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第二章
対面
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俺の目の前に連れて来られたのは大人の綺麗な女の人と幼さが残る可愛い女の子。女の子は俺の姿を視界に入れたと同時に──
「──お兄ちゃん!!」
──そう言って泣きながら抱き着いてきた。腰にギュッと腕を回すと、もう離さないとばかりに強く抱き締めてくる。
「お兄ちゃん!お兄ちゃんお兄ちゃん!」
なんだか懐かしいような感情が沸き起こる。俺は無意識というか、彼女の頭に軽く手を乗せると優しく撫で始めていた。
「っ…!? 昔と変わらないお兄ちゃんの撫で方…」
どうやら記憶を失う前も、こうして彼女の頭を撫でてあげていたんだな…俺は…。
すると…やっぱり…
「ええと…君は…俺の妹…なんだよな…?」
彼女は俺の顔を見上げると、凄く寂しそうな表情を魅せる。間違いない…。彼女は俺の妹だと思う。
「…話聞いてたし、動画観て知ってたから…分かってた事だけど…記憶を失っているっていうのは…本当なんだね…」
「…うん」
「…じゃあ…私の名前も…」
「ごめん」
「…ううん…謝らないで、お兄ちゃん。お兄ちゃんが無事だっただけで嬉しいからさぁ…。私の名前は穴田野優花っていうの。お兄ちゃんは穴田野豊和だよ…」
「そっかぁ…」
穴田野…豊和…。それが俺の…記憶を失う前の俺の名前か…。
「本当に…無事で良かったわ…」
大人の女性がタイミングを見計らったようにそう言って近付いて来ると、俺と優花ちゃんを二人まとめて抱き締めてくれる…。
「っ…心配してたのよ…。優花と二人…ずっと捜していたんだからね…」
そして二人とも泣き始めてしまう…。余程心配してくれていたのだろう。同時にこうして会えた事が嬉しかったんだろう事が伝わってきて…俺の目からも自然と涙が零れていた…。
俺も二人の事を抱き締めて…二人の涙が止まるのを暫し待つ事に…。
勿論…俺から溢れた涙もまた止まるのを待つ事に…。
♢♢♢
二人が落ち着いた後、改めて二人から自己紹介を受けた。幼い女の子が俺の妹の優花。昔みたいに優花と呼び捨てにして欲しいと言われたので優花と呼ぶ事に。
大人の女性は奈々さん。奈々さんは俺の母さんの妹…つまり俺のおばさんになるわけだな。
おっと…おばさんは禁句らしく奈々さんと優花も呼んでいるそうだ。俺もそうする事にする。
「──本当に覚えてないのね…」
「ええと…はい…。何で記憶喪失なのかも分からないんですよね。苗字は覚えていなかったんですけど、名前とかだけは覚えていて…」
「そう…。とにかくよ、なにはともあれ何度も言うけど…豊和が無事で本当に良かったわ」
「ありがとうございます」
「動画を観た時はホントビックリしたわ」
そっかぁ…。動画を観て俺に気がついたんだもんな…。アレを観られているのはなんとも言えない気持ちになるな…。
話を聞いていると、奈々さんは当初動画を観ていなかったそうだ。優花に「この動画の男性って、間違いなくお兄ちゃんだよね!?」と、言われて観たそうだ。それで動画に目を通した奈々さんも「二年経ってるけど間違いないわ」と、なったらしい…。
二年か…。そうなると気になるのは…二年もの間、俺がどこでどうやって生きてきたのかという事になるわけだが…。
残念ながらその答えはこの場で分かるなんて事はなかった…。それが分かるのは随分と後の事になる…。
ただ…二年前…俺の父さんと母さんが亡くなった日。両親と一緒に俺も出掛けた事を優花から聞く事になった。
「──あの日…お兄ちゃんとお父さんとお母さんは…大事な用があるからと出掛け行っちゃったの」
「優花を私に預けてね」
「そうなんですね…でも…なんで優花だけ…?」
「分からないの…教えてくれなかったし…」
「私も姉さん達から何も聞いてないのよね…」
そこら辺が分かれば…芋づる式に分かりそうなんだけど…こればかりは仕方ない…。
そんな話をしていると話は思わぬ方向へと向かっていく事に…。
「──それにしてもお兄ちゃん」
「ええと…何…かな?」
優花の表情が何か怒ってるいるような感じに思える。再会した早々何かやらかしたか?何もしてない筈だし、何もマズイ事は言ってないよな?
