61 / 91
第四章 ダンジョン騒動編
18 ミスリルの温泉
しおりを挟む
「あーあったけえ、気持ちいい」
泉はかなり深いようで、立ったままでも肩まで浸かることができた。座りやすい場所を探してうろうろしていると、カイルも入水してくる。
「ふむ、これはいい」
「幻の秘湯って感じだよなあ」
薄青く染まった湯の中でゆらゆらと腕を遊ばせていると、水深の深さに目を見張ったカイルが、俺を後ろから抱き寄せた。
「かなり深い、足を踏み外したら溺れかねないぞ」
「そんなヘマしねえって」
「普段のお前なら大丈夫だろうが、今は気が抜けているだろう。いいから側にいてくれ」
守るように両腕を交差されて、フッと口元が笑みの形に緩んだ。心配性だなあと思いながらも、されるがままカイルの膝に腰掛ける。
柔らかいままのブツの感触を尻尾の下辺りで感じてしまい、もぞもぞと尻の位置を調整した。
「……こんなところで盛るなよ?」
「イツキに煽られたら堪える自信がない」
「じゃあ大丈夫だな。誰もいないとはいえ、屋外で誘ったりするつもりねえし」
「自覚がないとは恐ろしい」
「なにがだよ?」
「いや、お前はそのままでいい」
カイルが笑った気配がして、首筋に吐息がかかる。くすぐったくて肩をすくめた。
幸いなことに、カイルが悪戯をしてくる気配はない。俺がリラックスして温泉を楽しみたいって、わかってくれているらしい。
鎖骨下にあるカイルの腕に、手を重ねながら目を閉じる。遠くから鳥のさえずりがごくわずかに聞こえる、静かな森だ。
「はあ、極楽……」
こんな秘湯にめぐりあえるなんてついてるぜ。リッド叔父さん様々だ。
カイルは穏やかな呼吸をしながら、周囲を見回している。こんな時でも警戒を欠かさないつもりらしい。
魔王を辞めて契約陣を更新してからも、カイルは俺を守りたいと言ってくれて、護衛のような振る舞いをすることがある。
そういうことをされると、胸の中までむずむずしちまう。
そんなに大事大事にしてくれなくても、もうちょっと雑に扱ってくれてもいいんだが。
振り向くと、紫がかった柘榴色の目と視線があった。
「なんだ」
「さっき周囲を確認してなんもいなかったし、そこまで気を張らなくたっていいんだぜ?」
「もしもの場合があるだろう。俺のことはいいから、イツキは入浴を楽しんでおくといい」
あーもうだから、そういうところがだなあ……とくんとくんと心臓の音がうるさくなる。
顔が無様に赤くなっていそうで、ぶくぶくと鼻のあたりまで湯の中に潜って頬を隠した。
俺たちは対等なパートナーだってのに、カイルは妙に俺を持ち上げたり宝物のように扱ったりする。
気恥ずかしいけど嫌なわけじゃない。今日だって、一緒に湯に浸かってくれてるし、気を使いすぎてるわけでもない。
ただ、そんなに気を張らなくてもいいのになって思う。
不意に、酔った時のカイルの言葉を思い出す。
『離れないでくれ、いつも俺のことだけ見ていてほしい』
んなこと心配しなくても、俺だって同じことを願ってるってのに……
もう一度振り返り体を横向きにして、カイルの首に腕を回し抱きしめた。
「イツキ?」
「……あったかいな」
「ああ」
今すぐ証明なんてできやしないけれど、ずっと一緒にいることで不安が溶けてなくなるといい。
そんな祈りを込めて、カイルの背をギュッと抱きしめた。
「あ、そうだカイル。酔っ払ってた時に話したこと、覚えてるか?」
一つ願いを叶えてやるから散歩に行こうと誘ったことを思い出す。たとえカイルが覚えてないとしても、約束は約束だからな。
「ああ、覚えている……記憶から消し去りたい」
カイルは苦虫を百匹くらい噛んだような顔をしながら、思いきり視線を顔ごと逸らしていた。
「ははっ、たまには素直なカイルも見せてくれよ。毎日あんな風に情熱的に迫られちゃ、身がもたねえけど」
「忘れてくれ。あんな醜態を晒すなど、恥だ」
カイルはどうやら、俺に泣き言を言いながら縋るような真似をしたことを、悔いているようだ。
