2 / 20
第一部
転生した先は…
しおりを挟む
チャイムが鳴ると同時にワイワイ騒いでいたクラスメイト達が次々に自分の席に戻り出す。そして静かに先生が来るのを待つ。暫くすると教室に四十代の短髪男性が入ってきた。男性は最早トレードマークともいえるヨレヨレのジャージに身を包んでいるのが見てとれる。
男性の正体はこのクラスの担任でもある中村先生その人。あんなナリだけど勝ち組だといえる。なんせ珍しく結婚してるのだから…。
男は外見じゃなく中身で勝負って事なのかっ!?
「うぃ~~~すっ!」
担任の中村先生は教壇に立つと同時に気怠いような声でそう言った。気怠さも魅力といえるのかっ!?
「「「「「おはようございます!」」」」」
先生の挨拶に対して、俺を含めた男子生徒二十名がそう挨拶を返した。
高校に入学して一カ月も経てば、まあ、流石にコレは見慣れた朝の光景となってるんだけどな。
「今日は授業を始める前にみんなにとんでもないビックニュースを発表したいと思う!」
先生のその言葉に静かになっていた教室内が少しざわつき始めた。かくいう俺もとんでもないビックニュースってなんだろうな?と、思い先生の次の言葉を待つ。
「なんと…なんとだっ!このクラスに新しい生徒が一人増える事になった!」
なるほど…な。転校生とは…。しかし転校生が来るってだけでビックニュースって言う程だろうか?
クラスメイトの半数以上はそう思っていた筈だ──
「聞いて驚くな!心臓麻痺を起こすなよなっ!そしてくれぐれも問題は起こすなよ?まだ先生は家のローンを払い終えていないんだから定年を迎えるまで教師をクビになるわけにはいかんのだ!!勿論学校がなくなるとかそういう最悪な展開なんて絶対に起こさんでくれよ?そしてなにより俺には嫁さんがいるしな。嫁さんを泣かせる訳にはいかんしな!とにかくいいか?コレはフリじゃないぞ?フリじゃあないからな?マジで言ってるんだからな?」
──先生の次の言葉を聞くまでは…。
「な、なんとな。転校生は女子生徒だ」
「っ!?」
「はあっ!?」
「…う、嘘だろ…?」
「マジか!?マジなのか!?」
「とうとうこのクラスにも女子が…」
「…億が一…付き合える…?」
おいおい…マジかよ…?それは本当にビックニュースだぞ…。まあ、俺には関係ないだろうけど。
「みんなが驚くのは無理はない…。分かる…分かるぞ、その気持ち…。先生もみんなと同じようにこの話を聞いた時はマジか!?と、驚いたからなぁ…。ああ、それと…億が一付き合えるとか思った奴は夢見すぎだぞ?」
そりゃあ驚くわ…。クラス中がざわつくのも正直無理はないと思う。なにしろこのクラスには男子生徒だけしか居ない…。まあ、他の学年も他のクラスも他の学校もほぼ同じようなもんなんだろうけどな。女子生徒がクラスに一人でも居れば、それはいい方だと…幸せだといえるんじゃあないか…。
一応言っておくけど、この学校は共学の高校だ。
「まあ、そんなわけで…だっ。みんな少し静かにしてくれるか?今から彼女に教室に入ってきてもらおうと思う。みんな心の準備はいいな?くれぐれも問題は起こすなよ?去勢される馬鹿や犯罪者になる馬鹿が出ない事を先生は強く願うぞ?と、いうより余計な事はするなよ?」
先生が口にした言葉は決して大袈裟に言っているわけや脅しているわけではない。本当に《《去勢》される恐れやらがあるから言ってるんだ。
ただ…去勢って言葉を聞くだけでもゾッとするな…。前世でも使う機会がなかったのにそんな事されて溜まるかってぇの。今世はコレをなんとしても使いたいんだっちゅ~のっ!
