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第10話 - ウルダン ギルド支部 魔崩剣
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ダイオンが魔剣を無慈悲に振るう。
レウがそれに対し、一つ一つ、丁寧に剣を交え、真っすぐの剣筋で返す。
魔剣が弾き返されるが、すぐさま構え直され、嵐のような剣撃が、息つく暇もなく浴びせられる。
(こいつ……剣自体も、普通に、上手い)
認めなくない事実を受け入れたとき、絶望に変わる。
魔法の力だけで成り上がれるほど、Aランク冒険者という地位は甘くない。
練り上げられた武芸に加え、絶大な魔法を得てようやく見えてくる景色なのだ。
ダイオンの魔剣は、次第に変幻自在となっていく。
力任せに振り下ろされたかと思いきや、嘲笑うかのように小さな連撃を仕掛けてくる。レウはそれらを全て正確に攻撃の種類を捉え、打ち返さなくてはならない。
もし一つでも甘く受けてしまえば、その時点で爆発が起こり、レウは死亡する。
ミスが許されない、理不尽なる剣戟に、レウは額の汗を抑えられずにいた。
「ダイオン様ーッ! 流石だ! Aランク冒険者は伊達じゃなかった!」「そのムカつく小僧をやっちゃってください!」「ヒャッハー! ゲヒヒヒ! 相手は剣の技だけで凌いでるようですが、それも無限には続かねえでしょう! 体力勝負ならダイオン様の圧倒的有利! あの小僧に勝ち筋はねえですよーっ!」
兵たちが、わあわあと声を上げ、ダイオンに歓声を上げている。
それに気をよくしたのか、男は魔剣を大上段に構えた。
バカにしているかのような、隙だらけの構えである。
「……っの野郎!」
挑発と受け取ったレウは、魔剣を掲げる肘に一太刀を浴びせる。が、魔を斬る刃は、黒き陽炎を切り裂けず、かきん、という虚しい音だけを残した。
げ、というまずい表情をしたレウの頭上に、魔剣が振り下ろされる。
慌てて転がるように後ろに飛び下がるが、地面に衝突した魔剣の爆風がレウに襲い掛かり、その勢いに飲まれ、着地も満足にできず、地に這いつくばるようにして転がった。
それを見て兵たちがまた、歓声を上げる。
「ダイオン様、つええええ!」「最強! 最強! 最強!」「ヒャッハー! 今のダメージはでけえぜ! その傷を抱えて、あの絶妙な剣技が保てるのか、見ものだなぁ!」
死にかけの虫もかくや、というように、よろよろと、剣を杖にしてよやく立ち上がるレウ。それを静かにみていたダイオンの目は、失望が広がっていた。
「そんなものか。つまらん。あまりに、がっかりだ。まあ、当然の結末ではあろうか。我が勝手な期待をしてしまった、だけなのだな」
そう言い捨て、ダイオンは魔剣を持ち上げる。
レウはそれを、じっと、見つめることしかできない。
「ちょっと! ねえ、レウ! 負けないでよ! なんとか、なんとかならないの!?」
檻のシャロが、叫んだ。少女の目から見ても、明らかな窮地であった。
発破をかける他の言葉が無いのだ。少女は檻の中から声が枯れんばかりに叫ぶ。
それを見て、レウは、ぼそりと、呟いた。
「とっかかりは、見えた。ただ、今の僕じゃあ、あれを斬れない」
「ねえ、どうしたらいいの! できることがあるなら、言って!」
少女の悲痛な叫びに、レウは目を向け――己の心を落ち着けるように、息を吐く。
「僕の趣味は、胸が豊満で、脚が長い女、なんだが」
「え? な、なんて言ってるの?」
「理由は聞くな。お前、とりあえず、胸か脚を出せ」
そんな、絶対にこの場にはそぐわないことを言い放った。
誰しもがその言を聞いて、ぽかんとする。
ダイオンは、ついに狂ったかと、目を吊り上げる。
誰しもが真面目に受け取らなかったその言葉を、少女は必至だったのだろうか。言われるがまま、自分の胸元をはだけさせ、スカートをまくり、少しだけ露出を高めた。
真っ白い肌が、ほんの少しの恥じらいで、白桃色に染まる。
「こ、これでいいの?」
「……まぁ、いい、だろう」
そう言うとレウは深呼吸し……血走った目で、その少女の肢体を見つめた。
