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二章 本編へ
まずは情報整理です
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アレスとタナトスの登場から、また数年が経ち、ついに『さよなら、タナトス』の乙女ゲーム本編である学園へ入学する年齢になった。十五歳だ。
何故かハデスも入学を認められたらしく、私と同じ学年に入学する。
ゲーム本編でも、ハデスは特例として認められていたっけ。
来月にはこのゲームのメイン舞台である、ウィザースプーン学園の入学式がある。
この学園に入学する生徒は皆、寮に入り私生活を共にする。
基本的には二人一部屋だが、寮長や生徒会長といった立場の者には一人で一部屋が与えられるらしい。
私やハデスも、同級の者と二人一部屋になっている様だ。どんな相手か今から楽しみだ。
本編突入を前にして、今のうちにキャラクターの整理とゲームの内容とキャラクター毎のエンディングについてメモを確認しつつもう一度復習しよう。
『さよなら、タナトス』というゲームは、どのキャラクターを攻略対象にするかによって、ストーリーが変わるのだ。
あるキャラクターを攻略対象として選択肢を選びつつ進めて行くと、他の攻略キャラクターやもしくは他の準レギュラー位置にいるキャラクターが悪役になる。つまりは魔王となるのだ。
このゲームのヒロインは、名前の部分のみプレイヤーが変更できるキャラクターで、固定の名前は、ニケ・アルベルトという。
この世界で女神と呼ばれる存在で、真っ白な髪に透明にも見える美しい瞳を持っていて、光の力を無尽に使えるキャラクターだ。まあ結構なチート設定ね。
見た目の美しさもさる事ながら、心根の優しい清らかな乙女という、理想を詰め込んだキャラクターなのだ。
対して悪役のヒロインは、乙女椿の花の様に黄みがかった桃色をした髪と、桜の花の様な薄桜色の瞳を持った、とても美しいキャラクターだ。
名前は、アルテミス・ウォーレス。
この悪役というのが、ヒロインが攻略をしようとするキャラクターがどのキャラクターであろうと、立ちはだかって邪魔をしてくるという立ち位置なのだ。
簡単に言うと当て馬的位置。
ファンからは、せっかく美しいのだから、ヒロインの邪魔なんてせずに普通に過ごしていればいいのにと言われている残念な設定のキャラクター。
悪役とは言え、彼女はサブヒロイン的な立ち位置なので、ヒロインが攻略キャラクターと結ばれた後は、他のキャラクターと結ばれる描写が最後のエンディングロールで流されるのだ。
次にこのゲームのメインキャラクターであるタナトス。
このブルームフィールド国を治める国王の長男として生まれた。
生まれた時から、次期国王として様々な教育を受け、心身ともに疲弊していたが、それを理解するものは誰もおらず、けれど自分の立場を考えて、仕方のないことと諦めていた。
そんなタナトスの心を癒したのがヒロインである。
誰に対しても分け隔てなく接する聖母の様なヒロインの優しさに惚れ込んだタナトスは、ヒロインへ様々な手を使ってアプローチを始める。
タナトスルートの時の悪役、もといラスボス的位置に着くのはアレスだ。
元々兄に対してのコンプレックスを抱えていたアレスは、自分も密かに想いを寄せていたヒロインと結ばれようとする兄に嫉妬する。
そして闇の力を使う謎のキャラクターに言葉巧みに操られ魔王となり、タナトスだけでなく、世界そのものを脅かす存在となるのだ。
タナトスが力の全てをヒロインに託し、アレスを打ち破る。
この戦いの終盤に一番最後の選択肢が出てきて、その選択肢で、それまでハッピーエンドまっしぐらだったルートがバッドエンドに変わるのだ。
バッドエンドでは、力の全てをヒロインに託し、事の顛末を確認した後に、ヒロインに想いを告げてそのまま命を落とすというもの。
そのままタイトル『さよなら、タナトス』の回収になっている。
バッドエンドをタイトルにするなんて悪趣味だと当時から思っていた。
