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第一章
真夜中
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みんなと話した後、俺は自室に戻ってベットに横になっていたんだ。今日も色々あったし、思ったよりも疲れていたのかも知れない…。
だからだと思う…。俺はそのまま夢の中へと旅立ったんだ…。
「──うん…?」
ふと目を覚まして時間を確認すると…
「深夜一時か…」
日付けが変わっていた。
「とりあえず…キッチンに行って…それからトイレに行ってからもう一眠りするか」
俺はベットから起き上がり…静かにキッチンへと向かった。キッチンに向かうのは水分を補給したいからだ…。
♢♢♢
まあ、当然かどうかは分からないが、すでにみんな休んでるようだった。深夜だしな。みんな疲れてたんだろう。そんなわけで家の中は静かなものだった。家が広いと特にそう思う…。そんな事を思いながら自室前に戻ってきたところで…
っ……ぁっ……
「…? 声…?」
なんかうめき声のようなものが聞こえたような気がした…。まさか…幽霊とか…?いや、ないよな…?一応この家は新築みたいなものだし、変な噂があるとかは誰も言ってなかったしな…。
んっ………
「…聞き間違いじゃない…こっちから…?」
俺は声のする方へ向かう。
声は俺の隣の部屋からだった。
「柚希の部屋だ」
俺の隣の部屋はそれぞれ柚希と梓希の部屋の
になっている。ちなみにジャンケンの勝者から順に部屋決めしたらしい…。
俺は柚希の部屋を軽くノックして声を掛けてみる…。
が…返事はない…。
さて…どうしたものか…?うめき声のようなか細いような声は時折今も聞こえてくるわけだし…。
とりあえず…もう一度軽くノックして声を掛けてみる…。
「柚希」
「いいよ……一緒にっ…」
返答が返ってきたことに安心しつつ、ドアを開け、柚希の部屋の中へと足を踏み入れる。
「んんっ~~~~~♡♡♡」
部屋の中は真っ暗だった…。真っ暗だったんだけど、柚希が寝転がるベットだけは光が灯っている感じだ。それは何故か…。
携帯の光だ。真っ暗な部屋で携帯を見ていたからだ。目が悪くなるぞとは言えなかった。言葉すら発せなかった…。
「はぁはぁ…」
柚希の息が荒い…。それに合わせて胸も激しく上下するような感じ…。
もう分かるだろ?俺が部屋に入ると同時に柚希は体全体を震わせていた…。
痙攣したように…。
素っ裸で…。
ナニしていて…達した瞬間だったんだと思う…。
「す、凄く…はぁはぁ…気持ち良かったよぅ…」
そ、そうかぁ…き、気持ち良かったのか…。
「豊和君の何回見ても濡れちゃう…はぁはぁ…」
も、もしかして…携帯の画面に映っているのは…俺のナニだったり…?はははははっ…ま、まさかな…?
「こ、こんなとこ…豊和君に見られちゃったら…エッチだって思われちゃうよ…」
すでにエッチだって思ってます…。と、いうか目を逸らせないんだが…?
ま、マズイよな…?
「豊和君の部屋の隣でこんな事してるなんて…あっ…考えただけでまた…」
柚希はそう言ってまた下腹部に手を…
すると…水音が聞こえてきて…
「んんっ…すごっ…次から次に…んっ…溢れてきちゃ………うっ…?」
ふと…柚希と視線が絡み合ったような気がした…。
「ああああれ…っ…?きききき気の所為かな…?気の所為だよね…?豊和君が私の部屋にいるような……」
「あっ……ええと…」
「ここここ声も聞こえてくるような…?おおおおかしいよねっ!?」
こここここういう時なんて言えばいいんだ…?俺も慌てていたんだろうな…。俺から出た言葉は…
「す、凄く…エッチだった…」
「っ~~~~!?」
そして…柚希の次の言葉を待たずに俺は柚希の部屋を急ぎ後にする…。悲鳴にならないような声が聞こえたような気がしたが…気の所為という事にしておこう…。
俺は俺でそれどころじゃないしな…。あんなの目にしたら健康的な男子ならどうなるかは察してくれ…。
ここだけの話…何度か先程の光景を思い返しながら発散してから休む事に俺はするのだった…。
♢♢♢
『──やあ』
誰…?
