真・転生?したら男女貞操逆転世界

美鈴

文字の大きさ
77 / 166
第二章

何度目かの…

しおりを挟む
「──正座っ!」

「あ、はい」


 愛歌さんの家へと向かい、愛歌さんの母親である肉魅さんから愛歌さんとの仲を認められた後の事。当然その後は家へと帰ってきたわけなんだけど、帰ってきた早々正座を柚希に命じられてしまった。大人しく柚希のその言葉に正座をする俺。

 正座しないといけない理由が分かっているからだ。


「一体どういう事っ!?愛歌さんの家へ向かったまでは分かるよ!!でも愛歌さんのお姉さんとセックスして帰ってくるなんて聞いてないよ!?しかもそのお姉さんに豊和君のセカンドチェリーまで捧げてくるなんてっ!!!そのうえ一緒に暮らすからと連れて帰ってくるとは予想外過ぎるんだけど!?」


 ですよね!?その件ですよね!掲示板に陳子さんが写真をあげるのを承諾したからこうなるとは思ってはいたけども…。なんなら柚希が言うように陳子さんを連れて家に帰ってきたしな。陳子さんの面倒を見ると言ったし、関係を持った以上はどうか許して欲しい。

 それにしても…セカンドチェリーってなんだよ、セカンドチェリーって…。セカンドヴァージンならまだ分かるんだけど…。

 

「豊和君っ!私が話してる時に余計な事は考えない!」

「あ、はい」

 余計な事を内心で思ったのがバレてるな…。

「まあ、そういう関係になった以上はその件は百歩譲って許したとしても」

「うん…?」

 それは…いいのか…?いいのかというより、許されたよな、今…?

「私の処女はいつもらってくれるのっ!」

「それっ!?」

 うぉーい!?いきなりぶっ飛んだ言葉が聞こえてきたぞ!!!順序というものがありますよね…?

「それって…なに!?私にとっては大事な事なんだよ!」

「いや…でも」

「でも、何?」

「柚希は…その…耐性が…」

 それに…一番の要因は柚希の耐性の無さだろう。たぶん…しようとしたら絶対に気絶しますよね?今も特訓と称して、凛と色々しようとしてくれてはいるけど…。

「耐性とかどうでもいいんだよ!?なんなら私が気絶しても、たぶん…あそこは濡れてる筈だから、勝手に豊和君の豊和君が私の私に出入りして、気持ちよくなったらそのまま子種を残してくれるといい感じだよねっ!?そしたらみんなハッピー!私もハッピー!処女喪失のお祝いして、妊娠確定!からのぉ~~~ 豊和君の正妻に収まれるよねっ!?誰も損しないし、それが一番なんだよぉ!!っと、言う事で今すぐヤる?今すぐセックス?昔のエロビデオのタイトルに出会って何秒でセックスするとかあった筈だよ!それの通りいってみる?さあ、さぁさぁ!早く決めてよね!」

 
 ええと…たぶん…柚希本人も混乱して何を言ってるのか分かってないよな…?


「ええと…今はヤラないけど」

「ガァ~~~ン!?なんで!?なんでなんでなんでなんでなんでなんで!?私もヤルの!ヤルったらヤルのぉ!ヤりたいのぉぉぉ!!!」

「そんな…駄々こねられても…」

「力づくだね!?力づくが希望なんだね?こうなったら…凛と二人でなんとか暴走状態に入って…」


「ちょっと落ち着こうか、柚希」

「あっ…」


 俺は立ち上がり柚希を抱き締める事に。そして頭を撫でながら柚希の耳元で思っている事を話す事に。


「そんな風にしても…嫌じゃない?」

「嫌じゃないよ!寧ろ…」

「俺は嫌だな」

「えっ?」

「そういう時ってさぁ…。やっぱりお互い意識がある時に…お互いの記憶に残るように…したいと思わない?それこそ…気持ちを伝えあいながらさぁ…」

「っ…」

「陳子さんの事はごめんな?」

 陳子さんの事は本当に許して欲しい。俺自身が陳子さんを放って置けなかったんだよ。

 その陳子さんはというと、円香さんと少しお喋りをしているようだ…。

「むぅ……」

 おっと…柚希に集中しないとな…。

「とりあえず焦らないでさぁ…柚希のペースで…なっ?こうして抱き締めても気絶しないようにはなってるんだからさぁ…」

 以前より、少しだけ耐性がついてきているように思える…。

「……うん…ごめんね、豊和君…」


「柚希だけズルいのです!私も抱き締めて欲しいのです!」

「了解」


 凛と柚希の二人を抱き締めていると、私も私もという事で全員とハグをする事に…。陳子さんの身に起こった事は俺と陳子さん、二人の秘密にしておく事にしている。なので、陳子さんは人見知りやらが激しい事を伝えている…。

 まあ、見立てでは、そのうち…みんなにも慣れて、自分から起こった事の話をしだすんじゃないかと思っているんだけどな。



 そんなわけで…


「──きょ、今日から…その…お世話になる愛歌の姉の…陳子だ…。よ、宜しくな…?」

「「「「「「宜しくお願いします」」」」」」


 陳子さんも一緒に暮らす事が決まったんだ。



しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件

美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…? 最新章の第五章も夕方18時に更新予定です! ☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。 ※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます! ※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。 ※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!

貞操逆転世界に転生したのに…男女比一対一って…

美鈴
ファンタジー
俺は隼 豊和(はやぶさ とよかず)。年齢は15歳。今年から高校生になるんだけど、何を隠そう俺には前世の記憶があるんだ。前世の記憶があるということは亡くなって生まれ変わったという事なんだろうけど、生まれ変わった世界はなんと貞操逆転世界だった。これはモテると喜んだのも束の間…その世界の男女比の差は全く無く、男性が優遇される世界ではなかった…寧ろ…。とにかく他にも色々とおかしい、そんな世界で俺にどうしろと!?また誰とも付き合えないのかっ!?そんなお話です…。 ※カクヨム様にも投稿しております。内容は異なります。 ※イラストはAI生成です

転生?したら男女逆転世界

美鈴
ファンタジー
階段から落ちたら見知らぬ場所にいた僕。名前は覚えてるけど名字は分からない。年齢は多分15歳だと思うけど…。えっ…男性警護官!?って、何?男性が少ないって!?男性が襲われる危険がある!?そんな事言われても…。えっ…君が助けてくれるの?じゃあお願いします!って感じで始まっていく物語…。 ※カクヨム様にも掲載しております

至れり尽くせり!僕専用メイドの全員が溺愛してくる件

こうたろ
青春
普通の大学生・佐藤健太は目覚めると、自宅が豪華な洋館に変わり10人の美人メイドたちに「お目覚めですか、ご主人様?」と一斉に迎えられる。いつの間にか彼らの“専属主人”になっていた健太は戸惑う間もなく、朝から晩までメイドたちの超至れり尽くせりな奉仕を受け始める。

男が少ない世界に転生して

美鈴
ファンタジー
※よりよいものにする為に改稿する事にしました!どうかお付き合い下さいますと幸いです! 旧稿版も一応残しておきますがあのままいくと当初のプロットよりも大幅におかしくなりましたのですいませんが宜しくお願いします! 交通事故に合い意識がどんどん遠くなっていく1人の男性。次に意識が戻った時は病院?前世の一部の記憶はあるが自分に関する事は全て忘れた男が転生したのは男女比が異なる世界。彼はどの様にこの世界で生きていくのだろうか?それはまだ誰も知らないお話。

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

学年一可愛いS級の美少女の令嬢三姉妹が、何故かやたらと俺の部屋に入り浸ってくる件について

マカロニ
恋愛
名門・雄幸高校で目立たず生きる一年生、神谷悠真。 クラスでは影が薄く、青春とは無縁の平凡な日々を送っていた。だがある放課後、街で不良に絡まれていた女子生徒を助けたことで、その日常は一変する。救った相手は、学年一の美少女三姉妹として知られる西園寺家の次女・優里だった。さらに家に帰れば、三姉妹の長女・龍華がなぜか当然のように悠真の部屋に入り浸っている。名門令嬢三姉妹に振り回されながら、静かだったはずの悠真の青春は少しずつ騒がしく揺れ始める。

異世界転生したら宇宙の帝王になった件~俺は今日も最強ハーレム部隊を作ってる~

こうたろ
ファンタジー
現代日本の平凡な高校生だったアヤトは、事故死後に神の手で異世界転生を果たす。目覚めるとそこは宇宙全域で戦争が繰り広げられる世界で、彼は帝国皇帝一族の10男だった。超高速思考や無限魔力といったチート能力を駆使し、個性豊かな美女たちによる秘書や艦隊を率いて銀河の危機に立ち向かう。

処理中です...