不気味な時間であった。
レウは、見るからに棒立ちであった。その少女を見つめているだけである。
だが、明らかに、彼は何かをしている。上手くは言えないが、その荒い呼吸は、まるでなにかを消費しているかのようで……。
そしてシャロは、それに感付いた。
「ま、まさか」
先ほどのレウの話を思い出す。
――呪いは、これまでも、これからも、続く。
「今、わ、私、で、その……今……あれ、を……!」
ぼっと、火が付いたように、シャロの頬が真っ赤になった。
わかりやすく言うとこうだ。
「今、私で……修行してる……!?」
「頭がおかしくなったか、小僧!」
ダイオンが怒りのあまり、叫ぶ。少なからず敬意を払い臨んだ真剣勝負を、穢された気分であった。
魔剣を掲げ、一直線にレウに向かって突進をする。通常であれば酷く無防備な突撃なのだが、ダイオンの場合は、無敵の護りがある。
ただこの魔剣を、憎き敵の脳天に突き立てることのみを考え、彼は咆哮しながら、真っすぐに剣を振るった。
その魔剣に対し、真横の面に向かってレウの剣撃が放たれた。
ダイオンは驚く。先ほどの剣よりも、一段鋭くなっているのだ。
――修行の成果は、犠牲となるものの、集中力と時間によって質が変わってくる。
真横に衝撃を受けた魔剣は、軌道を逸らし、レウの頭を逸れ地面に激突する。
そのまま魔剣は爆発を生むが、レウは、前に向かって跳躍していた。
爆風を推進力として利用し、加速した少年は、ダイオンに飛び掛かる。
鎧の男は、剣を地面に突き刺したままである。完全なる、無防備の状態だ。
ここまではいいだろう。だが、どうやって近付こうが、相手は無敵の魔法を纏う。
これを斬らなければ、勝利の道はない。
そして、光るような剣閃が、四つ、輝いた。
爆風で得た推進力にて、レウはダイオンを通り過ぎ、地面に足をつけ、着地する。
静かな時が、過ぎた。
レウの剣は、魔を斬ったのか、叶わなかったか。
全員が固唾を飲んで、その結末を見届けた。
「……やはり、まだ、こんなもの、か」
ダイオンが、ゆらりと、レウのほうに振り返り。
未だ健在たる、黒き揺蕩いを、見せた。
「斬れてないぞ。はは。今ので最後か? ならば、こう言おう。魔崩剣、敗れた――あ、あ?」
無敵魔法【不破魔城の絶壁】の無事を見届けた兵たちは、歓声を上げる。
が、しかし。すぐに様子のおかしくなったダイオンの声に、気付いた。
「……それ、本当に厄介な魔法だよ。全然斬れる気がしない。緻密で、硬すぎる」
レウがダイオンの方を振り返りながら、ゆらりと、剣を肩に当て、語る。
「そう。硬すぎる。けど、それじゃあ、不便だ。どこもかしこもカチコチならば、動くことすらままならない。だから、その魔法、関節の部分は比較的柔らかくなる仕様になってるね」
「……! だから、なんだというのだ! 関節も、どこも、斬られておらん! 何故お前は、そんな、勝ち誇った顔をする……!」
「そう。結局、斬り捨てることはできなかった。だけど、ね。ほんの少しの、妖精文字なら、狂わせることなら、できた」
そうして、レウは、憐れみを含めた目で、決着の要因を話した。
「関節部分は状況に応じて、硬度が変化するようになっている。だから、その変化を調整する機能を、傷付けた。ダイオン、お前の魔法はね、関節が折れようがお構いなしに、無茶苦茶な方向に勝手に固まっていく、棺桶と化したんだよ」
みしり、と骨が折れる音がした。
ダイオンの、二つの肘と二つの膝が、折れてはいけない方向に曲がっている。
骨が飛び出て、血が零れようが、狂った魔法の鎧は主を傷付け続け、屈折を止めない。
ダイオンは、雄叫びを上げながら――苦渋の決断で【不破魔城の絶壁】を解除した。
その時。既に剣が届く範囲にまで、レウは踏み込んでいた。
ダイオンは、血をまき散らしながら魔剣を握り締め、裂帛の気合と共に、彼の剣と打ち合おうとする。
が、折れた肘は言うことを聞かず、魔剣を取り落してしまう。
「残念だよ、ダイオン。もっと早く、魔法を手放して、純粋な剣技で戦っていれば――君が勝てる目が、あったかもしれない」
