真・転生?したら男女貞操逆転世界

美鈴

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第一章

リビングで

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 豊和君がお風呂に向かった後…


「──さてと…」


 お母さんが口火を切った。

 このリビングにはお母さんの他に柚希に梓希、それに風華に凛に優奈ちゃん、それから愛歌さんに冴子さんといった女性のみ…。

「…先輩。豊和君をお風呂に行かせたのには何か理由わけがあるんですね?」

 冴子さんが今言った通りお母さんが豊和君にお風呂を勧めたのは何かあるんだろうとみんな思っていた筈だ。

「まあ、理由というよりは聞きたい事かな。本人目の前にしていたら言えない事もあると思ったしね」

「ああ、なるほど」


 どんな話をするのだろうと思い、固唾を呑んでみんなお母さんに視線を向けている…。


「みんなそう畏まらなくていいからね?思った事を素直にそのまま言って欲しいし。まあ、聞きたい事というのは他でもない豊和君に関係する事になるわ」


 流石にみんな豊和君に関係する事だと予想はしてたみたい。表情でそれが分かる…。でも何を聞きたいのかまでは分からないみたい。 


「知っての通り…豊和君は普通の男性とは違うじゃない?性欲も世の中の男性の何十倍もあるし、外見も中見も揃ってる。世の中の常識にはちょっと疎いけどね」

「女性に対して嫌悪感もまるでありませんしね」

「そうなのよ」
 

 ホント冴子さんの言う通りだよ…。私としてはもう少し女性を警戒して欲しいんだけど…。

 梓希とキスまで…それにそれ以上の事も梓希に先を越されちゃたし…。おまけに愛歌さんに…。

 ううっ、私が豊和君と先に出会ったのは私なのに…。


「豊和君と出会って数日だけど…私は豊和君の保護者のつもりよ。豊和君も私の事をそう思ってくれているみたいだしね…。だから新居に引っ越しする前に豊和君の事をどう思っているのか聞いておこうと思ったの。みんな豊和君に好意を抱いているであってるかしら?」


 お母さんの言葉にお母さん以外のみんなが頷く…。やっぱりそうだよね!?一瞬で心を奪わちゃうよね!?一目惚れ待ったなしだよね!?


「な、なんで冴子まで頷いてるのよっ!?あんたは旦那がいるでしょうが!?」

 冴子さん…冴子さんまで頷いてたんだね…?いい加減にしとかないと旦那さん泣いちゃうんじゃない…?

「旦那と推しは違うもんですよ、先輩」

「…ドヤ顔で言う事じゃないからね?」

 それはそう。

「私は豊和さんが好き!結婚したいと思ってる!」

「まあ、梓希はそう言うわよね」

「わ、私も豊和君が好き!けけけけ結婚したら正妻は私だからねっ!」

 声を大にして私も想いを言葉にする。

「私も…豊和君に好意を持っちょるよ…」
「あ、あたしもよ」
「わ、私もなのです」
「わ、私もです」

 愛歌さんも風華も凛も優奈ちゃんも想いを言葉にする。私が言う事じゃないけど…みんなチョロ過ぎない…?でも…相手が豊和君ならそれも仕方ないか…。豊和君が悪いんだよね?うん、豊和君が悪い。

 結論…わ、私達はチョロくないと思う…。


「やっぱりみんなそうなのね。私の勘違いじゃなくて本当に良かったわ。勘違いだったら今から言う事は考え直さないといけなかったしね」


 考え直す…?お母さんは何を…?


「愛歌ちゃん、風華ちゃん、凛ちゃん、それに優奈ちゃん」

「「「「は、はい…」」」」

「良かったらあなた達も一緒に豊和君の新居に越してこない?」

「「「「へっ…?」」」」

「あなた達は信用できるしね」

「「「「いいんですか…?」」」」

「一応豊和君にもちゃんと確認は取るけど、豊和君はイヤとは言わない筈よ。寧ろ喜ぶと思ってるわ。四人の中で愛歌ちゃんは特にね」

「わ、私!?特別ちょっ!?」

 特別…?その言葉に私はちょっとムッとしてしまう。他の三人も何故っていう表情をしている…。

「これは私の勘なんだけど…梓希も特別に思ってると思うのよねぇ」

「私も!?」
「なんで梓希!?私の間違いじゃないのっ!?」

「も、もしかして…キスとかフェラとかしたからちょか…?」

 きききキスって言った!?愛歌さんがフェラするところは見てたから知ってるけどキスもしてただなんて…っ…!?

「たぶん…ね。豊和君は関係を持った女性を特別に思ってるように見えるのよね」

「それは私もですかっ!?」

「………チッ」

 お母さんが舌打ちしてる…?と、いう事は…冴子さんの事も少なからず特別に思ってるという事…?

 さ、冴子さんめぇ~~~!


「──ちょっ!?先輩っ!?唐突なその舌打ちはなんなんです!?」

「だからね…」

「ちょっと、先輩!無視しないで下さいよ!」

 お母さんは冴子さんをスルーするように決めたみたいだ…。


「だからこそ提案したのよ。一緒に暮らさないかって」

「それは私もって事っ…あびゃっ!? ………」

 あっ…お母さんが特製スタンガンで冴子さんを黙らせて眠らせた…。眠らせたというよりは気絶…かな…。

「風華ちゃんには豊和君を護衛して欲しいし、凛ちゃんと優奈ちゃんには色々サポートしてもらいたのよ」

「ま、任せてよ、おばさん!あたしがアイツを守ってあげるわ!」
「サポートするのです!」
「わ、私もします!」

 そういえば風華の家は代々男性警護官の職についてたし、道場も開いて武術やらを教えてたっけ。凛はコンピューター関係強いし、優奈ちゃんは頭が凄くいいんだよね…。


「決まりかしら?」



 みんな返事をする。当然返事はイエスだ。
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