雨の日に名を呼んで

ナガミ

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4話「陰雨」

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何度も。

何度も何度も。

凛也は腰を打ちつける。
強過ぎず、弱過ぎず。
次第に千夏の声色も変わってくる。

千夏「うぅ・・ふぅ・・・・せん・・・ぱい・・」

凛也「ん、・・・良い子」

凛也は千夏を抱き込み首に唇を当てる。
這わせ、舐め、吸い、時には噛み。
左腕で抱き締め、右手で頭を撫で、
全身余すことなく愛でる。

千夏からはもう言葉は聞こえない。
雨音に混じり甘い吐息と喘ぎ声が漏れるだけ。

途端に凛也の服を握る千夏の力が強まる。

千夏「うっ!あっ・・・!イッ・・ク・!」

短く腰を震わせると、ソレは止めどなく溢れ出す。
凛也は上体を起こし下腹部を見る。
濁った白い液体が何本も糸を引いていた。

千夏「うぁ・・ぁ・・見、ないで・・・」
恥ずかしさからか腕で目を覆う。

凛也「ずいぶんと溜まってたんだね、良かったね、すっきりできて」
   「でも、もう少しだけ付き合ってね。」

千夏「・・・え?」

凛也は千夏の細い腰に手をかける。
千夏は腕を少しズラし凛也の顔を見る。
さっきまでの笑みはなく、目を細め千夏を見ていた。

凛也は再び腰を動かす。
体勢が変わったからか先ほどよりも千夏の奥へと入り込む。
一度果てている千夏の身体は過敏になっていた。
擦れる箇所も変わり、より一層刺激を受ける。

千夏「せ、先輩…鳴海、先輩!…もう…やめっ…おね、がい….!」

凛也「まだ…もう少し、。南雲くん・・・だっけ?」

欲をぶつけるだけの腰の動き。
それ故なのか、ハナっからうろ覚えなのか、
千夏を曖昧に呼ぶ凛也。束の間、

凛也「んっ!」

肌を強く打ちつける音が響く。

千夏「ぅあっ!あっ・・・!熱っ・・!」

流れ込んでくる。千夏の中へ。強く脈打つのを感じる。

凛也「はぁ、はぁ、・・・ふぅ。良かったよ、南雲君」

頬を一撫でし、腰を引き抜く。
凛也から出されたソレは千夏の中から溢れ床を濡らす。
独特な匂いが立ち籠め、終了の合図となる。

千夏は身体を起こすも惚けていてる。
下半身を剥き出しにしたまま座り込んでいた。

凛也はすでにズボンを履き終えていた。
ポケットからティッシュを出し何枚から取り出す。

凛也「ほら、少し足あげて。拭いてあげるから」

その言葉にやっと我に帰る千夏。

千夏「え!いや、いいです!それくらいは自分で!」

凛也「いいから。ほら任せて」

千夏の太ももに指先で触れ、足を開かせていく。
後部を優しく拭い終えると内ももに軽く口づけをする。

凛也「終わったよ。そろそろ帰らないとね」

千夏「うぅ・・・はい・・・」

凛也「それじゃあ俺は先に行くね。またね」

千夏もズボンを履き直し、立ち上がる。

千夏「う・・・濡れた箇所が気持ち悪い・・・」

同時に凛也との行為が生々しく思い出される。
今日出会い、今日話し、今日・・・

千夏「お、俺・・・たった1日で鳴海先輩と」

両手で顔を押さえ目を見開き自分の貞操観念に危機感を覚えた。

千夏「と、とりあえず早く帰らないと」

雨はまだ降り続く。
傘の事など忘れ千夏は校舎を飛び出す。

千夏「・・・次会った時どんな顔すれば」

雨では洗い流せない思い出と共に。
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