ホンモノの自分へ

真冬

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第32話「宮橋家勉強会」

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 ブーブブッブーブブッブーブブッ。
 ブーッブーッブーッブーッ。

 スマホが耳元で何度も振動する音が聞こえる。昨夜午前10時にセットしたアラームはまだ鳴ってないはずだからまだ眠れる時間が残されていると思うと、今、目を覚ますかどうか悩ましい。
 
 しかし、たまにはアラームよりも早く起きてみるのも時間を得した気分になれるので耳元に置いてあるスマホを手に取り上半身を起こした。

 自分がどれだけアラームより早く目覚めることが出来たか期待して、時間を確認しようとスマホをスリープ状態から起動して時刻を確認すると時刻は13時を過ぎている。一瞬、目を疑った。

 アラームをかけ忘れたのかと思い確認したけど鳴った形跡がある。一度、自分のスマホの時間がおかしくなったのではないかと疑って部屋に置いてある掛け時計を確認したが針は僕のスマホと同じ時刻を指し示していた。

 そして、LINEの通知が宮橋から何件か来ている。それもそのはずで今日は13時に宮橋の家で期末テストに向けた勉強をしに行く約束をしていたから時間になっても宮橋家に僕の姿が現れず、心配した宮橋から連絡が来ていたからだ。

 僕は急いで支度をしてリビングに出ると母が昼食を作っていた。

「あら樹、出かけるの?」
「まあ、ちょっとね」

 すると、僕の事をつま先から頭まで舐めるように視線を這わせた母は口元に手を当ててふふふと笑みを浮かべた。

「お昼はいらないの?」
 短い質問だったけど何か弾むような口調だった。

「いらない。行ってきます」

「あら、いってらしゃい」
 背中から母の声を聞いて僕は家を出た。

 宮橋の家は事前に住所を教えてもらっていた。宮橋は自転車通学なので僕の家からはそう遠くはなく電車で一駅行ってから徒歩で20分ほど歩いて到着した。宮橋の家は住宅街にある一軒家で周囲を見渡してみると、休日の昼間ということもあってか近所では庭で親子が遊んでいたり、洗車している人がいたりと一つ一つの家庭で平和な日常の世界が広がっていた。

 LINEでもうそろそろ着くこと伝えていたが勝手に入るのは流石に非常識なので礼儀としてインターフォンを鳴らした。

 結局、1時間半も遅刻してどんな顔して宮橋が出てくるのか想像して納得してもらえるような言い訳を考えていたが宮橋家からドアを開けて出てきたのは中学生くらいの女の子だった。

「あ、こんにちは天野です」
 全く予想していなかった展開に思わず敬語を使ってしまった。いや、初対面だから別にいいのか。

「どうぞ」
 その女の子はささやくような声で言って僕は玄関で靴を脱ぎおじゃました。

 自分ち以外の家に入るとその家の蓄積された特有の匂いがあるけど宮橋家はなにか透き通るような爽やかな匂いがした。

「お兄ちゃんたちは2階にいます」
 しずしずと歩いていくその子に続き僕を2階の宮橋がいる部屋まで案内してくれた。

 どうやらお兄ちゃんということはこの子は宮橋の妹らしい。宮橋に妹がいるなんて今はじめて知った事実だけど、兄に比べると全く逆の性格をしているように見える。

 案内された部屋の前に立ち止まるとガヤガヤと話し声が聞こえた。

「お兄ちゃんお友達来たよ」

 すると部屋のドアが空いて宮橋が出てきた。いつも髪をセットして前髪を上げている姿しか見ていないからか髪をセットしていない宮橋の姿には違和感を覚えた。
「サンキュー、千夏」

 要件が済んだ妹は「ん」と言って頷くとまたしずしずと歩いて1階に降りていった。
 普段の宮橋と違って家モードの宮橋と妹が会話している姿は新鮮だった。
 何気なく妹の後ろ姿を呆然と見ていたら急に腕を引かれて強引に部屋へ入れられていた。

「樹、1時にうち来るって言ったろ」
「ごめん寝坊しちゃって」
「寝坊!?1時だぞ集合時間」
「ごめんごめん」

 宮橋の部屋に入ると大きな長方形のテーブルに大場と長内が参考書を広げて勉強していた。
 3人と訊いてたけど、どうやら長内も今日は一緒らしい。

 普段制服で彼らの私服を初めて見るせいか僕は3秒くらい目の前にいる人が誰なのか処理するのに時間をかけていた。

 2人とも私服はイメージ通りといったようで大場は白いニットにブラウンのチェスターコートを着ていて、首元には主張が強すぎないネックレスをしているあたり、ファッションにおいてかなり格上に感じた。読んだこと無いけどファッション雑誌に載ってそうだ。
 長内は黒のジャケットに白シャツで見た目の印象もあるけど高校生にしては大人っぽい服装で2人とも街なかを歩いていたら大学生に思われてもおかしくないような見た目だ。
 一方、僕は急いでいたのでタンスの引き出しの一番上に置いてある服を適当に掴んで着てきたので上下ユニクロだけど彼らの中にいたら年下だと思われるような気がした。