しかしそれも難しいだろうけどな…。
「じゃあ…教室に入ってきてくれ!」
先生の言葉に『はい!』という透き通るような女の子の声が聴こえてきた。同時に教室のドアが開いて──
──スーツを着てサングラスを装着した厳つい四名の女性警護官の男性達に周りを囲われた女子生徒が教室内へと入ってきた。
その女子生徒を見た瞬間…殆どのクラスメイト達が思わずゴクリと唾を飲み込んだり、声にならない声を発したのは言うまでないだろう。
黒い艶のあるサラサラとした腰まである長い髪…。体型はスラッとしていて、女性の象徴ともいえる部分もしっかりその存在を主張するかのように膨らんでいる。B…いや…Cはあるだろうか。とにかくだ。彼女が美少女じゃなかったら誰が美少女なのかといえるようなそんな彼女。
俺も思わずみんなと同じように唾を飲み込んでしまったしな。まあ、俺の場合はその女子生徒を見てそうなったんじゃあなくて、女性警護官の男性の腰に装着された物が目に入ったからだ。だって警棒やらスタンガン…そして…拳銃やらを装着しているんだもの…。
知ってるか?信じられるか?女性警護官の男性はすでに去勢してるんだぜ?まあ、去勢しないと就けない職業なんだけどな。
「まずは彼女に自己紹介からしてもらおうと思う。じゃあ宜しくな?」
「は、はい!み、みなさんはじめまして。私は小野寺奏と言います。ええと…趣味は音楽を聴く事です。色々と分からない事も多いと思いますので教えてくれると嬉しいです。今日からどうぞ宜しくお願いします」
恥ずかしいのか頬を赤く染め、少しうつむき加減になりながらもしっかりと自己紹介を終えた彼女。美少女のそんな姿にクラスメイト達は心を奪われたのは言うまでもないだろう。現に分かりやすく自身の胸を押さえている者が多いしな。お前等分かりやすすぎない!?漫画の世界かよっ!?
まあ…もうみんな分かってる事だとは思うんだけど、この世界は女性の比率が圧倒的に少ない世界だ。前世では三十歳の誕生日を迎えた当日に俺は過労で倒れてそのまま亡くなったってわけ…。ブラック企業に勤めていたせいだな…。んで、当然童貞だった。童貞で30歳だったからある意味魔法使いとはいえるだろうけどな…。まあ、言いたくも思い出したくもないけどな。
ゴホン!とにかくだ。亡くなって転生した時はそりゃあもう喜んだもんだ。もしかして異世界転生!?もしかして魔法とかスキルはあるのか!?前世では悲惨だった分チートとかもらってハーレムまっしぐらなのか!?
──ってな…。
しかしそんなものはなかった…。魔法なんてものは当然ない。転生したこの世界は前世よりも酷いもんだ。ただでさえ彼女なんていなかったのに女性が少ないそんな世界にわざわざ転生って…おかしいよなっ!?そう思わないかっ!?あんまりじゃないかっ!?今世も彼女が出来る確率はどう考えても低すぎるだろ!?ため息しかでんわ!
この先どうなるんだろうな…。少しは良いことあるといいけど…。この世界に生を受けて十五年…。今世は前世よりもよくなるといいな…。
男性の正体はこのクラスの担任でもある中村先生その人。あんなナリだけど勝ち組だといえる。なんせ珍しく結婚してるのだから…。
男は外見じゃなく中身で勝負って事なのかっ!?
「うぃ~~~すっ!」
担任の中村先生は教壇に立つと同時に気怠いような声でそう言った。気怠さも魅力といえるのかっ!?
「「「「「おはようございます!」」」」」
先生の挨拶に対して、俺を含めた男子生徒二十名がそう挨拶を返した。
高校に入学して一カ月も経てば、まあ、流石にコレは見慣れた朝の光景となってるんだけどな。
「今日は授業を始める前にみんなにとんでもないビックニュースを発表したいと思う!」
先生のその言葉に静かになっていた教室内が少しざわつき始めた。かくいう俺もとんでもないビックニュースってなんだろうな?と、思い先生の次の言葉を待つ。
「なんと…なんとだっ!このクラスに新しい生徒が一人増える事になった!」
なるほど…な。転校生とは…。しかし転校生が来るってだけでビックニュースって言う程だろうか?
クラスメイトの半数以上はそう思っていた筈だ──
「聞いて驚くな!心臓麻痺を起こすなよなっ!そしてくれぐれも問題は起こすなよ?まだ先生は家のローンを払い終えていないんだから定年を迎えるまで教師をクビになるわけにはいかんのだ!!勿論学校がなくなるとかそういう最悪な展開なんて絶対に起こさんでくれよ?そしてなにより俺には嫁さんがいるしな。嫁さんを泣かせる訳にはいかんしな!とにかくいいか?コレはフリじゃないぞ?フリじゃあないからな?マジで言ってるんだからな?」
──先生の次の言葉を聞くまでは…。
「な、なんとな。転校生は女子生徒だ」
「っ!?」
「はあっ!?」
「…う、嘘だろ…?」
「マジか!?マジなのか!?」
「とうとうこのクラスにも女子が…」
「…億が一…付き合える…?」
おいおい…マジかよ…?それは本当にビックニュースだぞ…。まあ、俺には関係ないだろうけど。
「みんなが驚くのは無理はない…。分かる…分かるぞ、その気持ち…。先生もみんなと同じようにこの話を聞いた時はマジか!?と、驚いたからなぁ…。ああ、それと…億が一付き合えるとか思った奴は夢見すぎだぞ?」
そりゃあ驚くわ…。クラス中がざわつくのも正直無理はないと思う。なにしろこのクラスには男子生徒だけしか居ない…。まあ、他の学年も他のクラスも他の学校もほぼ同じようなもんなんだろうけどな。女子生徒がクラスに一人でも居れば、それはいい方だと…幸せだといえるんじゃあないか…。
一応言っておくけど、この学校は共学の高校だ。
「まあ、そんなわけで…だっ。みんな少し静かにしてくれるか?今から彼女に教室に入ってきてもらおうと思う。みんな心の準備はいいな?くれぐれも問題は起こすなよ?去勢される馬鹿や犯罪者になる馬鹿が出ない事を先生は強く願うぞ?と、いうより余計な事はするなよ?」
先生が口にした言葉は決して大袈裟に言っているわけや脅しているわけではない。本当に《《去勢》される恐れやらがあるから言ってるんだ。
ただ…去勢って言葉を聞くだけでもゾッとするな…。前世でも使う機会がなかったのにそんな事されて溜まるかってぇの。今世はコレをなんとしても使いたいんだっちゅ~のっ!
しかしそれも難しいだろうけどな…。
「じゃあ…教室に入ってきてくれ!」
先生の言葉に『はい!』という透き通るような女の子の声が聴こえてきた。同時に教室のドアが開いて──
──スーツを着てサングラスを装着した厳つい四名の女性警護官の男性達に周りを囲われた女子生徒が教室内へと入ってきた。
その女子生徒を見た瞬間…殆どのクラスメイト達が思わずゴクリと唾を飲み込んだり、声にならない声を発したのは言うまでないだろう。
黒い艶のあるサラサラとした腰まである長い髪…。体型はスラッとしていて、女性の象徴ともいえる部分もしっかりその存在を主張するかのように膨らんでいる。B…いや…Cはあるだろうか。とにかくだ。彼女が美少女じゃなかったら誰が美少女なのかといえるようなそんな彼女。
俺も思わずみんなと同じように唾を飲み込んでしまったしな。まあ、俺の場合はその女子生徒を見てそうなったんじゃあなくて、女性警護官の男性の腰に装着された物が目に入ったからだ。だって警棒やらスタンガン…そして…拳銃やらを装着しているんだもの…。
知ってるか?信じられるか?女性警護官の男性はすでに去勢してるんだぜ?まあ、去勢しないと就けない職業なんだけどな。
「まずは彼女に自己紹介からしてもらおうと思う。じゃあ宜しくな?」
「は、はい!み、みなさんはじめまして。私は小野寺奏と言います。ええと…趣味は音楽を聴く事です。色々と分からない事も多いと思いますので教えてくれると嬉しいです。今日からどうぞ宜しくお願いします」
恥ずかしいのか頬を赤く染め、少しうつむき加減になりながらもしっかりと自己紹介を終えた彼女。美少女のそんな姿にクラスメイト達は心を奪われたのは言うまでもないだろう。現に分かりやすく自身の胸を押さえている者が多いしな。お前等分かりやすすぎない!?漫画の世界かよっ!?
まあ…もうみんな分かってる事だとは思うんだけど、この世界は女性の比率が圧倒的に少ない世界だ。前世では三十歳の誕生日を迎えた当日に俺は過労で倒れてそのまま亡くなったってわけ…。ブラック企業に勤めていたせいだな…。んで、当然童貞だった。童貞で30歳だったからある意味魔法使いとはいえるだろうけどな…。まあ、言いたくも思い出したくもないけどな。
ゴホン!とにかくだ。亡くなって転生した時はそりゃあもう喜んだもんだ。もしかして異世界転生!?もしかして魔法とかスキルはあるのか!?前世では悲惨だった分チートとかもらってハーレムまっしぐらなのか!?
──ってな…。
しかしそんなものはなかった…。魔法なんてものは当然ない。転生したこの世界は前世よりも酷いもんだ。ただでさえ彼女なんていなかったのに女性が少ないそんな世界にわざわざ転生って…おかしいよなっ!?そう思わないかっ!?あんまりじゃないかっ!?今世も彼女が出来る確率はどう考えても低すぎるだろ!?ため息しかでんわ!
この先どうなるんだろうな…。少しは良いことあるといいけど…。この世界に生を受けて十五年…。今世は前世よりもよくなるといいな…。
17
あなたにおすすめの小説
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
男が少ない世界に転生して
美鈴
ファンタジー
※よりよいものにする為に改稿する事にしました!どうかお付き合い下さいますと幸いです!
旧稿版も一応残しておきますがあのままいくと当初のプロットよりも大幅におかしくなりましたのですいませんが宜しくお願いします!
交通事故に合い意識がどんどん遠くなっていく1人の男性。次に意識が戻った時は病院?前世の一部の記憶はあるが自分に関する事は全て忘れた男が転生したのは男女比が異なる世界。彼はどの様にこの世界で生きていくのだろうか?それはまだ誰も知らないお話。
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。
男女比1:15の貞操逆転世界で高校生活(婚活)
大寒波
恋愛
日本で生活していた前世の記憶を持つ主人公、七瀬達也が日本によく似た貞操逆転世界に転生し、高校生活を楽しみながら婚活を頑張るお話。
この世界の法律では、男性は二十歳までに5人と結婚をしなければならない。(高校卒業時点は3人)
そんな法律があるなら、もういっそのこと高校在学中に5人と結婚しよう!となるのが今作の主人公である達也だ!
この世界の経済は基本的に女性のみで回っており、男性に求められることといえば子種、遺伝子だ。
前世の影響かはわからないが、日本屈指のHENTAIである達也は運よく遺伝子も最高ランクになった。
顔もイケメン!遺伝子も優秀!貴重な男!…と、驕らずに自分と関わった女性には少しでも幸せな気持ちを分かち合えるように努力しようと決意する。
どうせなら、WIN-WINの関係でありたいよね!
そうして、別居婚が主流なこの世界では珍しいみんなと同居することを、いや。ハーレムを目標に個性豊かなヒロイン達と織り成す学園ラブコメディがいま始まる!
主人公の通う学校では、少し貞操逆転の要素薄いかもです。男女比に寄っています。
外はその限りではありません。
カクヨムでも投稿しております。
男:女=1:10000の世界に来た記憶が無いけど生きる俺
マオセン
ファンタジー
突然公園で目覚めた青年「優心」は身辺状況の記憶をすべて忘れていた。分かるのは自分の名前と剣道の経験、常識くらいだった。
その公園を通りすがった「七瀬 椿」に話しかけてからこの物語は幕を開ける。
彼は何も記憶が無い状態で男女比が圧倒的な世界を生き抜けることができるのか。
そして....彼の身体は大丈夫なのか!?
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる