1 / 17
1巻
1-1
しおりを挟む「うわぁ、今日もいい天気だなぁ」
アパートの窓から空を見上げて、里美は目を細めた。
「さてと……。今日はなにをしようかな。映画でも観に行こうか、それとも部屋で読書三昧しちゃうか――」
丸山里美、二十五歳。
身長百六十二センチ、体重は五十キロ台の半ばあたりをうろうろしている。里美は、ぱっと見ただけではまるで印象に残らない。美人でも不美人でもない、ごく平凡な顔。道ですれ違っても、百パーセント記憶されないだろうし、集団生活においても、空気のようにいるかいないかわからないタイプ――。そんなキャラだ。
「はい、サボ子。今日は一日ここでひなたぼっこしててね」
里美は、ベランダの丸椅子の上に、手に持ったウチワサボテンの鉢を置いた。
「サボ子」というのは、里美がつけたサボテンの名前だ。七年前、大学進学とともにひとり暮らしを始めて、初日に行った駅前の商店街でひと目ぼれしたのだ。最初は丸い葉っぱ一枚だけだった「サボ子」だけど、今ではてっぺんからふたつの葉を伸ばし、まるでウサギの頭のような姿形にまで成長している。
「せっかくの天気だし、とりあえず洗濯をすませちゃおう」
里美は両手を上げ、思いっきり背伸びをした。
気持ちよく晴れたゴールデンウィーク最終日に、スケジュールが空いている人はそうそういないだろう。現に、里美の友人は皆、彼氏とデートだ。対して里美はというと、彼氏いない歴イコール年齢。つまり、今日のような日にデートの予定などあるわけがないのだ。でも、なにもわざと彼氏をつくらずにいるわけではない。ただ単に、縁がなかったというか、これまで生きてきたなかで、これといった人に出会ったことがないだけ。いいな、と思っても、それが好きという気持ちに進化することはなかった。
そんなわけで、おひとり様な里美は特になんの用事もなく、結局、本を読んだり買い出しに行ったりしただけで、一日が終わった。
「サボ子、今日も一日平和だったね」
小さく欠伸をしながら、里美はひなたぼっこを終えた「サボ子」に話しかける。
連休明けの明日は、きっと忙しい一日になるだろう。だけど、忙しいのは嫌いじゃない。
里美は、ベッドにもぐり込むと、「サボ子」におやすみを言ってすぐに深い眠りのなかに落ちていった。
里美が勤務する株式会社「BLANC VERITE」は、今時の若者なら知らない者はいないくらいの、大手アパレル会社だ。原色を多用したブランドをメインにしつつ、そのほかに八種類のブランドを展開している。ファッション誌には毎号なんらかのアイテムが取り上げられるし、芸能人やモデルにもファンが多い。
デザインは個性的だし、着こなすのも容易ではない、言わば孤高のブランド。だけど、それだけに、熱狂的な支持者がいる――それが「ブラン・ヴェリテ」の業界的立ち位置だ。
社員は私服勤務で、ふだんから自社ブランドをメインに、それぞれが様々な着こなしを楽しんでいる。社員ひとりひとりが、歩く広告塔の役目を担っていると言っても過言ではない。
そうはいっても、里美は入社以来ずっと本社総務部勤務。他部署と比べると、どうしても地味な印象があるし、実際部署内の顔ぶれを見ても、どちらかといえば控えめなヴィジュアルを持つ人材が集まっている。
里美自身もご多分に漏れず、しっかり地味な人材だ。
連休明けの月曜日、里美はいつものようにアパートを出発した。時間は、七時ちょうど。始業は九時半で、通勤時間は約一時間だから、でかけるには明らかに早すぎる。だけど、通勤ラッシュを避けるにはこの時間がベストなのだ。
というのも――
「す、すみません! 降りま~す!」
目的の駅で声を張り上げ降りようとしても、あと少しでホームだというところで、乗り込んできた乗客に押し戻され下車できず。そうこうするうちにそのまま次の駅、そのまた次の駅へと連れていかれることが、何度もあったためだ。結果、電車が混む時間帯を避けて出社するようになった。
