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6章
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その週の日曜日。夜叉はまた出かけた。
最近めかしこむようになった彼女は、黒のロングスカートに赤いセーターを合わせてブーティーを履いた。
特になんでもないフリをして夜叉を見送った和馬はドアが閉まると怒涛の勢いでコートを引っ掴んだ。
────今日はどこ行くの?
────んー…高城駅からどっか。
いつもだったらそんなことは教えてくれない。ていうかそもそも聞かないようにもしていたが。
しかしそれだけの情報があれば十分だ。和馬はいつも出かける時に持って行くショルダーバッグを掴み、コートのボタンを閉め終わらない内に家を出て慌てて鍵をかけた。まだ道の向こうに夜叉が見える。
走ればすぐ追いつけるし、後をつけているのがバレないようにいい距離が取れる。このまま一定の距離を保ちながら駅へ。和馬はマンションの階段を駆け降りると敷地の外へ出て走りながらコートのボタンを止めていった。
ショルダーバッグをかけてコートのフードを取り出し、軽いジョギングのように走っているとあっという間に高城駅へ着いた。
電信柱に身を潜めて顔だけ覗かせると、改札に直結する階段の下に夜叉はいた。彼女はスマホをいじりながら時々顔を上げて周囲を見渡している。…危ない。あんまり動きすぎると存在がバレそうだ。
というか早く現れてくれないだろうか。夜叉はこれだけ女の子らしい格好をさせて、お気に入りのイヤリングをつけさせるほどの相手────朝来が。和馬は彼が現れたら"ドッキリでーす!"とか言って出て行こうかと思っていた。なんで黙ってたんだよ、水くさいことをするなよと夜叉のことをつつくつもりだ。
和馬は顔を引っ込めると視線だけで辺りを見回す。日曜日らしく駅周辺には家族連れや友達同士で遊びに行くらしい中学生や高校生がたくさんいる。いるのだが…和馬はおかしなことに気がついた。
確かに彼らも見た目は明らかに高校生だから休みを満喫していると普通だったら思うだろう。その怪しげなゴツいサングラスがなければ。不自然に電信柱や建物の影に身を潜めたり、ベンチに座って似合わない新聞を広げて足を組んだりしていなければ。
「ちょっとぉぉぉ! 君たち何してんの!?」
和馬はさくらがスマホを注視しているのを気にしながら電信柱を離れ、小声でシャウトするという器用なことをしながら駆け寄った。
ベンチで新聞を読んでいるのは姉と同じクラスの女子。彼女の背中側に回って新聞とベンチで身を隠した。
「やまめちゃん! やまめちゃんでしょ!」
「やっほー和馬。宣言通り尾行に来たよー」
「来たよー、じゃなくてなんで!?」
「やーちゃんに今日遊ぼうって連絡したら富橋に行くからごめんって言われたから、これはデートだなと思って探り入れたの。そしたらビンゴ! 私ってば天才じゃね?」
グラサンを外したやまめはへたくそなウインクをしてみせた。相変わらずすごいんだかこの行動力はもっと他のことに使えなかったのかとか…。和馬は深いため息をついて額を押さえる。
「やまめちゃんが昨日連絡してくれて彦瀬たちも来たよ!」
「これは最大のチャンスだよね~」
いつの間にかそばにきた彦瀬と瑞恵もサングラスを外して新聞の影に身を潜めた。
「やまめちゃんはいいネタ収集ができるといいね」
「うん!」
「…あっ! ねぇ、あれ…」
瑞恵が指差した先には、スマホを真っ白なコートのポケットにしまいながら手を振っている夜叉と────
「え? 待って…」
「影内君じゃないね?」
「んああ!? あの人、弓道部の岸田君だよ!」
彦瀬が突然興奮して和馬の背中をバシバシと叩いた。真っ赤な手の跡がつきそうなほど強く叩くものだから彼は勢いよく咳き込んだ。
「ゲホッ…誰それ」
「あんな人、ウチの学校にいたっけ?」
「あ、そっか。皆は運動部じゃないから知らないか」
夜叉の視線の先に現れたのは高身長の男子高校生。和馬たちよりも落ち着いて大人っぽく見える。さっぱりとした短い黒髪で、杏色の瞳は夜叉のことを見つけると優しく細められた。
「まぁ私も弓道部の友だちから聞いただけだけど囃子高校の弓道部で、中学生の時からかなりの実力を持っていたんだって。スポーツ推薦で入学できるくらい。3年生で引退したばっかの前部長のエース様様! 全国大会にも行った有名人!」
「へ、へ~…詳しいね」
彦瀬の説明に熱がこもっていく。運動部とは縁がない和馬でも、全国大会という響きにはピンとくるものがある。
「見ての通り和風イケメンだからモテてモテてしょうがないんだって、中学生の時から。それなのに部活一筋で彼女がいたことがないみたい…。そんなイケメンを仕留めちゃうやーちゃんはさすがだね!」
「やーちゃんのタイプド直球だったのかな? 黒髪で身長も高いし…ふーん。相田光守みたいだね」
「影内君より身長ありそうだよね」
「────影内朝来がなんですって」
「「「「うひゃああああ!?」」」」
突然ドスの効いた声に後ろから襲われて4人は一様に叫んでしまい、お互いに口を押さえつける。やまめが新聞を離しそうになったがすぐにある人物によって彼女の手に戻された。
「こんにちは、皆さん」
「あーちゃん!」
気配を感じさせずに現れたのはクラスメイトの阿修羅だった。彼は2つに分けた髪を真っ赤なリボンでまとめ、ベージュのコートに薄いすみれ色のスカートを合わせていた。見た目はこんなに可愛らしい彼だが、目に見えそうなほど真っ赤な怒りのオーラをまとっている。
「彦瀬が呼んだんだ」
「昨夜はありがとうございました」
2人は固い握手を交わし、阿修羅は姿勢を低くしてベンチの影に身を隠した。顔を半分だけ出して鋭い視線で対象を睨み付ける姿はその道のプロのようだ。
「え…この中で一番ガチなのあーちゃん…?」
戸惑ったように和馬が頬をひくつかせていると、阿修羅は彼の前に手を伸ばして視線を外さずに口を開いた。
「静かにしてください。声が聞こえなくなります」
「あ、ごめん…」
彼を茶化している空気ではない。じっと夜叉たちのことを見る視線は鋭く、まるで尾行というものに慣れているようだ。
阿修羅の真剣な表情に見惚れていたら夜叉と岸田が改札に向かおうとしているのが聞こえた。
「じゃ、行こうぜ。さくら」
「さくら…?」
家族だけしか使わない夜叉への愛称。彼女がそれを呼ばせるなんてそんなに心を開いている相手なのだろうか。
和馬はこの一連の騒動が始まって以来、初めてモヤっとした感情が生まれた。
最近めかしこむようになった彼女は、黒のロングスカートに赤いセーターを合わせてブーティーを履いた。
特になんでもないフリをして夜叉を見送った和馬はドアが閉まると怒涛の勢いでコートを引っ掴んだ。
────今日はどこ行くの?
────んー…高城駅からどっか。
いつもだったらそんなことは教えてくれない。ていうかそもそも聞かないようにもしていたが。
しかしそれだけの情報があれば十分だ。和馬はいつも出かける時に持って行くショルダーバッグを掴み、コートのボタンを閉め終わらない内に家を出て慌てて鍵をかけた。まだ道の向こうに夜叉が見える。
走ればすぐ追いつけるし、後をつけているのがバレないようにいい距離が取れる。このまま一定の距離を保ちながら駅へ。和馬はマンションの階段を駆け降りると敷地の外へ出て走りながらコートのボタンを止めていった。
ショルダーバッグをかけてコートのフードを取り出し、軽いジョギングのように走っているとあっという間に高城駅へ着いた。
電信柱に身を潜めて顔だけ覗かせると、改札に直結する階段の下に夜叉はいた。彼女はスマホをいじりながら時々顔を上げて周囲を見渡している。…危ない。あんまり動きすぎると存在がバレそうだ。
というか早く現れてくれないだろうか。夜叉はこれだけ女の子らしい格好をさせて、お気に入りのイヤリングをつけさせるほどの相手────朝来が。和馬は彼が現れたら"ドッキリでーす!"とか言って出て行こうかと思っていた。なんで黙ってたんだよ、水くさいことをするなよと夜叉のことをつつくつもりだ。
和馬は顔を引っ込めると視線だけで辺りを見回す。日曜日らしく駅周辺には家族連れや友達同士で遊びに行くらしい中学生や高校生がたくさんいる。いるのだが…和馬はおかしなことに気がついた。
確かに彼らも見た目は明らかに高校生だから休みを満喫していると普通だったら思うだろう。その怪しげなゴツいサングラスがなければ。不自然に電信柱や建物の影に身を潜めたり、ベンチに座って似合わない新聞を広げて足を組んだりしていなければ。
