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第13話 魔力供給完了
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そう、今彼らが持っている武器はナイフのみ。もし仮にシンが魔法を使えるのであれば、元の身体であるのであればそうでもないのだがこうして入れ替わっている今そんなことを考えても意味が無い。
ドラゴンと対峙するのにナイフが1本、余りにも心許ない装備だ。そんな心許ない装備にそれで何が出来るんだという目線をシンに向ける亜里朱。
「これはただのナイフじゃないんだぞ。強度もピカイチでなんたって魔法のナイフだからな……ほれ」
「わぁ、ナイフが増えた!……ってそれだけ?」
「いやまだあるぞ」
1本だけしかなかったナイフがシンが手を振ると6本に増えていた。まぁ確かに魔法のナイフだがこれだけだと案外そこらのマジシャンも出来るかも知れない。
シンがナイフを1本、おもむろに遠くへと投げ飛ばす。
「え、どうするの?」
「まぁ見とけって……ほらよ」
「あ、凄い!手元に帰ってきてる!」
あら不思議、投げ飛ばしたはずのナイフが手元に帰ってきてるではありませんか!って
「いやいやいや。それでどうやってドラゴン倒すの……」
「いやだから普通にぶっ刺してやればいつか死ぬだろ。というかほら「ファイア」とかいざとなれば素手で殴り殺せばいいし」
「ごめん。ちょっと後半何言ってるか分かんないや」
素手で殴り殺すってそれはどこの光の巨人と怪獣の戦いなんだろうか。今どきの巨人でもビームを放てるぞと言ってやりたい亜里朱である。
うーん、これお気に入りなんだけどなぁ。と少ししょんぼりしながらナイフを仕舞うシン。いつぞやかの盗賊達を撃退した時に使用した魔法のナイフがこれである、長い長い旅の中でお気に入りとして使ってるだけあって思いれもあったりするのだがそれを亜里朱が知る由もない。
「どうすっかなぁ……倒すも何も起こさないとどうしようもないし……あっ」
いい事思い付いたとシンはその場にしゃがみ込んで火山口を覗き込む。しかし熱風が凄まじい熱さで「あっつ!?」と声に出してすぐに覗き込むのを止める。
「……ねぇやめない?私なんだか嫌な予感がするよ」
「大丈夫大丈夫……ちょっと手握らせてくれ」
「いいけど……」
「さんきゅー」
きゅっ、と手を繋ぐ。きっとここが火山口でなくて街の中ならデートにでも出掛けている最中かのようだがここは火山口でなおかつお互いに中身が身体の性別と逆という何ともカオスな状況だ。
シンはナイフに魔力を込める。このナイフは予め魔力を込めておくと特殊な術式が発動して持ち主の元に帰ってくる、のだが今込めた魔力はその為の魔力ではなく。
「いっちょ、引きこもりニートトカゲまで届け!」
大きく振りかぶってシンは火山口の中にナイフを投げた。
するとシンの手元から離れたナイフは空中でボンっ!と音を立てたと思うと先程とは比べ物にならないほど巨大化していた。
これには亜里朱も「えぇ……」と少し引き気味だ。てっきりもっとこうファンタジー的な凄い量の水を出すとかマグマを凍り付かせるとかの魔法を使うのかと思ったらまさかの巨大化である。さすがは予想の斜め上を行く男シン。まぁ今の身体は女の子だが。
するとどうだろう。
地面が、いや火山自体が音を立てて揺れ始める。
「おおぉ!これはいったな!」
「ちょ、あぶないよぉ~!」
亜里朱がシンの後ろに隠れた瞬間、火山が噴火した。いや違う。火山口から吹き出したのはマグマではない。もっと大きくて巨大な何か。
「グルギャァァァァァ!」
現れたのは全身を赤い鎧のような鱗で覆われたドラゴン、クリムゾンドラゴンだ。よく見ると頭の上の鱗が少し禿げている気がする。咆哮し翼を羽ばたかせたドラゴンはシン達の殆ど目と鼻の先に浮いていて、怒っていると誰が見てもわかる状態だった。
「おぉー、こりゃ確かにでけぇな」
「いやいやいやいやいやいやいや。無理無理無理無理無理無理無理早く逃げよっ!?」
「まぁ焦んなって……」
シンが言葉を出し切る前に火山口の一部が消し飛んだ。そうクリムゾンドラゴンの鉤爪による一撃は火山の上部分をたったの一撃で吹き飛ばしたのだ。あぁ、さすがにこの凄まじい一撃を耐えられるはずもなく。
「ばかばかばか!目の前にいるのに逃げないなんて死にたいの!?貴方だけじゃなくて私も死んじゃうんだからね!?」
