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第30話【メイシス王女の錬金工房合宿 その五】
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「これはどんな効果になるのですか?」
「ん?液体が赤色ですね。錬金をやり過ぎても赤色になることはないはずですけど……。
普通は赤紫色になって傷口にかけてもしみるだけで全然効果がない失敗薬になるはずなんですが……?」
僕は液体をすくって成分を分析する道具にセットしながらふたりに言った。
「この液体の分析をするから悪いけど少し休憩しておいてくれないか?まあ半刻もあれば分かるだろうから」
ふたりが頷いて工房奥のカフェスペースに移動するとミルフィが紅茶を入れてくれたので一緒に休憩することにした。
* * *
「ねえねえ?メイシスって王女様よね?婚約者って居ないの?国王様はタクミと結婚して欲しいみたいに言ってたけど本気なのかな?そもそもメイシスはタクミの事どう思ってるの?」
「ララさん。あまりそう言ったことはこの場で話す内容としてはどうかと思うのですが」
「何言ってるのよ。女3人集まれば恋愛話するのは今のとれんどなのよ!この間食べに行ったかふぇで聞いたから間違いないのよ!」
「ララさん。多分それ違うと思いますの」
「ふふ。ララさんて面白いんですのね。
そうねいい機会だからちょっとだけお話しましょうか。
その前にひとつだけ教えて欲しいの。
ララさんはタクミ錬魔士様の弟子ってだけ?それとも恋人?」
「なななななんで私がタクミとここここ恋人になるのよ!
タクミとは師匠と弟子ってだけよ!それだけ……なのかな?」
「ふふ。ちょっと意地悪な聞き方だったかしら。
ごめんなさいねどうしてもララさんの気持ちを確かめてから話したかったから。
まず私はまだ14歳で成人してないから婚約者はいません。
と言っても未成年で婚約者が居る人も勿論いるんだけどね。
お父様は錬魔士様を凄く評価している事と私に錬金術の才能があったので交流をもって欲しいとの事で話を出されたようですわ。
そして私はタクミ錬魔士様のことは尊敬しておりますし、お側に置いて欲しいとも考えておりますわ。これで宜しいですか?」
メイシス王女はにこやかにララに答えた時、工房から声がかかった。
「おーい。さっきの結果が分かったぞ!休憩が終わったら工房に来てくれ!」
「あらお呼びがかかりましたね。ララさんまたゆっくりとお話しましょうね」
メイシス王女はララにそう言うとララの手をとって工房へ向かった。
* * *
「二人とも来てくれたか。液体の正体が分かったから説明しておくよ」
僕はメイシスが作った『傷薬』をガラス瓶に入れて色や臭いを確かめながらも興奮していた。
「結論から言うとこの液体は『部位欠損蘇生薬』に相当する回復の力を持っていると言える。
部位欠損とは簡単に言えば片手が無いとか片足が無いとかだがそう言った大きな怪我に対しての回復が見込める傷薬の上位版になる。
だが普通の作り方で錬金時間を長くするだけではこんなに劇的に効果が変わる薬が出来る訳はない」
僕は瓶に入れた薬をメイシス王女の前に持って推論をはじめた。
「でも!私は紙に書かれた手順通りに薬を錬金していただけでララさんと違うのも時間が長かっただけだと思うのですけど……」
「そうですね。私も見た目にはそれしか考えられないけど他にタクミは何か気がついてるの?」
「まあな。一応予測は出来てるけど確信はないからひとつ実験をしてみたいんだけどいいかな?」
「私は大丈夫です。私も何故そうなったのか知りたいです!」
「分かった。それじゃあ先程の手順で錬金してみて。
気になる所で声をかけるから一旦作業を止めてくれるかな?」
「分かりました。では始めます!」
メイシス王女は先程の手順通りに錬金を進めていった。
そしてあるタイミングで僕はメイシスにストップをかけた。
「そこで手を止めて!」
「えっ!?ここでですか?」