「ちょっとぉぉぉ! 君たち何してんの!?」
和馬はさくらがスマホを注視しているのを気にしながら電信柱を離れ、小声でシャウトするという器用なことをしながら駆け寄った。
ベンチで新聞を読んでいるのは姉と同じクラスの女子。彼女の背中側に回って新聞とベンチで身を隠した。
「やまめちゃん! やまめちゃんでしょ!」
「やっほー和馬。宣言通り尾行に来たよー」
「来たよー、じゃなくてなんで!?」
「やーちゃんに今日遊ぼうって連絡したら富橋に行くからごめんって言われたから、これはデートだなと思って探り入れたの。そしたらビンゴ! 私ってば天才じゃね?」
グラサンを外したやまめはへたくそなウインクをしてみせた。相変わらずすごいんだかこの行動力はもっと他のことに使えなかったのかとか…。和馬は深いため息をついて額を押さえる。
「やまめちゃんが昨日連絡してくれて彦瀬たちも来たよ!」
「これは最大のチャンスだよね~」
いつの間にかそばにきた彦瀬と瑞恵もサングラスを外して新聞の影に身を潜めた。
「やまめちゃんはいいネタ収集ができるといいね」
「うん!」
「…あっ! ねぇ、あれ…」
瑞恵が指差した先には、スマホを真っ白なコートのポケットにしまいながら手を振っている夜叉と────
「え? 待って…」
「影内君じゃないね?」
「んああ!? あの人、弓道部の岸田君だよ!」
彦瀬が突然興奮して和馬の背中をバシバシと叩いた。真っ赤な手の跡がつきそうなほど強く叩くものだから彼は勢いよく咳き込んだ。
「ゲホッ…誰それ」
「あんな人、ウチの学校にいたっけ?」
「あ、そっか。皆は運動部じゃないから知らないか」
夜叉の視線の先に現れたのは高身長の男子高校生。和馬たちよりも落ち着いて大人っぽく見える。さっぱりとした短い黒髪で、杏色の瞳は夜叉のことを見つけると優しく細められた。
「まぁ私も弓道部の友だちから聞いただけだけど囃子高校の弓道部で、中学生の時からかなりの実力を持っていたんだって。スポーツ推薦で入学できるくらい。3年生で引退したばっかの前部長のエース様様! 全国大会にも行った有名人!」
「へ、へ~…詳しいね」
彦瀬の説明に熱がこもっていく。運動部とは縁がない和馬でも、全国大会という響きにはピンとくるものがある。
「見ての通り和風イケメンだからモテてモテてしょうがないんだって、中学生の時から。それなのに部活一筋で彼女がいたことがないみたい…。そんなイケメンを仕留めちゃうやーちゃんはさすがだね!」
「やーちゃんのタイプド直球だったのかな? 黒髪で身長も高いし…ふーん。相田光守みたいだね」
「影内君より身長ありそうだよね」
「────影内朝来がなんですって」
「「「「うひゃああああ!?」」」」
突然ドスの効いた声に後ろから襲われて4人は一様に叫んでしまい、お互いに口を押さえつける。やまめが新聞を離しそうになったがすぐにある人物によって彼女の手に戻された。
「こんにちは、皆さん」
「あーちゃん!」
気配を感じさせずに現れたのはクラスメイトの阿修羅だった。彼は2つに分けた髪を真っ赤なリボンでまとめ、ベージュのコートに薄いすみれ色のスカートを合わせていた。見た目はこんなに可愛らしい彼だが、目に見えそうなほど真っ赤な怒りのオーラをまとっている。
「彦瀬が呼んだんだ」
「昨夜はありがとうございました」
2人は固い握手を交わし、阿修羅は姿勢を低くしてベンチの影に身を隠した。顔を半分だけ出して鋭い視線で対象を睨み付ける姿はその道のプロのようだ。
「え…この中で一番ガチなのあーちゃん…?」
戸惑ったように和馬が頬をひくつかせていると、阿修羅は彼の前に手を伸ばして視線を外さずに口を開いた。
「静かにしてください。声が聞こえなくなります」
「あ、ごめん…」
彼を茶化している空気ではない。じっと夜叉たちのことを見る視線は鋭く、まるで尾行というものに慣れているようだ。
阿修羅の真剣な表情に見惚れていたら夜叉と岸田が改札に向かおうとしているのが聞こえた。
「じゃ、行こうぜ。さくら」
「さくら…?」
家族だけしか使わない夜叉への愛称。彼女がそれを呼ばせるなんてそんなに心を開いている相手なのだろうか。
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