「いやー、俺は助けてくれるって信じてたぜ」
残念ながら生きていた。亜里朱がシンを一瞬で背負い間一髪のところで空中に離脱したのだ。
「お、次来るぞ」
「もぉ~やだよぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
亜里朱の絶叫と共にクリムゾンドラゴンが大きく息を吸い込んでその巨大な口からブレスを吐き出した。灼熱の炎が山を吹き飛ばし辺りの森を燃やし尽くす。
クリムゾンドラゴンが眠っていた山があった場所は既に跡形もなく消え去って辺りも先程のブレスによって更地と化した。
「はぁ……はぁ……」
「おぉやるじゃん。けどこれだけの威力だ、たまたま都市の方にブレスがいかなかったのは運が良かったな。けど次はねぇぞ」
今回はたまたまエルミナーゼの方にブレスが向いてなくて被害は山と森が消し飛んだだけですんだ。もし仮にエルミナーゼの方へ逃げていたら、そう考えた時亜里朱はゾッとした。
運が良かっただけだ、いつ何処かで誰が何人死んでも可笑しくない。それがこのドラゴンと戦うという意味だ。
「無理……だよぉ……。わたしもう耐えられない……わたしのせいで街のみんなが……」
自分の行動に他人の命が掛かっている。その重荷はついこの間まで争い事とは無縁な場所で暮らしていた亜里朱にとって重すぎた。
「……はぁ、わーたよ。ふざけすぎたわ」
ぽんっ、と亜里朱の頭に自分の手を乗せる。
「ふぇ?」
「お前はここで見とけ。これが「勇者」の戦いだ……けどその前に」
膝をつき涙を浮かべる亜里朱の顎をくいっと上へ向ける。なんのこっちゃ分からずほおけている亜里朱の唇をシンは強引に奪った。
突然のことに驚いて抵抗する亜里朱だが。
なに、これ。こんなの、わたししらないよ。
触れ合うだけの優しいキス、ではなく激しくそれでいて優しさも暖かさも感じるそんな深いキス。
嫌なはずなのに。何もかも初めてでけど全然気持ち悪くなくて。
『お前強いのに弱そうだもんな』
懐かしい声が聞こえる。
『お前の夢……俺が手伝ってやるよ』
「……んっ、ぁ」
キスが終わり唇を離すと途端に寂しくなる。もっとしていたい、もっと感じていたい。会ったばかりなのにずっと、ずっとこの時を待ちわびていたかのように気持ちは高ぶっている。
「ん。魔力補給完了、安心しろよ。俺が戦うんだ。誰も殺させやしない」
そうやってシンはクリムゾンドラゴンの方へと走り出した。
ドラゴンと対峙するのにナイフが1本、余りにも心許ない装備だ。そんな心許ない装備にそれで何が出来るんだという目線をシンに向ける亜里朱。
「これはただのナイフじゃないんだぞ。強度もピカイチでなんたって魔法のナイフだからな……ほれ」
「わぁ、ナイフが増えた!……ってそれだけ?」
「いやまだあるぞ」
1本だけしかなかったナイフがシンが手を振ると6本に増えていた。まぁ確かに魔法のナイフだがこれだけだと案外そこらのマジシャンも出来るかも知れない。
シンがナイフを1本、おもむろに遠くへと投げ飛ばす。
「え、どうするの?」
「まぁ見とけって……ほらよ」
「あ、凄い!手元に帰ってきてる!」
あら不思議、投げ飛ばしたはずのナイフが手元に帰ってきてるではありませんか!って
「いやいやいや。それでどうやってドラゴン倒すの……」
「いやだから普通にぶっ刺してやればいつか死ぬだろ。というかほら「ファイア」とかいざとなれば素手で殴り殺せばいいし」
「ごめん。ちょっと後半何言ってるか分かんないや」
素手で殴り殺すってそれはどこの光の巨人と怪獣の戦いなんだろうか。今どきの巨人でもビームを放てるぞと言ってやりたい亜里朱である。
うーん、これお気に入りなんだけどなぁ。と少ししょんぼりしながらナイフを仕舞うシン。いつぞやかの盗賊達を撃退した時に使用した魔法のナイフがこれである、長い長い旅の中でお気に入りとして使ってるだけあって思いれもあったりするのだがそれを亜里朱が知る由もない。
「どうすっかなぁ……倒すも何も起こさないとどうしようもないし……あっ」
いい事思い付いたとシンはその場にしゃがみ込んで火山口を覗き込む。しかし熱風が凄まじい熱さで「あっつ!?」と声に出してすぐに覗き込むのを止める。
「……ねぇやめない?私なんだか嫌な予感がするよ」
「大丈夫大丈夫……ちょっと手握らせてくれ」
「いいけど……」
「さんきゅー」
