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「……行ってくるね」
夜叉はまひるの柔らかな頬に唇を落とした。
さきほど寝かしつけたばかりで、胸を小さく上下させている。
気づけば娘の姿を何時間も見つめていることがあった。飽きもせず。目に入れても痛くないくらい可愛い。
朝来もベビーベッドの中をのぞきこんだ。ぽしゃぽしゃと生えた珊瑚色の髪をそっとなでる。
「文化祭、楽しんでおいで」
「うん……。間に合えば朝来もおいでよ。きっと楽しいよ」
「それもそうだね」
朝来は制服を着た妻をそっと抱きしめた。
ホームルームを終え、生徒がちらほらと校舎から出てくる。そのほとんどが原色カラーで、クラス名が書かれたフード付きのパーカーを身に着けている。
智もその一人だ。
朝一は校門で書記の女子と来場者の受付の仕事。生徒会メンバーと一部の教師でシフトを組んだ。
「ひ、ひぇ~……! かいちょおー! 待機列ヤバいです!」
「やば……」
ヤバい、なんて言葉はあまり使わない。きっと生徒会メンバーのせいだ。
智は眠たい目をこすると校門の外を見つめた。
そこには生徒の保護者や家族と思われる人たち、近隣住民、他の学校の制服を着た生徒。中には美百合やVASARAのグッズをこれでもかとバッグにあしらったオタクが紛れていた。
その列は学校の敷地を囲う塀をゆうに一周し、高城駅まで到達してしまいそうだ。そんな彼らのことを教師たちが学校の塀に寄るよう指示している。
今日は藍栄高校の文化祭。
校舎内では一年生がクラスごとに作った作品を展示し、二年生は教室を使ってお化け屋敷や迷路などの催し。一昨日の午後から授業を無くし、学校全体で準備に明け暮れた。
体育館では有志による劇やダンスなどのステージ発表が行われる。その中での目玉イベントと言えばいつもは教師陣による歌唱やバンド発表だが、今年は美百合のステージだ。
校庭では三年生や近隣飲食店による模擬店。簡易的な屋根のみのイベントテントが多く軒を連ねている。その下には大人や生徒が道具や食材を運び入れていた。
文化祭の間、智は生徒会の仕事が主だが”クラスメイトなんだから!”と、クラスのドーナツ屋のシフトが入っている。恋人である日奈子にも”お店に遊びに行くし来てね”と言われていた。
「模擬店の食材間に合いますかねぇ……?」
「相当数発注かけているって。昨日確認しに行ったけど、家庭科室には足の踏み場がなかった」
「すご」
学校側にとって想定内の来場者数らしい。
美百合の入待ちをする者がいることを予想し、以前から注意喚起をしていた。
「かいちょーのクラスメイトの……おさかなみたいな名前のコ、神崎先生にマークされてたんじゃないですかぁ?」
書記である彼女は噂好きのようだ。彼女の言葉に智は鈍い反応を示した。
「翠河のこと? 昨日の帰りのホームルームで念押しされていたような……」
「やっぱり~! で、で? あの二人って付き合ってるってもっぱらの噂ですけど……?」
書記は期待に満ちた瞳で見上げたてきたが、智は校門の向こうに目をやった。
「俺はよく知らない」
「えぇ!? 男子ってこういうのキョーミないのかな……」
彼女はつまらなさそうな顔で小石を蹴る真似をした。
智は受付に積み重ねた冊子を手に取った。いわゆる文化祭のしおりだ。中には校長や生徒会長のあいさつ、各クラスの出し物や学校の配置、当日のタイムスケジュールが記されている。開催にあたって近隣の飲食店や病院、会社などの協力を得ているので店舗名も載せている。
「記念にたくさん買ってもらえそうですね! そしたら生徒会の資金が……かいちょー?」
グフグフしている彼女の横を離れた智。列の途中に教師の奥さんやその両親と思しき二人と赤子を見つけた。高校にゆかりのある人もたくさん訪れているようだ。
そこへ列に並ばず、校門の前でスマホを掲げている男子高校生を見つけた。彼は自撮り棒の先にスマホを取り付け、校舎を背景に口を開いた。
