恋愛ゲームのモブに転生した俺!~ヒロインキャラが全員好感度MAXなのは気のせいでしょうか?

美鈴

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第二部

ある朝

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ある朝校門前に着くと見た事ある顔の同じ歳位の男子の姿。…誰だったけ?何か引っ掛かる。そうだ。キャラメイクする前の主人公馬場隆弘がこんな顔をしていた。というかまだ二週間経って無いのに主人公が居るという事はゲームとは全然違うという事だろうか?何より遥があんな事を言っていた位だ。俺は少し来た道を引き返し遥へと連絡をとる事に。


Puru…─『やっほー豊和君の遥だよー!』

「テンション高いな…。え~と……遥に連絡したのは校門の所に隆弘が居るからなんだが…」

『…っ!?』

「…大丈夫か?」

『…うん』

「取り敢えず皆と一緒に来てくれる?通学途中にあるコンビニの前で待ち合わせよう?」

『うん…ありがとう』

来た道を引き返し遥達が来るのを待つ事に。





******


───「お待たせ豊和!」
「豊ちゃんおはよう!」
「おはようございます松山様」
「豊和おはよう位は毎朝言わせなさいよね?」「豊和その通りよ!」
「でゴザルよ!」
「おはよう豊君!」
「おはよう!豊和君ありがとうね、知らせてくれて!」

「ああ、皆おはよう。遥と約束したし気にしないで?」

「で、どうする訳?」

「彼氏のフリだろ?」

「それでアイツが諦めれば良いけど…」

「遥殿に対する執着が異常でゴザルからな…」

「…豊和君。取り敢えず彼氏役お願い出来る?」

「勿論。遥との約束だしな」

「本当にありがとう…それに…」

「ん?」

「大好き…大好きだよ豊和君…」

「えっと…ありがとう/////」

面と向かって好きとか言われると照れてしまうな…。

「私も好きよ豊和君…。この間みたいにまた肌を重ね合いましょうね?」
「朝から何言ってるんですか真冬先輩は!?」
「豊和…私もまたエッチしたい…/////」
「深雪迄そんな事言うんじゃないよ!?そんな風に言われると二人に手を出した最低男に聞こえるし、まぁ…事実だけど…」

「うだうだ言わないで早く皆に手を出しなさいよ?」

「あ~なるほど…。二人と体の関係になった事を皆知ってるんですね?」

「「「「「「うん!知ってる!」」」」」」

「…いくら…一夫多妻になるからって最低だよね?」

「そんな事は絶対に無い!皆大好きな君に抱かれたいんだよ?ボクだって…」
「唯の言う通りですわ」
「早く抱くと良いでゴザルよ」
「豊ちゃん…皆待ってるから…」

「そうよ!遥なんて我慢出来ずに…んんっムムムムムムムッ…」
「美麗ちゃん…黙っててね?」

「え~と……遥どうかしたのか?」

「何でも無い何でも無いからね?」

「遥殿は豊和殿が寝ている時に豊和殿の手を使ってオナニーしていたでゴザルよ?」

「…えっ?」

「馬鹿馬鹿馬鹿!茜ちゃん!何で言っちゃうのぉ!!???恥ずかし…恥ずかし過ぎるぅぅぅ/////」

そうだったのか…でも、それを聞かされた俺はなんとも言えないんだけど?茜先輩わざとだな?さてさてどうなることやら…。


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