123 / 166
第四章
こういう子も現れる
しおりを挟む
「さて…あなたどういうつもりかしら?」
「…っ…あ、あの……その…」
「ストーキングは犯罪だと分かってるわよね?しかも男性に対してのストーキング。どれだけ罪が重いかはあなたにも分かるわね…?」
「……は、はい」
涙ながらに消え入りそう声で返事をする女性。いや、女性というよりは女児という方が正しいだろうか。ランドセル背負ってるし。
「じゃあ…警察と親御さんに連絡──」
「──ちょっと待って、千架さん」
慌てて俺は千架さんに待ったをかける。忘れている人の為に一応言っておくと、千架さんは風華の母親。風華や零が妊娠している為に俺の護衛をしてくれている女児の一人が千架さんなんだ。風華の姉である雷華さんも先日までは一緒に護衛してくれていたんだけど…そんな彼女も先日妊娠したしな。
妊娠させたのは俺だけど…。
「まさか…通報するなと言うつもりじゃないだろうな?」
「ええと…まあ」
「はぁ……それは本人の為にならんぞ?これはれっきとした犯罪なんだ。いくら小さかろうが犯した罪の大きさを実感、反省させないといけないのは流石に分かるだろう?」
千架さんの言う事もご尤もだといえる。正論だな…。
「それにだ。仮に…今回これを見逃したとして…どこからかこの話が他に漏れたとしたら、必ず模倣犯が現れるだろう。それだけじゃないぞ?許されるなら私も私もと同じ事をする女が現れるぞ?お前はいいとして…それで他の男性に被害が及んだら?」
その時は…当然自分を許せないだろうな。被害に遭うのが俺だけならともかく…。
でも…彼女と関わったのは俺なんだよな。先日の話だ。クラスメイトにイジメられてるところに俺が通りがかって…んで…助けたらこうなったというか、懐かれたというか…。
「…分かった分かった。好きにしろ」
「すいません、千架さん」
「その代わり…私もそろそろ情けをもらうからな?娘が二人も私を差し置いて妊娠しているんだ?私が知らない男の味を知っているんだ?これは不公平だと思うだろ?自分で言うのはなんだが体は子供二人産んでも、トレーニングは欠かし事はないので引き締まっている筈だ。勿論あそこも毎日引き締める運動を欠かした事はないぞ?」
「…あ、はい」
「本当だな!?約束したからな」
「はい」
「よしっ!」
千架さんとはこのあと共に過ごす事が決まる。元々祖母娘丼の約束はしていたものだから仕方ないよな?
「あ、あの…お兄ちゃん」
「うん?ああ…ごめんごめん。とにかく今回はなかった事にするけど…こんな事したらいけないよ?」
「…ごめんなさい。お兄ちゃん。私…お兄ちゃんに助けてもらってから…その…どうしてもお兄ちゃんを視界に収めておかないと気が済まなくなって…」
これ…アレかな…?助けた事を切っ掛けに惚れられてるよな?前世の記憶でもませてる女の子はませてたしな…。
んで…こういう感じの子って…諦めが悪いというか…いつまでも想っている子は想っているものだよな…?
「ええと…将来嫁に来る?」
「っ!?いいの!?将来と言わず今からがいい!」
一応…ロリコンではないと言わせて欲しい。ほら…彼女の性癖というか…そういうのを歪またというか…そうなったというか…とにかくほっとけないじゃん?
まあ、そんなわけで…また一人…いや、二人か?とにかく俺と関わりを持った女性が増えたという話だ。一応…これも言っとくけど体の関わりを持ったのは千架さんだけだから…。そこんところ宜しくな。
一体誰に言っとるんだろうな、俺…。
「…っ…あ、あの……その…」
「ストーキングは犯罪だと分かってるわよね?しかも男性に対してのストーキング。どれだけ罪が重いかはあなたにも分かるわね…?」
「……は、はい」
涙ながらに消え入りそう声で返事をする女性。いや、女性というよりは女児という方が正しいだろうか。ランドセル背負ってるし。
「じゃあ…警察と親御さんに連絡──」
「──ちょっと待って、千架さん」
慌てて俺は千架さんに待ったをかける。忘れている人の為に一応言っておくと、千架さんは風華の母親。風華や零が妊娠している為に俺の護衛をしてくれている女児の一人が千架さんなんだ。風華の姉である雷華さんも先日までは一緒に護衛してくれていたんだけど…そんな彼女も先日妊娠したしな。
妊娠させたのは俺だけど…。
「まさか…通報するなと言うつもりじゃないだろうな?」
「ええと…まあ」
「はぁ……それは本人の為にならんぞ?これはれっきとした犯罪なんだ。いくら小さかろうが犯した罪の大きさを実感、反省させないといけないのは流石に分かるだろう?」
千架さんの言う事もご尤もだといえる。正論だな…。
「それにだ。仮に…今回これを見逃したとして…どこからかこの話が他に漏れたとしたら、必ず模倣犯が現れるだろう。それだけじゃないぞ?許されるなら私も私もと同じ事をする女が現れるぞ?お前はいいとして…それで他の男性に被害が及んだら?」
その時は…当然自分を許せないだろうな。被害に遭うのが俺だけならともかく…。
でも…彼女と関わったのは俺なんだよな。先日の話だ。クラスメイトにイジメられてるところに俺が通りがかって…んで…助けたらこうなったというか、懐かれたというか…。
「…分かった分かった。好きにしろ」
「すいません、千架さん」
「その代わり…私もそろそろ情けをもらうからな?娘が二人も私を差し置いて妊娠しているんだ?私が知らない男の味を知っているんだ?これは不公平だと思うだろ?自分で言うのはなんだが体は子供二人産んでも、トレーニングは欠かし事はないので引き締まっている筈だ。勿論あそこも毎日引き締める運動を欠かした事はないぞ?」
「…あ、はい」
「本当だな!?約束したからな」
「はい」
「よしっ!」
千架さんとはこのあと共に過ごす事が決まる。元々祖母娘丼の約束はしていたものだから仕方ないよな?