「えー、今日は藍栄高校の文化祭に来ました! ここらへんで一番でっかい私立なんだよ。今まで一般開放はしてなかったけど、今回は特別に開放することになったんだって。し・か・も! 美百合が来る! 皆さん、あの美百合ですよ。マリンブルーの妖精と名高い……ん?」
智は彼の肩に無言で手をかけた。どうも配信しているらしい。時代が時代なのでこういうヤツはいるだろうと生徒会内では予想していた。
(確か、住吉……)
おちゃらけた様子で制服を着崩した姿には見覚えがある。
ちょうど一年前のこと。神崎のことを女子生徒に手を出した教師として大物配信者に晒し、校内でも大騒ぎになった。結局誤解だったため、住吉は大炎上していた。
どうやら懲りずに今でも配信を行っているらしい。住吉は額に汗を浮かべ、口の端を引きつらせている。いいことをしていない自覚はあるようだ。
智はスマホの内カメラの前に冊子を当てると、目の下の影を濃くした。
「……配信を止めて入るか、配信しながら帰るか好きな方を選べ」
「やーちゃん、きな粉!」
「瑞恵、ミックスよろ~」
夜叉は瑞恵と共にプラスチックカップを片手に、トングをカチカチと鳴らした。
彼女たちのクラスは一口ドーナツ屋。ドーナツをひたすら揚げる係、それをパウダーの上に転がしてまぶす係、注文を受けて金券と交換する係などなど。それぞれ分担して作業にあたっている。
注文を受ける係は接客のバイト経験者やコミュ力高めな生徒が選出された。やまめと彦瀬がそうだ。
瑞恵は学級委員長に選ばれがちなしっかり者ということで、一番動き回る係を担当することになった。彼女は係内での司令塔となり、素早い提供を目指している。
「やーちゃん、それ黒糖……」
「……あっ」
「次黒糖ねー!」
「それ先に出しちゃおっか」
コロコロとしたドーナツをひょいひょいっとカップに入れたはいいが、完全に間違えている。夜叉は”ごめん”と小さくつぶやいてお客さんに渡す係へ回した。
隣で瑞恵は全種類を一個ずつカップに放り込み、彦瀬に手渡した。
「大丈夫? 朝から元気ないよね」
次の注文を待っている一瞬の間、瑞恵は夜叉の顔をのぞきこんだ。
「ううん、へいき」
「本当に? 去年を思い出しちゃうんだよ……。ちょっとでもおかしいと思ったら休憩してね」
夜叉が休学した時のことを指しているのだろう。瑞恵は次の注文用にカップを手に取り、笑った。
その後もドーナツ屋は大繁盛。おそらくどこの模擬店もそうだ。列が途切れることがない。簡易テントの周りには簡易テーブルと椅子のセットが置かれているが、ほとんどの席が埋まっている。
先ほど様子を見に来た神崎も、”予想はしていたけどすげー”と人の多さに驚いていた。彼は校内のパトロールを担当しているが、定期的に模擬店をのぞきに来る。
その彼だが、午後になるとやまめの首根っこを掴んで現れた。
「やまめちゃん? そんな猫みたいに……」
彼女のシフトは一時間ほど空きがあったが、早い戻りだ。
「みゆりんの出待ちしようと思ったのにぃ……」
「そういうのやめろっつてんだろ。認知されようとすな」
「違うもん! 直接愛を伝えたいんだもん!」
放られたやまめは受け身を取りながら神崎に向かった。が、小柄な彼女は片手で制された。
「害悪ファンが……。先方の気持ちを考えろ。こんなちんちくりんが迫ってきたらこえぇだろ」
最後に額をぴしゃりとはたくと、神崎は彼女から手を離した。
「桜木姉は? まだシフト入ってただろ」
彼はテントの下にいる面々を見渡すと首をかしげた。
「なんか調子悪そうだったんで抜けてもらいました。今頃あーちゃんとどっかで休憩してると思います」
「……そうか。朝から心ここにあらず、って感じだったもんな……」
神崎はアゴをなでると、”午後からも頑張れよ”と言い残して消えた。
「すいません、全種類くださーい」
「ぜっ……瑞恵、全種類ー!」
担任と交代のように現れたのは、夜叉と阿修羅に似た薄着の女だった。彼女の両腕には模擬店の食べ物が入っているであろうビニール袋。中身もパンパンだ。