酔って暴走したあげく、俺を抱き潰した時はひたすら労わってくれるだけで、こんな反応しなかったもんな。
「そんじゃ、聞かなかったことにしてやるよ」
「……ああ、そうしてくれ」
カイルは眉間に皺を寄せたまま、深く頷いた。耳の先が赤く染まっている。
そんなに気にしてたのか。弱気なカイルも可愛くて新鮮だったんだけどなあ。
それに言ってくれるからこそ、気にかけてやれるし。ま、それについては俺も課題かもな。恥ずかしくって伝えられないことが多すぎる。
「で、どんな願いがいいんだ? 遠慮なく言えよ」
「そうだな……考えておく」
「そんなに考えることか? あんまりヤバい願い事は聞かねえぞ? 発情期を毎月やるとかは勘弁な」
「できるのか?」
「いや期待に満ちた目で見るなよ、しねえってば」
俺たちはほかほかに温まるまで、温泉を楽しんだ。
さてそろそろ出るかと、周囲の空気を暖めて泉から上がった。カイルも後に続く。
「ふうー、体が軽くなった気がするな」
なんせミスリルの湯だし、なんらかの効果があってもおかしくはない。
「イツキの言う通り、体が軽い気がする」
「カイルもそう感じるってことは、やっぱなんかあるんじゃねえか」
魔力が回復してるってこともねえし、いったいなんだろうな? 悪い変化じゃなさそうなので、ほおっておくことにした。
「あれ、なんか飛んできてるぞ」
「あれは……魔鳥か、珍しい」
「魔鳥?」
『魔力の支配』ギフトを使って観察してみると、全身が魔力で構築されている、鳥の形をした魔法だということがわかった。
魔鳥は一直線に俺たちの方へ向かって飛んでくると、カイルの腕に止まって喋りだした。
「大変だカイル、ハニーくん! すぐに城まで戻ってきてくれたまえ!」
「今の声って」
「リドアートだ。なにかあったらしい、すぐに戻ろう」
魔鳥はメッセージを言い終えると空中に溶けて消える。俺たちは地を蹴って、空へと舞い上がった。
泉はかなり深いようで、立ったままでも肩まで浸かることができた。座りやすい場所を探してうろうろしていると、カイルも入水してくる。
「ふむ、これはいい」
「幻の秘湯って感じだよなあ」
薄青く染まった湯の中でゆらゆらと腕を遊ばせていると、水深の深さに目を見張ったカイルが、俺を後ろから抱き寄せた。
「かなり深い、足を踏み外したら溺れかねないぞ」
「そんなヘマしねえって」
「普段のお前なら大丈夫だろうが、今は気が抜けているだろう。いいから側にいてくれ」
守るように両腕を交差されて、フッと口元が笑みの形に緩んだ。心配性だなあと思いながらも、されるがままカイルの膝に腰掛ける。
柔らかいままのブツの感触を尻尾の下辺りで感じてしまい、もぞもぞと尻の位置を調整した。
「……こんなところで盛るなよ?」
「イツキに煽られたら堪える自信がない」
「じゃあ大丈夫だな。誰もいないとはいえ、屋外で誘ったりするつもりねえし」
「自覚がないとは恐ろしい」
「なにがだよ?」
「いや、お前はそのままでいい」
カイルが笑った気配がして、首筋に吐息がかかる。くすぐったくて肩をすくめた。
幸いなことに、カイルが悪戯をしてくる気配はない。俺がリラックスして温泉を楽しみたいって、わかってくれているらしい。
鎖骨下にあるカイルの腕に、手を重ねながら目を閉じる。遠くから鳥のさえずりがごくわずかに聞こえる、静かな森だ。
「はあ、極楽……」
こんな秘湯にめぐりあえるなんてついてるぜ。リッド叔父さん様々だ。
カイルは穏やかな呼吸をしながら、周囲を見回している。こんな時でも警戒を欠かさないつもりらしい。
魔王を辞めて契約陣を更新してからも、カイルは俺を守りたいと言ってくれて、護衛のような振る舞いをすることがある。
そういうことをされると、胸の中までむずむずしちまう。
そんなに大事大事にしてくれなくても、もうちょっと雑に扱ってくれてもいいんだが。
振り向くと、紫がかった柘榴色の目と視線があった。
