけではない。リファリールがこの街で出会って、心を通わせたひとたち。たとえ花の魅了がきっかけであったとしても、全てが操られた結果だなんて、思わない。彼らは、リファリールの知らなかった思いを、生き方を教えてくれた。ひとの心は、そんなに簡単なものではない。

 メビウスの笑みが歪んだ。

「これはこれは! てめえの蜜で頭の中までお花畑だねえ」

 火のついた葉巻が顔に近づいてくる。リファリールは口から漏れそうな悲鳴を押し殺した。

「だがな、お嬢さん。そうむきに否定しなくても、俺は淫乱な化け物のあんたが気に入ってんだ。なにしろ、髪から爪まで金を産む。心臓代わりの核種を喰えば、不老不死なんて噂まで聞いたぜ?」

 メビウスは凍りついたリファリールに、品物としての彼女の価値を吹き込んでいく。

「さて、花はちぎっても咲くらしい。髪もまあ、いけそうだ。その羊耳と角はどうなんだ? 元が樹だってんなら、手足もいでもまた生えんのかねえ? 再生すんなら、丸ごと売るより、飼って切り売りしてえところだ。ちょいと目立たねえところ……足の指でも、もいで試そうか?」

 首輪から、イメージが叩き込まれる。千切られて、売られる自分の姿。
 葉巻の火が、鼻先を掠めるほどに近づいたとき、リファリールはとうとう叫んでいた。

「やだっ! ユールさん、助けて……!」

 メビウスが、葉巻を引っ込めた。ふーっと一息吸って、這ったまま目を見開いて浅く息をつくリファリールのこめかみを、ステッキの先で小突いた。彼女の口から、その名が出るのを待っていたのだ。子が母を求めるように、最も頼りにするものを呼んだそのとき。その心を、へし折ってやるために。

「男に会いたいなら、そこだ」

 メビウスが壁を指すと、布が取り払われるように、透けた。

 目に赤いものが飛び込んできた。
 四角く金属線で区切られた、舞台。
 何人か、倒れている。あるものは床に臥して、あるものは、金属線にひっかかるように。
 舞台には、赤黒く明滅する陣が敷かれていた。
 視界が開かれたと同時に、音がなだれ込んできた。唸り声、激しい、重い音。
 
 舞台の上に、獣が組み合っている。一見、虎と狼が争っているようで、さらにその下に垣間見えたのは。

「ここは上客専用の観覧席でね。あっちからこっちは、聞こえないし見えない。……こりゃ、決着ついちまってんなあ」

 リファリールは、目の前の光景を疑う。
 こんなのは、嘘だ。この男が見せる、悪い夢だ。

 黒い毛皮に覆われた、爪先が蹄になっている、脚。軽やかに駆ける、空を舞うように跳ねる、ユールの脚。
 虎が、仰向けに地に押さえつけられた彼の膝に乗って、足首を掴んでいる。曲がってはいけない方向に、木の枝を折り取るように、蝶の翅をもぐように、無慈悲に、躊躇いなく力がかけられていく。

「やめて!」

 リファリールの願いは届かない。耳をつんざく苦悶の絶叫に、そこで起きていることが現実だと思い知らされた。

「ステッキ、新調しようと思ってさあ。山羊肉なんざ臭くて食えたもんじゃないが、あの黒角はいい持ち手になりそうだろ?」

 メビウスは、わざとらしく手を打った。

「そうだ、いいことを思いついた。あんた、繁殖させてやる。祭りで人気者になったからなあ、いくらでも客がつくぜ。大丈夫、今度は新しいステッキで、あんたに触れる男はみんな、あの兄ちゃんに見えるようにしてやるよ。なあに、覚めねえ夢は現実と一緒、信じるものは救われる! に種付けてもらって、いくらでもガキ産みゃあいい。育てる心配なんかいらねえさ、俺が片っ端から捌いてやるよ。いい話だろう?」

 リファリールが震えているのは、恐怖のためではなかった。
 それ以外の全ての感情を退けて、混じり気なく、怒っていた。
 リファリールの羊の巻角に沿って、魔力が渦巻きはじめる。今はない花の結節に、光の球が現れる。

 魔力の放出に反応して、黒革の首輪が喉を圧迫し始めた。

「……く……!」
「やめたがいいぜ、お嬢さん。そーいう態度は、文字通り自分の首、絞めちまう」

 それでも、リファリールはやめなかった。
 リファリールの唯一の武器。
 花を咲かせて、蜜を撒いて、この男の支配を逃れて。
 早く、ユールを、助けなくては。




 やがて、顔色をなくし、きつく首輪が食い込んだ喉をさらしたリファリールの身体を、メビウスは靴先で蹴った。

「ったく、きかねえ女だねえ。……おや、殺しちまったかな?」
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