彼女は大量のドーナツを”おおきに”と受け取ると、ひょいひょいと口に運びながら去った。
夜叉はまひるの柔らかな頬に唇を落とした。
さきほど寝かしつけたばかりで、胸を小さく上下させている。
気づけば娘の姿を何時間も見つめていることがあった。飽きもせず。目に入れても痛くないくらい可愛い。
朝来もベビーベッドの中をのぞきこんだ。ぽしゃぽしゃと生えた珊瑚色の髪をそっとなでる。
「文化祭、楽しんでおいで」
「うん……。間に合えば朝来もおいでよ。きっと楽しいよ」
「それもそうだね」
朝来は制服を着た妻をそっと抱きしめた。
ホームルームを終え、生徒がちらほらと校舎から出てくる。そのほとんどが原色カラーで、クラス名が書かれたフード付きのパーカーを身に着けている。
智もその一人だ。
朝一は校門で書記の女子と来場者の受付の仕事。生徒会メンバーと一部の教師でシフトを組んだ。
「ひ、ひぇ~……! かいちょおー! 待機列ヤバいです!」
「やば……」
ヤバい、なんて言葉はあまり使わない。きっと生徒会メンバーのせいだ。
智は眠たい目をこすると校門の外を見つめた。
そこには生徒の保護者や家族と思われる人たち、近隣住民、他の学校の制服を着た生徒。中には美百合やVASARAのグッズをこれでもかとバッグにあしらったオタクが紛れていた。
その列は学校の敷地を囲う塀をゆうに一周し、高城駅まで到達してしまいそうだ。そんな彼らのことを教師たちが学校の塀に寄るよう指示している。
今日は藍栄高校の文化祭。
校舎内では一年生がクラスごとに作った作品を展示し、二年生は教室を使ってお化け屋敷や迷路などの催し。一昨日の午後から授業を無くし、学校全体で準備に明け暮れた。
体育館では有志による劇やダンスなどのステージ発表が行われる。その中での目玉イベントと言えばいつもは教師陣による歌唱やバンド発表だが、今年は美百合のステージだ。
校庭では三年生や近隣飲食店による模擬店。簡易的な屋根のみのイベントテントが多く軒を連ねている。その下には大人や生徒が道具や食材を運び入れていた。
文化祭の間、智は生徒会の仕事が主だが”クラスメイトなんだから!”と、クラスのドーナツ屋のシフトが入っている。恋人である日奈子にも”お店に遊びに行くし来てね”と言われていた。
「模擬店の食材間に合いますかねぇ……?」
「相当数発注かけているって。昨日確認しに行ったけど、家庭科室には足の踏み場がなかった」
「すご」
学校側にとって想定内の来場者数らしい。
美百合の入待ちをする者がいることを予想し、以前から注意喚起をしていた。
「かいちょーのクラスメイトの……おさかなみたいな名前のコ、神崎先生にマークされてたんじゃないですかぁ?」
書記である彼女は噂好きのようだ。彼女の言葉に智は鈍い反応を示した。
「翠河のこと? 昨日の帰りのホームルームで念押しされていたような……」
「やっぱり~! で、で? あの二人って付き合ってるってもっぱらの噂ですけど……?」
書記は期待に満ちた瞳で見上げたてきたが、智は校門の向こうに目をやった。
「俺はよく知らない」
「えぇ!? 男子ってこういうのキョーミないのかな……」
彼女はつまらなさそうな顔で小石を蹴る真似をした。
智は受付に積み重ねた冊子を手に取った。いわゆる文化祭のしおりだ。中には校長や生徒会長のあいさつ、各クラスの出し物や学校の配置、当日のタイムスケジュールが記されている。開催にあたって近隣の飲食店や病院、会社などの協力を得ているので店舗名も載せている。
「記念にたくさん買ってもらえそうですね! そしたら生徒会の資金が……かいちょー?」
グフグフしている彼女の横を離れた智。列の途中に教師の奥さんやその両親と思しき二人と赤子を見つけた。高校にゆかりのある人もたくさん訪れているようだ。
そこへ列に並ばず、校門の前でスマホを掲げている男子高校生を見つけた。彼は自撮り棒の先にスマホを取り付け、校舎を背景に口を開いた。
