アデンの黒狼 初霜艦隊航海録１

大アッシリア皇国所有艦船性能・主要諸元

戦艦
ロクス・プニャイ級戦艦（Locus PugnaeClass BB）
大アッシリア海軍でも最古参クラスの戦艦。
その古さゆえ、様々な戦場に投入されてきた。
もともとは五隻の同型艦がおり、そろってベイルート・スエズ運河守備艦隊に所属。
ベイルート沖海戦に先立つ国連軍の航空攻撃により、三番艦「エクスプグナーティオ」と五番艦「ベルルム」が戦没している。
ドイツの未成艦、マッケンゼン級を設計の参考としたため、似通った艦姿を持つ。
排水量：31000t
全長：223m
最大幅：30.4m
最大速力：28.8ノット
航続距離：14ノットで8000カイリ
武装：35㎝連装砲×4、15㎝単装砲×14、8.8㎝単装砲×8
同型艦：ロクス・プニャイ（Locus Pugnae）、アルカ（Arca)、エクスプグナーティオ（Expunatio)、ウニコルヌス（Unicornus)、ベルルム（Bellum)


フォルティッシムス級戦艦（Fortissimus Class BB）
大アッシリア海軍最大級の戦艦。一番艦の艦名も、ラテン語で「最強」という意味。
戦局挽回の切り札として、常に温存されている。
日本の未成艦である加賀型戦艦を設計の参考としているため、似た艦姿を持つ。
排水量：39967t
全長：234.09m
最大幅：31.34m
最大速力：26.5ノット
航続距離：14ノットで8000カイリ
武装：41㎝連装砲×４、14㎝単装砲×10、12㎝高角砲×14、61㎝三連装旋回式魚雷発射管×2
同型艦：フォルティッシムス（Fortissimus ）、グラウィス（Gravis）、「レース・ノワエ」（Res Novae）、マニュス（Magnus）


航空母艦
ミーレス級航空母艦（Miles Class CV）
大アッシリアで最も量産された航空母艦。同型艦は三十五隻。
日本の雲龍型空母を設計の参考としている。
ベイルート沖海戦時には、一番艦「ミーレス」と三番艦「プホイニクス」、四番艦「ドラコー」がベイルート・スエズ運河守備艦隊に配属。
海戦に先立つ航空攻撃及び、潜水艦「伊ー400」の襲撃により、「プホイニクス」と「ドラコー」が戦没してる。
排水量：20450t
全長：227.35m
最大幅：22.00m
最大速力：34ノット
航続距離：18ノットで8000カイリ
武装：12㎝連装高角砲×6、25㎜三連装機関銃×22、
艦載機：全機種合わせて常用57機、補用3機
同型艦：数が多いため割愛


重巡洋艦
オプティムス級重巡洋艦（Optims Class CA）
大アッシリアの重巡洋艦。五隻の同型艦がおり、各地の戦場で活躍してきた。
ベイルート沖海戦時、三番艦「ウェヌストゥス」と五番艦の「イーンシーニス」がベイルート・スエズ運河守備艦隊に所属。
この二隻は「幸運艦」として知られており、ベイルート沖海戦までほぼ無傷で戦い続けてきた。
アメリカ海軍の重巡洋艦「ウィチタ」と設計の参考としているため、似た艦姿を持つ。
排水量：10000t
全長：185.4m
最大幅：18.8m
最大速力：32.5ノット
航続距離：15ノットで10000カイリ
武装：20㎝三連装砲×３、12.7㎝高角砲×８、20㎜機関銃×22
艦載機：水上偵察機×４
同型艦：オプティムス（Optims）、ペルフェクトゥス(Perfectus)、ウェヌストゥス（Venustus）、エーレガンス（Elegans）、イーンシーニス（Insignis）

軽巡洋艦
フルメン級軽巡洋艦（Fulmen Class CL）
アッシリア海軍が最初に建造した軽巡洋艦。
アメリカ海軍のアトランタ級の資料をもとに建造された。
ただし、手に入った資料が断片的なものであったため、艦橋などの形は異なっている。
参考としたアトランタ級から、復元性の悪さも受け継いでしまった。
同型艦は同時に建造が進められていた四隻のみであり、その後の生産は改良型であるトニトルス級にシフトした。
排水量：6000t
全長：165.1m
最大幅：16.2m
最大速力：32.5ノット
航続距離：15ノットで8500カイリ
武装：12.7㎝連装高角砲×８、28㎜四連装機関銃×4、20㎜単装機関銃×6、53.3㎝魚雷発射管×2
艦載機：なし
同型艦：フルメン（Fulmen）、ニウィス・ルイナ（Nivis ruina)、レゲラーティオ（Regelatio）、ニクス（Nix）