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第2章 自由連合同盟都市国家メルキオール 首都メルキオール編
第44話 厄介ごとは俺達の事情を考慮してくれないとはいえ、俺達に対する発生率が高過ぎて酷い件
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カレーライスを堪能した終えた後、俺と完全にカレーライスの虜となったバルガス冒険者ギルド長とヘリオスギルド総長、宿木亭の料理長を交えて、カレーライスについての交渉が行われることになった。
女将さんと飛鳥、クロエ、ミーネさん、ジェシカさんは後片付けを買って出てくれた。
バルガスのとっつぁんとヘリオスギルド総長がなんでカレーライスに即堕ちしたのか疑問だったのだが、元々この2人は宿木亭のカレーを冒険者時代に何度か食していたという下地があったそうだ。
しかし、今の地位になってからおいそれと宿木亭に来ることができなくなってしまっていろいろ溜まって今回爆発してしまったとか。
奇しくも今回、俺が招待したことを機に、自分達の職場にある職員食堂のメニューに宿木亭のカレーを職権乱用の謗りを受けようとも、ねじ込むつもりらしい。
そこで問題になるのは当然、”質”すなわち”味”だ。食堂のメニューとするには当然大量に作らねばならない。言うまでもなく宿木亭の料理長の体は1つだ。出張して造る訳にはいかないし、宿木亭で作ったものを各食堂の厨房に輸送するのはリスクが高いため取れない。
行き詰まった3人から意見を求められた俺は各食堂の料理長に実際に宿木亭のカレーライスを食べて、再現するために分析してもらうことを提案。
更に、宿木亭のカレールウのレシピを登録して、使用している香辛料の一部公開するよう進言した。
「なぜ、使用している香辛料の全てを公開しないんだ?」
「宿木亭のカレーは料理長が受け継いだものですから、おいそれと公開して”宿木亭のカレー”を名乗らせる訳にはいかないからですよ。それに一口も実際に食べに来もしないでそれを名乗ろうと言うのは虫が良すぎると思いませんか」
先人が生み出した苦労を踏みにじって暴利を貪ろうとする輩に対する牽制である。
「それにカレーは素材に併せて香辛料を変えたり配合割合も調整することで多彩になります。一部公開されたレシピを改良していろいろなカレーが生まれてくる余地ができます」
俺の本当の思惑はこっち。多くの派生カレー料理が生まれてくるのは大賛成だ。需要による淘汰という厳しい戦いのなか生き残る新たなカレーに期待したい。
そして、カレーライスの要となるライスについては明日、技師ギルドに精米機の開発をお願いする予定であることを伝えた。
ヘリオスギルド総長はお米様のもつ多くの可能性について確信をもっているようで、商人ギルドに商品登録することを俺は確約させられた。
なにはともあれ、各職員食堂の料理長達が宿木亭のカレー、カレーライスを食べに来る日の日程調整を行い、詳しい契約についても後日まとめることになった。
■
後片付けも終わり、皆で食後のお茶やジュースを飲んで一服し、この場はこれでお開きかと思われた矢先、バルガスのとっつぁんに”緊急コール”が入った。
「なにぃ? 北門で魔物と交戦して重傷のDランク冒険者1名を保護? 相手は?……ちっ、分かった北門に向かう」
とっつぁんは先ほどとは一転して苛立たしげにコールを終えた。
「どうしたのかね?」
ヘリオスギルド総長はが仕事モードの鋭い眼光でバルガス冒険者ギルド長に尋ねた。
「はっ! 本日、メルキオール北方の村落の依頼から帰還予定だったDランク冒険者パーティ4名が帰還途中で豚鬼の集団と交戦。1名は重傷を負いつつ、離脱に成功し、救援を求めメルキオールの北門に到達。保護され、現在は治療と聴取を受けているそうです」
バルガス冒険者ギルド長の報告を聞いてこの場にいた全員が眉根を顰めた。
豚鬼。
異世界ファンタジーの創作物に出てくる豚の頭を持った魔物。小鬼や水妖と並んだポピュラーな魔物だ。
出てくる作品毎にその設定は多岐に渡っているが、共通しているのはその脅威的な繁殖力と戦闘能力、社会的な群れを形成する生態。
雄しかいない場合もあるが、この世界の豚鬼には雌の豚女鬼、その進化系である豚女王鬼がいるそうだ。
同種族だけでなく異種族の異性とも交配が可能で、雄の数が圧倒的に多いため、女性冒険者には特に強い警戒が呼びかけられている。