「おはよう天野。今朝、宮橋から電話で呼ばれたんだ」
 今朝呼ばれて行こうと思えるのか。事前に約束した事じゃないと乗り気にならない僕には考えられないことだ。

「周と樹は勉強しなさそうだから長内にも声かけたんだ」
 そう言われているが、一応今日は勉強するつもりで来た。期末テストの勉強は謹慎中の課題や自習を除いたら今日はじめて勉強するため全く準備していなかったからだ。

「僕は樹と違って勉強するけどな…」
 以前までこんないじられ方はしなかったけど僕が「卒業だけできれば成績なんてどうでもいい」と言ってから全く勉強しないような扱いを受けるようになっていた。事実ではあるけど。

「大場さっきまで手が動いてなかったぞ」
 大場の成績は中の上ぐらいと言っていたけど、この中だと学年1位の長内がいるから勉強に対する感覚がもしかしたらずれているのかもしれない。

「あ、バレてたんだ」
「まだ勉強始めて2時間しかたってないぞ」
「まあまあちょっと休憩しようぜ、樹空いてるとこ座ってくれ」
 僕は頷き空いている宮橋の向かい側に座る。

 すると、長内はなにか思い出したように僕の方を振り向き、視線を感じた僕はバックから筆箱を取り出す手を一旦止めた。

「というか、天野ってそんな成績悪かったのか?そうは見えなかったんだが」
 きっと、メガネを掛けていておとなしい=成績良さそうという式が彼の中であるのだろう。
「あんまり勉強してこなかったからそんな成績良くないんだよね。それに、あんまり成績に執着がないっていうか‥」
「良い大学に行きたいとか思わないのか?」
「うーん、あまり思わないかもな。卒業できればそれでいいから」

 宮橋と大場が顔を見合わせた。言い終わった後にあの時に話していない長内にこのことは言ってよかったのだろうかと頭によぎり、すでに終わった発言だがもう一度頭の中で確かめるように反芻した。

「でも、倉高って進学校だから殆ど進学するけど天野は就職するってことなのか?」
「うーん、それも全く考えてないや」
「大丈夫なのかそんな楽観的で?来年の4月にはもう3年だぞ」
「まあなんとかなるよ。きっと」

 正直、卒業後なんて全く何も考えてない。ただ卒業できればそれでいいとしか考えておらず卒業という目的以外にその先の未来に自分が何をやりたいかとか、何を手に入れたいかなんて考えたことすらなかった。みんなはすでに自分の未来について明確な目的があるのだろうか。

「長内君は卒業したらどうするの?」
「俺は医学部に行くよ。父が医者だから病院を継ぐからな」

 自分の目標を即座に答える彼は何か僕が思ってるよりもずっとずっと違うところを見ているようで今まで歩んできた方向が全く別物のように感じた。

 やりたいことを自分で知っている人は自分とは違って輝いて見える。


 しばらく僕らは真剣に勉強してまた長内がふと思い出したように僕の方を見た。

「そう言えば天野は謹慎中何してたんだ?」
 
 それを訊いた宮橋は握っていたシャーペンを机にコトンと置き、呆れたように首を横に振っていた。
「長内それはもう3回目だ」
「3回目?何が?」
「樹の一日はゲームと睡眠だよ」
 クルクルと快調にペンを回しながら僕の代わりに大場が答えた。
「まあそんな感じだね」
「今日も昼まで寝てたもんな」
 宮橋は以前の昼休みのときと同じようにニヤニヤとまっすぐ僕の方を向いた。
 また一つ宮橋の僕に対するイジるための要素を生み出してしまったような気がした。
「…ほんとにごめん」
「天野、それじゃあ一日を無駄にしてないか?高校生活は有限だぞ」
 まるで大人から説教されているようで僕は思わず苦笑いする。
 また、宮橋が呆れたように首を横に振っていた。
「それは俺もこの前言ったよ長内」
「そうなのか。まあ貴重な時間は大切にしろよ」
 長内は太くたくましい指で僕の肩をポンポンと叩く。
「そうだね。早起きできるように頑張るよ」
「樹はよくいままで遅刻しないで登校できたな」
「学校がある日は起きる30分前からアラームをセットしてるからなんとか起きれてるんだよ」