ハッピーエンドは、今にも命の灯火を消してしまいそうなタナトスを助ける為に自らの命を使ってタナトスを救い、互いの想いを確認して結ばれる。
互いに命を消耗した事により、短命ではあるが二人の子宝に恵まれる幸せな終わりとなる。
ただし、どちらのエンディングでも、魔王となってしまったアレスは命を落としてしまう。
次にアレス。
タナトスという優れた兄の存在によって、生まれた時からずっと劣等感を抱き続けていた。
特例で学園への入学を認められたアレスは、ヒロインと出会う。
「アレスはアレスでしょう。それ以上でも以下でもない。兄であるタナトスが優れている様に、貴方にだって素敵な所がたくさんあるわ」
というヒロインの言葉に救われたアレスは、兄への劣等感を捨て、純粋に兄と慕う様になる。
そして、そんな言葉をかけてくれたヒロインに好意を寄せる様になり、アプローチを始める。
アレスルートでの悪役はタナトスだ。
次期国王として教育を受け、すり減らした心を癒してくれたヒロインが自分以外を選ぶのが耐えられずに、またもここで謎のキャラクターが登場してタナトスは闇の力を使い魔王となってしまう。
兄と慕う様になったタナトスの心情を思い、戦えずにいるアレスを叱咤し、ヒロインと力を合わせてタナトスを打ち破る。
ここでも、物語の佳境で選択肢が出される。
バッドエンドでは、アレスは兄に手をあげることはできないと戦いを放棄してしまう。ヒロインはそんなアレスを、避難する様に告げると、そのまま一人でタナトスに戦いを挑む。
ヒロインは無事に勝利を収めるが、力はタナトスが上回っており、相打ちという形でタナトス共々命を落としてしまう。
ヒロインと兄の死を知ったアレスは泣き崩れ、自身もその場で自決してしまう。
誰も救われない悲しい終わり方だ。
ハッピーエンドでは、アレスがヒロインを守る様に先頭に立ち、兄を説得しようとする。
魔王となったタナトスは、すでに言葉を交わせる状態ではなかった為、戦う事を決意する。
ヒロインと力を合わせてタナトスを打ち破る。
戦いの高揚感のままにヒロインに想いを告げて結ばれる。
ここでも、魔王となった存在は命を落とすエンディングしかない。
次にハデス。
国王に継ぐ権力を持つナイトレイ家の養子として育つ。
生まれ持った魔力が強く、この国で悪とされる黒を持って生まれた。その見た目のせいで、ハデスは両親に捨てられて孤児となる。
ハデスは孤児院で酷い扱いを受けていた所を、ナイトレイ夫妻に救われ養子となるのだ。
十四歳になったハデスは、特例として学園への入学を認められて学園生活を送ることとなる。
自身の持つ黒と絶大な魔力の為に、同室の者からも、学園中の者からも嫌厭されていたハデスと、ヒロインが出会う。
ヒロインの陽だまりの様に暖かな優しさに触れて、自分の嫌悪する黒を好きになる。
ハデスルートの悪役は、アルテミスだ。
ハデスルートにおいてのアルテミスはハデスへ想いを寄せていて、毎日の様に愛を囁いていた。静かに過ごしたかったハデスは、そんなアルテミスが苦手だった。
自分には一向に振り向かないハデスが、ヒロインを慕うのが許せなかったアルテミスは、闇の力を使う謎のキャラクターに力を求めて魔王となる。
ここでも終盤に選択肢が発生する。
バッドエンドでは、アルテミス言葉に騙されたヒロインが力を緩めてしまい、アルテミスに倒されてしまう。
ヒロインが倒された事で、ハデスは嫌悪していた闇の力を求め自ら魔王となりアルテミスを打ち破り、自身の力によって身を滅ぼす。
ハッピーエンドでは、アルテミスが自身の姿を嫌悪して二人に自分を消して欲しいと哀願して討ち滅ぼされる。最後には二人に「ありがとう」と告げて消えていく。
そして、ヒロインからハデスへ想いを告げて結ばれる。
今の段階で私が出会っている攻略キャラクターについてのみまとめた。
他のキャラクターについては、出会い次第まとめる事にしよう。
一応大団円ルートもあるが、このルートにいくには、全てのキャラクターの好感度を同じだけ上げなければ進めない。
わずかでもその中の一人が好感度が高ければ、即座にバッドエンドへと変わる。