それにしても、ここにきて豚鬼ねぇ。街道沿いは常に警戒されるはずだから、もっと早期に発見連絡があってもおかしくないのはなぜだろう? などと疑惑がどんどん膨れ上がってくる。
そして、出た結論は本件は後顧の憂いに確実になるパターン。しかも、放置すると、今夜は気になって眠れないケ-スだ。
「私も行こう。豚鬼が出たのならばより早く詳しい情報が必要だ」
ヘリオスギルド総長がそう言う。俺は
「ミーネさん、この話題の豚鬼の件に俺が首を突っ込んで構いませんか?」
念のため上司にお伺いを立てる。
「部外者で無関係なあんたはなぜそう思ったんだい?」
ミーネさんは無表情でそう問い返してきた。
「重傷者がいるのであればポーションがいるかもしれません。それに急げば襲撃を受けた冒険者を助け出せるかもしれません。幸い、俺のケイロンの速力はどんな駿馬をも上回る自信があります」
最後は誇張し過ぎた感はあるが、人造人馬のしかも、動力が通常の人造石兵と比べるのも馬鹿馬鹿しい代物だ。
「ふぅうん、それで本音は?」
ぬぅ、やはり建前は見透かされたか。仕方ない。
「勘ですが、本件は俺達の助力がないと被害が拡大するという判断。それと、飛鳥とクロエの身に危険を及ぼす危険な害虫共を滅ぼしたいからです」
「……わかった。相手が相手だけに後衛の生産職である、あたしやジェシカが出張ると足を引っ張るだけかもしれないから、ユウ、あんたに錬金術師ギルドの代表として任せるよ。あんたの判断で協力してやりな」
「ありがとうございます」
「ただし! きちんと報告書をあげるように。それと、きちんと無事で帰って来るんだよ」
「はい」
俺の返答に満足したのか、ミーネさんは頷いてくれた。俺は冒険者ギルド長とギルド総長に向き直り、
「という訳ですので、俺も協力します」
「そうか、ありがたい」
2人とも俺の協力に賛同してくれた。
『当然、我らも行くぞ!』
「お供いたします」
クロエと飛鳥もついてくる気満々で、却下しても無理矢理ついてくるつもりであるのは明白だった。
「どうするつもりかね?」
ヘリオスギルド総長が俺に問う。
「……自己責任ということで申し訳ございませんが。2人とも、戦闘になったら、背中を合わせて死角を補って防戦に徹することを約束してくれ、でなければ実力行使で留守番させる」
俺は冒険者ギルド長とギルド総長に頭を下げ、クロエと飛鳥に警告した。
『心得た』
「わかりました」
2人が返事したのを聞き届け、俺達はミーネさん達に見送られて、ケイロンの牽く馬車で北門へ急いだ。
女将さんと飛鳥、クロエ、ミーネさん、ジェシカさんは後片付けを買って出てくれた。
バルガスのとっつぁんとヘリオスギルド総長がなんでカレーライスに即堕ちしたのか疑問だったのだが、元々この2人は宿木亭のカレーを冒険者時代に何度か食していたという下地があったそうだ。
しかし、今の地位になってからおいそれと宿木亭に来ることができなくなってしまっていろいろ溜まって今回爆発してしまったとか。
奇しくも今回、俺が招待したことを機に、自分達の職場にある職員食堂のメニューに宿木亭のカレーを職権乱用の謗りを受けようとも、ねじ込むつもりらしい。
そこで問題になるのは当然、”質”すなわち”味”だ。食堂のメニューとするには当然大量に作らねばならない。言うまでもなく宿木亭の料理長の体は1つだ。出張して造る訳にはいかないし、宿木亭で作ったものを各食堂の厨房に輸送するのはリスクが高いため取れない。
行き詰まった3人から意見を求められた俺は各食堂の料理長に実際に宿木亭のカレーライスを食べて、再現するために分析してもらうことを提案。
更に、宿木亭のカレールウのレシピを登録して、使用している香辛料の一部公開するよう進言した。
「なぜ、使用している香辛料の全てを公開しないんだ?」
「宿木亭のカレーは料理長が受け継いだものですから、おいそれと公開して”宿木亭のカレー”を名乗らせる訳にはいかないからですよ。それに一口も実際に食べに来もしないでそれを名乗ろうと言うのは虫が良すぎると思いませんか」
先人が生み出した苦労を踏みにじって暴利を貪ろうとする輩に対する牽制である。
「それにカレーは素材に併せて香辛料を変えたり配合割合も調整することで多彩になります。一部公開されたレシピを改良していろいろなカレーが生まれてくる余地ができます」
俺の本当の思惑はこっち。多くの派生カレー料理が生まれてくるのは大賛成だ。需要による淘汰という厳しい戦いのなか生き残る新たなカレーに期待したい。
そして、カレーライスの要となるライスについては明日、技師ギルドに精米機の開発をお願いする予定であることを伝えた。
ヘリオスギルド総長はお米様のもつ多くの可能性について確信をもっているようで、商人ギルドに商品登録することを俺は確約させられた。
なにはともあれ、各職員食堂の料理長達が宿木亭のカレー、カレーライスを食べに来る日の日程調整を行い、詳しい契約についても後日まとめることになった。
■
後片付けも終わり、皆で食後のお茶やジュースを飲んで一服し、この場はこれでお開きかと思われた矢先、バルガスのとっつぁんに”緊急コール”が入った。
「なにぃ? 北門で魔物と交戦して重傷のDランク冒険者1名を保護? 相手は?……ちっ、分かった北門に向かう」
とっつぁんは先ほどとは一転して苛立たしげにコールを終えた。
「どうしたのかね?」
ヘリオスギルド総長はが仕事モードの鋭い眼光でバルガス冒険者ギルド長に尋ねた。
「はっ! 本日、メルキオール北方の村落の依頼から帰還予定だったDランク冒険者パーティ4名が帰還途中で豚鬼の集団と交戦。1名は重傷を負いつつ、離脱に成功し、救援を求めメルキオールの北門に到達。保護され、現在は治療と聴取を受けているそうです」
バルガス冒険者ギルド長の報告を聞いてこの場にいた全員が眉根を顰めた。
豚鬼。
異世界ファンタジーの創作物に出てくる豚の頭を持った魔物。小鬼や水妖と並んだポピュラーな魔物だ。
出てくる作品毎にその設定は多岐に渡っているが、共通しているのはその脅威的な繁殖力と戦闘能力、社会的な群れを形成する生態。
雄しかいない場合もあるが、この世界の豚鬼には雌の豚女鬼、その進化系である豚女王鬼がいるそうだ。
同種族だけでなく異種族の異性とも交配が可能で、雄の数が圧倒的に多いため、女性冒険者には特に強い警戒が呼びかけられている。
それにしても、ここにきて豚鬼ねぇ。街道沿いは常に警戒されるはずだから、もっと早期に発見連絡があってもおかしくないのはなぜだろう? などと疑惑がどんどん膨れ上がってくる。
そして、出た結論は本件は後顧の憂いに確実になるパターン。しかも、放置すると、今夜は気になって眠れないケ-スだ。
「私も行こう。豚鬼が出たのならばより早く詳しい情報が必要だ」
ヘリオスギルド総長がそう言う。俺は
「ミーネさん、この話題の豚鬼の件に俺が首を突っ込んで構いませんか?」
念のため上司にお伺いを立てる。
「部外者で無関係なあんたはなぜそう思ったんだい?」
ミーネさんは無表情でそう問い返してきた。
「重傷者がいるのであればポーションがいるかもしれません。それに急げば襲撃を受けた冒険者を助け出せるかもしれません。幸い、俺のケイロンの速力はどんな駿馬をも上回る自信があります」
最後は誇張し過ぎた感はあるが、人造人馬のしかも、動力が通常の人造石兵と比べるのも馬鹿馬鹿しい代物だ。
「ふぅうん、それで本音は?」
ぬぅ、やはり建前は見透かされたか。仕方ない。
「勘ですが、本件は俺達の助力がないと被害が拡大するという判断。それと、飛鳥とクロエの身に危険を及ぼす危険な害虫共を滅ぼしたいからです」
「……わかった。相手が相手だけに後衛の生産職である、あたしやジェシカが出張ると足を引っ張るだけかもしれないから、ユウ、あんたに錬金術師ギルドの代表として任せるよ。あんたの判断で協力してやりな」
「ありがとうございます」
「ただし! きちんと報告書をあげるように。それと、きちんと無事で帰って来るんだよ」
「はい」
俺の返答に満足したのか、ミーネさんは頷いてくれた。俺は冒険者ギルド長とギルド総長に向き直り、
「という訳ですので、俺も協力します」
「そうか、ありがたい」
2人とも俺の協力に賛同してくれた。
『当然、我らも行くぞ!』
「お供いたします」
クロエと飛鳥もついてくる気満々で、却下しても無理矢理ついてくるつもりであるのは明白だった。
「どうするつもりかね?」
ヘリオスギルド総長が俺に問う。
「……自己責任ということで申し訳ございませんが。2人とも、戦闘になったら、背中を合わせて死角を補って防戦に徹することを約束してくれ、でなければ実力行使で留守番させる」
俺は冒険者ギルド長とギルド総長に頭を下げ、クロエと飛鳥に警告した。
『心得た』
「わかりました」
2人が返事したのを聞き届け、俺達はミーネさん達に見送られて、ケイロンの牽く馬車で北門へ急いだ。
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