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第3章
兄ちゃんと秘密の共有
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あれから何事も無く1週間がたっていた。俺は兄ちゃんに不自然に思われないために必死にいつも通りに振舞っていた。
俺は高校からの提出課題が大量にあったので必死に解いていると、そこにお茶とお菓子を持ってきた兄ちゃんが俺の部屋に入ってきた。
「しーちゃん。お菓子とお茶いる?」
「うん、ありがと。隣に置いておいて」
「うん、分かった」
しばらくしても兄ちゃんが何故か俺の部屋を出ないことに対して、不審に思った俺は兄ちゃん「どうかしたの?」と聞いた。すると兄ちゃんは俺の両肩を掴み、俺の耳元で悪魔が囁くように俺に言った。
「それは僕のセリフだよしーちゃん。最近行動が不自然だったよね?」
俺は怯えた声で兄ちゃんの方を振り向いて言った。
「な、何言っての?そんな訳ないじゃん」
「ふーん、本当にそうかな?だって僕と目の前で話してても目を合わせてくれないし、あからさまに避けてたし」
「俺は別にそんなことしてない!とにかく俺は忙しいからその話は後にして」
そう言って俺は兄ちゃんの腕を振り払い、また机に向かって課題をやり始めた。すると兄ちゃんがまた俺に話しかけてきたので、俺は「もうなんだよ」と言って振り返ると、兄ちゃんが俺にキスをして無理やり舌を入れてきた。
「んっ・・・・・ぅふ、んく・・・・・や、めろっ!」
俺は兄ちゃんを無理やり突き放すと、兄ちゃんはそのまま床に倒れてしまった。そして兄ちゃんは一瞬フラつきながら立ち上がり、俺に向かってニッコリと不気味な笑みを浮かべて言った。
「しーちゃんさ、僕が男の人と会ってるの見てたんでしょ?」
俺はそれを言われて一瞬無言になったが、俺は兄ちゃんからこれ以上言い逃れが出来ないと思い、兄ちゃんに正直に話した。
「・・・あぁ、見てたよ。なんで、なんであんな男とあってんだよ!?兄ちゃんそんなヤツじゃなかっただろ?」
「・・・僕さ、しーちゃんが思ってるほど綺麗な人間じゃないよ」
「だとしても、もうあんなこと止めろよ」
「それは無理だよ。だって僕はあの人達と身体を重ねることが僕の快楽だから」
「はぁ?ないって・・・ッ!」
「うるさいッ!!しーちゃんに僕の何が分かるんだよ!僕は常に完璧じゃないと存在意義なんてないんだよ!あの人達だけなんだよ!成績も、性格も、何にも関係なく接してくれるのは!」
「・・・じゃー俺は兄ちゃんは俺の前では素でいられないのかよ!」
「それは違う!別にそういう訳じゃない」
俺は自分に対しての不甲斐なさへの怒りと、兄ちゃんがそんな事に体を差し出した事への怒りで体が震え上がった。
「じゃーなんでだよ!なんで俺を頼ってくれなかったんだよ!」
俺がそう言うと兄ちゃんは涙をポロポロと零しながら俺に言った。
「しーちゃんだから、しーちゃんにこんなお兄ちゃん知られたくなかった・・・」
それを見た俺はさっきまで怒りで体が熱かったのに、急に冷めて気がつくと兄ちゃんを抱き締めていた。すると兄ちゃんは「しーちゃんは悪くない。悪いのは僕だから」と言ってしばらく泣いていた。
そして俺は兄ちゃんとまた普通の暮らしに戻るために、兄ちゃんに提案した。
「じゃーさ、母さんとかに絶対に言わないから知らない男と会うのはやめよ?」
「それは無理だよ・・・僕の楽しみが無くなるから」
しかし兄ちゃんは俺があんなに止めろと言っても止めようとはしなかったので、俺が兄ちゃんの相手になると言った。そう言うと兄ちゃんは俺の言ったことに驚いて、言葉を失ってしまった。
「・・・え?自分が何言ってるのかわかってるの?」
「分かってるよ。兄ちゃんが他人に汚されるくらいなら俺が兄ちゃんを汚してやる」
そう俺が言い切ると兄ちゃんは薄ら笑いをして俺に言った。
「ははは・・・そこまでしーちゃんに言われたら止めるしかないじゃん。本当に僕を抱けるの?」
「うん、抱けるよ」
「・・・分かった」
そう言って兄ちゃんは俺から離れてそのまま部屋から出ようとした時に、クルッと後ろに振り返りニンマリと笑い「約束だよ」と言って部屋を出た。
俺は高校からの提出課題が大量にあったので必死に解いていると、そこにお茶とお菓子を持ってきた兄ちゃんが俺の部屋に入ってきた。
「しーちゃん。お菓子とお茶いる?」
「うん、ありがと。隣に置いておいて」
「うん、分かった」
しばらくしても兄ちゃんが何故か俺の部屋を出ないことに対して、不審に思った俺は兄ちゃん「どうかしたの?」と聞いた。すると兄ちゃんは俺の両肩を掴み、俺の耳元で悪魔が囁くように俺に言った。
「それは僕のセリフだよしーちゃん。最近行動が不自然だったよね?」
俺は怯えた声で兄ちゃんの方を振り向いて言った。
「な、何言っての?そんな訳ないじゃん」
「ふーん、本当にそうかな?だって僕と目の前で話してても目を合わせてくれないし、あからさまに避けてたし」
「俺は別にそんなことしてない!とにかく俺は忙しいからその話は後にして」
そう言って俺は兄ちゃんの腕を振り払い、また机に向かって課題をやり始めた。すると兄ちゃんがまた俺に話しかけてきたので、俺は「もうなんだよ」と言って振り返ると、兄ちゃんが俺にキスをして無理やり舌を入れてきた。
「んっ・・・・・ぅふ、んく・・・・・や、めろっ!」
俺は兄ちゃんを無理やり突き放すと、兄ちゃんはそのまま床に倒れてしまった。そして兄ちゃんは一瞬フラつきながら立ち上がり、俺に向かってニッコリと不気味な笑みを浮かべて言った。
「しーちゃんさ、僕が男の人と会ってるの見てたんでしょ?」
俺はそれを言われて一瞬無言になったが、俺は兄ちゃんからこれ以上言い逃れが出来ないと思い、兄ちゃんに正直に話した。
「・・・あぁ、見てたよ。なんで、なんであんな男とあってんだよ!?兄ちゃんそんなヤツじゃなかっただろ?」
「・・・僕さ、しーちゃんが思ってるほど綺麗な人間じゃないよ」
「だとしても、もうあんなこと止めろよ」
「それは無理だよ。だって僕はあの人達と身体を重ねることが僕の快楽だから」
「はぁ?ないって・・・ッ!」
「うるさいッ!!しーちゃんに僕の何が分かるんだよ!僕は常に完璧じゃないと存在意義なんてないんだよ!あの人達だけなんだよ!成績も、性格も、何にも関係なく接してくれるのは!」
「・・・じゃー俺は兄ちゃんは俺の前では素でいられないのかよ!」
「それは違う!別にそういう訳じゃない」
俺は自分に対しての不甲斐なさへの怒りと、兄ちゃんがそんな事に体を差し出した事への怒りで体が震え上がった。
「じゃーなんでだよ!なんで俺を頼ってくれなかったんだよ!」
俺がそう言うと兄ちゃんは涙をポロポロと零しながら俺に言った。
「しーちゃんだから、しーちゃんにこんなお兄ちゃん知られたくなかった・・・」
それを見た俺はさっきまで怒りで体が熱かったのに、急に冷めて気がつくと兄ちゃんを抱き締めていた。すると兄ちゃんは「しーちゃんは悪くない。悪いのは僕だから」と言ってしばらく泣いていた。
そして俺は兄ちゃんとまた普通の暮らしに戻るために、兄ちゃんに提案した。
「じゃーさ、母さんとかに絶対に言わないから知らない男と会うのはやめよ?」
「それは無理だよ・・・僕の楽しみが無くなるから」
しかし兄ちゃんは俺があんなに止めろと言っても止めようとはしなかったので、俺が兄ちゃんの相手になると言った。そう言うと兄ちゃんは俺の言ったことに驚いて、言葉を失ってしまった。
「・・・え?自分が何言ってるのかわかってるの?」
「分かってるよ。兄ちゃんが他人に汚されるくらいなら俺が兄ちゃんを汚してやる」
そう俺が言い切ると兄ちゃんは薄ら笑いをして俺に言った。
「ははは・・・そこまでしーちゃんに言われたら止めるしかないじゃん。本当に僕を抱けるの?」
「うん、抱けるよ」
「・・・分かった」
そう言って兄ちゃんは俺から離れてそのまま部屋から出ようとした時に、クルッと後ろに振り返りニンマリと笑い「約束だよ」と言って部屋を出た。
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