それは錬金釜の蓋にする魔方陣を完成させたタイミングだった。
「ララ。この魔方陣を見て気になる事はないか?」
ララは言われるままに書かれた魔方陣を覗きこんで「あっ!」と小さく叫んだ。
「ここの回路が普通ならば切れているはずなのに繋がってるのと、このスペルが一文字間違ってる……かな?」
「よしよし、よく見てるな。
そうなんだよこのスペル間違いなんだけど実はこの場合でもスペルとしては意味があって違う効果になってるんだ。
そしてここの回路が繋がる事によって効果が数倍に増幅されるんだよ。これは僕も気がつかなかったから『やられた!』感が凄かったけどな」
「えっ!?私が書いた魔方陣間違ってましたか?きちんと紙を見ながら書いたはずだったのですが……」
メイシス王女はあわてて紙に書いてある魔方陣と見比べて確認してから僕達に言った。
「やっぱり間違ってないみたいなんですけど……」
「えっ?そんなはずは……。ちょっとその紙を見せて貰えるかな?」
僕はメイシス王女から魔方陣の見本が書かれた紙を受け取り問題の箇所を確認した。すると……
「あー。これは確かにそうなるかも知れないな。ララちょっとこれを見てみろ」
僕は苦笑いをしながら魔方陣の書かれた紙をララに渡してからメイシスに言った。
問題の回路の部分は紙に破れがあり一見繋がっているように見え、スペルの所は汚れで違う文字に見えたのである。
「タクミ。これじゃあ間違えても仕方無いわねぇ。私でも初見でこれ渡されたら間違ってたかもしれないわよ」
ララも呆れた顔で僕に突っ込みを入れてきた。
「まあ、とりあえず続きを作って貰おうか。
メイシス様、その魔方陣のまま先程のタイミングまで錬金を継続してください。
それで出来ればレシピは間違いないと思われますので」
「分かりました。では続きを始めますわ」
その後定着石を入れてから確認した所間違いなく薬は出来ていたのでレシピは完成したと言える。
「しかし偶然とはいえ、メイシス様の手で作り上げたレシピですのでこの部位欠損蘇生薬のレシピ権利はメイシス様にて登録させてもらいますね。
ああ、薬の登録には商品名が必要ですのでいい名前を考えておいてください」
「えっ!?そんな、私は紙に書かれたままで作っただけですわ。
それなのにこんな貴重なレシピの権利を頂く訳にはいきませんわ」
メイシス王女は固持したが僕は人の手柄を貰わなくても充分な利権は持っているので気にする事はないと伝え押し付けた。
実はこの登録時の名前を考えるのが面倒だったこともあるんだが。
「分かりましたわ。このレシピはもっと研鑽して多くの人々を助けられる薬に仕上げてみせますわ」
メイシス王女はレシピを胸に僕に誓いの言葉を伝えてきた。
「ん?液体が赤色ですね。錬金をやり過ぎても赤色になることはないはずですけど……。
普通は赤紫色になって傷口にかけてもしみるだけで全然効果がない失敗薬になるはずなんですが……?」
僕は液体をすくって成分を分析する道具にセットしながらふたりに言った。
「この液体の分析をするから悪いけど少し休憩しておいてくれないか?まあ半刻もあれば分かるだろうから」
ふたりが頷いて工房奥のカフェスペースに移動するとミルフィが紅茶を入れてくれたので一緒に休憩することにした。
* * *
「ねえねえ?メイシスって王女様よね?婚約者って居ないの?国王様はタクミと結婚して欲しいみたいに言ってたけど本気なのかな?そもそもメイシスはタクミの事どう思ってるの?」
「ララさん。あまりそう言ったことはこの場で話す内容としてはどうかと思うのですが」
「何言ってるのよ。女3人集まれば恋愛話するのは今のとれんどなのよ!この間食べに行ったかふぇで聞いたから間違いないのよ!」
「ララさん。多分それ違うと思いますの」
「ふふ。ララさんて面白いんですのね。
そうねいい機会だからちょっとだけお話しましょうか。
その前にひとつだけ教えて欲しいの。
ララさんはタクミ錬魔士様の弟子ってだけ?それとも恋人?」
「なななななんで私がタクミとここここ恋人になるのよ!
タクミとは師匠と弟子ってだけよ!それだけ……なのかな?」
「ふふ。ちょっと意地悪な聞き方だったかしら。
ごめんなさいねどうしてもララさんの気持ちを確かめてから話したかったから。
まず私はまだ14歳で成人してないから婚約者はいません。
と言っても未成年で婚約者が居る人も勿論いるんだけどね。
お父様は錬魔士様を凄く評価している事と私に錬金術の才能があったので交流をもって欲しいとの事で話を出されたようですわ。
そして私はタクミ錬魔士様のことは尊敬しておりますし、お側に置いて欲しいとも考えておりますわ。これで宜しいですか?」
メイシス王女はにこやかにララに答えた時、工房から声がかかった。
「おーい。さっきの結果が分かったぞ!休憩が終わったら工房に来てくれ!」
「あらお呼びがかかりましたね。ララさんまたゆっくりとお話しましょうね」
メイシス王女はララにそう言うとララの手をとって工房へ向かった。
* * *
「二人とも来てくれたか。液体の正体が分かったから説明しておくよ」
僕はメイシスが作った『傷薬』をガラス瓶に入れて色や臭いを確かめながらも興奮していた。
「結論から言うとこの液体は『部位欠損蘇生薬』に相当する回復の力を持っていると言える。
部位欠損とは簡単に言えば片手が無いとか片足が無いとかだがそう言った大きな怪我に対しての回復が見込める傷薬の上位版になる。
だが普通の作り方で錬金時間を長くするだけではこんなに劇的に効果が変わる薬が出来る訳はない」
僕は瓶に入れた薬をメイシス王女の前に持って推論をはじめた。
「でも!私は紙に書かれた手順通りに薬を錬金していただけでララさんと違うのも時間が長かっただけだと思うのですけど……」
「そうですね。私も見た目にはそれしか考えられないけど他にタクミは何か気がついてるの?」
「まあな。一応予測は出来てるけど確信はないからひとつ実験をしてみたいんだけどいいかな?」
「私は大丈夫です。私も何故そうなったのか知りたいです!」
「分かった。それじゃあ先程の手順で錬金してみて。
気になる所で声をかけるから一旦作業を止めてくれるかな?」
「分かりました。では始めます!」
メイシス王女は先程の手順通りに錬金を進めていった。
そしてあるタイミングで僕はメイシスにストップをかけた。
「そこで手を止めて!」
「えっ!?ここでですか?」
それは錬金釜の蓋にする魔方陣を完成させたタイミングだった。
「ララ。この魔方陣を見て気になる事はないか?」
ララは言われるままに書かれた魔方陣を覗きこんで「あっ!」と小さく叫んだ。
「ここの回路が普通ならば切れているはずなのに繋がってるのと、このスペルが一文字間違ってる……かな?」
「よしよし、よく見てるな。
そうなんだよこのスペル間違いなんだけど実はこの場合でもスペルとしては意味があって違う効果になってるんだ。
そしてここの回路が繋がる事によって効果が数倍に増幅されるんだよ。これは僕も気がつかなかったから『やられた!』感が凄かったけどな」
「えっ!?私が書いた魔方陣間違ってましたか?きちんと紙を見ながら書いたはずだったのですが……」
メイシス王女はあわてて紙に書いてある魔方陣と見比べて確認してから僕達に言った。
「やっぱり間違ってないみたいなんですけど……」
「えっ?そんなはずは……。ちょっとその紙を見せて貰えるかな?」
僕はメイシス王女から魔方陣の見本が書かれた紙を受け取り問題の箇所を確認した。すると……
「あー。これは確かにそうなるかも知れないな。ララちょっとこれを見てみろ」
僕は苦笑いをしながら魔方陣の書かれた紙をララに渡してからメイシスに言った。
問題の回路の部分は紙に破れがあり一見繋がっているように見え、スペルの所は汚れで違う文字に見えたのである。
「タクミ。これじゃあ間違えても仕方無いわねぇ。私でも初見でこれ渡されたら間違ってたかもしれないわよ」
ララも呆れた顔で僕に突っ込みを入れてきた。
「まあ、とりあえず続きを作って貰おうか。
メイシス様、その魔方陣のまま先程のタイミングまで錬金を継続してください。
それで出来ればレシピは間違いないと思われますので」
「分かりました。では続きを始めますわ」
その後定着石を入れてから確認した所間違いなく薬は出来ていたのでレシピは完成したと言える。
「しかし偶然とはいえ、メイシス様の手で作り上げたレシピですのでこの部位欠損蘇生薬のレシピ権利はメイシス様にて登録させてもらいますね。
ああ、薬の登録には商品名が必要ですのでいい名前を考えておいてください」
「えっ!?そんな、私は紙に書かれたままで作っただけですわ。
それなのにこんな貴重なレシピの権利を頂く訳にはいきませんわ」
メイシス王女は固持したが僕は人の手柄を貰わなくても充分な利権は持っているので気にする事はないと伝え押し付けた。
実はこの登録時の名前を考えるのが面倒だったこともあるんだが。
「分かりましたわ。このレシピはもっと研鑽して多くの人々を助けられる薬に仕上げてみせますわ」
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