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7、三男、初めてのパートナー
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「森に近づけば魔物がいます。魔物の種類は多いので、時間がかかっても構いません。始めのパートナーを、自らの感覚で探してください」
「はい」
テイマーは不遇職である。にも関わらず存在しているのは、このチュートリアルでのテイムが大きいとは、後の広葉の話である。
あくまでも草原と浅い森であるため、強い魔物も存在せず、その種類も全体数からすれば少ない。しかし、ここでは魔物が懐かなくても運営の方が力を貸してくれるのである。
そのため、数は少ないがテイマーは存在するのである。余談であるが、現在存在するテイマーのテイム数は最高で2匹である。この時点で困難極まりないことが伺えよう。
さくさくという耳に優しい音をたてながら、俺と篠田さんは森に近づく。草むらからぴょこんと飛び出すラビィという兎に似た魔物や、餅のようなスライムが現れ始めた。
全体的にふわふわでもちもちだ。癒される。
「ぬいぐるみみたいですね。可愛い」
「答えます。どなた様にも優しい見た目をと、開発グループが言っていました。普段はノンアクティブモンスターですから可愛いですが、一度攻撃するとアクティブモンスターとなって襲ってきます。可愛くても、魔物です。凶暴です」
「なるほど」
可愛くて倒せない、ではゲームにならないらしい。納得である。
森は向こうの光が見えるほどの規模であり、森というよりかは林であった。
林の中は木々の隙間から漏れ出す光りによって明るくなっており、また所々に岩なども見受けられた。
「綺麗ですね。本当に、現実みたいです」
「ありがとうございます。この世界、と言うように、もう一つの現実だと、思っていただきたく開発しました。と、開発グループより聞いています」
「それを本当にしてしまうことが凄いですね」
開発グループの方はきっと凝り性なのだろう。同類な予感がしてならない。
森、改め林に入ったことで、スライムやラビィの他にも魔物が現れた。
犬のような外見のものはコボルト、木の小さな小人はエント、そして、ハリネズミのような外見のものはニーマスと言うらしい。
虫のようなものもいて、ハニービーという蜂みたいなやつ、ウッドスパイダーという緑っぽい蜘蛛などがいた。
全てぬいぐるみようで正直可愛い。
「本当に沢山いるんですね」
「イエスと答えます。この場ではノンアクティブモンスターとなっていますが、コボルトやニーマスは本来アクティブモンスターであり、エントとは別に完全に木に擬態して人を襲うトレントなども存在します」
「なるほど」
それでも全てが少しだけリアルなぬいぐるみのような外見をしているので、可愛いことに変わりはない。自分の瞳が輝いていることはなんとなく分かっている。
くるりと辺りを見回していると、ふいにドンっという、何かにぶつかったような音が聞こえてきた。
「なんの音なんでしょう?」
「不明と答えます。確認しますか?」
「見た方が早いかもですね。行ってみましょう。こっち、ですかね」
「そうですね。こちらかと」
音が聞こえたであろう先には、一際大きな岩があり、そこから再びドンっという音が聞こえてきた。
「あそこの岩のようです」
「裏がわですかね?」
音の発生場所であろう岩の裏側へと足を運んだ。
大きな岩の裏へと回ると、そこには先程見たニーマスとは別の個体が、背中を針山の状態にしながら丸くなって岩へと突進していた。