「なんだ」
「さっき周囲を確認してなんもいなかったし、そこまで気を張らなくたっていいんだぜ?」
「もしもの場合があるだろう。俺のことはいいから、イツキは入浴を楽しんでおくといい」
あーもうだから、そういうところがだなあ……とくんとくんと心臓の音がうるさくなる。
顔が無様に赤くなっていそうで、ぶくぶくと鼻のあたりまで湯の中に潜って頬を隠した。
俺たちは対等なパートナーだってのに、カイルは妙に俺を持ち上げたり宝物のように扱ったりする。
気恥ずかしいけど嫌なわけじゃない。今日だって、一緒に湯に浸かってくれてるし、気を使いすぎてるわけでもない。
ただ、そんなに気を張らなくてもいいのになって思う。
不意に、酔った時のカイルの言葉を思い出す。
『離れないでくれ、いつも俺のことだけ見ていてほしい』
んなこと心配しなくても、俺だって同じことを願ってるってのに……
もう一度振り返り体を横向きにして、カイルの首に腕を回し抱きしめた。
「イツキ?」
「……あったかいな」
「ああ」
今すぐ証明なんてできやしないけれど、ずっと一緒にいることで不安が溶けてなくなるといい。
そんな祈りを込めて、カイルの背をギュッと抱きしめた。
「あ、そうだカイル。酔っ払ってた時に話したこと、覚えてるか?」
一つ願いを叶えてやるから散歩に行こうと誘ったことを思い出す。たとえカイルが覚えてないとしても、約束は約束だからな。
「ああ、覚えている……記憶から消し去りたい」
カイルは苦虫を百匹くらい噛んだような顔をしながら、思いきり視線を顔ごと逸らしていた。
「ははっ、たまには素直なカイルも見せてくれよ。毎日あんな風に情熱的に迫られちゃ、身がもたねえけど」
「忘れてくれ。あんな醜態を晒すなど、恥だ」
カイルはどうやら、俺に泣き言を言いながら縋るような真似をしたことを、悔いているようだ。
酔って暴走したあげく、俺を抱き潰した時はひたすら労わってくれるだけで、こんな反応しなかったもんな。
「そんじゃ、聞かなかったことにしてやるよ」
「……ああ、そうしてくれ」
カイルは眉間に皺を寄せたまま、深く頷いた。耳の先が赤く染まっている。
そんなに気にしてたのか。弱気なカイルも可愛くて新鮮だったんだけどなあ。
それに言ってくれるからこそ、気にかけてやれるし。ま、それについては俺も課題かもな。恥ずかしくって伝えられないことが多すぎる。
「で、どんな願いがいいんだ? 遠慮なく言えよ」
「そうだな……考えておく」
「そんなに考えることか? あんまりヤバい願い事は聞かねえぞ? 発情期を毎月やるとかは勘弁な」
「できるのか?」
「いや期待に満ちた目で見るなよ、しねえってば」
俺たちはほかほかに温まるまで、温泉を楽しんだ。
さてそろそろ出るかと、周囲の空気を暖めて泉から上がった。カイルも後に続く。
「ふうー、体が軽くなった気がするな」
なんせミスリルの湯だし、なんらかの効果があってもおかしくはない。
「イツキの言う通り、体が軽い気がする」
「カイルもそう感じるってことは、やっぱなんかあるんじゃねえか」
魔力が回復してるってこともねえし、いったいなんだろうな? 悪い変化じゃなさそうなので、ほおっておくことにした。
「あれ、なんか飛んできてるぞ」
「あれは……魔鳥か、珍しい」
「魔鳥?」
『魔力の支配』ギフトを使って観察してみると、全身が魔力で構築されている、鳥の形をした魔法だということがわかった。
魔鳥は一直線に俺たちの方へ向かって飛んでくると、カイルの腕に止まって喋りだした。
「大変だカイル、ハニーくん! すぐに城まで戻ってきてくれたまえ!」
「今の声って」
「リドアートだ。なにかあったらしい、すぐに戻ろう」
魔鳥はメッセージを言い終えると空中に溶けて消える。俺たちは地を蹴って、空へと舞い上がった。
104
あなたにおすすめの小説
牛獣人の僕のお乳で育った子達が僕のお乳が忘れられないと迫ってきます!!