華やかな業界に身を置いているとはいえ、里美自身はまるで地味で目立たない。いや、目立たないというより、存在すら認識されないことが日常茶飯事だ。それは、今に始まったことではない。里美が物心ついたころからそうだし、今ではもうすっかりそれが当たり前になってしまっている。
実家でも、一日中家にいたというのに、家族から「いたの?」と言われることがしょっちゅうあった。行きつけの美容院でも、うっかり眠りこけるまでシャンプー台で放置されたことだってある。バスに乗っていねむりをしようものなら、運転手に気づかれずそのまま車庫に連れていかれてしまう。飲食店に入っても、よほどアピールしなければ店員に気づかれない。
その場にいても、まるでいないものとして扱われるのが普通で、里美自身そういったことにもうすっかり慣れてしまっているのだ。
友だちは言う。
「里美って、気配消すの上手いよね」
確かに、気配の薄い人は、世の中に少なからずいる。だけど里美の場合、それが群を抜いているのだ。
社会人になってからも、里美の特性は変わらない。
「丸山さんったら、いるかいないかわからないんだもん」
ずっといるのに、いつからそこにいたのかと驚かれる。一度などは、同期の飲み会の席で隣にいた男性社員に、腰を抜かす勢いで驚かれてしまった。
「うわあっ、びっくりしたぁ! いきなりそこにいるから幽霊かと思ったよ!」
「ちょっとそれ、いくらなんでも失礼でしょっ!」
女性社員にたしなめられ、彼は首を縮こめてくりかえし里美に謝罪をする。
「ごめん。ほんと、ごめん、丸山――」
本意ではないが、これまで何度も人を驚かせてきた里美だ。相手の反応にももう慣れっこになっている。
「ううん、いいのいいの! 気にしないで。ぜんぜん平気」
相手に悪意がないのはわかっている。それに、自分でも自覚しているからか、里美はこれまで一度も自身の存在感の薄さで嫌な思いをしたことがない。
その後、同じようなことが何度かあり、そのたびにでてくる〝幽霊〟というフレーズは、いつしか里美のうたい文句になっていた。
「ほら、またでた。里美の〝幽霊さん〟――」
あるとき、同期の女性社員がそう言ったのをきっかけに、里美はごく親しい仲間から〝幽霊さん〟と呼ばれるようになる。その呼び名は、里美がそれらしいエピソードを起こすたびに少しずつ社内に広まっていった。そして、今ではそれが、親しみを込めた里美のニックネームになっているのだ。
そんな〝幽霊さん〟里美は、朝一番に出社すると、まずは各フロアを巡回する。
まだ誰もいないフロアに明かりをつけ、総務部員として、備品の過不足をチェックしながら通路を歩く。コピー用紙が切れていたら補充し、照明がちゃんとつくかどうか点検をする。あちこちに点在する観葉植物に水をやり、製氷機の氷がなくなっていないか確認する。全フロアを回りながら、ちまちまとした仕事を丁寧にこなしていくのだ。
「これでよし、っと」
準備完了――
毎朝の巡回が終わり皆が出社してくるころには、仕事をするのに万全の態勢が整っているというわけだ。
始業時間をすぎると、里美はさらに忙しくなる。
「あれ~、ここにあった研修計画表知らない?」
キャビネットの前で、主任が声を上げる。それなら、さっき課長が閲覧していたはずだ。見ると案の定、用済みになった計画表が、共有スペースの机の上に放置されている。席を立ち、目当ての書類を手に、後ろを向いている主任に声をかけた。
「主任、これですか?」
「うあっ!? ――っと、丸山さんか。おぉ、これこれ! ありがとう」
脅かすつもりはなかったけれど、役に立ててよかった。
「おーい、町内会長の沢田さんって方が受付にきてるらしいよ」
会社のビルが建っている地域では、毎年近所にある神社で夏祭りが行われる。きっと、その関係で訪ねてきたのだろう。