ドンっとなる音、ニーマスは岩を一瞥し、不満げにふんすと鼻を鳴らして再び離れ、丸くなって岩へと突進しにいく。再びドンっと音が鳴る。
不謹慎であろうがあえて言おう。可愛い。
「何をしているのでしょうか?」
「魔物って、各個体に頭脳はありますか?」
「はいと答えます。この世界に生きとし生けるもの全てに頭脳、AIは組み込まれております。あの魔物の行動を、バグだと思いたくはないのですが…」
「そうですか……そうですね、バグでは、ないと思います」
少しだけ悩んでからそう答えた。視線を再びニーマスに向けると、何度も何度も岩に身体をぶつけている姿が目に映る。
その姿は、初めての料理が上手くいかずに繰り返していたかつての自分を見るかのようであった。
あの子はきっと、目的がある。
「ねぇ、君」
「ぴっ!?」
「カスミさん?!」
お節介心でニーマスに近づいて、岩から離れてもう一度と丸くなろうとしたニーマスに声をかけた。当然、ニーマスは驚いたようで、飛び跳ねて叫んだ。篠田さんも驚いたようであるが。
「君は、強くなりたいの?」
「ぴゅ!?」
「いや、何度も何度も岩にぶつかって行くから、強くなりたいのか背中の針を強化したいのか、どっちかかなーって」
「ぴー、ぴきゅ!」
ニーマスが正解、とばかりに短い前片足を上げながら答えてくれた。本当に頭脳があるらしい。
「そう。頑張り屋さんだね」
「ぴきゅ、きゅー」
戦闘態勢を解いたらしいニーマスの背中は、先程の針山など存在していなかったかのようにもふもふとした柔らかそうな毛で覆われていた。現実のハリネズミとは違って、それは完全な毛だ。もふもふだ。
とりあえず、これ幸いとしゃがみこんでニーマスの頭や背中を撫でてみた。
ニーマスの瞳がうっとりと細まったように見えたので、続けながら話しかけよう。
「痛くはないの?背中とか、丸まる時に噛んでたっぽいけど、尻尾とか」
「ぴゅ~、きゅぴ」
フリっとニーマスが背中を向けると、赤くなった短い尻尾が現れた。当たり前だが、痛いらしい。
「無茶なことするね。お前」
「ぴ!」
強くなりたいの!と言わんばかりに強く答えたニーマスに苦笑しながら、インベントリから先程作った傷薬を取り出す。作ってよかった傷薬、である。
「篠田さん、この傷薬って魔物にも効きます?」
「是と答えます。薬やポーションは生きているものであれば効果を発揮します」
「よかった。ありがとうございます」
カポっと容器の蓋を開け、傷薬を指に取り出す。ふんふんと興味深い様子で傷薬のついた指を嗅いだニーマスは、薬の匂いが苦手だったようできゅ~と弱々しい声を上げた。
心做しか毛も萎んでいる。
「ははっ、塗るのは尻尾だから大丈夫だよ。これは舐めても平気だけど、苦いから気をつけろよ」
「きゅ~」
そんな~と言うように再び弱々しい声をだしたニーマスに苦笑しながら、赤くなった尻尾に薬を塗る。
薬の効果は直ぐに現れ、徐々に赤みが収まっていき、それと同時に痛みが和らいだらしいニーマスは喜んでいるように目の前でピョンピョンと跳ねた。
「元気だな。治ったみたいでよかったよ」
「きゅー!」
そんなニーマスが可愛くて、くすっと笑う。ニーマスを撫でる俺の手に、ニーマスはスリスリと頭を押し付けてくれた。
優しい光景が続いていたが、ふとテイムのことを思い出した。
パートナーになるなら、この子がいいな。
「ねぇ、お前さ。強くなりたいのなら一緒に来るか?」
「きゅ?」
「俺、今パートナーの魔物を探しててさ。俺自身も弱いから、守ってくれる子がいいんだけど」
どう?と首を傾げて問いかけてみた。
目の前のニーマスは小さな瞳をめいいっぱい開いて、自信ありげに大きく鳴いた。
「ぴきゅ!!」
任せて!
そんな声を俺は聞いた気がした。
「よし!じゃあテイムするな」
「きゅ!!」
息を吸って、これからよろしくという気持ちを込めて、唱える。
「テイム」
途端、俺とニーマスをフワリと優しい風が包み込み、光の線が俺とニーマスに繋がりを結ぶ。光と風が収まると、ニーマスは俺の胸を目掛けてピョンっと飛び込んできた。
そんなニーマスを受け止め、抱きしめる。
始めてのテイムは成功みたいだ。
視界にテイム成功、という文字が書かれたプレートが現れる。
【テイム(1/6)・・・ニーマス(名前をつけてください)】
【※テイムモンスターは6匹を上限としています。また、テイムモンスターはパーティメンバーの一人と数えます。(この注意書きは以降表示されません)】
名前か…。
さっき見たこの子の姿が、現実のあれに似ていたから、安直だがそうしよう。
「これからよろしくな。マリ!」
「きゅ!…きゅ?」
「ん?ああ。丸くなってたのがなんか鞠っぽかったからさ、マリ。どう?」
「きゅきゅ!ぴきゅ!」
喜んでるような声を上げてくれたので、気に入ったみたいだ。
よかったよかったと思ってマリを見ると、マリの背後に花が飛んでいる様子が見えた。
「え、え?」
「きゅ?」
今度は花が消えてクエスチョンマークが現れた。
なにこれ可愛い。
「え、なにこれ。篠田さん、マリの背中で花とかはてなマークが飛んでるんですけど。」
「答えます。テイマーはテイムした魔物の機嫌を可視化することが出来ます。具体的には、楽しい時は音符が、嬉しい時は花びらが、幸せな時は咲いたの花が、好きだと言う時はハートが、嫌いだと言う時は割れたハートが、悲しい時は涙の雫が、寂しい時は雨雲が、ショックな時は雷模様が、怒っている時は怒りマークが、ビックリしてる時はビックリマークが、戸惑っている時はクエスチョンマークが、眠たい時は泡のマークがそれぞれ背後や頭上など、主に見える位置に現れます。個数は1から5個現れ、個数が多くなるほど、その感情も大きくなります。また、魔物のステータスは鑑定で見ることができますが、テイムした魔物以外は鑑定レベルによって見える情報が異なります。」
なるほどと呟きながらマリに視線を向けると、主の疑問が解消されたことを知ったらしいマリは嬉しそうに花びらを四つ飛ばしていた。
先程は確か咲いた花が五つだったので、それだけ幸せな事だったのだろう。
もちろん、その事に気づいた俺は笑って、マリをさらに強く抱きしめた。
「はい」
テイマーは不遇職である。にも関わらず存在しているのは、このチュートリアルでのテイムが大きいとは、後の広葉の話である。
あくまでも草原と浅い森であるため、強い魔物も存在せず、その種類も全体数からすれば少ない。しかし、ここでは魔物が懐かなくても運営の方が力を貸してくれるのである。
そのため、数は少ないがテイマーは存在するのである。余談であるが、現在存在するテイマーのテイム数は最高で2匹である。この時点で困難極まりないことが伺えよう。
さくさくという耳に優しい音をたてながら、俺と篠田さんは森に近づく。草むらからぴょこんと飛び出すラビィという兎に似た魔物や、餅のようなスライムが現れ始めた。
全体的にふわふわでもちもちだ。癒される。
「ぬいぐるみみたいですね。可愛い」
「答えます。どなた様にも優しい見た目をと、開発グループが言っていました。普段はノンアクティブモンスターですから可愛いですが、一度攻撃するとアクティブモンスターとなって襲ってきます。可愛くても、魔物です。凶暴です」
「なるほど」
可愛くて倒せない、ではゲームにならないらしい。納得である。
森は向こうの光が見えるほどの規模であり、森というよりかは林であった。
林の中は木々の隙間から漏れ出す光りによって明るくなっており、また所々に岩なども見受けられた。
「綺麗ですね。本当に、現実みたいです」
「ありがとうございます。この世界、と言うように、もう一つの現実だと、思っていただきたく開発しました。と、開発グループより聞いています」
「それを本当にしてしまうことが凄いですね」
開発グループの方はきっと凝り性なのだろう。同類な予感がしてならない。
森、改め林に入ったことで、スライムやラビィの他にも魔物が現れた。
犬のような外見のものはコボルト、木の小さな小人はエント、そして、ハリネズミのような外見のものはニーマスと言うらしい。
虫のようなものもいて、ハニービーという蜂みたいなやつ、ウッドスパイダーという緑っぽい蜘蛛などがいた。
全てぬいぐるみようで正直可愛い。
「本当に沢山いるんですね」
「イエスと答えます。この場ではノンアクティブモンスターとなっていますが、コボルトやニーマスは本来アクティブモンスターであり、エントとは別に完全に木に擬態して人を襲うトレントなども存在します」
「なるほど」
それでも全てが少しだけリアルなぬいぐるみのような外見をしているので、可愛いことに変わりはない。自分の瞳が輝いていることはなんとなく分かっている。
くるりと辺りを見回していると、ふいにドンっという、何かにぶつかったような音が聞こえてきた。
「なんの音なんでしょう?」
「不明と答えます。確認しますか?」
「見た方が早いかもですね。行ってみましょう。こっち、ですかね」
「そうですね。こちらかと」
音が聞こえたであろう先には、一際大きな岩があり、そこから再びドンっという音が聞こえてきた。
「あそこの岩のようです」
「裏がわですかね?」
音の発生場所であろう岩の裏側へと足を運んだ。
大きな岩の裏へと回ると、そこには先程見たニーマスとは別の個体が、背中を針山の状態にしながら丸くなって岩へと突進していた。
ドンっとなる音、ニーマスは岩を一瞥し、不満げにふんすと鼻を鳴らして再び離れ、丸くなって岩へと突進しにいく。再びドンっと音が鳴る。
不謹慎であろうがあえて言おう。可愛い。
「何をしているのでしょうか?」
「魔物って、各個体に頭脳はありますか?」
「はいと答えます。この世界に生きとし生けるもの全てに頭脳、AIは組み込まれております。あの魔物の行動を、バグだと思いたくはないのですが…」
「そうですか……そうですね、バグでは、ないと思います」
少しだけ悩んでからそう答えた。視線を再びニーマスに向けると、何度も何度も岩に身体をぶつけている姿が目に映る。
その姿は、初めての料理が上手くいかずに繰り返していたかつての自分を見るかのようであった。
あの子はきっと、目的がある。
「ねぇ、君」
「ぴっ!?」
「カスミさん?!」
お節介心でニーマスに近づいて、岩から離れてもう一度と丸くなろうとしたニーマスに声をかけた。当然、ニーマスは驚いたようで、飛び跳ねて叫んだ。篠田さんも驚いたようであるが。
「君は、強くなりたいの?」
「ぴゅ!?」
「いや、何度も何度も岩にぶつかって行くから、強くなりたいのか背中の針を強化したいのか、どっちかかなーって」
「ぴー、ぴきゅ!」
ニーマスが正解、とばかりに短い前片足を上げながら答えてくれた。本当に頭脳があるらしい。
「そう。頑張り屋さんだね」
「ぴきゅ、きゅー」
戦闘態勢を解いたらしいニーマスの背中は、先程の針山など存在していなかったかのようにもふもふとした柔らかそうな毛で覆われていた。現実のハリネズミとは違って、それは完全な毛だ。もふもふだ。
とりあえず、これ幸いとしゃがみこんでニーマスの頭や背中を撫でてみた。
ニーマスの瞳がうっとりと細まったように見えたので、続けながら話しかけよう。
「痛くはないの?背中とか、丸まる時に噛んでたっぽいけど、尻尾とか」
「ぴゅ~、きゅぴ」
フリっとニーマスが背中を向けると、赤くなった短い尻尾が現れた。当たり前だが、痛いらしい。
「無茶なことするね。お前」
「ぴ!」
強くなりたいの!と言わんばかりに強く答えたニーマスに苦笑しながら、インベントリから先程作った傷薬を取り出す。作ってよかった傷薬、である。
「篠田さん、この傷薬って魔物にも効きます?」
「是と答えます。薬やポーションは生きているものであれば効果を発揮します」
「よかった。ありがとうございます」
カポっと容器の蓋を開け、傷薬を指に取り出す。ふんふんと興味深い様子で傷薬のついた指を嗅いだニーマスは、薬の匂いが苦手だったようできゅ~と弱々しい声を上げた。
心做しか毛も萎んでいる。
「ははっ、塗るのは尻尾だから大丈夫だよ。これは舐めても平気だけど、苦いから気をつけろよ」
「きゅ~」
そんな~と言うように再び弱々しい声をだしたニーマスに苦笑しながら、赤くなった尻尾に薬を塗る。
薬の効果は直ぐに現れ、徐々に赤みが収まっていき、それと同時に痛みが和らいだらしいニーマスは喜んでいるように目の前でピョンピョンと跳ねた。
「元気だな。治ったみたいでよかったよ」
「きゅー!」
そんなニーマスが可愛くて、くすっと笑う。ニーマスを撫でる俺の手に、ニーマスはスリスリと頭を押し付けてくれた。
優しい光景が続いていたが、ふとテイムのことを思い出した。
パートナーになるなら、この子がいいな。
「ねぇ、お前さ。強くなりたいのなら一緒に来るか?」
「きゅ?」
「俺、今パートナーの魔物を探しててさ。俺自身も弱いから、守ってくれる子がいいんだけど」
どう?と首を傾げて問いかけてみた。
目の前のニーマスは小さな瞳をめいいっぱい開いて、自信ありげに大きく鳴いた。
「ぴきゅ!!」
任せて!
そんな声を俺は聞いた気がした。
「よし!じゃあテイムするな」
「きゅ!!」
息を吸って、これからよろしくという気持ちを込めて、唱える。
「テイム」
途端、俺とニーマスをフワリと優しい風が包み込み、光の線が俺とニーマスに繋がりを結ぶ。光と風が収まると、ニーマスは俺の胸を目掛けてピョンっと飛び込んできた。
そんなニーマスを受け止め、抱きしめる。
始めてのテイムは成功みたいだ。
視界にテイム成功、という文字が書かれたプレートが現れる。
【テイム(1/6)・・・ニーマス(名前をつけてください)】
【※テイムモンスターは6匹を上限としています。また、テイムモンスターはパーティメンバーの一人と数えます。(この注意書きは以降表示されません)】
名前か…。
さっき見たこの子の姿が、現実のあれに似ていたから、安直だがそうしよう。
「これからよろしくな。マリ!」
「きゅ!…きゅ?」
「ん?ああ。丸くなってたのがなんか鞠っぽかったからさ、マリ。どう?」
「きゅきゅ!ぴきゅ!」
喜んでるような声を上げてくれたので、気に入ったみたいだ。
よかったよかったと思ってマリを見ると、マリの背後に花が飛んでいる様子が見えた。
「え、え?」
「きゅ?」
今度は花が消えてクエスチョンマークが現れた。
なにこれ可愛い。
「え、なにこれ。篠田さん、マリの背中で花とかはてなマークが飛んでるんですけど。」
「答えます。テイマーはテイムした魔物の機嫌を可視化することが出来ます。具体的には、楽しい時は音符が、嬉しい時は花びらが、幸せな時は咲いたの花が、好きだと言う時はハートが、嫌いだと言う時は割れたハートが、悲しい時は涙の雫が、寂しい時は雨雲が、ショックな時は雷模様が、怒っている時は怒りマークが、ビックリしてる時はビックリマークが、戸惑っている時はクエスチョンマークが、眠たい時は泡のマークがそれぞれ背後や頭上など、主に見える位置に現れます。個数は1から5個現れ、個数が多くなるほど、その感情も大きくなります。また、魔物のステータスは鑑定で見ることができますが、テイムした魔物以外は鑑定レベルによって見える情報が異なります。」
なるほどと呟きながらマリに視線を向けると、主の疑問が解消されたことを知ったらしいマリは嬉しそうに花びらを四つ飛ばしていた。
先程は確か咲いた花が五つだったので、それだけ幸せな事だったのだろう。
もちろん、その事に気づいた俺は笑って、マリをさらに強く抱きしめた。
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二章【完結】ゴミ拾いともふもふ生活:5/25〜5/29
三章【完結】ゴミ拾いともふもふ融合:5/29〜5/31
四章【完結】ゴミ拾いと流行り病:6/1〜6/4
五章【完結】ゴミ拾いともふもふファミリー:6/4〜6/8
六章【完結】もふもふファミリーと闘技大会(道中):6/8〜6/11
七章【完結】もふもふファミリーと闘技大会(本編):6/12〜6/18
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