ほじにほじほじ
BL
牛獣人のモノアの一族は代々牛乳売りの仕事を生業としてきた。
牛乳には2種類ある、家畜の牛から出る牛乳と牛獣人から出る牛乳だ。
牛獣人の女性は一定の年齢になると自らの意思てお乳を出すことが出来る。
そして、僕たち家族普段は家畜の牛の牛乳を売っているが母と姉達の牛乳は濃厚で喉越しや舌触りが良いお貴族様に高値で売っていた。
ある日僕たち一家を呼んだお貴族様のご子息様がお乳を呑まないと相談を受けたのが全ての始まりー
母や姉達の牛乳を詰めた哺乳瓶を与えてみても、母や姉達のお乳を直接与えてみても飲んでくれない赤子。
そんな時ふと赤子と目が合うと僕を見て何かを訴えてくるー
「え?僕のお乳が飲みたいの?」
「僕はまだ子供でしかも男だからでないよ。」
「え?何言ってるの姉さん達!僕のお乳に牛乳を垂らして飲ませてみろだなんて!そんなの上手くいくわけ…え、飲んでるよ?え?」
そんなこんなで、お乳を呑まない赤子が飲んだ噂は広がり他のお貴族様達にもうちの子がお乳を飲んでくれないの!と言う相談を受けて、他のほとんどの子は母や姉達のお乳で飲んでくれる子だったけど何故か数人には僕のお乳がお気に召したようでー
昔お乳をあたえた子達が僕のお乳が忘れられないと迫ってきます!!
「僕はお乳を貸しただけで牛乳は母さんと姉さん達のなのに!どうしてこうなった!?」
*
総受けで、固定カプを決めるかはまだまだ不明です。
いいね♡やお気に入り登録☆をしてくださいますと励みになります(><)
誤字脱字、言葉使いが変な所がありましたら脳内変換して頂けますと幸いです。
悪役神官の俺が騎士団長に囚われるまで
二三@冷酷公爵発売中
BL
国教会の主教であるイヴォンは、ここが前世のBLゲームの世界だと気づいた。ゲームの内容は、浄化の力を持つ主人公が騎士団と共に国を旅し、魔物討伐をしながら攻略対象者と愛を深めていくというもの。自分は悪役神官であり、主人公が誰とも結ばれないノーマルルートを辿る場合に限り、破滅の道を逃れられる。そのためイヴォンは旅に同行し、主人公の恋路の邪魔を画策をする。以前からイヴォンを嫌っている団長も攻略対象者であり、気が進まないものの団長とも関わっていくうちに…。
獣人の子供が現代社会人の俺の部屋に迷い込んできました。
えっしゃー(エミリオ猫)
BL
突然、ひとり暮らしの俺(会社員)の部屋に、獣人の子供が現れた!
どっから来た?!異世界転移?!仕方ないので面倒を見る、連休中の俺。
そしたら、なぜか俺の事をママだとっ?!
いやいや女じゃないから!え?女って何って、お前、男しか居ない世界の子供なの?!
会社員男性と、異世界獣人のお話。
※6話で完結します。さくっと読めます。
「今夜は、ずっと繋がっていたい」というから頷いた結果。
猫宮乾
BL
異世界転移(転生)したワタルが現地の魔術師ユーグと恋人になって、致しているお話です。9割性描写です。※自サイトからの転載です。サイトにこの二人が付き合うまでが置いてありますが、こちら単独でご覧頂けます。
悪役令嬢の兄でしたが、追放後は参謀として騎士たちに囲まれています。- 第1巻 - 婚約破棄と一族追放
大の字だい
BL
王国にその名を轟かせる名門・ブラックウッド公爵家。
嫡男レイモンドは比類なき才知と冷徹な眼差しを持つ若き天才であった。
だが妹リディアナが王太子の許嫁でありながら、王太子が心奪われたのは庶民の少女リーシャ・グレイヴェル。
嫉妬と憎悪が社交界を揺るがす愚行へと繋がり、王宮での婚約破棄、王の御前での一族追放へと至る。
混乱の只中、妹を庇おうとするレイモンドの前に立ちはだかったのは、王国騎士団副団長にしてリーシャの異母兄、ヴィンセント・グレイヴェル。
琥珀の瞳に嗜虐を宿した彼は言う――
「この才を捨てるは惜しい。ゆえに、我が手で飼い馴らそう」
知略と支配欲を秘めた騎士と、没落した宰相家の天才青年。
耽美と背徳の物語が、冷たい鎖と熱い口づけの中で幕を開ける。
【完】心配性は異世界で番認定された狼獣人に甘やかされる
おはぎ
BL
起きるとそこは見覚えのない場所。死んだ瞬間を思い出して呆然としている優人に、騎士らしき人たちが声を掛けてくる。何で頭に獣耳…?とポカンとしていると、その中の狼獣人のカイラが何故か優しくて、ぴったり身体をくっつけてくる。何でそんなに気遣ってくれるの?と分からない優人は大きな身体に怯えながら何とかこの別世界で生きていこうとする話。
知らない世界に来てあれこれ考えては心配してしまう優人と、優人が可愛くて仕方ないカイラが溺愛しながら支えて甘やかしていきます。
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。