「はい、私受けます」
受付に向かうと、顔見知りの年輩男性の姿があった。
「――お待たせしました、丸山です」
「ああ、丸山さん! 今年の夏祭り、また協賛お願いできるかい?」
沢田さんのだみ声を聞くと、ひと足先に夏を感じる。
協賛も毎年のことなので、速やかに必要な手続きをとった。
「第二会議室の空調がおかしいってさ」
部署に戻っても、席につくひまはない。ビル管理の会社に来てもらう前に、とりあえず状況を把握しに現場に行く。
「ロンドン支社から、福利厚生について問い合わせの電話入りました」
ようやく席についたところで、次はロンドン。正直、英語にはまだ大いに不安がある。相手が日本人スタッフであることを願いながら、内線を回してもらう。
男女合わせて十人の社員がいる総務部では、里美が一番の若手だ。部長の田中を始め、皆真面目でいい人ばかりだけれど、それぞれに抱えている仕事に追われているため、イレギュラーな仕事はどうしても里美がやることになってしまう。
里美は、それらを淡々とこなしつつ、自分が受け持っている仕事を片付ける日々を送っている。
だけど、それはまったく苦ではない。入社当初は戸惑いもしたけれど、今ではもう慣れたものだ。
それに、雑用とはいえ、その内容は多岐にわたる。そういったことを積み重ねているうちに、いつしか里美にはいろいろなスキルが身についていた。
(あれ? 今何時だろう)
キャビネットの前にしゃがんだまま時計を見ると、いつの間にか時刻は午後九時を回っていた。
総務部は先月、部署の統廃合にともない四階から役員室のある八階に引っ越しをした。その残務処理の一環としてファイル整理をしていたのだが、集中するあまりつい時間を忘れてしまったらしい。
「ふぅ……、今日はもう帰ろう――」
ひとり呟き、頭のなかで夕食の献立を考え始める。冷蔵庫の中身を思い浮かべてみるけれど、めぼしい食材は入っていない。
(駅前のスーパーに寄ろうかな? でも、この時間じゃ、もう特売品は残っていないだろうし。昨日の残りものと、野菜炒めですませちゃうかな)
しばらくの間キャビネットの前でぼんやりと考え込んでいた里美だったが、ふと我に返る。
(っと、帰らないと)
デスクに戻ろうと、立ち上がって思いっきり背伸びをする。その瞬間、フロア中の照明が落とされ、辺りが真っ暗になった。
「えっ……また?」
里美は、天井を見上げる。一応周りに目を向けるけれど、真っ暗でなにも見えないし、誰の気配も感じられない。ブラインドを閉めているから、外から入ってくる明かりは、ほんの僅かだ。
さっきまで何人かの同僚がいたはずだったけれど、いつの間にか退社していたらしい。きっと彼らは、里美ももう帰ったと思い、照明を落としたのだろう。ずっとキャビネットの前にしゃがんでいたのだから、無理もない。
(やれやれ、月曜日からこれ? ……ま、いっか)
実のところ、こういうことは、これが初めてではなかった。それどころか、こうして残業をしていると、結構な確率で照明を落とされてしまう。これも里美の存在感のなさがなせる業なのか。今期、すでに二回目。入社してからだと、もう数えきれない。
だから、今のようにオフィスの暗闇のなかに取り残されても、里美は驚かなくなっている。こんなときのために、ポケットにペン形のライトを常備しているのだ。
(あわてない、あわてない――)
暗闇に目をならすために、しばらくの間じっと立ち尽くす。それから目を開けて、ライトのスイッチを入れ、足元を照らし歩きだした。けれど先月引っ越したばかりで新しいフロアに慣れておらず、なかなか目的地にたどり着けない。
いつも以上にそろそろと歩くつま先に、なにか硬いものが当たった――と思った途端、フロアに鈍い音が鳴り響いた。同時に、ごみ箱らしきものがごろごろと転がる音が聞こえてくる。
(うわっ、しまった!)