「えー、今日は藍栄高校の文化祭に来ました! ここらへんで一番でっかい私立なんだよ。今まで一般開放はしてなかったけど、今回は特別に開放することになったんだって。し・か・も! 美百合が来る! 皆さん、あの美百合ですよ。マリンブルーの妖精と名高い……ん?」
智は彼の肩に無言で手をかけた。どうも配信しているらしい。時代が時代なのでこういうヤツはいるだろうと生徒会内では予想していた。
(確か、住吉……)
おちゃらけた様子で制服を着崩した姿には見覚えがある。
ちょうど一年前のこと。神崎のことを女子生徒に手を出した教師として大物配信者に晒し、校内でも大騒ぎになった。結局誤解だったため、住吉は大炎上していた。
どうやら懲りずに今でも配信を行っているらしい。住吉は額に汗を浮かべ、口の端を引きつらせている。いいことをしていない自覚はあるようだ。
智はスマホの内カメラの前に冊子を当てると、目の下の影を濃くした。
「……配信を止めて入るか、配信しながら帰るか好きな方を選べ」
「やーちゃん、きな粉!」
「瑞恵、ミックスよろ~」
夜叉は瑞恵と共にプラスチックカップを片手に、トングをカチカチと鳴らした。
彼女たちのクラスは一口ドーナツ屋。ドーナツをひたすら揚げる係、それをパウダーの上に転がしてまぶす係、注文を受けて金券と交換する係などなど。それぞれ分担して作業にあたっている。
注文を受ける係は接客のバイト経験者やコミュ力高めな生徒が選出された。やまめと彦瀬がそうだ。
瑞恵は学級委員長に選ばれがちなしっかり者ということで、一番動き回る係を担当することになった。彼女は係内での司令塔となり、素早い提供を目指している。
「やーちゃん、それ黒糖……」
「……あっ」
「次黒糖ねー!」
「それ先に出しちゃおっか」
コロコロとしたドーナツをひょいひょいっとカップに入れたはいいが、完全に間違えている。夜叉は”ごめん”と小さくつぶやいてお客さんに渡す係へ回した。
隣で瑞恵は全種類を一個ずつカップに放り込み、彦瀬に手渡した。
「大丈夫? 朝から元気ないよね」
次の注文を待っている一瞬の間、瑞恵は夜叉の顔をのぞきこんだ。
「ううん、へいき」
「本当に? 去年を思い出しちゃうんだよ……。ちょっとでもおかしいと思ったら休憩してね」
夜叉が休学した時のことを指しているのだろう。瑞恵は次の注文用にカップを手に取り、笑った。
その後もドーナツ屋は大繁盛。おそらくどこの模擬店もそうだ。列が途切れることがない。簡易テントの周りには簡易テーブルと椅子のセットが置かれているが、ほとんどの席が埋まっている。
先ほど様子を見に来た神崎も、”予想はしていたけどすげー”と人の多さに驚いていた。彼は校内のパトロールを担当しているが、定期的に模擬店をのぞきに来る。
その彼だが、午後になるとやまめの首根っこを掴んで現れた。
「やまめちゃん? そんな猫みたいに……」
彼女のシフトは一時間ほど空きがあったが、早い戻りだ。
「みゆりんの出待ちしようと思ったのにぃ……」
「そういうのやめろっつてんだろ。認知されようとすな」
「違うもん! 直接愛を伝えたいんだもん!」
放られたやまめは受け身を取りながら神崎に向かった。が、小柄な彼女は片手で制された。
「害悪ファンが……。先方の気持ちを考えろ。こんなちんちくりんが迫ってきたらこえぇだろ」
最後に額をぴしゃりとはたくと、神崎は彼女から手を離した。
「桜木姉は? まだシフト入ってただろ」
彼はテントの下にいる面々を見渡すと首をかしげた。
「なんか調子悪そうだったんで抜けてもらいました。今頃あーちゃんとどっかで休憩してると思います」
「……そうか。朝から心ここにあらず、って感じだったもんな……」
神崎はアゴをなでると、”午後からも頑張れよ”と言い残して消えた。
「すいません、全種類くださーい」
「ぜっ……瑞恵、全種類ー!」
担任と交代のように現れたのは、夜叉と阿修羅に似た薄着の女だった。彼女の両腕には模擬店の食べ物が入っているであろうビニール袋。中身もパンパンだ。
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