『俺だよ、俺』
オレオレ詐欺…?
『自分相手に詐欺するわけないだろ』
自分…?そう思った瞬間だった…。目の前に俺が現れた。
俺…?これは…夢か…?ドッペルゲンガーとかじゃないよな…?アレッて見たら死ぬとかそういう怖い話があったよな…?
『安心して欲しい。ドッペルゲンガーじゃないから。まあ、夢みたいなもんだよ』
そっかぁ…夢…か。夢にしてはなんか妙に生々しいようなそんな感じがするんだが…。
『細かい事は気にしない。とにかくだ。俺がこうして現れたのには理由がある』
どんな理由…?
『記憶の大半を失っているだろ?』
それは…その通りだけど…
『それは正しくないんだ』
正しくない…?一体どういう…?
『今…俺が持っている記憶は全て前世の記憶なんだ』
はい…?前世の記憶…?
『不思議に思わなかったかい?ところどころ記憶と違うだろ?記憶の中の男女比が明らかに違うところとか、その為に男性が優遇されているところとか…』
それは…思ったけど…
『それは前世の記憶だからだよ』
じゃあ…俺の本当の記憶は…?
『それは──』
急に目の前が真っ暗になる。
「…夢…か…」
俺は目を開けると自然とそう呟いていた。たぶん…夢…だったんだろう…。夢で済ませるにはリアル過ぎたような気もするけど…
「それより…今は…」
俺が掛けていた布団がモゾモゾしている…。また下半身になにやら感じるしな…。
うっ~~~!
昨日と同じように気持ち良くなった後で、愛歌さんかなと思い、布団を捲るとそこにあったのは梓希の姿だった…。
「…おはよう…豊和さん…いっぱい出てたよ!」
「…お、おはよう」
いっぱい出てたよじゃないんだけどな…。どうやら後から聞いた話じゃあ、愛歌さんと毎朝交代でしてくれるそうだ…。
いいのだろうか…?いいんだろうなぁ…。
だからだと思う…。俺はそのまま夢の中へと旅立ったんだ…。
「──うん…?」
ふと目を覚まして時間を確認すると…
「深夜一時か…」
日付けが変わっていた。
「とりあえず…キッチンに行って…それからトイレに行ってからもう一眠りするか」
俺はベットから起き上がり…静かにキッチンへと向かった。キッチンに向かうのは水分を補給したいからだ…。
♢♢♢
まあ、当然かどうかは分からないが、すでにみんな休んでるようだった。深夜だしな。みんな疲れてたんだろう。そんなわけで家の中は静かなものだった。家が広いと特にそう思う…。そんな事を思いながら自室前に戻ってきたところで…
っ……ぁっ……
「…? 声…?」
なんかうめき声のようなものが聞こえたような気がした…。まさか…幽霊とか…?いや、ないよな…?一応この家は新築みたいなものだし、変な噂があるとかは誰も言ってなかったしな…。
んっ………
「…聞き間違いじゃない…こっちから…?」
俺は声のする方へ向かう。
声は俺の隣の部屋からだった。
「柚希の部屋だ」
俺の隣の部屋はそれぞれ柚希と梓希の部屋の
になっている。ちなみにジャンケンの勝者から順に部屋決めしたらしい…。
俺は柚希の部屋を軽くノックして声を掛けてみる…。
が…返事はない…。
さて…どうしたものか…?うめき声のようなか細いような声は時折今も聞こえてくるわけだし…。
とりあえず…もう一度軽くノックして声を掛けてみる…。
「柚希」
「いいよ……一緒にっ…」
返答が返ってきたことに安心しつつ、ドアを開け、柚希の部屋の中へと足を踏み入れる。
「んんっ~~~~~♡♡♡」
部屋の中は真っ暗だった…。真っ暗だったんだけど、柚希が寝転がるベットだけは光が灯っている感じだ。それは何故か…。
携帯の光だ。真っ暗な部屋で携帯を見ていたからだ。目が悪くなるぞとは言えなかった。言葉すら発せなかった…。
「はぁはぁ…」
柚希の息が荒い…。それに合わせて胸も激しく上下するような感じ…。
もう分かるだろ?俺が部屋に入ると同時に柚希は体全体を震わせていた…。
痙攣したように…。
素っ裸で…。
ナニしていて…達した瞬間だったんだと思う…。
「す、凄く…はぁはぁ…気持ち良かったよぅ…」
そ、そうかぁ…き、気持ち良かったのか…。
「豊和君の何回見ても濡れちゃう…はぁはぁ…」
も、もしかして…携帯の画面に映っているのは…俺のナニだったり…?はははははっ…ま、まさかな…?
「こ、こんなとこ…豊和君に見られちゃったら…エッチだって思われちゃうよ…」
すでにエッチだって思ってます…。と、いうか目を逸らせないんだが…?
ま、マズイよな…?
「豊和君の部屋の隣でこんな事してるなんて…あっ…考えただけでまた…」
柚希はそう言ってまた下腹部に手を…
すると…水音が聞こえてきて…
「んんっ…すごっ…次から次に…んっ…溢れてきちゃ………うっ…?」
ふと…柚希と視線が絡み合ったような気がした…。
「ああああれ…っ…?きききき気の所為かな…?気の所為だよね…?豊和君が私の部屋にいるような……」
「あっ……ええと…」
「ここここ声も聞こえてくるような…?おおおおかしいよねっ!?」
こここここういう時なんて言えばいいんだ…?俺も慌てていたんだろうな…。俺から出た言葉は…
「す、凄く…エッチだった…」
「っ~~~~!?」
そして…柚希の次の言葉を待たずに俺は柚希の部屋を急ぎ後にする…。悲鳴にならないような声が聞こえたような気がしたが…気の所為という事にしておこう…。
俺は俺でそれどころじゃないしな…。あんなの目にしたら健康的な男子ならどうなるかは察してくれ…。
ここだけの話…何度か先程の光景を思い返しながら発散してから休む事に俺はするのだった…。
♢♢♢
『──やあ』
誰…?
『俺だよ、俺』
オレオレ詐欺…?
『自分相手に詐欺するわけないだろ』
自分…?そう思った瞬間だった…。目の前に俺が現れた。
俺…?これは…夢か…?ドッペルゲンガーとかじゃないよな…?アレッて見たら死ぬとかそういう怖い話があったよな…?
『安心して欲しい。ドッペルゲンガーじゃないから。まあ、夢みたいなもんだよ』
そっかぁ…夢…か。夢にしてはなんか妙に生々しいようなそんな感じがするんだが…。
『細かい事は気にしない。とにかくだ。俺がこうして現れたのには理由がある』
どんな理由…?
『記憶の大半を失っているだろ?』
それは…その通りだけど…
『それは正しくないんだ』
正しくない…?一体どういう…?
『今…俺が持っている記憶は全て前世の記憶なんだ』
はい…?前世の記憶…?
『不思議に思わなかったかい?ところどころ記憶と違うだろ?記憶の中の男女比が明らかに違うところとか、その為に男性が優遇されているところとか…』
それは…思ったけど…
『それは前世の記憶だからだよ』
じゃあ…俺の本当の記憶は…?
『それは──』
急に目の前が真っ暗になる。
「…夢…か…」
俺は目を開けると自然とそう呟いていた。たぶん…夢…だったんだろう…。夢で済ませるにはリアル過ぎたような気もするけど…
「それより…今は…」
俺が掛けていた布団がモゾモゾしている…。また下半身になにやら感じるしな…。
うっ~~~!
昨日と同じように気持ち良くなった後で、愛歌さんかなと思い、布団を捲るとそこにあったのは梓希の姿だった…。
「…おはよう…豊和さん…いっぱい出てたよ!」
「…お、おはよう」
いっぱい出てたよじゃないんだけどな…。どうやら後から聞いた話じゃあ、愛歌さんと毎朝交代でしてくれるそうだ…。
いいのだろうか…?いいんだろうなぁ…。
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