幸い中身が空っぽだったらしく、ごみが散らかった様子はない。あわてて転がったごみ箱を探し、ようやく見つけたところで、そこが自分のデスクの前であることに気づいた。
(なぁんだ。ちょうどよかった)
里美は、ほっと安堵のため息を漏らした。そして、バッグを持ち、エレベーターホールに向かってゆっくりと歩きだす。途中、何度かふらついてしまったけれど、どうにか無事にたどり着いた。エレベーターは二台あるが、すでに稼働時間をすぎている。
里美は緑色の誘導灯が示す非常階段のほうに向かった。重い扉を開けると、すっかり慣れ親しんだ柔らかな明かりが、里美の目の前を明るくする。非常階段の照明は、二十四時間消えることはないのだ。
ここまで来れば、もう楽勝。
里美は、余裕の鼻歌を歌いながら扉を閉めた。階段を下りつつ、頭のなかで仕事のことを考える。
(そうだ――。社長も代わったことだし、今度また役職者のスケジュール管理ソフトの導入を検討してもらおう)
以前、上司を通してそれを提案したときには、まださほど必要はないだろうとリジェクトされていたのだ。
「だけど、そのうち必要になるときがくるだろうから、そのときにもう一度提案してみてくれる?」
そう言ってくれた田中部長は、やや小太りな五十代前半の男性。いつもにこにこして物腰も柔らかいが、実は社内一、肝が据わっており、ゆくゆくは役員に昇格すると目される有能な人だ。
(今がきっとそのときだよね――)
この四月に、「ブラン・ヴェリテ」の社長が代わった。その新社長の意向で、秘書の人員がだいぶ削られたのだ。そのため、今まで秘書課が担当していた業務の一部が、総務部に回ってきていた。
(そうと決まれば、予算があるうちに申請書を出さなきゃ)
頭のなかで申請の文言を思い浮かべる。一階に到着し、取り出したマスターキーでビル全体の施錠を終えた。
このマスターキーを常時持っているのは、管理会社と社長、各部の部長だ。社員が残業するときは、そこの部長が適宜キーを渡すことになっている。今日総務部のキーを渡されたのは、同僚の男性社員だった。
しかしそれとは別に、里美は特別にキーを持たされている。それは、里美が朝一番に出社するからであり、今回のようなことが何度も起きているからでもある。
「これでよし。今日も一日お疲れ様でした」
里美は小さく頷き、軽快な足取りで駅へ向かっていった。
次の週の水曜日。里美はいつものようにアパートをでて、会社に向かっていた。電車の窓ガラスに映る顔は、いつもながらあまり化粧っ気がない。
たまご形の顔を飾るパーツは、全体的にどことなく昭和を感じさせる。ヘアスタイルも、ごくシンプルなマッシュルームカットで、前髪をやや横に流した形だ。もうずいぶん長いこと、髪型を変えていない。実際、行きつけのヘアサロンでは、いつも同じオーダーばかりしていた。
(それにしても、顔、薄っ。――自分ながらほんっと、印象が薄いよね)
会社最寄駅に到着し、改札をでる。駅前の人の流れをやり過ごして、上を向いた。空が晴れているだけでなんとなく気分がいい。
自社ビルの前に到着して、マスターキーで開錠する。そしてエントランスでちらりと周りを確認してからそのまま足を進め、自動ドアの前で立ちどまった。そこで里美はおもむろに両手を上げ、バタバタと踊る。――いや、正確には踊っているわけではない。だけど、傍から見たら、ヘタな盆踊りを踊っているようにしか見えないだろう。
里美とて、なにも好き好んでこんなことをしているわけではない。機械に対しても〝幽霊さん〟である里美は、こうやって大袈裟に動かないと、センサーが反応せず自動ドアが開かないのだ。
「あれっ? 開かない……」
いつもどおり動いているのに、今日に限ってドアはぴくりとも動かない。どうやら今日は、何日かに一度ある「特に開きにくい日」のようだ。こうなったら仕方がない。里美は、肩にかけたバッグを持ち直し、さらに大きく手を振ってジャンプをした。
「どうだっ! これでもかっ!」
小声でそう呟きながら、センサーを睨みつける。
だが、自動ドアは、開かずの扉のごとく依然無反応だ。
「ん~、今日は手ごわいなぁ……」
里美は、しまいには蟹のように横歩きをしながら、掲げた掌をひらひらと振った。これは、里美がこの三年間に編み出した、ドアを開けるための最終兵器で――
「おはよう。なにやってんの?」
「ひゃあっ!?」
突然背後から声をかけられ、驚いて飛び上がる。振り向くと、少し離れた場所に背が高くがっしりとした体形の男性が立っていた。
「ごめん、脅かしちゃったかな?」
秀でた眉に、すっきりと高い鼻筋。ゆっくりと瞬きをする目は、綺麗な濃褐色だ。
「あっ、しゃ、社長! おはようございます!」
里美は、一歩下がり、腰を折って挨拶をした。その拍子にお尻が自動ドアにぶつかる。
「っとと……」
反動で少し前につんのめってしまい、あわてて踏みとどまって顔を上げた。
「大丈夫か?」
少し癖のある黒褐色の髪が、差しこんでくる朝日にきらめいている。
「はいっ! 大丈夫です」
声をかけてきたのは、「ブラン・ヴェリテ」の社長、桜井健吾だった。自社ブランドのスーツを見事に着こなした彼は、まるでランウェイを歩くモデルよろしく、颯爽と里美のほうに歩いてくる。
彼は、創始者である現会長の孫であり、今年三十歳になった直系の御曹司だ。昨年の六月までロンドンの支社長を務めており、その後日本に戻ってきて営業部の部長を勤めたのち、今年四月に社長に就任している。御曹司とはいえ、血筋だけで社長になったわけではない。入社以来、その能力は各所で高く評価をされており、社長就任も当然の流れだった。
身長は、きっと百九十センチ以上あるだろう。華やかなイケメンを前に、里美は多少の気まずさを感じている。
「後ろから見てたけど、さっきからジタバタとなにをやってたんだ?」
「あ、これですか?」
尋ねられて、里美はドアに向き直った。そして、軽く身体を揺すりながらステップを踏む。
「私って、自動ドアのセンサーに感知されにくいんです。普通に前に立っても反応しなくて。だから、毎朝こうやってドアが開くようセンサーに向かってアピールをして――、あれっ、まだだめ?」
自動ドアは、あいかわらずぴくりとも動かない。
さすがに困り果て、里美はつま先立ってセンサーをまじまじと見つめた。すると、背後から健吾が近づき、里美の顔を上から覗き込んできた。
「だめみたいだな」
「うわわっ!」
驚いて仰け反ったところ、頭が後ろにいる健吾の胸に当たった。
「おっと――」
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】退職を伝えたら、無愛想な上司に囲われました〜逃げられると思ったのが間違いでした〜
来栖れいな
恋愛
逃げたかったのは、
疲れきった日々と、叶うはずのない憧れ――のはずだった。
無愛想で冷静な上司・東條崇雅。
その背中に、ただ静かに憧れを抱きながら、
仕事の重圧と、自分の想いの行き場に限界を感じて、私は退職を申し出た。
けれど――
そこから、彼の態度は変わり始めた。
苦手な仕事から外され、
負担を減らされ、
静かに、けれど確実に囲い込まれていく私。
「辞めるのは認めない」
そんな言葉すらないのに、
無言の圧力と、不器用な優しさが、私を縛りつけていく。
これは愛?
それともただの執着?
じれじれと、甘く、不器用に。
二人の距離は、静かに、でも確かに近づいていく――。
無愛想な上司に、心ごと囲い込まれる、じれじれ溺愛・執着オフィスラブ。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
黒瀬部長は部下を溺愛したい
桐生桜
恋愛
イケメン上司の黒瀬部長は営業部のエース。
人にも自分にも厳しくちょっぴり怖い……けど!
好きな人にはとことん尽くして甘やかしたい、愛でたい……の溺愛体質。
部下である白石莉央はその溺愛を一心に受け、とことん愛される。
スパダリ鬼上司×新人OLのイチャラブストーリーを一話ショートに。
俺様上司に今宵も激しく求められる。
美凪ましろ
恋愛
鉄面皮。無表情。一ミリも笑わない男。
蒔田一臣、あたしのひとつうえの上司。
ことあるごとに厳しくあたしを指導する、目の上のたんこぶみたいな男――だったはずが。
「おまえの顔、えっろい」
神様仏様どうしてあたしはこの男に今宵も激しく愛しこまれているのでしょう。
――2000年代初頭、IT系企業で懸命に働く新卒女子×厳しめの俺様男子との恋物語。
**2026.01.02start~2026.01.17end**
◆エブリスタ様にも掲載。人気沸騰中です!
https://estar.jp/novels/26513389
過去1ヶ月以内にエタニティの小説・漫画・アニメを1話以上レンタルしている
と、エタニティのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にエタニティの小説・漫画・アニメを1話以上レンタルしている
と、エタニティのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。