それが、手向けの言葉となった。
レウの剣は円弧の軌跡を描き、ダイオンの首を裂く。
爆ぜるような鮮血が、吹き上がった。
レウがそれに対し、一つ一つ、丁寧に剣を交え、真っすぐの剣筋で返す。
魔剣が弾き返されるが、すぐさま構え直され、嵐のような剣撃が、息つく暇もなく浴びせられる。
(こいつ……剣自体も、普通に、上手い)
認めなくない事実を受け入れたとき、絶望に変わる。
魔法の力だけで成り上がれるほど、Aランク冒険者という地位は甘くない。
練り上げられた武芸に加え、絶大な魔法を得てようやく見えてくる景色なのだ。
ダイオンの魔剣は、次第に変幻自在となっていく。
力任せに振り下ろされたかと思いきや、嘲笑うかのように小さな連撃を仕掛けてくる。レウはそれらを全て正確に攻撃の種類を捉え、打ち返さなくてはならない。
もし一つでも甘く受けてしまえば、その時点で爆発が起こり、レウは死亡する。
ミスが許されない、理不尽なる剣戟に、レウは額の汗を抑えられずにいた。
「ダイオン様ーッ! 流石だ! Aランク冒険者は伊達じゃなかった!」「そのムカつく小僧をやっちゃってください!」「ヒャッハー! ゲヒヒヒ! 相手は剣の技だけで凌いでるようですが、それも無限には続かねえでしょう! 体力勝負ならダイオン様の圧倒的有利! あの小僧に勝ち筋はねえですよーっ!」
兵たちが、わあわあと声を上げ、ダイオンに歓声を上げている。
それに気をよくしたのか、男は魔剣を大上段に構えた。
バカにしているかのような、隙だらけの構えである。
「……っの野郎!」
挑発と受け取ったレウは、魔剣を掲げる肘に一太刀を浴びせる。が、魔を斬る刃は、黒き陽炎を切り裂けず、かきん、という虚しい音だけを残した。
げ、というまずい表情をしたレウの頭上に、魔剣が振り下ろされる。
慌てて転がるように後ろに飛び下がるが、地面に衝突した魔剣の爆風がレウに襲い掛かり、その勢いに飲まれ、着地も満足にできず、地に這いつくばるようにして転がった。
それを見て兵たちがまた、歓声を上げる。
「ダイオン様、つええええ!」「最強! 最強! 最強!」「ヒャッハー! 今のダメージはでけえぜ! その傷を抱えて、あの絶妙な剣技が保てるのか、見ものだなぁ!」
死にかけの虫もかくや、というように、よろよろと、剣を杖にしてよやく立ち上がるレウ。それを静かにみていたダイオンの目は、失望が広がっていた。
「そんなものか。つまらん。あまりに、がっかりだ。まあ、当然の結末ではあろうか。我が勝手な期待をしてしまった、だけなのだな」
そう言い捨て、ダイオンは魔剣を持ち上げる。
レウはそれを、じっと、見つめることしかできない。
「ちょっと! ねえ、レウ! 負けないでよ! なんとか、なんとかならないの!?」
檻のシャロが、叫んだ。少女の目から見ても、明らかな窮地であった。
発破をかける他の言葉が無いのだ。少女は檻の中から声が枯れんばかりに叫ぶ。
それを見て、レウは、ぼそりと、呟いた。
「とっかかりは、見えた。ただ、今の僕じゃあ、あれを斬れない」
「ねえ、どうしたらいいの! できることがあるなら、言って!」
少女の悲痛な叫びに、レウは目を向け――己の心を落ち着けるように、息を吐く。
「僕の趣味は、胸が豊満で、脚が長い女、なんだが」
「え? な、なんて言ってるの?」
「理由は聞くな。お前、とりあえず、胸か脚を出せ」
そんな、絶対にこの場にはそぐわないことを言い放った。
誰しもがその言を聞いて、ぽかんとする。
ダイオンは、ついに狂ったかと、目を吊り上げる。
誰しもが真面目に受け取らなかったその言葉を、少女は必至だったのだろうか。言われるがまま、自分の胸元をはだけさせ、スカートをまくり、少しだけ露出を高めた。
真っ白い肌が、ほんの少しの恥じらいで、白桃色に染まる。
「こ、これでいいの?」
「……まぁ、いい、だろう」
そう言うとレウは深呼吸し……血走った目で、その少女の肢体を見つめた。
不気味な時間であった。
レウは、見るからに棒立ちであった。その少女を見つめているだけである。
だが、明らかに、彼は何かをしている。上手くは言えないが、その荒い呼吸は、まるでなにかを消費しているかのようで……。
そしてシャロは、それに感付いた。
「ま、まさか」
先ほどのレウの話を思い出す。
――呪いは、これまでも、これからも、続く。
「今、わ、私、で、その……今……あれ、を……!」
ぼっと、火が付いたように、シャロの頬が真っ赤になった。
わかりやすく言うとこうだ。
「今、私で……修行してる……!?」
「頭がおかしくなったか、小僧!」
ダイオンが怒りのあまり、叫ぶ。少なからず敬意を払い臨んだ真剣勝負を、穢された気分であった。
魔剣を掲げ、一直線にレウに向かって突進をする。通常であれば酷く無防備な突撃なのだが、ダイオンの場合は、無敵の護りがある。
ただこの魔剣を、憎き敵の脳天に突き立てることのみを考え、彼は咆哮しながら、真っすぐに剣を振るった。
その魔剣に対し、真横の面に向かってレウの剣撃が放たれた。
ダイオンは驚く。先ほどの剣よりも、一段鋭くなっているのだ。
――修行の成果は、犠牲となるものの、集中力と時間によって質が変わってくる。
真横に衝撃を受けた魔剣は、軌道を逸らし、レウの頭を逸れ地面に激突する。
そのまま魔剣は爆発を生むが、レウは、前に向かって跳躍していた。
爆風を推進力として利用し、加速した少年は、ダイオンに飛び掛かる。
鎧の男は、剣を地面に突き刺したままである。完全なる、無防備の状態だ。
ここまではいいだろう。だが、どうやって近付こうが、相手は無敵の魔法を纏う。
これを斬らなければ、勝利の道はない。
そして、光るような剣閃が、四つ、輝いた。
爆風で得た推進力にて、レウはダイオンを通り過ぎ、地面に足をつけ、着地する。
静かな時が、過ぎた。
レウの剣は、魔を斬ったのか、叶わなかったか。
全員が固唾を飲んで、その結末を見届けた。
「……やはり、まだ、こんなもの、か」
ダイオンが、ゆらりと、レウのほうに振り返り。
未だ健在たる、黒き揺蕩いを、見せた。
「斬れてないぞ。はは。今ので最後か? ならば、こう言おう。魔崩剣、敗れた――あ、あ?」
無敵魔法【不破魔城の絶壁】の無事を見届けた兵たちは、歓声を上げる。
が、しかし。すぐに様子のおかしくなったダイオンの声に、気付いた。
「……それ、本当に厄介な魔法だよ。全然斬れる気がしない。緻密で、硬すぎる」
レウがダイオンの方を振り返りながら、ゆらりと、剣を肩に当て、語る。
「そう。硬すぎる。けど、それじゃあ、不便だ。どこもかしこもカチコチならば、動くことすらままならない。だから、その魔法、関節の部分は比較的柔らかくなる仕様になってるね」
「……! だから、なんだというのだ! 関節も、どこも、斬られておらん! 何故お前は、そんな、勝ち誇った顔をする……!」
「そう。結局、斬り捨てることはできなかった。だけど、ね。ほんの少しの、妖精文字なら、狂わせることなら、できた」
そうして、レウは、憐れみを含めた目で、決着の要因を話した。
「関節部分は状況に応じて、硬度が変化するようになっている。だから、その変化を調整する機能を、傷付けた。ダイオン、お前の魔法はね、関節が折れようがお構いなしに、無茶苦茶な方向に勝手に固まっていく、棺桶と化したんだよ」
みしり、と骨が折れる音がした。
ダイオンの、二つの肘と二つの膝が、折れてはいけない方向に曲がっている。
骨が飛び出て、血が零れようが、狂った魔法の鎧は主を傷付け続け、屈折を止めない。
ダイオンは、雄叫びを上げながら――苦渋の決断で【不破魔城の絶壁】を解除した。
その時。既に剣が届く範囲にまで、レウは踏み込んでいた。
ダイオンは、血をまき散らしながら魔剣を握り締め、裂帛の気合と共に、彼の剣と打ち合おうとする。
が、折れた肘は言うことを聞かず、魔剣を取り落してしまう。
「残念だよ、ダイオン。もっと早く、魔法を手放して、純粋な剣技で戦っていれば――君が勝てる目が、あったかもしれない」
それが、手向けの言葉となった。
レウの剣は円弧の軌跡を描き、ダイオンの首を裂く。
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