 クルクルと快調にペンを回していた大場がペンを一度止めて何か思い出したようだった。
「そういうえばさ期末テスト終わったら修学旅行があるよね。どこ行くんだっけ?」

 大場がそう言って僕は修学旅行が近くに迫っていることを今初めて知った。担任の福原はもちろん何も言わないし、僕もしばらく行事は何があるのか見ていなかったのですっかり忘れていた。

「3泊4日で京都だ」
「えー京都なの。僕、中学の時も行ったんだけど」
「俺は奈良だったな。京都も奈良もあんまり変わんないな。樹は中学の時どこいったんだっけ?」
 そう言い終わった後ハッとしたような表情を宮橋がした。
「僕は…行ってないからわからないな」
 なんのことかわからなかったけど僕も自分で答えた後にこの次の言葉を何にするべきか考えていた。
「行かなかったのか?体調不良とかか?」
 当然事情を知らない長内は疑問に思った様子だった。僕もどう答えるべきか思案したが、幸いにも選択肢を提示してくれたので一応逆らわずに乗ることにした。

 まさか、長内だけにあのときのようにはじめから話すのも気恥ずかしいし、今の話の流れで「不登校で行きませんでした」なんて言うのも違う気がした。

「…まあそんなところかな」
「樹って体弱そうだもんな。ははは」
 フォローしたつもりなのか宮橋は明らかに作ったような笑顔を見せると同時に僕の外見に対する悪口と捉えられる発言だったが彼の努力に免じてそこは気にしないようにした。

「てか、京都なのか。せめて沖縄とかが良かったな」
 そして、強引にも一度ずれた会話の軌道を修正を宮橋は行った。 

「うちは公立高校だから予算が大きく割けなんだ。仕方ないだろ」
「俺の中学の友達はカナダに行くって言ってたぞ」
「いいなー海外行ってみたい」
「よそはよそ、うちはうちだ」
「長内、母かよ」

 またしばらく勉強していると大場が徐に時計を確認した。
「あれ?もうこんな時間なの?なんか今日3時間くらいしかやってない気がする」

 僕も時計を見てみてみると時刻はすでに夕方の7時を回って外はすでに真っ暗になっていた。
「まあ殆ど勉強しないで喋ってたからな。話してる間にあっという間に時間が過ぎてたわ」
「そうか?俺は結構進んだぞ」

 長内のノートを見てみるとびっしりと勉強した後が残されていた。同じ空間と時間を過したとは思えない。 

「時間がたくさんあるとつい油断しちゃうよね」
 僕は自分を慰めるように言い聞かせると、たった数ページしか進んでいない数学のテキストを静かにカバンへしまった。不登校だった時にあんなに必死に勉強していた自分がまるで別人のようだ。


 期末テストの結果が返された後、5人で成績を見せあった。

倉西高校2学年期末テスト結果
天野 樹     237/355
宮橋 良太         10/355
大場 周         125/355
明島 舞香          3/355
成川 理奈      330/355


「なんか一緒に勉強した男性陣が下がって、女性陣が上がってないか?」

 言われてみればその通りだった。宮橋の家で勉強した時、長内以外はほとんど勉強してなかったので友達同士で勉強する状況でも男女の意識の差が如実に現れたのだろう。成川の順位も若干上がっているし。

「マジかー。僕、前回の中間のときから10位も下がってるんだけど。樹はどうだった?」
「…僕は50位下がってた」
「え?まじで?」
 大場が僕の方を見て一瞬固まった。
「え、ちょっと樹このままで大丈夫なの?そろそろ真剣に勉強したほうが良いんじゃない?」

 学年3位をキープしている明島に僕の成績の下落ぶりを心配されると同時に僕が最近勉強していないことが見透かされていた。
 普段の授業では真面目に聴いているふりをしているつもりだったが後ろに座る明島にはそれも全て見透かされているような気がして一抹の不安を覚えた。

「まあなんとかなるよ」
 隣にいる宮橋が僕の方に向き返り静かに僕の肩に手を置いた。
「成川に近づいてるぞ、樹」
「樹に勉強教えてあげるー」
 成川がニヤニヤと笑みを浮かべながら白い歯を見せて、仲間が増えることを期待している様子だった。
「いや、まだ大丈夫だよ…多分…だけど…ハハ」

 とは言っているけど、勉強する理由が見つかっていなくてあまり危機感は持ってないことは言わないでおいた。
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