きゅっ、と手を繋ぐ。きっとここが火山口でなくて街の中ならデートにでも出掛けている最中かのようだがここは火山口でなおかつお互いに中身が身体の性別と逆という何ともカオスな状況だ。
シンはナイフに魔力を込める。このナイフは予め魔力を込めておくと特殊な術式が発動して持ち主の元に帰ってくる、のだが今込めた魔力はその為の魔力ではなく。
「いっちょ、引きこもりニートトカゲまで届け!」
大きく振りかぶってシンは火山口の中にナイフを投げた。
するとシンの手元から離れたナイフは空中でボンっ!と音を立てたと思うと先程とは比べ物にならないほど巨大化していた。
これには亜里朱も「えぇ……」と少し引き気味だ。てっきりもっとこうファンタジー的な凄い量の水を出すとかマグマを凍り付かせるとかの魔法を使うのかと思ったらまさかの巨大化である。さすがは予想の斜め上を行く男シン。まぁ今の身体は女の子だが。
するとどうだろう。
地面が、いや火山自体が音を立てて揺れ始める。
「おおぉ!これはいったな!」
「ちょ、あぶないよぉ~!」
亜里朱がシンの後ろに隠れた瞬間、火山が噴火した。いや違う。火山口から吹き出したのはマグマではない。もっと大きくて巨大な何か。
「グルギャァァァァァ!」
現れたのは全身を赤い鎧のような鱗で覆われたドラゴン、クリムゾンドラゴンだ。よく見ると頭の上の鱗が少し禿げている気がする。咆哮し翼を羽ばたかせたドラゴンはシン達の殆ど目と鼻の先に浮いていて、怒っていると誰が見てもわかる状態だった。
「おぉー、こりゃ確かにでけぇな」
「いやいやいやいやいやいやいや。無理無理無理無理無理無理無理早く逃げよっ!?」
「まぁ焦んなって……」
シンが言葉を出し切る前に火山口の一部が消し飛んだ。そうクリムゾンドラゴンの鉤爪による一撃は火山の上部分をたったの一撃で吹き飛ばしたのだ。あぁ、さすがにこの凄まじい一撃を耐えられるはずもなく。
「ばかばかばか!目の前にいるのに逃げないなんて死にたいの!?貴方だけじゃなくて私も死んじゃうんだからね!?」
「いやー、俺は助けてくれるって信じてたぜ」
残念ながら生きていた。亜里朱がシンを一瞬で背負い間一髪のところで空中に離脱したのだ。
「お、次来るぞ」
「もぉ~やだよぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
亜里朱の絶叫と共にクリムゾンドラゴンが大きく息を吸い込んでその巨大な口からブレスを吐き出した。灼熱の炎が山を吹き飛ばし辺りの森を燃やし尽くす。
クリムゾンドラゴンが眠っていた山があった場所は既に跡形もなく消え去って辺りも先程のブレスによって更地と化した。
「はぁ……はぁ……」
「おぉやるじゃん。けどこれだけの威力だ、たまたま都市の方にブレスがいかなかったのは運が良かったな。けど次はねぇぞ」
今回はたまたまエルミナーゼの方にブレスが向いてなくて被害は山と森が消し飛んだだけですんだ。もし仮にエルミナーゼの方へ逃げていたら、そう考えた時亜里朱はゾッとした。
運が良かっただけだ、いつ何処かで誰が何人死んでも可笑しくない。それがこのドラゴンと戦うという意味だ。
「無理……だよぉ……。わたしもう耐えられない……わたしのせいで街のみんなが……」
自分の行動に他人の命が掛かっている。その重荷はついこの間まで争い事とは無縁な場所で暮らしていた亜里朱にとって重すぎた。
「……はぁ、わーたよ。ふざけすぎたわ」
ぽんっ、と亜里朱の頭に自分の手を乗せる。
「ふぇ?」
「お前はここで見とけ。これが「勇者」の戦いだ……けどその前に」
膝をつき涙を浮かべる亜里朱の顎をくいっと上へ向ける。なんのこっちゃ分からずほおけている亜里朱の唇をシンは強引に奪った。
突然のことに驚いて抵抗する亜里朱だが。
なに、これ。こんなの、わたししらないよ。
触れ合うだけの優しいキス、ではなく激しくそれでいて優しさも暖かさも感じるそんな深いキス。
嫌なはずなのに。何もかも初めてでけど全然気持ち悪くなくて。
『お前強いのに弱そうだもんな』
懐かしい声が聞こえる。
『お前の夢……俺が手伝ってやるよ』
「……んっ、ぁ」
キスが終わり唇を離すと途端に寂しくなる。もっとしていたい、もっと感じていたい。会ったばかりなのにずっと、ずっとこの時を待ちわびていたかのように気持ちは高ぶっている。
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