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第二部
けじめ
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はい!おはこんばんにちわ~!柚希だけではなく円香さん、冴子さん、新菜さんの3人とも結局関係を持ってしまった豊和だお~!と、いう事で冗談はこれ位にして、本題に入るとします!
関係を持ったという事は妊娠の心配があるわけでして…。しかも、僕の場合、相手の子宮内に卵子があると100パーセント。関係を持った翌々日、女性陣は検査に行ったんだけど…。
はい!そうです!受精していたみたいです!4人共妊娠しているみたいです。この世界凄いよね?すぐ分かるなんて…。
とにかく関係を持った女性陣が妊娠しているのは正直嬉しいんだけどまだ結婚の挨拶もしていないし結婚式も挙げてない!これは男としてどうかと思った次第です!─と、いう訳で僕は即座に動く事にしたんだ。高校に行く前にちゃんとしておかないとね。こういう時にはあの人だよね…。あの人にも早めにお礼しないといけないな…。お世話になってるし…。
******
「急にどうしたの豊和君?」
「こんな所に私達親子だけなんて…」
「凛ちゃんも居ないよね?大丈夫なの?」
今、僕は柚希、円香さんと梓希の4人で星空がよく見える場所で有名なとある展望台へとやって来たんだ。運転は円香さんにして貰って。そして、凛は居ないけど勿論護衛はあの人が受け持ってくれているし、展望台の周りには男性管理局の人達も隠れて警備してくれてるので心配はない。
「それは大丈夫だよ…梓希」
「はっ…!?もしかしてお兄ちゃん!ここで親子ど…「違うからね?」…ちぇっ…」
ちぇっ、じゃないの!梓希はまったく…。梓希のペースに巻き込まれるとマズいと思った僕は早速本題に入る事に…。
「円香さん」
僕が真面目な顔しているので円香さんも何事かと表情が引き締まる…。
「柚希さんと梓希さん、円香さん自身を僕に下さい!必ず幸せにしますから!」
本来なら…円香さんのお母さんにも話したかったんだけど…。円香さんは孤児院育ちだったみたいなんだ。だから、本人に了承を得る事にしたんだ。
「そ、それって…まさか…」
「今の世の中では珍しいみたいですが結婚の許しを得る為の挨拶です」
「や、やっぱり…」
「許して貰えますか?」
「勿論…よ。親子全員…今でも幸せなんだからね?」
「ありがとうございます円香さん…」
許しを得た僕は柚希の前で跪き…懐から小さな箱を取り出し…開けてから柚希の方へと差し出した。
「柚希…僕と未来永劫添い遂げて欲しい。受け取ってくれる?」
「…はい。ずっと…ずっと一緒だよ?」
「勿論!」
抱き合った後、円香さん、梓希に同じように…
「円香さん…幸せにしますので、受け取って貰えますか?」
「…いいの?私迄…歳…離れてるのに…」
「年齢なんか関係ないですよ?」
「…幸せになってるけど…幸せにして下さい」
「梓希…僕と「勿論!受け取るに決まってるよ!」…梓希はまったく…。最後迄言えてないのに…」
「だ、だって…待てなかったんだもん…。お兄ちゃん…既に幸せだけどもっと幸せになろうね?」
「うん…必ずね」
星が輝く夜空の下…4人いつまでも寄り添っていたんだ。プロポーズ…成功して良かったよ、ホント。そして次の日は冴子さんの実家に…。翌々日は新菜さんの実家にそれぞれ挨拶に行き許しを得る事が出来た。
そしてその週の内に順番に結婚式を挙げる事になった。
─『新郎豊和、あなたは柚希を妻とし、健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、妻を愛し、敬い、慰め合い、共に助け合い、その命ある限り真心を尽くすことを誓いますか?』
「はい、誓います」
『新婦柚希、あなたは豊和を夫とし、健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、妻を愛し、敬い、慰め合い、共に助け合い、その命ある限り真心を尽くすことを誓いますか?』
「はい、誓います」
『では…誓いのキスを…』
柚希の顔に掛かるヴェールを上げ、誓いのキス…。
高校に入る前に結婚式を終える事が出来て本当に良かった…。必ず幸せにするからね?
ただ梓希と結婚式を終えた後…
「お兄ちゃん!もういいんだよね?我慢しなくても!はぁはぁ…け、結婚したんだし…しょ、しょ…初夜を行っても良いんだよね?」
「それはちょっと待と…んぐぅ─」
「ちゅ…ちゅっ…ちゅっ…んぐっ…ぷはっ…はぁはぁ…駄目ぇ/////…待てない♡」
「ああっ──」
─と、なったのは予定外だった…。せめて梓希の卒業迄待つつもりだったんだけど梓希は待てなかったみたい。これで僕は五児の父親になる事に…。まだもう少し先の事だけどね…。
関係を持ったという事は妊娠の心配があるわけでして…。しかも、僕の場合、相手の子宮内に卵子があると100パーセント。関係を持った翌々日、女性陣は検査に行ったんだけど…。
はい!そうです!受精していたみたいです!4人共妊娠しているみたいです。この世界凄いよね?すぐ分かるなんて…。
とにかく関係を持った女性陣が妊娠しているのは正直嬉しいんだけどまだ結婚の挨拶もしていないし結婚式も挙げてない!これは男としてどうかと思った次第です!─と、いう訳で僕は即座に動く事にしたんだ。高校に行く前にちゃんとしておかないとね。こういう時にはあの人だよね…。あの人にも早めにお礼しないといけないな…。お世話になってるし…。
******
「急にどうしたの豊和君?」
「こんな所に私達親子だけなんて…」
「凛ちゃんも居ないよね?大丈夫なの?」
今、僕は柚希、円香さんと梓希の4人で星空がよく見える場所で有名なとある展望台へとやって来たんだ。運転は円香さんにして貰って。そして、凛は居ないけど勿論護衛はあの人が受け持ってくれているし、展望台の周りには男性管理局の人達も隠れて警備してくれてるので心配はない。
「それは大丈夫だよ…梓希」
「はっ…!?もしかしてお兄ちゃん!ここで親子ど…「違うからね?」…ちぇっ…」
ちぇっ、じゃないの!梓希はまったく…。梓希のペースに巻き込まれるとマズいと思った僕は早速本題に入る事に…。
「円香さん」
僕が真面目な顔しているので円香さんも何事かと表情が引き締まる…。
「柚希さんと梓希さん、円香さん自身を僕に下さい!必ず幸せにしますから!」
本来なら…円香さんのお母さんにも話したかったんだけど…。円香さんは孤児院育ちだったみたいなんだ。だから、本人に了承を得る事にしたんだ。
「そ、それって…まさか…」
「今の世の中では珍しいみたいですが結婚の許しを得る為の挨拶です」
「や、やっぱり…」
「許して貰えますか?」
「勿論…よ。親子全員…今でも幸せなんだからね?」
「ありがとうございます円香さん…」
許しを得た僕は柚希の前で跪き…懐から小さな箱を取り出し…開けてから柚希の方へと差し出した。
「柚希…僕と未来永劫添い遂げて欲しい。受け取ってくれる?」
「…はい。ずっと…ずっと一緒だよ?」
「勿論!」
抱き合った後、円香さん、梓希に同じように…
「円香さん…幸せにしますので、受け取って貰えますか?」
「…いいの?私迄…歳…離れてるのに…」
「年齢なんか関係ないですよ?」
「…幸せになってるけど…幸せにして下さい」
「梓希…僕と「勿論!受け取るに決まってるよ!」…梓希はまったく…。最後迄言えてないのに…」
「だ、だって…待てなかったんだもん…。お兄ちゃん…既に幸せだけどもっと幸せになろうね?」
「うん…必ずね」
星が輝く夜空の下…4人いつまでも寄り添っていたんだ。プロポーズ…成功して良かったよ、ホント。そして次の日は冴子さんの実家に…。翌々日は新菜さんの実家にそれぞれ挨拶に行き許しを得る事が出来た。
そしてその週の内に順番に結婚式を挙げる事になった。
─『新郎豊和、あなたは柚希を妻とし、健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、妻を愛し、敬い、慰め合い、共に助け合い、その命ある限り真心を尽くすことを誓いますか?』
「はい、誓います」
『新婦柚希、あなたは豊和を夫とし、健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、妻を愛し、敬い、慰め合い、共に助け合い、その命ある限り真心を尽くすことを誓いますか?』
「はい、誓います」
『では…誓いのキスを…』
柚希の顔に掛かるヴェールを上げ、誓いのキス…。
高校に入る前に結婚式を終える事が出来て本当に良かった…。必ず幸せにするからね?
ただ梓希と結婚式を終えた後…
「お兄ちゃん!もういいんだよね?我慢しなくても!はぁはぁ…け、結婚したんだし…しょ、しょ…初夜を行っても良いんだよね?」
「それはちょっと待と…んぐぅ─」
「ちゅ…ちゅっ…ちゅっ…んぐっ…ぷはっ…はぁはぁ…駄目ぇ/////…待てない♡」
「ああっ──」
─と、なったのは予定外だった…。せめて梓希の卒業迄待つつもりだったんだけど梓希は待てなかったみたい。これで僕は五児の父親になる事に…。まだもう少し先の事だけどね…。
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