「どういう事っ!?記憶喪失なのは分かるけど、私以外の女性に性管理させたら駄目じゃない!聞いてないよっ!?」
「……うん…?なんてっ!?」
性管理…?そう言ったよな…。いやいや…妹だよな…?
「だ か ら!私以外に舐めさせたり、飲ませたり、伝説の69させるなんて駄目じゃない!」
うゎーおっ…。聞き間違いじゃないし、とんでもない事をこの妹ほ言ってるのだが!?
「そ、その言い方だと…俺が優花に…させていた事になるような…」
二年前の話だよな!?優花は何さ…いや、考えたら駄目なやつだ、これ!?この世の中じゃ普通の事とは言えるかも知れんが、論理的に駄目だろ!?
「違うよ、お兄ちゃん!」
ふぅ~。良かった。違ったか…。変な勘違いしてしまっ──
「──私がしてたんだよ!」
「どっちも変わらなくねっ!?」
えっ…?ヤバくね!?ヤバイよ、ヤバイよヤバイよヤバイよヤバイよヤバイよヤバイよヤバイよヤバイよヤバイよヤバイよ!?
久しぶりにこの言葉を出◯わさん風にこんなに繰り返した気がするわ。
「お兄ちゃんが精通してからずっとそれは私の役目だったんだもん!お兄ちゃん大好きなら今のうちからテクで離れられないようにしておくべきだとお母さん言ってたし!」
母さぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーんっ!?何をこんなに可愛い妹に教えてんのっ!?
「私も口でならしてあげた事あるわよ?」
奈々さん!?コレ以上爆弾を落とさないでくれるっ!?すでにこちとらキャパオーバーしてるよ!?
「そ、それって…き、記憶失う前から…性的にというか…そういうの変わってない…?」
「そこまで変わってはないよ?記憶失ってる事以外はまんまお兄ちゃんのままだし…寧ろ本当に記憶ないのって最初は思ったしね」
「そうね」
そ、そうなのか…。
「あっ、でも」
「でも?」
「昔より、お兄ちゃんのお兄ちゃん、大きくなっていたから咥えるのキツイかも」
「ああ、それよね。あんなに大きくなっちゃって…ナリも随分変わって…」
あ、あのぅ……俺の股間見ながら言うのはちょっと…。
ええと…感動の再会はなんだったんだろうな…?コメディ?この世はコメディなのか!?
そう思ってしまったのは仕方ないよな…?
※天の声「エロコメディ強です!」
「──お兄ちゃん!!」
──そう言って泣きながら抱き着いてきた。腰にギュッと腕を回すと、もう離さないとばかりに強く抱き締めてくる。
「お兄ちゃん!お兄ちゃんお兄ちゃん!」
なんだか懐かしいような感情が沸き起こる。俺は無意識というか、彼女の頭に軽く手を乗せると優しく撫で始めていた。
「っ…!? 昔と変わらないお兄ちゃんの撫で方…」
どうやら記憶を失う前も、こうして彼女の頭を撫でてあげていたんだな…俺は…。
すると…やっぱり…
「ええと…君は…俺の妹…なんだよな…?」
彼女は俺の顔を見上げると、凄く寂しそうな表情を魅せる。間違いない…。彼女は俺の妹だと思う。
「…話聞いてたし、動画観て知ってたから…分かってた事だけど…記憶を失っているっていうのは…本当なんだね…」
「…うん」
「…じゃあ…私の名前も…」
「ごめん」
「…ううん…謝らないで、お兄ちゃん。お兄ちゃんが無事だっただけで嬉しいからさぁ…。私の名前は穴田野優花っていうの。お兄ちゃんは穴田野豊和だよ…」
「そっかぁ…」
穴田野…豊和…。それが俺の…記憶を失う前の俺の名前か…。
「本当に…無事で良かったわ…」
大人の女性がタイミングを見計らったようにそう言って近付いて来ると、俺と優花ちゃんを二人まとめて抱き締めてくれる…。
「っ…心配してたのよ…。優花と二人…ずっと捜していたんだからね…」
そして二人とも泣き始めてしまう…。余程心配してくれていたのだろう。同時にこうして会えた事が嬉しかったんだろう事が伝わってきて…俺の目からも自然と涙が零れていた…。
俺も二人の事を抱き締めて…二人の涙が止まるのを暫し待つ事に…。
勿論…俺から溢れた涙もまた止まるのを待つ事に…。
♢♢♢
二人が落ち着いた後、改めて二人から自己紹介を受けた。幼い女の子が俺の妹の優花。昔みたいに優花と呼び捨てにして欲しいと言われたので優花と呼ぶ事に。
大人の女性は奈々さん。奈々さんは俺の母さんの妹…つまり俺のおばさんになるわけだな。
おっと…おばさんは禁句らしく奈々さんと優花も呼んでいるそうだ。俺もそうする事にする。
「──本当に覚えてないのね…」
「ええと…はい…。何で記憶喪失なのかも分からないんですよね。苗字は覚えていなかったんですけど、名前とかだけは覚えていて…」
「そう…。とにかくよ、なにはともあれ何度も言うけど…豊和が無事で本当に良かったわ」
「ありがとうございます」
「動画を観た時はホントビックリしたわ」
そっかぁ…。動画を観て俺に気がついたんだもんな…。アレを観られているのはなんとも言えない気持ちになるな…。
話を聞いていると、奈々さんは当初動画を観ていなかったそうだ。優花に「この動画の男性って、間違いなくお兄ちゃんだよね!?」と、言われて観たそうだ。それで動画に目を通した奈々さんも「二年経ってるけど間違いないわ」と、なったらしい…。
二年か…。そうなると気になるのは…二年もの間、俺がどこでどうやって生きてきたのかという事になるわけだが…。
残念ながらその答えはこの場で分かるなんて事はなかった…。それが分かるのは随分と後の事になる…。
ただ…二年前…俺の父さんと母さんが亡くなった日。両親と一緒に俺も出掛けた事を優花から聞く事になった。
「──あの日…お兄ちゃんとお父さんとお母さんは…大事な用があるからと出掛け行っちゃったの」
「優花を私に預けてね」
「そうなんですね…でも…なんで優花だけ…?」
「分からないの…教えてくれなかったし…」
「私も姉さん達から何も聞いてないのよね…」
そこら辺が分かれば…芋づる式に分かりそうなんだけど…こればかりは仕方ない…。
そんな話をしていると話は思わぬ方向へと向かっていく事に…。
「──それにしてもお兄ちゃん」
「ええと…何…かな?」
優花の表情が何か怒ってるいるような感じに思える。再会した早々何かやらかしたか?何もしてない筈だし、何もマズイ事は言ってないよな?
「どういう事っ!?記憶喪失なのは分かるけど、私以外の女性に性管理させたら駄目じゃない!聞いてないよっ!?」
「……うん…?なんてっ!?」
性管理…?そう言ったよな…。いやいや…妹だよな…?
「だ か ら!私以外に舐めさせたり、飲ませたり、伝説の69させるなんて駄目じゃない!」
うゎーおっ…。聞き間違いじゃないし、とんでもない事をこの妹ほ言ってるのだが!?
「そ、その言い方だと…俺が優花に…させていた事になるような…」
二年前の話だよな!?優花は何さ…いや、考えたら駄目なやつだ、これ!?この世の中じゃ普通の事とは言えるかも知れんが、論理的に駄目だろ!?
「違うよ、お兄ちゃん!」
ふぅ~。良かった。違ったか…。変な勘違いしてしまっ──
「──私がしてたんだよ!」
「どっちも変わらなくねっ!?」
えっ…?ヤバくね!?ヤバイよ、ヤバイよヤバイよヤバイよヤバイよヤバイよヤバイよヤバイよヤバイよヤバイよヤバイよ!?
久しぶりにこの言葉を出◯わさん風にこんなに繰り返した気がするわ。
「お兄ちゃんが精通してからずっとそれは私の役目だったんだもん!お兄ちゃん大好きなら今のうちからテクで離れられないようにしておくべきだとお母さん言ってたし!」
母さぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーんっ!?何をこんなに可愛い妹に教えてんのっ!?
「私も口でならしてあげた事あるわよ?」
奈々さん!?コレ以上爆弾を落とさないでくれるっ!?すでにこちとらキャパオーバーしてるよ!?
「そ、それって…き、記憶失う前から…性的にというか…そういうの変わってない…?」
「そこまで変わってはないよ?記憶失ってる事以外はまんまお兄ちゃんのままだし…寧ろ本当に記憶ないのって最初は思ったしね」
「そうね」
そ、そうなのか…。
「あっ、でも」
「でも?」
「昔より、お兄ちゃんのお兄ちゃん、大きくなっていたから咥えるのキツイかも」
「ああ、それよね。あんなに大きくなっちゃって…ナリも随分変わって…」
あ、あのぅ……俺の股間見ながら言うのはちょっと…。
ええと…感動の再会はなんだったんだろうな…?コメディ?この世はコメディなのか!?
そう思ってしまったのは仕方ないよな…?
※天の声「エロコメディ強です!」
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