その際のバッドエンドは、突如現れた強大な力を持つ魔王によって全員が命を落とすというものになっている。
バッドエンドにかなり力を入れている辺り、ゲーム製作者の鬼畜さ加減が窺える。
入学準備よりも入念にチェックを済ませた私は、疲労からベッドに入るなりすぐに眠りに落ちていった。
何故かハデスも入学を認められたらしく、私と同じ学年に入学する。
ゲーム本編でも、ハデスは特例として認められていたっけ。
来月にはこのゲームのメイン舞台である、ウィザースプーン学園の入学式がある。
この学園に入学する生徒は皆、寮に入り私生活を共にする。
基本的には二人一部屋だが、寮長や生徒会長といった立場の者には一人で一部屋が与えられるらしい。
私やハデスも、同級の者と二人一部屋になっている様だ。どんな相手か今から楽しみだ。
本編突入を前にして、今のうちにキャラクターの整理とゲームの内容とキャラクター毎のエンディングについてメモを確認しつつもう一度復習しよう。
『さよなら、タナトス』というゲームは、どのキャラクターを攻略対象にするかによって、ストーリーが変わるのだ。
あるキャラクターを攻略対象として選択肢を選びつつ進めて行くと、他の攻略キャラクターやもしくは他の準レギュラー位置にいるキャラクターが悪役になる。つまりは魔王となるのだ。
このゲームのヒロインは、名前の部分のみプレイヤーが変更できるキャラクターで、固定の名前は、ニケ・アルベルトという。
この世界で女神と呼ばれる存在で、真っ白な髪に透明にも見える美しい瞳を持っていて、光の力を無尽に使えるキャラクターだ。まあ結構なチート設定ね。
見た目の美しさもさる事ながら、心根の優しい清らかな乙女という、理想を詰め込んだキャラクターなのだ。
対して悪役のヒロインは、乙女椿の花の様に黄みがかった桃色をした髪と、桜の花の様な薄桜色の瞳を持った、とても美しいキャラクターだ。
名前は、アルテミス・ウォーレス。
この悪役というのが、ヒロインが攻略をしようとするキャラクターがどのキャラクターであろうと、立ちはだかって邪魔をしてくるという立ち位置なのだ。
簡単に言うと当て馬的位置。
ファンからは、せっかく美しいのだから、ヒロインの邪魔なんてせずに普通に過ごしていればいいのにと言われている残念な設定のキャラクター。
悪役とは言え、彼女はサブヒロイン的な立ち位置なので、ヒロインが攻略キャラクターと結ばれた後は、他のキャラクターと結ばれる描写が最後のエンディングロールで流されるのだ。
次にこのゲームのメインキャラクターであるタナトス。
このブルームフィールド国を治める国王の長男として生まれた。
生まれた時から、次期国王として様々な教育を受け、心身ともに疲弊していたが、それを理解するものは誰もおらず、けれど自分の立場を考えて、仕方のないことと諦めていた。
そんなタナトスの心を癒したのがヒロインである。
誰に対しても分け隔てなく接する聖母の様なヒロインの優しさに惚れ込んだタナトスは、ヒロインへ様々な手を使ってアプローチを始める。
タナトスルートの時の悪役、もといラスボス的位置に着くのはアレスだ。
元々兄に対してのコンプレックスを抱えていたアレスは、自分も密かに想いを寄せていたヒロインと結ばれようとする兄に嫉妬する。
そして闇の力を使う謎のキャラクターに言葉巧みに操られ魔王となり、タナトスだけでなく、世界そのものを脅かす存在となるのだ。
タナトスが力の全てをヒロインに託し、アレスを打ち破る。
この戦いの終盤に一番最後の選択肢が出てきて、その選択肢で、それまでハッピーエンドまっしぐらだったルートがバッドエンドに変わるのだ。
バッドエンドでは、力の全てをヒロインに託し、事の顛末を確認した後に、ヒロインに想いを告げてそのまま命を落とすというもの。
そのままタイトル『さよなら、タナトス』の回収になっている。
バッドエンドをタイトルにするなんて悪趣味だと当時から思っていた。
ハッピーエンドは、今にも命の灯火を消してしまいそうなタナトスを助ける為に自らの命を使ってタナトスを救い、互いの想いを確認して結ばれる。
互いに命を消耗した事により、短命ではあるが二人の子宝に恵まれる幸せな終わりとなる。
ただし、どちらのエンディングでも、魔王となってしまったアレスは命を落としてしまう。
次にアレス。
タナトスという優れた兄の存在によって、生まれた時からずっと劣等感を抱き続けていた。
特例で学園への入学を認められたアレスは、ヒロインと出会う。
「アレスはアレスでしょう。それ以上でも以下でもない。兄であるタナトスが優れている様に、貴方にだって素敵な所がたくさんあるわ」
というヒロインの言葉に救われたアレスは、兄への劣等感を捨て、純粋に兄と慕う様になる。
そして、そんな言葉をかけてくれたヒロインに好意を寄せる様になり、アプローチを始める。
アレスルートでの悪役はタナトスだ。
次期国王として教育を受け、すり減らした心を癒してくれたヒロインが自分以外を選ぶのが耐えられずに、またもここで謎のキャラクターが登場してタナトスは闇の力を使い魔王となってしまう。
兄と慕う様になったタナトスの心情を思い、戦えずにいるアレスを叱咤し、ヒロインと力を合わせてタナトスを打ち破る。
ここでも、物語の佳境で選択肢が出される。
バッドエンドでは、アレスは兄に手をあげることはできないと戦いを放棄してしまう。ヒロインはそんなアレスを、避難する様に告げると、そのまま一人でタナトスに戦いを挑む。
ヒロインは無事に勝利を収めるが、力はタナトスが上回っており、相打ちという形でタナトス共々命を落としてしまう。
ヒロインと兄の死を知ったアレスは泣き崩れ、自身もその場で自決してしまう。
誰も救われない悲しい終わり方だ。
ハッピーエンドでは、アレスがヒロインを守る様に先頭に立ち、兄を説得しようとする。
魔王となったタナトスは、すでに言葉を交わせる状態ではなかった為、戦う事を決意する。
ヒロインと力を合わせてタナトスを打ち破る。
戦いの高揚感のままにヒロインに想いを告げて結ばれる。
ここでも、魔王となった存在は命を落とすエンディングしかない。
次にハデス。
国王に継ぐ権力を持つナイトレイ家の養子として育つ。
生まれ持った魔力が強く、この国で悪とされる黒を持って生まれた。その見た目のせいで、ハデスは両親に捨てられて孤児となる。
ハデスは孤児院で酷い扱いを受けていた所を、ナイトレイ夫妻に救われ養子となるのだ。
十四歳になったハデスは、特例として学園への入学を認められて学園生活を送ることとなる。
自身の持つ黒と絶大な魔力の為に、同室の者からも、学園中の者からも嫌厭されていたハデスと、ヒロインが出会う。
ヒロインの陽だまりの様に暖かな優しさに触れて、自分の嫌悪する黒を好きになる。
ハデスルートの悪役は、アルテミスだ。
ハデスルートにおいてのアルテミスはハデスへ想いを寄せていて、毎日の様に愛を囁いていた。静かに過ごしたかったハデスは、そんなアルテミスが苦手だった。
自分には一向に振り向かないハデスが、ヒロインを慕うのが許せなかったアルテミスは、闇の力を使う謎のキャラクターに力を求めて魔王となる。
ここでも終盤に選択肢が発生する。
バッドエンドでは、アルテミス言葉に騙されたヒロインが力を緩めてしまい、アルテミスに倒されてしまう。
ヒロインが倒された事で、ハデスは嫌悪していた闇の力を求め自ら魔王となりアルテミスを打ち破り、自身の力によって身を滅ぼす。
ハッピーエンドでは、アルテミスが自身の姿を嫌悪して二人に自分を消して欲しいと哀願して討ち滅ぼされる。最後には二人に「ありがとう」と告げて消えていく。
そして、ヒロインからハデスへ想いを告げて結ばれる。
今の段階で私が出会っている攻略キャラクターについてのみまとめた。
他のキャラクターについては、出会い次第まとめる事にしよう。
一応大団円ルートもあるが、このルートにいくには、全てのキャラクターの好感度を同じだけ上げなければ進めない。
わずかでもその中の一人が好感度が高ければ、即座にバッドエンドへと変わる。
その際のバッドエンドは、突如現れた強大な力を持つ魔王によって全員が命を落とすというものになっている。
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