真・転生?したら男女貞操逆転世界

美鈴

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第四章

初めてから…

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「「──おぎぁ~ おぎぁ~おぎぁ~!!」」


「げ、元気な男の子です!」
「こっちは女の子です!」


 とうとうこの日がやって来た。中学の卒業を間近に控えたある日の事。「ヤバいちょ。始まったみたいとよ…」と、突然口にしたのは愛歌さん。「愛歌も!?あたしもみたいなんだけど!?」愛歌さんに続きそう口にしたのは陳子さん。愛歌さんに関しては出産予定日を過ぎていた事もあり、いつだいつだと俺も身構えていたのだが、陳子さんは出産予定日よりも早かった為に完全に予想外だった。

 そんな慌てふためようとする俺を一喝、冷静に対応してくれたのが円香さんだ。流石2児の母だし、頼りになる。


 そんなこんなでお分かりだろう。愛歌さんと陳子さんが俺の子を出産したという事だ。愛歌さんとの子が男の子、陳子さんとの子が女の子だった。二人とも本当に可愛い。陳子さんに関しては先でも述べた通り、予定日より早かった為にかなり心配だったんだが、その心配はきゆうかで終わってくれ元気だ。


「ありがとう…愛歌さん、陳子さん」

「お礼を言うのは私の方やけん」
「そうそう。あたし達の方」
「私達に子供を授けてくれてありがとうちょ」
「しかも直接だから」

 二人はそんな言葉を口にする。

「いや、それは違うから」

「「違う?」」

 二人仲良く首を傾げる。

「俺はこう思うんだ。出産って本当大変だと思う。だから…そんな大仕事を果たしてくれた二人にお礼を言うのは俺の方なんだよ。本当にありがとう。愛歌さん。陳子さん」

「そ、そんな事言ってくれるのは豊和君くらいなんよ」
「あ、愛歌の言う通りだぞ…?それに…改めてそんな事言われちまったら照れるって」
「お姉ちゃんの言う通りだよ。それこそ二人目を今からこしらえたくなるくらいなんよ」
「それな!」

 いやいや…それなじゃないし。二人とも出産を終えたばかりだからな?

 まあ、さっきまで元気に泣いて、二人からおっぱいをもらってすやすや眠っている子供の顔を見たら…俺ももっと欲しいとか…今思う事じゃないけど、二人と燃え上がりたいとかそう思ってしまうけども。

「と、とにかく…本当にありがとう」

「「うん」」





 嬉しい事は続くもんで……いや、俺が喜んでいいのかは分からないけど、冴子さんも無事に出産した。旦那さんも大喜びしていたものの、セックスから解放されていた期間がもうすぐ終わってしまうと嘆いていたのも旦那さん。

 あっ、そうそう冴子さんだけじゃない。俺の子を出産したのはこの国の総理もだ。以前会った時に俺の提出した精子を使って人工授精で妊娠していたと本人から会った時に聞かされたんだよな。んで、無事に出産したそうだ。テレビでも大々的に出産したと放送されていたし、ご本人からも連絡があった。

 勿論会いに行った。総理はその時に今度は直接だからねとウインクとともに言葉を頂いたのは…まあ、約束してたし、しょうがないよな。




 ──まあ、そんなこんなで中学の卒業式を迎える事に俺はなるんだ。





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