「あ、あの…お兄ちゃん」
「うん?ああ…ごめんごめん。とにかく今回はなかった事にするけど…こんな事したらいけないよ?」
「…ごめんなさい。お兄ちゃん。私…お兄ちゃんに助けてもらってから…その…どうしてもお兄ちゃんを視界に収めておかないと気が済まなくなって…」
これ…アレかな…?助けた事を切っ掛けに惚れられてるよな?前世の記憶でもませてる女の子はませてたしな…。
んで…こういう感じの子って…諦めが悪いというか…いつまでも想っている子は想っているものだよな…?
「ええと…将来嫁に来る?」
「っ!?いいの!?将来と言わず今からがいい!」
一応…ロリコンではないと言わせて欲しい。ほら…彼女の性癖というか…そういうのを歪またというか…そうなったというか…とにかくほっとけないじゃん?
まあ、そんなわけで…また一人…いや、二人か?とにかく俺と関わりを持った女性が増えたという話だ。一応…これも言っとくけど体の関わりを持ったのは千架さんだけだから…。そこんところ宜しくな。
一体誰に言っとるんだろうな、俺…。
35
あなたにおすすめの小説
貞操逆転世界に転生したのに…男女比一対一って…
美鈴
ファンタジー
俺は隼 豊和(はやぶさ とよかず)。年齢は15歳。今年から高校生になるんだけど、何を隠そう俺には前世の記憶があるんだ。前世の記憶があるということは亡くなって生まれ変わったという事なんだろうけど、生まれ変わった世界はなんと貞操逆転世界だった。これはモテると喜んだのも束の間…その世界の男女比の差は全く無く、男性が優遇される世界ではなかった…寧ろ…。とにかく他にも色々とおかしい、そんな世界で俺にどうしろと!?また誰とも付き合えないのかっ!?そんなお話です…。
※カクヨム様にも投稿しております。内容は異なります。
※イラストはAI生成です
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
至れり尽くせり!僕専用メイドの全員が溺愛してくる件
こうたろ
青春
普通の大学生・佐藤健太は目覚めると、自宅が豪華な洋館に変わり10人の美人メイドたちに「お目覚めですか、ご主人様?」と一斉に迎えられる。いつの間にか彼らの“専属主人”になっていた健太は戸惑う間もなく、朝から晩までメイドたちの超至れり尽くせりな奉仕を受け始める。
転生?したら男女逆転世界
美鈴
ファンタジー
階段から落ちたら見知らぬ場所にいた僕。名前は覚えてるけど名字は分からない。年齢は多分15歳だと思うけど…。えっ…男性警護官!?って、何?男性が少ないって!?男性が襲われる危険がある!?そんな事言われても…。えっ…君が助けてくれるの?じゃあお願いします!って感じで始まっていく物語…。
※カクヨム様にも掲載しております
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
学年一可愛いS級の美少女の令嬢三姉妹が、何故かやたらと俺の部屋に入り浸ってくる件について
マカロニ
恋愛
名門・雄幸高校で目立たず生きる一年生、神谷悠真。
クラスでは影が薄く、青春とは無縁の平凡な日々を送っていた。だがある放課後、街で不良に絡まれていた女子生徒を助けたことで、その日常は一変する。救った相手は、学年一の美少女三姉妹として知られる西園寺家の次女・優里だった。さらに家に帰れば、三姉妹の長女・龍華がなぜか当然のように悠真の部屋に入り浸っている。名門令嬢三姉妹に振り回されながら、静かだったはずの悠真の青春は少しずつ騒がしく揺れ始める。
男が少ない世界に転生して
美鈴
ファンタジー
※よりよいものにする為に改稿する事にしました!どうかお付き合い下さいますと幸いです!
旧稿版も一応残しておきますがあのままいくと当初のプロットよりも大幅におかしくなりましたのですいませんが宜しくお願いします!
交通事故に合い意識がどんどん遠くなっていく1人の男性。次に意識が戻った時は病院?前世の一部の記憶はあるが自分に関する事は全て忘れた男が転生したのは男女比が異なる世界。彼はどの様にこの世界で生きていくのだろうか?それはまだ誰も知らないお話。
異世界転生したら宇宙の帝王になった件~俺は今日も最強ハーレム部隊を作ってる~
こうたろ
ファンタジー
現代日本の平凡な高校生だったアヤトは、事故死後に神の手で異世界転生を果たす。目覚めるとそこは宇宙全域で戦争が繰り広げられる世界で、彼は帝国皇帝一族の10男だった。超高速思考や無限魔力といったチート能力を駆使し、個性豊かな美女たちによる秘書や艦隊を率いて銀河の危機に立ち向かう。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる