40 / 166
第一章
配信の後で
しおりを挟む
「──世界は変わる!変えられる!」
テレビの生放送を終えた後、冴子さんがタブレットでどこぞの掲示板を開き見て、ゲ◯ドウポーズをとりながらそう言った…。
その言葉はルル◯シュのセリフですよね…?
「そりゃあ変えようとすれば世界は変わるとは思いますけど、俺のナニを世界に晒してから言う事じゃあないですからね!冴子さん、分かってますっ!?」
「細かい事は気にしないの!すでに豊和君のナニは世に放たれたわ」
「世に放ったのは冴子さんなんですけどね!」
俺は怒ってもいいよな…?
「その手始めとして、文部科学省は教科書に載ってる男性に関する全ての項目を豊和君に変更。大人のおもちゃのバ◯ブも豊和君のサイズに変更。ダ◯チワイフも豊和がモデルが出るわ。それから──」
「──ちょ!?ちょっと待って!?」
俺は冴子さんの言葉を遮った。聞き捨てしてはいけない言葉が混じっていたように思えたからだ。
「きょ、教科書って言いました…?」
「言ったわよ」
言ってるぅぅぅぅ!?教科書に載んのっ!?
待て待て待て…まずは何が載るのかの確認をしなければ…
「な、何が載るんです…?」
「そりゃあ決まってるでしょう?最高峰の男性として教科書に載るのよ。具体例をあげると…そうねぇ…豊和君のティンティンの写真は間違いないとして、射精回数、勃起前と勃起後のサイズ、後は精子の数に精子の写真といったところかしら」
ああ、うん…。俺にプライバシーというものはないんだな…。そっかぁ…。俺も昔の偉人さんみたいに教科書に載るのかぁ…。
ははっ…やるな…俺…。
って、笑えんわぁっ!!!
「それ…止める事は…?」
「できないわね。世界を変える為にも止めるわけにはいかないしね」
「…ですよねぇ…」
無力…あまりにも無力。俺にはこれを止める術はない…。仕方ない…。仕方なくはないけど、そう割り切って羞恥心は未来の俺に任せるとしようか…。うん…それがいい…。
「そ、それはそうと…」
「どうかした?」
「凛と職員さん達は大丈夫ですかね…?」
俺と冴子さんは中継に使った部屋の中を見渡す。そこには床にできた血だまりに倒れ伏す凛と職員の女性達の姿が…。
冴子さんが俺のズボンと下着をズリ下ろしてナニがポロンした直後からみんなこうなってるんだよな。
ただ…こんな時に思う事じゃないんだけど、昭和のオ◯ルスター紅白水着大会がふと脳裏に思い浮かんでしまったわ…。
「大丈夫よ?女性はタフだからね!」
そう言ってウインク一つする冴子さん。
「まあ、そのうちみんな慣れるわよ。耐性ができる筈だからね!みんなあの映像を何度も見直すだろうしね」
個人的には見直さないで欲しいんですけどね!?まあ、それも言ってどうなるものでもないしな…。
「さてと…私達は先にリビングに行きましょうか」
「凛達はこのままですか!?」
「さっきも言ったけど大丈夫よ!すぐに復活するわ」
「は、はぁ…」
リビングへと向かう俺と冴子さん。リビングはリビングで円香さんと愛歌さんと梓希以外は凛と同じ状態だったのは言うまでもないか…?みんな当然放送を見ていたんだろうな…。
一応言っておくと倒れているのは柚希と風華と優奈の三人だ…。三人ともそういうのに耐性がないから…。
「お、お疲れ様…豊和君」
リビングで真っ先にそう声を掛けてくれたのは円香さんだ。続いて愛歌さんと梓希も同じ言葉をくれた。そんな三人にありがとうございますとだけ言葉を返した。三人も放送を観ていただろうし、俺のナニはすでに見られているとはいえ恥ずかしいものは恥ずかしいし、とてもじゃないが俺からは目を合わせられない…。
そう思った矢先だった。
「冴子」
険しい表情で冴子さんの名を呼んだのは円香さんだ。
「な、なんでしょうか」
冴子さんは円香さんのその表情に思わず唾を飲み込んだように俺は思えた。
「豊和君が自らテレビに出るとは言ったまではしょうがないとして…」
もしかして…俺のナニを晒した事を怒ってくれるのだろうか?
「ナニを晒した事ですか!?あ、あれはしょうがないと…「違う!それは別に構わないわ!」で、でしたら…」
あっ…違った…。
「アレは何っ!約束と違うわよ!」
「そ、それは…」
「男性ランクを見直すにしても早急過ぎるわ。いくら国が決定したと言っても、危害を加えたら事実上の死刑宣告だとしても、ランクが低い男性やおかしな考えを持った人間が豊和君を狙ってもおかしくないわよね!豊和君に何かあったらどうするつもりよ!」
円香さんは…俺の事を本当に心配してくれてるんだな。本当の親のように…いや、親なんだな…。本当にありがたい…。
「…性奴隷になります!」
いやいや…冴子さんはそんな事を堂々と答えないでねっ!?
「殺すわ」
「ちょっ!?本気の殺気!?じょ、冗談ですから!ほ、ほんのジョーク!というやつです!」
「冗談言っていい雰囲気じゃないのも分からないの…?」
「え、ええと…国には流石に逆らえませんよ!?一職員なんですよ!?で、ですが…」
「なに?」
「万全を期すのは当然として…それでも…それでも何かあった場合は…自害します!」
「自害なんてしないでっ!?」
俺も思わず声をあげる。
「自害じゃ足りないわ」
「ま、円香さんも落ち着いて下さい!?とにかく…国の意見なら冴子さんが言われるようにどうにもできなかったでしょうし…俺は冴子さんを信じてますから!」
「と、豊和きゅん…」
きゅん呼びはいらないですよ?まあ、とにかく俺が言うからという事で円香さんはそこまでに話をしてくれた。
まあ、なるようになるさ。
テレビの生放送を終えた後、冴子さんがタブレットでどこぞの掲示板を開き見て、ゲ◯ドウポーズをとりながらそう言った…。
その言葉はルル◯シュのセリフですよね…?
「そりゃあ変えようとすれば世界は変わるとは思いますけど、俺のナニを世界に晒してから言う事じゃあないですからね!冴子さん、分かってますっ!?」
「細かい事は気にしないの!すでに豊和君のナニは世に放たれたわ」
「世に放ったのは冴子さんなんですけどね!」
俺は怒ってもいいよな…?
「その手始めとして、文部科学省は教科書に載ってる男性に関する全ての項目を豊和君に変更。大人のおもちゃのバ◯ブも豊和君のサイズに変更。ダ◯チワイフも豊和がモデルが出るわ。それから──」
「──ちょ!?ちょっと待って!?」
俺は冴子さんの言葉を遮った。聞き捨てしてはいけない言葉が混じっていたように思えたからだ。
「きょ、教科書って言いました…?」
「言ったわよ」
言ってるぅぅぅぅ!?教科書に載んのっ!?
待て待て待て…まずは何が載るのかの確認をしなければ…
「な、何が載るんです…?」
「そりゃあ決まってるでしょう?最高峰の男性として教科書に載るのよ。具体例をあげると…そうねぇ…豊和君のティンティンの写真は間違いないとして、射精回数、勃起前と勃起後のサイズ、後は精子の数に精子の写真といったところかしら」
ああ、うん…。俺にプライバシーというものはないんだな…。そっかぁ…。俺も昔の偉人さんみたいに教科書に載るのかぁ…。
ははっ…やるな…俺…。
って、笑えんわぁっ!!!
「それ…止める事は…?」
「できないわね。世界を変える為にも止めるわけにはいかないしね」
「…ですよねぇ…」
無力…あまりにも無力。俺にはこれを止める術はない…。仕方ない…。仕方なくはないけど、そう割り切って羞恥心は未来の俺に任せるとしようか…。うん…それがいい…。
「そ、それはそうと…」
「どうかした?」
「凛と職員さん達は大丈夫ですかね…?」
俺と冴子さんは中継に使った部屋の中を見渡す。そこには床にできた血だまりに倒れ伏す凛と職員の女性達の姿が…。
冴子さんが俺のズボンと下着をズリ下ろしてナニがポロンした直後からみんなこうなってるんだよな。
ただ…こんな時に思う事じゃないんだけど、昭和のオ◯ルスター紅白水着大会がふと脳裏に思い浮かんでしまったわ…。
「大丈夫よ?女性はタフだからね!」
そう言ってウインク一つする冴子さん。
「まあ、そのうちみんな慣れるわよ。耐性ができる筈だからね!みんなあの映像を何度も見直すだろうしね」
個人的には見直さないで欲しいんですけどね!?まあ、それも言ってどうなるものでもないしな…。
「さてと…私達は先にリビングに行きましょうか」
「凛達はこのままですか!?」
「さっきも言ったけど大丈夫よ!すぐに復活するわ」
「は、はぁ…」
リビングへと向かう俺と冴子さん。リビングはリビングで円香さんと愛歌さんと梓希以外は凛と同じ状態だったのは言うまでもないか…?みんな当然放送を見ていたんだろうな…。
一応言っておくと倒れているのは柚希と風華と優奈の三人だ…。三人ともそういうのに耐性がないから…。
「お、お疲れ様…豊和君」
リビングで真っ先にそう声を掛けてくれたのは円香さんだ。続いて愛歌さんと梓希も同じ言葉をくれた。そんな三人にありがとうございますとだけ言葉を返した。三人も放送を観ていただろうし、俺のナニはすでに見られているとはいえ恥ずかしいものは恥ずかしいし、とてもじゃないが俺からは目を合わせられない…。
そう思った矢先だった。
「冴子」
険しい表情で冴子さんの名を呼んだのは円香さんだ。
「な、なんでしょうか」
冴子さんは円香さんのその表情に思わず唾を飲み込んだように俺は思えた。
「豊和君が自らテレビに出るとは言ったまではしょうがないとして…」
もしかして…俺のナニを晒した事を怒ってくれるのだろうか?
「ナニを晒した事ですか!?あ、あれはしょうがないと…「違う!それは別に構わないわ!」で、でしたら…」
あっ…違った…。
「アレは何っ!約束と違うわよ!」
「そ、それは…」
「男性ランクを見直すにしても早急過ぎるわ。いくら国が決定したと言っても、危害を加えたら事実上の死刑宣告だとしても、ランクが低い男性やおかしな考えを持った人間が豊和君を狙ってもおかしくないわよね!豊和君に何かあったらどうするつもりよ!」
円香さんは…俺の事を本当に心配してくれてるんだな。本当の親のように…いや、親なんだな…。本当にありがたい…。
「…性奴隷になります!」
いやいや…冴子さんはそんな事を堂々と答えないでねっ!?
「殺すわ」
「ちょっ!?本気の殺気!?じょ、冗談ですから!ほ、ほんのジョーク!というやつです!」
「冗談言っていい雰囲気じゃないのも分からないの…?」
「え、ええと…国には流石に逆らえませんよ!?一職員なんですよ!?で、ですが…」
「なに?」
「万全を期すのは当然として…それでも…それでも何かあった場合は…自害します!」
「自害なんてしないでっ!?」
俺も思わず声をあげる。
「自害じゃ足りないわ」
「ま、円香さんも落ち着いて下さい!?とにかく…国の意見なら冴子さんが言われるようにどうにもできなかったでしょうし…俺は冴子さんを信じてますから!」
「と、豊和きゅん…」
きゅん呼びはいらないですよ?まあ、とにかく俺が言うからという事で円香さんはそこまでに話をしてくれた。
まあ、なるようになるさ。
55
あなたにおすすめの小説
貞操逆転世界に転生したのに…男女比一対一って…
美鈴
ファンタジー
俺は隼 豊和(はやぶさ とよかず)。年齢は15歳。今年から高校生になるんだけど、何を隠そう俺には前世の記憶があるんだ。前世の記憶があるということは亡くなって生まれ変わったという事なんだろうけど、生まれ変わった世界はなんと貞操逆転世界だった。これはモテると喜んだのも束の間…その世界の男女比の差は全く無く、男性が優遇される世界ではなかった…寧ろ…。とにかく他にも色々とおかしい、そんな世界で俺にどうしろと!?また誰とも付き合えないのかっ!?そんなお話です…。
※カクヨム様にも投稿しております。内容は異なります。
※イラストはAI生成です
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
至れり尽くせり!僕専用メイドの全員が溺愛してくる件
こうたろ
青春
普通の大学生・佐藤健太は目覚めると、自宅が豪華な洋館に変わり10人の美人メイドたちに「お目覚めですか、ご主人様?」と一斉に迎えられる。いつの間にか彼らの“専属主人”になっていた健太は戸惑う間もなく、朝から晩までメイドたちの超至れり尽くせりな奉仕を受け始める。
転生?したら男女逆転世界
美鈴
ファンタジー
階段から落ちたら見知らぬ場所にいた僕。名前は覚えてるけど名字は分からない。年齢は多分15歳だと思うけど…。えっ…男性警護官!?って、何?男性が少ないって!?男性が襲われる危険がある!?そんな事言われても…。えっ…君が助けてくれるの?じゃあお願いします!って感じで始まっていく物語…。
※カクヨム様にも掲載しております
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
学年一可愛いS級の美少女の令嬢三姉妹が、何故かやたらと俺の部屋に入り浸ってくる件について
マカロニ
恋愛
名門・雄幸高校で目立たず生きる一年生、神谷悠真。
クラスでは影が薄く、青春とは無縁の平凡な日々を送っていた。だがある放課後、街で不良に絡まれていた女子生徒を助けたことで、その日常は一変する。救った相手は、学年一の美少女三姉妹として知られる西園寺家の次女・優里だった。さらに家に帰れば、三姉妹の長女・龍華がなぜか当然のように悠真の部屋に入り浸っている。名門令嬢三姉妹に振り回されながら、静かだったはずの悠真の青春は少しずつ騒がしく揺れ始める。
男が少ない世界に転生して
美鈴
ファンタジー
※よりよいものにする為に改稿する事にしました!どうかお付き合い下さいますと幸いです!
旧稿版も一応残しておきますがあのままいくと当初のプロットよりも大幅におかしくなりましたのですいませんが宜しくお願いします!
交通事故に合い意識がどんどん遠くなっていく1人の男性。次に意識が戻った時は病院?前世の一部の記憶はあるが自分に関する事は全て忘れた男が転生したのは男女比が異なる世界。彼はどの様にこの世界で生きていくのだろうか?それはまだ誰も知らないお話。
異世界転生したら宇宙の帝王になった件~俺は今日も最強ハーレム部隊を作ってる~
こうたろ
ファンタジー
現代日本の平凡な高校生だったアヤトは、事故死後に神の手で異世界転生を果たす。目覚めるとそこは宇宙全域で戦争が繰り広げられる世界で、彼は帝国皇帝一族の10男だった。超高速思考や無限魔力といったチート能力を駆使し、個性豊かな美女たちによる秘書や艦隊を率いて銀河の危機に立ち向かう。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる